俳優の一色洋平さんと小沢道成さんが主催、共演する二人芝居の第二弾(⇒第一弾公式サイト)。脚本は前回に続き須貝英さん(monophonic orchestra)です。
作家と医者が登場する二人芝居で、一色さんと小沢さんが両方の役を交互に演じる、2本立て公演になっていました。私は黒バージョン(作家…一色洋平 医者…小沢道成)を拝見。以下、感想ツイートを転載します。
一色洋平×小沢道成「巣穴で祈る遭難者」①面白かった〜。カーテンコール込みで約85分。劇場入口から作品世界へと誘う装飾が施され、舞台美術も凝っている。俳優主導の公演だと素舞台で勝負するものが多いが、この二人芝居公演は小劇場演劇を娯楽体験にしてくれていて、とても嬉しい。物販も充実。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年4月3日
「巣穴で祈る遭難者」②脚本(作・須貝英)はアイデアが面白いSFで笑いも多い。直球の主張に共感&好感。演出、美術等も俳優が担当する手作り感、ぶつかり合う演技に演劇への真心を感じる。4/4(月)昼までGeki地下Liberty。残席あり。https://t.co/OOAwlHORd9
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年4月3日
⇒CoRich舞台芸術!『巣穴で祈る遭難者』
≪あらすじ≫ CoRich舞台芸術!より
装備品一覧
サイリウム:五本/食料:二日分/着替え:二組/ポンチョ:一着/地形図:一部/ナイフ:一挺/火打石:一組/タオル:二枚/歯ブラシ:一本/歯磨き粉:一本/コップ:一個/日焼け止め:一個/紙:一束/チョコバー:一本
ロッカー:五箱/作家:一人/医者:一人
やることやったらその先は、祈りを捧げる男が二人。
≪ここまで≫
ここからネタバレします。 セリフなどは不正確です。
穴に落ちた二人は、過去の発明品を“発掘”し、発明者からのメッセージを受け取り、現状に対する疑問を持つ。選ばれた人たち、金と権力がある人たちだけが、月や火星へと移住できていた。二人が生きる、一度世界が滅んだ後の地球では、その過去が隠ぺいされていたのだ。「自分が信じることを本当に信じなければ」に共感。
出演:一色洋平、小沢道成(虚構の劇団/EPOCHMAN)
脚本:須貝英(monophonic orchestra)
音楽:オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)
演出・美術:小沢道成、一色洋平
照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd.)
音響:堀江潤
舞台監督:吉成生子
宣伝美術:藤尾姦太郎(犬と串)
写真:小岩井ハナ
ヘアメイク:小野寺里紗
衣裳:山中麻耶
演出助手:磯田浩一
制作協力:上村幸穂
企画:一色洋平×小沢道成
製作:EPOCH MAN
【休演日】3月30日(水)【発売日】2016/01/31
[全席自由・税込]
前売:3,200円 当日:3,500円 高校生以下:1,500円 (要学生証提示)
http://epochman.com
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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