【メルマガ 2015年09月のお薦め舞台】

 2015年9月のお薦め舞台10本+αをご紹介します。

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 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 131    2015.09.01  2,243部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
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 ◎暑い暑いと文句を言ってたくせに、涼しくなると淋しい…。
  芸術の秋、始まります。今月は気になるストレート・プレイが多い!

    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください!

 ◎facebookページ↓でブログ更新を報告しています。
   http://www.facebook.com/shinobureview
   よかったら「いいね!」をクリックしてくださいね♪


○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め10本+α】
   
   ◎No.1→梅田芸術劇場『夜への長い旅路』
       09/07-23シアタートラム
       ≪東京、大阪≫
       http://www.umegei.com/schedule/455/

 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→SCOT『世界の果てからこんにちは』 ※9/5(土)に上演あり!
       08/22、08/29、09/05富山県利賀芸術公園・野外劇場
       http://tinyurl.com/oasnxn5

 ◆3【ナショナル・シアター・ライヴに夢中!再上映もあります♪】

   今月は『宝島』。池袋ではカンバーバッチ主演2作も再上映!
    http://www.ntlive.jp/

 ◆4【編集後記】

   ◎初めて利賀の芸術公園に行き、特別な体験ができました。
   ◎新国立劇場演劇研修所の修了生によるNNTD Actors projectが誕生!

 ◆5【このメルマガについての注意事項(毎月ほぼ同じ内容です)】

   ◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪

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 ◆1 【今月のお薦め10本+α】
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 ▽★印がいちおし公演です(3本)。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・税込価格・URL
 ▽氏名は敬称略で並びは順不同。座種の記述がない公演は全席指定。
 ※間違いがあるかもしれません。最新情報や詳細は公式サイトでご確認を。

0.シス・カンパニー『RED(レッド)』
  08/21-10/04新国立劇場小劇場
  ☆出演:小栗旬、田中哲司
   脚本:ジョン・ローガン 翻訳・演出:小川絵梨子
   S席:¥8000 バルコニーS席:¥7000 バルコニーA席:¥5000
   バルコニーB席:¥4000 小学生未満のお子様はご入場いただけません。
    http://www.siscompany.com/red/
   「小栗旬&田中哲司×小川絵梨子の顔合わせでトニー賞受賞作を日本初演 
    シス・カンパニー公演『RED』が8月より上演」↓
    http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2015/06/05.php
   先月のメルマガ↓のお薦めNo.1。10月上旬までなので特別に掲載。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0801000004.html

1.こまつ座『國語元年』
  09/01-23紀伊國屋サザンシアター
  ≪東京、兵庫、愛知、宮城、山形≫
  ☆出演:八嶋智人、朝海ひかる、久保酎吉、那須佐代子、田根楽子、
    竹内都子、後藤浩明、佐藤誓、土屋裕一、森川由樹、たかお鷹、山本龍二
   脚本:井上ひさし 演出:栗山民也
   一般 :8,400円 夜チケット :7,800円 学生: 5,500円
    http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#194
   井上ひさし戯曲を栗山民也さんが演出。2005年のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2005/0710115450.html
   舞台は「全国統一の話し言葉を制定せよ」との命令が下った明治7年。
   日本各地の個性豊かな方言が飛び交います。俳優の大健闘に期待。
   世界中で否応なしに画一化が進む今、気づかされることが多そうです。
   シアターガイド↓「八嶋智人主演 こまつ座『國語元年』公開稽古」
    http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2015/08/28.php

2.パルコ・プロデュース『タンゴ・冬の終わりに』
  09/05-27 PARCO劇場
  ≪東京、大阪、石川、福岡、愛知、新潟、富山、宮城≫
  ☆出演:三上博史、倉科カナ、神野三鈴、岡田義徳、有福正志、
      有川マコト、小椋毅、河井青葉、青山美郷、三浦翔哉、梅沢昌代、
      ユースケ・サンタマリア、他
   脚本:清水邦夫 演出:行定勲
   9,500円 U-25チケット=6,000円(観劇時25歳以下対象)
    http://www.parco-play.com/web/program/tango2015/
   清水邦夫さんの1984年初演戯曲に三上博史さんが主演。映画館が舞台なので
   映画監督の行定勲さんの演出にはこだわりがありそう。過去レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/1116012406.html

★3.梅田芸術劇場『夜への長い旅路』
  09/07-23シアタートラム
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:麻実れい、田中圭、満島真之介、益岡徹
   原作:ユージン・オニール
   翻訳・台本:木内宏昌 演出:熊林弘高
   8500円
    http://www.umegei.com/schedule/455/
   熊林弘高さんの演出と木内宏昌さんの台本でE・オニール戯曲を上演。

  ●お薦めポイント●

   熊林さんと木内さんは長年、タッグを組んで創作をされています。
   最近だと昨年の『TRIBES トライブス』↓は特に素晴らしかったです。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0113214339.html

   キャスト4人全員が名実ともに魅力的!喜びの悲鳴を上げるレベル!
   田中圭さんは『TRIBES トライブス』に出演、麻実れいさんと
   満島真之介さんは『おそるべき親たち』↓で共演されてますから、
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0315231744.html
   熊林&木内ワールドの経験者が多い座組みです。手堅い!

