新国立劇場「どん底」約2時間55分、休憩1回込。現代の俳優が高架下でゲリラ的に演じる。最後まで異下効果が継続。劇の内と外を常に意識するので大勢の登場人物(=現代人)の独白が粒立ち、自分事としてゴーリキーの言葉を咀嚼できた。五戸真理枝演出はある意味私の期待通り。https://t.co/HDbwVmmCSE
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) October 3, 2019
【どん底】
おはようございます。
『どん底』、本日18:30開幕します。予定上演時間は、約2時間55分(1,2幕80分 休憩15分 3,4幕80分)。
ちょっぴり心が温かくなる『どん底』、ご来場を心よりお待ちしております。#新国立劇場どん底 #初日 pic.twitter.com/fR1tF89fFK
— 新国立劇場<演劇> (@nntt_engeki) October 3, 2019
明日10/3から始まる新国立劇場のゴーリキー作/五戸真理枝演出『どん底』のための新訳(安達紀子訳)を出版しました。https://t.co/4CSOmVXKfx ゴーリキー=社会主義文学、プロレタリア文学という公式をはずしてみてください。労働者以下の人たちですから。#新国立劇場どん底 #新国立劇場 #ことぜん
— 群像社 島田 (@gunzosha) October 2, 2019
群像社 (2019-10-04)
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≪あらすじ≫ https://www.nntt.jac.go.jp/play/the_lower_depths/
20世紀初頭のロシア。社会の底辺に暮らす人々が集う木賃宿。様々な職業の人間が暮らしている。
早春。それぞれが思い思いの朝を迎えていた。商売道具の手入れをする者、まだ寝ぼけまなこの者、病に臥せっている者、そして他愛もない無駄話に興じている者。また、きょう一日が始まったのだ。
そんないつもと同じ日常にひとつの波紋が訪れる。新しく住人になった巡礼、ルカが現れたのだ。60歳を越えたこの男は事あるごとに、住人に「説教」を垂れる。虚実判然としないその「説教」はほかに行き場のない彼らの福音となるのか、或いは絶望をもたらすのか。
やがて、住人たちの間に些細な軋轢が生まれ、ひとつの事件が起こる…。
≪ここまで≫
終演後に一緒に観た人と口論になりかけた(笑)。賛否両論前提の古典演出は目撃する価値ありと私は思う。ルカの言葉に鼻をすする人も、笑う人もいる客席は素敵。きれいごと(正論、理想)の劇的効用と破壊的弊害が両立。“俳優”が連呼する「オーガニズム(organism)」はできれば日本語で聴きたかった。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) October 3, 2019
俳優の演技は関係性より個人が重要視され、独白の連続で構成された感触はある。声が大きすぎな気も。私は「どん底」は3度目。いつだってその時代の現代人が創作するのだから「原作に忠実な正統的海外古典上演」などないと腹をくくれた。原点に触れたい時は戯曲を読もう(私には原文読解は無理だけど)
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) October 3, 2019
赤と白の強烈なコントラストで、ロビーでも盛大に「ことぜん」三部作をアピール。ゆるキャラ風の人物紹介などを含め、紙もウェブもグッズもさまざまなアプローチがあって目移りする♪次もその次も楽しみ! pic.twitter.com/gMYqCtYRlS
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) October 3, 2019
↓今日もケンカしかけた。それだけでも上演価値があると思う新国立劇場『どん底』。世代間差について無垢、鈍感でいないようにする。自分事として。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) October 17, 2019
新国立劇場「どん底」。明るい諦念も掬い、暗すぎない、たっぷりしすぎない感じで楽しめたし、悲哀を感じた。賛否両論?の外側の仕掛け、途中でふと「これは演劇史的な、今、これを(新国で)演じるということと重ねているのかな」と思う。明確な根拠はない。が、だんだんやっぱりそうだ気がしてきた。
— 鈴木理映子 (@r_suz1005) October 17, 2019
シリーズ「ことぜん」Vol.1演劇『どん底』2019.10.20|clover @clover_Lefe|note(ノート)https://t.co/PAixOM2p8g#どん底感想
— clover (@clover_Lefe) October 20, 2019
■公式
【どん底】本日初日です!小劇場ホワイエ、盛り上がっております。#ことぜん #新国立劇場どん底 #初日 #くまさん pic.twitter.com/x7ZlcXnPGx
— 新国立劇場<演劇> (@nntt_engeki) October 3, 2019
【どん底】
シリーズ「ことぜん」のちらしポスターで活躍しているアロットさんとアローンさん。演劇作品の一場面を演じるのが趣味という親子です。好きな食べ物は、アロットさんはぜんざい、ぜんまいの天麩羅で、アローンさんはココナッツ、ナタデココ。#新国立劇場どん底 #アロット #アローン pic.twitter.com/VrFzmQgSdI— 新国立劇場<演劇> (@nntt_engeki) October 2, 2019
新国立劇場 演劇『ことぜん』シリーズ3作の電飾ポスターが京王新線の新宿駅改札前に掲示されています。
「どん底」・「あの出来事」・「タージマハルの衛兵」が並んでいて感無量です…!!
掲出期間は本日9月30日(月)から10月6日(日)までの1週間。
お近くに来られる際はぜひご覧下さいー! pic.twitter.com/EtOApQQBIs— まいまい堂 (@maimaido_illust) September 30, 2019
宣伝美術をやらせていただいている新国立劇場の演劇を観に初台へ。小川第2シーズンの幕開けは“シリーズことぜん”と銘打った3作品。その1作目である『どん底』は台本を拝読して大好きになった作品です!コメディっぽさがあってとても観やすかったですし、改めて俳優さんってすごいなぁ、と感じました! pic.twitter.com/JEGWwTkAKH
— コードデザインスタジオ (@chord87) October 5, 2019
ホワイエは、まいまい堂さん(@maimaido_illust
)のイラストで埋め尽くされ大変賑やかでした!写真はB全ポスターのループ!自宅でやるとすごくデカイ! pic.twitter.com/ySC8UmRxbo— コードデザインスタジオ (@chord87) October 5, 2019
Tシャツにも使って頂いている「どん底」のぎゅう詰めの顔は登場人物をイメージして描いています。
右上の女性は病気のアンナ、彼女から目をそらすクレーシィ、左側で泣くのはナターシャ、一番下で舌を出しているのはおしゃべりのアリョーシュカ…といった具合です。#ことぜん #新国立劇場どん底 pic.twitter.com/DU15bxfRBt— まいまい堂 (@maimaido_illust) October 16, 2019
⚡️ "新国立劇場の演劇『どん底』登場人物紹介"#どん底の皆さん のモーメントを作成しました!10/3開幕です!#ことぜん #新国立劇場どん底https://t.co/frYKzf9V7L
— 新国立劇場<演劇> (@nntt_engeki) October 2, 2019
【どん底】
昨日、演劇『どん底』が開幕しました。絶望を見ながら生きている人を鼓舞するような、「個人」を勇気づけるような演目にしたい
演出・五戸真理枝のメッセージ、ぜひご覧ください。https://t.co/J7SKsZu9I7#ことぜん #新国立劇場どん底 pic.twitter.com/Hrj1x16mad
— 新国立劇場<演劇> (@nntt_engeki) October 4, 2019
新鋭・五戸真理枝の演出で『どん底』がどう現代に息づくか#五戸真理枝 #どん底 #新国立劇場 #ぴあアプリ #ぴあステージ https://t.co/tZSl9SSvcP
— ぴあ(アプリ) (@app_pia) September 30, 2019
【ことぜんシリーズ】
個人と全体について身近な所から、国や世界に至るまで描いた演劇企画「ことぜん」シリーズが10月より開幕します。
「どん底」「あの出来事」「タージマハルの衛兵」と、今こそ観て欲しい刺激的な作品+演出です。小川絵梨子芸術監督と長島確さんの特集対談記事↓もぜひ。 https://t.co/L3pfD7DJsN
— 新国立劇場<演劇> (@nntt_engeki) September 26, 2019
■その他
【公演レポート】五戸真理枝「生きていく魅力を確かめたい」、「ことぜん」第1弾「どん底」開幕(コメントあり)https://t.co/icxfHf0Rjm pic.twitter.com/8SZECmt6Me
— ステージナタリー (@stage_natalie) October 3, 2019
【演劇の底力】新国立劇場『どん底』稽古場レポート~話題の「ことぜん」シリーズ第1弾はゴーリキー~「現代人が演じていることが透けて見えるようにしたい」(五戸真理枝さん)…そのココロは!https://t.co/vd83Ld8NBC
— おけぴスタッフ (@okepi_staff) October 1, 2019
シリーズ「ことぜん」Vol.1
出演:立川三貴、廣田高志、高橋紀恵、瀧内公美、泉関奈津子、堀文明、小豆畑雅一、伊原農、鈴木亜希子、谷山知宏、釆澤靖起、長本批呂士、クリスタル真希、今井聡、永田涼、福本鴻介
脚本:マクシム・ゴーリキー 翻訳:安達紀子 演出:五戸真理枝
美術:池田ともゆき 照明:坂口美和 音楽監修:国広和毅 音響:中嶋直勝 衣裳:西原梨恵 ヘアメイク川:端富生 アクション:渥美博 演出助手:橋本佳奈 舞台監督:有馬則純
【発売日】2019/07/14 A席:6,480円 B席:3,240円 Z席:1,620円
※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
※壁際、手摺近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。
新国立劇場のU25LINEのメッセージ:https://twitter.com/06060l/status/1173220369504686080
https://www.nntt.jac.go.jp/play/the_lower_depths/
https://stage.corich.jp/stage/102263
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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