   『夜への長い旅路』は作者の自伝的戯曲で、ピュリッツァー賞受賞作。
   父、母、兄、弟という家族の濃密な1日を描く戯曲で、私は2000年に↓拝見。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2000/0708120308.html
   限界を超えるほどに互いを追い詰めていく、強烈な会話劇です。 
   私は主演の三田和代さんの演技に圧倒され、女優になることを
   諦めたので(笑)、その意味でも個人的に決して忘れられない作品です。

   今回は2時間40分(休憩15分含む)の予定↓。かなり短くなってます。
    https://twitter.com/yoru_tabiji/status/637142824438202368

4.ホリプロ『NINAGAWAマクベス』
  09/07-10/03 Bunkamuraシアターコクーン
  ☆出演:市村正親 田中裕子 橋本さとし 柳楽優弥 瑳川哲朗 吉田鋼太郎 他
   脚本:シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 演出:蜷川幸雄
   S席:13500円 A席:9500円 コクーンシート:7000円
    http://hpot.jp/stage/ninagawa-macbeth
   1980年初演の蜷川幸雄さんの名作が、17年ぶりに新キャストで復活。
   海外での評価も高い“仏壇マクベス”。10/2(金)18:30に追加公演あり。
   個人的には田中裕子さんのマクベス夫人が観たいです~。

5.秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場『真珠の首飾り』
  09/11-20紀伊國屋ホール
  ≪東京3か所≫
  ☆出演:葛西和雄 昆野美和子 吉村直 杉本光弘 島本真治 北直樹 他
   脚本:ジェームス三木 演出:板倉哲
   一般:前売5,150円 当日5,500円
   U30(30歳以下):前売3,100円 当日3,400円
   高校生以下2,000円
    https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20150714104500.html
   舞台は1946年の東京。日本国憲法の草案作成の現場を描くお芝居です。
   主人公は2012年に亡くなった↓ベアテ・シロタ・ゴートンさん。
    http://blogos.com/article/53354/
   こちら↓によると戯曲が書かれたのは1998年です。
    http://kenpou.saitamasogo.jp/?p=327
   現政権が解釈改憲しようとしている今だからこその再演なのでしょう。

6.キューブ『KERA・MAP#006「グッドバイ」』
  09/12-27世田谷パブリックシアター
  ≪東京、福岡、新潟、大阪、長野、神奈川≫
  ☆出演:仲村トオル、小池栄子、水野美紀、夏帆、門脇麦、町田マリー、
    緒川たまき、萩原聖人、池谷のぶえ、野間口徹、山崎一
   原作:太宰治 脚本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
   S席:8,800円、A席:6800円(前売・当日共)
   U24(18~24歳):5,800円 高校生以下割引:4800円
   車椅子スペース:S席料金より10%割引(付添者は1名まで無料)
    http://cubeinc.co.jp/stage/info/keramap006.html
   太宰治の未完小説を基にケラリーノ・サンドロヴィッチさんが脚本・演出。
   大勢いる愛人たちと手を切ろうとする男性のお話です。
   ご本人のツイート↓によると懐かしい感じのライトな喜劇になるそう。
    https://twitter.com/kerasand/status/623827392067301377
    https://twitter.com/kerasand/status/624625946838986752
    https://twitter.com/kerasand/status/631854000325832704
   ケラさんの劇世界をよくご存じの俳優さんが揃っています。

7.柿喰う客『天邪鬼』
  09/16-23本多劇場
  ≪東京、兵庫、岐阜≫
  ☆出演:七味まゆ味 玉置玲央 永島敬三 大村わたる 葉丸あすか 中屋敷法仁
   脚本・演出:中屋敷法仁
   極楽:6,800円(最前列保証+プレゼント複数)
   一般:4,800円 学生:2,800円 高校生以下:1,800円
   なかよし割(3人以上):
   なかよし一般3,800円 なかよし学生1,800円 なかよし高校生以下1,000円
    http://kaki-kuu-kyaku.com/ ↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=66540
   中屋敷法仁さんが作・演出・出演される人気劇団柿喰う客の、
   出演者が劇団員のみの新作。CINRA「中屋敷法仁インタビュー」↓
    http://www.cinra.net/interview/201508-nakayashikinorihito
   「10万人動宣言」を経て、小劇場劇団としては大がかりな広報活動を展開中。
   新メンバー(俳優)も募集しています。告知エントリー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0809114638.html
   子供の空想の戦争ごっこが殺傷能力を持つようになり、大人たちは
   子供に演劇教育を施してその力を利用しようとする…というあらすじ。
   岸田國士戯曲賞・最終候補作『無差別』↓がとても好きだったので、
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0716232853.html
   中屋敷さんが約1年半ぶりの新作戯曲で何を提示されるのか楽しみ。

8.イキウメ『カタルシツ「語る室」』
  09/19-10/04東京芸術劇場シアターイースト
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:浜田信也 安井順平 盛隆二 大窪人衛 木下あかり 板垣雄亮 中嶋朋子
   脚本・演出:前川知大
   前売4,500円 当日4,800円
    http://www.geigeki.jp/performance/theater099/
   前川知大さんが作・演出される人気劇団イキウメの新作SFミステリー。
   中嶋朋子さんの出演がとても楽しみ。前作レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0513002945.html
   イキウメは「しっかりした物語がある小劇場演劇が観たい」方にお薦め。

★9.ヨーロッパ企画『遊星ブンボーグの接近』
  09/25-10/04本多劇場
  ≪滋賀、京都、愛知、東京、大阪、高知、広島、福岡、神奈川≫
  ☆出演:石田剛太 酒井善史 角田貴志 諏訪雅 土佐和成 中川晴樹
    永野宗典 西村直子 本多力 岡嶋秀昭 吉川莉早 中西ちさと 川岡大次郎
   脚本・演出:上田誠
   前売4,500円/当日5,000円(全席指定・未就学児入場不可)
   学生シート(前売のみ)3,500円
    http://www.europe-kikaku.com/projects/e34/
   上田誠さんが作・演出される、京都拠点の人気劇団ヨーロッパ企画の
   新作ツアー。毎年、東京に来てくれて嬉しいです。昨年レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0904205624.html
   親しみやすい笑い満載でありながら、実は痛烈な社会風刺も含んでいたり。
   今回の題材は文房具なんですね。友達、恋人、家族を誘って、
   座席と床面が新しくなった本多劇場↓へGO!
    https://twitter.com/honda_theater/status/633903930750058496

10.株式会社エイチ・アンド・ビースタッフ『マクベス』
  09/30-10/04ラゾーナ川崎プラザソル
  ラゾーナ川崎プラザソル9周年記念公演
  ☆出演:梶原航 山崎薫(崎は違う漢字) 白川哲次 大里秀一郎 日下諭
    木村圭吾 頼田昂治 寺内淳志 吉田健悟 薄平広樹 坂川慶成 小山貴司
   脚本:W・シェイクスピア、翻訳:河合祥一郎 演出:西沢栄治
   全席自由 一般前売4000円 一般当日4200円
   小中高生前売2000円 小中高当日2200円
    https://www.facebook.com/macbeth2015.plazasol
   ↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=66593
   1人を除き出演者全員が新国立劇場演劇研修所の修了生という『マクベス』。
   同研修所の修了生が多数出演する沙翁劇といえば、昨年の河合祥一郎さん
   翻訳・演出『から騒ぎ』が凄かったんです。私の小劇場ベスト3↓でした。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1226230858.html
   きっと海外古典を今の物語として、生きた言葉で伝えてくれると思います。
   演出が西沢栄治さんなので、熱と重みのあるお芝居になるのではと想像。

 ★★★────────────────────────────── 
  前売3000円台の気になる作品を8本ご紹介します。
 ──────────────────────────────★★★

《1》範宙遊泳『幼女Xの人生で一番楽しい数時間』
  09/02-07こまばアゴラ劇場
  ≪東京、札幌、愛知≫
  ☆『幼女X』出演:大橋一輝、埜本幸良 『楽しい時間』出演:福原冠
   脚本・演出:山本卓卓
   <整理番号付自由席>
   一般=3,000円 学生=2,500円
   高校生以下=1,000円 ※当日券は、各500円増
    http://hanchuyuei.com/top.html#next
   山本卓卓さんが作・演出される劇団範宙遊泳の2本立て公演です。
   『幼女X』はマレーシア、タイで上演され、共同制作もされました。
   私は昨年2月のTPAM↓で拝見し、プロジェクターの映像と
    http://tinyurl.com/p95ueyt
   俳優に負荷をかける演出が効果的で、題材はハードですが、
   とても面白い作品だと思いました。
  ※東浩紀さんが経営するゲンロンカフェでトークイベントあり。
   ゲンロン「山本卓卓 × 黒瀬陽平 × さやわか
    演劇は〈現代の寓話〉を語れるか──範宙遊泳のフィクションと身体」
    09/25 [金] 19:00 ~ 21:00
    http://genron-cafe.jp/event/20150925/

《2》On7『その頬、熱線に焼かれ』
  09/10-20こまばアゴラ劇場
  ☆出演:小暮智美 尾身美詞 安藤瞳 渋谷はるか 吉田久美 保亜美 宮山知衣
   脚本:古川健 演出:日澤雄介
   一般 前売:3600円/当日:4000円
   初日・二日目割引 前売:3200円/当日:3600円
   大学・専門学生2800円 高校生以下2000円
    http://onnana.com/arc_2.php
   On7(オンナナ)は新劇の劇団に所属する若手女優7人によるユニットです。
   第1回公演↓は「CoRich舞台芸術まつり!2014春」の最終選考作品でした。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0325234938.html
   今回は骨太な社会派作品で評価を獲得している劇団チョコレートケーキの
   座付劇作家、演出家に新作を依頼。題材は原爆乙女です。

《3》風琴工房『無頼茫々(ぶらいぼうぼう)』
  09/12-20ザ・スズナリ
  ☆出演:板倉チヒロ、吉増裕士、桑原裕子、とみやまあゆみ、酒巻誉洋、
      金成均、今藤洋子、栗原茂、杉木隆幸、永山智啓、たなか沙織、
      川村紗也、荒木秀智
   脚本・演出:詩森ろば
   前売3800円 当日4000円 障害者2000円 学生当日券2000円
   平日はじめて割(5組10枚限定)3800円※はじめての方含む2名分
    http://windyharp.org/buraibobo/ ↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=67113
   詩森ろばさんが作・演出される風琴工房の再演作です。初演レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0512110057.html
   キャスト一新して挑むのは、政党のタイコモチに成り下がった新聞社のお話。
   2009年の初演から6年経ち、現実が戯曲に追いついてしまった…いや、
   大正時代に逆戻りしてしまった…いや、ずっと変わってないだけかも…。

《4》劇団青年座スタジオ公演『二人だけのお葬式~かの子と一平~』
  09/17-23青年座劇場
  ☆出演:津田真澄、山路和弘、綱島郷太郎、佐川和正、松田周
   脚本:吉永仁郎 演出:金澤菜乃英
   日時指定・全席自由 前売・当日共に3,800円
    http://seinenza.com/performance/studio/s117.html
   “かの子と一平”とは、芸術家の岡本太郎の母とその夫のことです。
   「吉永仁郎の戯曲の中で唯一舞台となっていない作品」↓とのこと。
    http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/eien/?p=4164
   金澤菜乃英さんの演出家デビュー作になるそうです。山路和弘さんら、
   青年座のベテラン俳優と濃いお仕事をしてくださるといいなと思います。

《5》多摩イチキロフェス
  『ままごと×パルテノン多摩「あたらしい憲法のはなし」』
  09/19-20水上ステージ
  ☆出演:藍屋奈々子 有吉宣人 池田優香 伊藤健太 今治ゆか 岩崎航
    うらじぬの 大道朋奈 Q本かよ クリス・グレゴリー 鯉沼トキ
    鈴鹿通儀 徳永梓 永滝元太郎 永野百合子 成尾公生多 新倉ケンタ
    前田隆成 三科喜代 宮崎真由美(崎は違う漢字) 宮部純子
   作・演出:柴幸男(ままごと)
   音楽・出演:青木拓磨(パウンチホイール)
   前売:一般 3,000円、アテナ会員 2,500円、学生 1,500円
   当日券は一律300円増し ※整理番号付き自由席
   ※9月19日(土)・20日(日)各日17:30開演
   ※上演時間は1時間を予定 ※雨天決行・荒天中止
    http://1kmfes.com/program_01.php
   多摩イチキロフェスの水上ステージで柴幸男さんの新作が上演されます。
   オーディション告知↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0416135947.html
   新宿から電車で30分の多摩センター駅から1キロ圏内で、さまざまな
   アトラクションが観られます。無料演目も多数あり。
   場所と時間帯は↓こちらで確認。土日の2日間めいっぱい楽しめそう。
    http://1kmfes.com/program.php

★《6》木ノ下歌舞伎『心中天の網島』
  09/23-10/07こまばアゴラ劇場
  ≪京都、東京≫
  ☆出演:伊東沙保 小林タクシー 島田桃子 武谷公雄 西田夏奈子 
      日高啓介(高ははしご高) 若松朋茂
   作:近松門左衛門 監修・補綴:木ノ下裕一
   演出・作詞・音楽:糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)
   [日時指定・入場整理番号付き自由席]
   一般¥3,300 U-25¥2,500 高校生以下¥1,000
    http://kinoshita-kabuki.org/amishima/
   木ノ下裕一さんが監修・補綴・主宰される木ノ下歌舞伎の新作。
   歴史的文脈を踏まえた上で、歌舞伎演目を現代劇として上演する手腕が
   高く評価され、今年上半期の読売演劇大賞中間選考会↓で作品賞を受賞。
    http://info.yomiuri.co.jp/release/2015/07/post-1124.html
   創作方法が独特です。参照:出演者のツイート↓
    https://twitter.com/kobayashitaxi/status/637748436842909700
   8月には木ノ下さんがゲンロンカフェ↓に出演されました。
    http://genron-cafe.jp/event/20150814/
   今回の演出はFUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介さん。
   CoRich舞台芸術まつり!グランプリ受賞者同士のインタビュー↓
    http://stage.corich.jp/special/mimino-tunnel.html

《7》座・高円寺 劇場へいこう!2015『旅とあいつとお姫さま』
  09/24-10/04座・高円寺1
  一般公演:9/26(土)、9/27(日)、10/01(木)、10/03(土)、10/04(日)
  ☆出演:服部吉次、高田恵篤、KONTA、楠原竜也、辻田暁、若松力
   脚本・演出:テレーサルドヴィコ
   全席自由 大人(18歳以上)3,000円
   ユース(16歳以上)2,000円
   中学生以下:無料(事前に、座・高円寺チケットボックスにて予約)
   星めぐりセット券(『ふたごの星』と『旅と~』のセット):
    大人4,000円、ユース3,000円 
    http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=1328
   座・高円寺が今年も杉並区の中学生以下の子供たちを全員招待してくれます。
   『旅とあいつとお姫さま』は子供向けとあなどってはいけない傑作です。
   怖くて、少しエッチで、魔術的なスリルがあります。2009年のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1001174052.html
   なんとこれがファイナル公演だそうです。ご覧になってない方は是非とも!

《8》劇団青年座スタジオ公演『第十七捕虜収容所』
  09/29-10/04青年座劇場
  ☆出演:山野史人 佐藤祐四 植村喜八郎 山賀教弘 豊田茂 桜木信介
      嶋田翔平 中野亮輔 塩崎こうせい 土田卓 緒方和也 伊藤亜斗武
   脚本:Donald Bevan、Edmund Trzcinski
   翻訳台本=たかしまちせこ 演出:齊藤理恵子
   指定席:4000円【最前列・2列目指定席(お土産付き)】
   自由席:3800円(一般)、2800円(学生)
   フリーパスチケット:16000円【何回でもご観劇できます】
    http://seinenza.com/performance/studio/s118.html
   舞台は1944年のドイツ軍捕虜収容所。米国軍捕虜の中にスパイがいて…。
   幾度も再演されている戦場のサスペンス群像劇です。2001年のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2001/1126131811.html
   いい戯曲なので、真摯な演技で隙なく見せてくれるといいなと思います。
   CoRich舞台芸術!↓でチケットプレゼント実施中!(9/28まで)
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=53200

 ☆☆☆────────────────────────────── 
  前売2000円台以下の気になる作品を3本ご紹介します。
 ──────────────────────────────☆☆☆

[1]Produce lab 89『官能教育 神里雄大×マルケス「エレンディラ」』
  09/04-05音楽実験室 新世界
  ☆出演:篠崎大悟、岩澤侑生子、池田萌子
   原作:ガルシア・マルケス 構成・演出:神里雄大(岡崎藝術座)
   <全席自由> 料金:2,500円(全席自由)+ドリンク代
   上演時間は約1時間。
    http://producelab89.com/2015/08/685
   演劇ジャーナリストの徳永京子さんが責任者をつとめるProduce lab 89の
   新作。神里雄大さんがマルケス作『エレンディラ』を約1時間の朗読劇に。
   公式サイトの神里さんの文章から、かなりエロティックなものになる予感。
   9/4(土)は22:00の回あり。会場は六本木から徒歩圏内のライブハウスです。

[2]NNTD Actors project キダハシワークス『島 The Island』
  09/06、12-13芸能花伝舎・新国立劇場演劇研修所内スタジオ
  ☆出演:窪田壮史、野坂弘
   脚本:アソル・フガード ジョン・カニ ウィンストン・ヌッショナ
   演出:田中圭介 翻訳(新訳) :黒川陽子 デザイン:荒巻まりの
   一般1800円 学生:1000円
    https://www.facebook.com/events/1656479094565806/
   新国立劇場演劇研修所の修了生がNNTD Actors projectというユニットを
   立ち上げました。その中から生まれた初の演劇上演企画です。
   会場は新国立劇場演劇研修所内スタジオ。
   出演の2人に加え、チラシのデザインを手掛けたのも修了生です。
   劇作家アソル・フガードの作品は過去に2作拝見していまして、
   特に『ハロー・アンド・グッバイ』↓は素晴らしかったです。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/0715231919.html
   2人の男優の演技合戦で見せる濃厚ストレート・プレイに超~期待!

[3]演劇系大学共同制作vol.3『カノン』
  09/11-15東京芸術劇場シアターイースト
  ☆出演:青木笑夏、秋草瑠衣子、熱田貴子、今川諒祐、大橋悠太、奥萌、
    小黒沙耶、河合祥子、久保賢大、小池琢也、小島彰浩、後関貴大、
    小林風花、鈴木佑一郎、須藤瑞己、長原茉穂、瘧師光一郎、牧野萌、
    三浦こなつ、南煕貴、山本祐路、吉田恵、吉次匠生、渡邉紀穂、
    大石貴也、八木光太郎
   脚本:野田秀樹 演出:野上絹代(快快)
   日時指定 全席自由 前売り・当日同一料金
   一般2,500円 大学生1,500円 高校生500円
    http://endairen.net/canon/index.html ↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=66238
   桜美林、玉川、多摩美、桐朋学園、日大という演劇系大学の企画。
   快快の野上絹代さんが野田秀樹さんの戯曲↓を演出されます。
    https://www.nodamap.com/site/play/19
   出演者は大学生(のみ?)。野上さんは振付家、俳優としての活躍が
   目立ちますが、私は演出手腕も確かな方だと思っています。関連エントリー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0405120729.html
  ※公演期間中にシンポジウムが開催されます。
   「シンポジウム 新進演劇人育成の現場『カモン』!」
   09/14東京芸術劇場シアターイースト
   16時30分~19時30分、参加費無料、要事前予約
    基調報告:木佐貫邦子(総合司会)
    第一部 登壇者:野上絹代×岩井秀人 聞き手:徳永京子
    第二部登壇者:徳永京子 楫屋一之 相馬千秋 聞き手:松山立
     http://www.endairen.net/canon/simpo.html

≪ダンス≫

 ○KAAT神奈川芸術劇場『GERMINAL(ジェルミナル)』
  09/11-13神奈川芸術劇場・大スタジオ
  KAAT Dance Series 2015/Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015
  ☆出演:ジャン-バティスト・ドラノワ、アロリー・ゴエルジェ、
      ドゥニ・ロベール、ベアトリッツ・セティヤン
   前売 4,000円 当日 4,500円 学生 2,500円
    http://www.kaat.jp/d/germinal
    http://dance-yokohama.jp/eventprogram/germinal/
   ダンス関係者から教えていただいたお薦め演目です。
   ダンスか演劇かというジャンル分けができない斬新な作品とのこと。
   3ステージしかないので急いで予約しなきゃ!
  ※初日前日にプロデューサーのジュリアン・フルネさんの講演があります。
   アンスティチュ・フランセ東京「ル・ラボ vol.6
    ジュリアン・フルネによる講演「21世紀の舞台鑑賞術」
   09/10(木)アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
   講演・アフタートークは同時通訳が付きます。
    http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/le-labo-vol-6/

≪首都圏以外≫

 ○まつもと市民芸術館『スカパン 凱旋公演』
  09/20-26会場3か所(A、B、C)
  シビウ国際演劇祭正式招待作品
  A:信濃毎日新聞社新松本本社建設地/Flying Theatre 空中劇場
  B:ピカデリーホール
  C:松本市美術館/Flying Theatre 空中劇場
  ☆出演:串田和美 高岡奏輔 馬渕英俚可 太田緑ロランス 内田紳一郎 
    坂本慶介 近藤隼 佐藤卓 細川貴司 下地尚子 池田六之助 北嶌学
   作:モリエール(「スカパンの悪巧み」) 訳:内藤俊人
   潤色・美術・演出:串田和美
   全席自由 一般:4,000円 U-25:2,500円
    http://www.mpac.jp/event/12170.html
   串田和美さんが芸術監督をつとめるまつもと市民芸術館は、松本ならではの
   作品を創作し続け、今や「松本でしか生み出せない、松本でしか観られない」と
   言える舞台が上演される劇場になっているように思います。

 ○SPAC・静岡県舞台芸術センター『舞台は夢』
  09/23-10/11静岡芸術劇場
  SPAC Autumn→Spring Season #1
  ☆出演:阿部一徳、大高浩一、加藤幸夫、小長谷勝彦、桜内結う、
      大道無門優也、武石守正、寺内亜矢子、野口俊丞、本多麻紀、
      牧山祐大、渡辺敬彦、ブノワ・レジヨ
   脚本:ピエール・コルネイユ 台本:久保田梓美
   演出:フレデリック・フィスバック
   SPACの会 3,400円 ペア割引:3,200円(2名様で1枚につき)
   一般:4,100円 ペア割引:3,600円(2名様で1枚につき)
   グループ割引:3,200円(3名様以上で1枚につき)
   ゆうゆう割引:3,400円(満60歳以上の方)
   学生割引:[大学生・専門学校生]2,000円 [高校生以下]1,000円
   障がい者割引:2,800円[障害者手帳をお持ちの方]※付添い(1名様)は無料
    http://spac.or.jp/illusion_2015.html
   宮城聰さんが芸術総監督をつとめるSPACの新作。フランス人演出家の
   F.フィスバックさんはSPACで『令嬢ジュリー』↓も演出されていました。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1010112642.html
   『舞台は夢』は新国立劇場での上演↓を拝見。劇中劇が面白いです。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/1203235901.html
   9/26(土)15:00の回は片道1,000円の東京往復バスあり。
    http://spac.or.jp/illusion_2015.html#a4

 ○兵庫県立ピッコロ劇団『当世極楽気質』
  09/30-10/04ピッコロシアター
  ☆出演:兵庫県立ピッコロ劇団
   脚本:長田育恵(てがみ座) 演出:上村聡史(文学座)
   一般:3,500円 大学生・専門学校生:2,500円 高校生以下:2,000円
   劇場会員割引などあり。
   13歳~19歳限定応援チケット:500円:定員10人(抽選)
    http://kokucheese.com/event/index/289260/
    http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/event/detail/?id=130
   長田育恵さんの新作戯曲を上村聡史さんが演出されるなんて凄い!
   題材は日本で初めてシェイクスピア作品の全訳を果たした坪内逍遙。

≪ご参考≫

 「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
  http://www.shinobu-review.jp/schedule.html

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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.SCOT『世界の果てからこんにちは』
  08/22、08/29、09/05富山県利賀芸術公園・野外劇場
  ☆人口500人弱という地域の野外劇場が、約700人の観客でほぼ満席に。
   たった数百人のために上がる花火なんて生まれて初めて!
   眼前に広がる、例年の1.5倍という大盤振る舞いの見事な花火が、
   第二次世界大戦中の無数の砲弾や、撃ち落とされ燃え上がる
   零戦の機体に見えるなんて。興奮、喜び、悲しみが入り交じり、涙。
    http://tinyurl.com/oasnxn5
   ※9/5(土)20:00の回には富山駅からの往復バス(片道500円)あり。
    富山駅北口11:00発→利賀芸術公園13:00着
    利賀芸術公園22:00発→富山駅北口24:00着
    9/5(土)朝に東京を出て、夜は富山に一泊して帰る週末観劇も可能!
    東京駅から富山駅までは北陸新幹線で最速2時間8分です。
    チケット代は“ご随意に”という寄付制です。
    公式サイト:http://www.scot-suzukicompany.com/sss/2015/

2.アートネットワーク・ジャパン
  『子どもに見せたい舞台vol.9「アンデルセン童話集」』
  08/08-16あうるすぽっと
  ☆糸井幸之介さんが脚本、音楽、演出を手掛け、井手茂太さんが振付。
   FUKAIPRODUCE羽衣の全てを肯定する世界観が童話と奇跡的マッチング!
   元気に踊り歌う場面で涙腺決壊。喜劇も悲劇も真っ直ぐ物語り、
   俳優の演技から真心が伝わる。衣装も素晴らしい!
    http://toshima-saf.jp/2015/andersen.html

3.庭劇団ペニノ『地獄谷温泉 無明の宿』
  08/20-24、08/27-30森下スタジオ・Cスタジオ
  ☆淡々と積み上がる物語を覗き見。諦めたつもりでも、まだ夢や欲に
   執着する人々の本性がじわじわと。人形遣いの親子の会話から、
   果たして私自身は人間なのか?と問うことに。
   凝った装置に耽溺する幸せ。ラストは切ない。
   タニノクロウさんの新作を日本で観られることに感謝。
    http://niwagekidan.org/performance_jp/374

  その他は名取事務所『壊れた風景』、ミナモザ『彼らの敵』、
  松竹・こまつ座『もとの黙阿弥』、ホリプロ『100万回生きたねこ』、
  青年座『外交官』、新国立劇場演劇研修所『少年口伝隊一九四五』、
  東京ドイツ文化センター「メア・クルパ(わが贖罪)」上映&トーク、
  ナショナルシアターライヴ「スカイライト」等(順不同)。

 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2015年8月(観劇数19作品)は残念ながら発行しませんでした。

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 ◆3 【ナショナル・シアター・ライヴに夢中!再上映もあります♪】
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 ◎英国ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ演劇界最高峰の舞台が
  映画館で楽しめるナショナル・シアター・ライヴ。
   http://www.ntlive.jp/
  昨年から始まって、今年も素晴らしい作品を上映してくれています。

  海外ドラマNAVI「NTLをオススメする三つの理由!
  今、最高にノってる英国発の舞台を堪能しよう」↓(柏木しょうこ)
   http://dramanavi.net/column/2015/07/nlt.php

  洗練を極めた演出と、細部まで行き届いた絶品の演技は悶絶レベル!
  ぜひお誘いあわせの上、映画館で静かに盛り上がってください!

 ・今月初めて公開されるのは『宝島Treasure Island』です。
  期間:9/11(金)~9/16(水)
  全国の映画館:http://www.ntlive.jp/theater.html#theaterbox5
  英国公式:http://tinyurl.com/navy7r3

  シネ・リーブル池袋では、過去作品を各2週間の限定上映中。
   http://www.ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/topics/detail/39831
  料金:一般 3,000円/学生 2,500円
 
 ・『スカイライト』
  期間:8/22(土)~9/4(金)
  感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0704112727.html
   8月にお友達と再び拝見。2度目でも感涙!どうぞお見逃しなく!!

 ・『フランケンシュタイン』2バージョン
  期間:9/5(土)~ 9/11(金)
      ベネディクト・カンバーバッチ=博士役
     9/12(土)~ 9/18(金)
      ベネディクト・カンバーバッチ=怪物役
  感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0418195129.html

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 ◆4 【編集後記】
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 ◎富山県利賀芸術公園に初めて伺いました。 
  「SCOT SUMMER SEASON 2015」
   http://www.scot-suzukicompany.com/season21/
   http://www.scot-suzukicompany.com/sss/2015/
  広い世界の中の、ここでしかできない、特別な体験をしました。
  9月10日(木)まで開催中です。私の先月のNo.1だった
  『世界の果てからこんにちは』は9月5日(土)20:00の回あり!

 ◎新国立劇場演劇研修所の修了生によるNNTD Actors projectが誕生!
  今月『島 The Island』を上演するキダハシワークス↓以外にも
   https://www.facebook.com/events/1656479094565806/
  色んなプロジェクトが生まれていくのだろうと思います。
  俳優発信型のひとつのブランドに育って行って欲しいです。

 ◎フェスティバル/トーキョー(F/T15)の記者会見に伺いました。
   http://www.festival-tokyo.jp/
  期間:2015年10月31日(土)~12月6日(日)の37日間

 【写真レポート】フェスティバル/トーキョー15
  「記者会見&トークイベント」07/28東京芸術劇場シンフォニースペース
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0810141403.html

 ◎気になるレクチャーが沢山あったのでご紹介します(開催日順)。

 ・アーツアカデミー 
  東京芸術劇場プロフェッショナル人材養成研修レクチャーシリーズ
  シリーズ<世界の芸術劇場>第2回:英国演劇と文化政策
  ――「レ・ミゼラブル」の揺り籠――
  9/4 (金)18:30-21:30@東京芸術劇場ミーティングルーム7(6階)
  講師:中山夏織
  料金1,000円 定員20名 ※先着順
   http://www.geigeki.jp/performance/event112/

 ・SePT×ITI『世界の同時代演劇を知る!』レクチャーシリーズ
   Vol.2 「ロベール・ルパージュの作品世界とその魅力」
   9/15(火)19時~21時@世田谷文化生活情報センター セミナールームA
   講師:藤井慎太郎(早稲田大学教授)
    http://setagaya-pt.jp/workshop/2015/07/post_346.html

 ・ライティングデザイナーズクラブオブジャパン(LDC-J)
  ワークショップ&シンポジウム vol.8
  「劇的なる光を求めて~舞台空間にて最高の照明デザインを追及~」
  9/27(日) @日本大学芸術学部 中ホール
  上演作品:『ロミオとジュリエット』より(谷賢一書き下ろし)
  ☆出演:DULL-COLORED POP
   脚本・演出:谷賢一
   一般:2000円 大学生・高校生:500円
    https://twitter.com/matsu_d_room/status/628731029805641728

 ・SePT×ITI『世界の同時代演劇を知る!』レクチャーシリーズ
   『演劇と教育』Vol.1「高校演劇と地域演劇」
   9/29(火)19時~@世田谷文化生活情報センターワークショップルームA
   講師:畑澤聖悟
   http://setagaya-pt.jp/workshop_lecture/20150714-2671.html

 ◎今年も東京都の高校演劇地区大会の審査員を務めさせていただきます。
  以下、関連エントリーとまとめです。高校演劇部の皆様へ、ご参考まで!

 ・東京都高校演劇地区大会2014「城西地区A日程」
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0820163422.html
 ・高校演劇山梨県大会2011の審査員をつとめた西田シャトナー氏が、
  既成戯曲と新作戯曲について語る。
   http://togetter.com/li/217434
 ・演劇ジャーナリストの徳永京子さんから【高校生の皆さんへ】
   http://togetter.com/li/753007

 ◎日本が「戦争をする国」にされようとしています。
  安保法制が衆議院で強行採決され、ただいま参議院で審議中。

  【意見】安倍政権および安全保障関連法案に関する
   舞台芸術関係者の発言をまとめました(2015年7月5日~19日)
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0719163816.html

 ◎おすすめ舞台中継など on TV(おすすめがある時だけ掲載)

  【NHK Eテレ】9月5日(土)午後3時00分~午後5時00分
   「青春舞台2015」
   全国高等学校演劇大会に出場した12校の舞台を紹介。
   日本一に輝いた最優秀校の舞台をノーカットで放送。
    http://www4.nhk.or.jp/P736/

  【NHK BSプレミアム】9月7日(月)0時00分~3時05分[9月6日(日)深夜]
   彩の国さいたま芸術劇場『ハムレット』
   出演:藤原竜也、満島ひかり、横田栄司、満島真之介、鳳蘭、平幹二朗
   作:シェイクスピア 演出:蜷川幸雄
    http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2015-09-06/10/19781/2646104/

  【WOWOWライブ】9/22(火・休)よる8:00~
   パルコ・プロデュース『メアリー・ステュアート』
    http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/107241/index.php
   出演:中谷美紀 神野三鈴
   作:ダーチャ・マライーニ 演出:マックス・ウェブスター

 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2015年8月は下記の5作品を拝見しました(順不同)。
  ・「祖谷物語-おくのひと-」←田中泯さん出演。長さが必然の傑作!お薦め!
    http://iyamonogatari.jp/
  ・「KANO~1931 海の向こうの甲子園~」←日本統治下の台湾の高校野球。
    http://kano1931.com/
  ・「花とアリス殺人事件」←ダメな女子中学生2人のいいアニメだった~。
    http://hana-alice.jp/
  ・「ジョーカー・ゲーム」←入江悠監督による呆れかえるほどの娯楽作。
    http://www.jokergame-movie.com/
  ・「ジャップ・ザ・ロック・リボルバー」←聴覚障害者のロックバンド。
    http://www.toenta.co.jp/dvd/jap/index.html

 ◎2015年5月に「ダルカラードポッドキャスト」に出演しました!
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0528091621.html
  約15年のご縁になる谷 賢一さんと我が家でおしゃべりしました。
  1時間ありますので、通勤・通学中などにお楽しみいただければ♪

 ◎wonderlandに私のインタビュー記事↓が掲載されました(2015年2月)。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0318152052.html
  2013年9月の東大生によるインタビュー↓もよかったらどうぞ。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1120155340.html

 ◎当メルマガがまぐまぐ大賞2014・無料部門の
  エンターテイメント・ジャンルで4位に入賞↓しました!
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1221174834.html
  まぐまぐ↓「【演劇好き必読】珠玉の演劇上演情報を無料で手に入れる!」
   http://www.mag2.com/p/news/3886

 ◎注目している役者さんに「しのぶさんのサイトでいつも
  オーディション情報をチェックしています」と言われて嬉しい!
  「受かりました!」と言われるともっと嬉しい♪
  「しのぶの演劇レビュー」に情報掲載をご希望の方は、
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  震災・原発事故、選挙関連のリツイートも多いです。

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