【メルマガ 2019年07月のお薦め舞台】

2014年度の4位入賞!
2014年度の4位入賞!

 2019年7月のお薦め舞台12本+αをご紹介します。
 まぐまぐ大賞2014・無料部門・エンターテイメント・ジャンルで4位入賞したメルマガです♪

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 ライターの河野桃子さんにご推薦↓いただきました。ありがとうございます!

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 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 177    2019.07.01  2,616部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
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 ◎2019年の半分が過ぎましたね。6月は何度か体調を崩し、本格的に
  加齢対策をせねばと焦りました…。とりあえず週1回の運動を開始!

   舞台には、あなたの心を揺さぶり、
   人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください!

 ◎facebookページ↓でブログ更新を報告しています。
   http://www.facebook.com/shinobureview
   よかったら「いいね!」をクリックしてくださいね♪


○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め12本+α(4000円台、3000円台、2000円台&以下、他)】

   ◎No.1→世田谷パブリックシアター『チック(再演)』
       07/13-07/28シアタートラム
       https://setagaya-pt.jp/performances/tschick201907.html
  
 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→こまつ座『木の上の軍隊(再々演)』※7/22が大千秋楽!
       06/26沖縄市民会館大ホール
    ≪東京都、沖縄県、福岡県北九州市、福岡県、長崎県、宮崎県≫
    https://shinobutakano.com/2019/06/29/12665/

 ◆3【英国演劇の映画館上映情報~NTLiveの新上映、他~】

   ◎「アレルヤ!」が新上映♪

 ◆4【編集後記】

   ◎「CoRich舞台芸術まつり!2019春」の結果が発表されました!

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 ◆1 【今月のお薦め12本+α(4000円台、3000円台、2000円台&以下、他)】
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 ▽★印がいちおし公演です。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・税込価格・URL
 ▽氏名は敬称略で並びは順不同。座種の記述がない公演は全席指定。
 ※間違いがあるかもしれません。最新情報や詳細は公式サイトでご確認を。
 ※高額公演のお薦めを増やしました。

 ◎6月中に開幕している公演は、メルマガ前月号↓でチェック推奨♪
  https://shinobutakano.com/2019/06/01/12473/

1.松竹『笑う門には福来たる~女興行師 吉本せい~』
  07/03-07/27新橋演舞場
  ≪大阪府、東京都≫
  出演:藤山直美、喜多村緑郎、林与一、田村亮、石倉三郎、仁支川峰子、
   松村雄基、大津嶺子、西川忠志、東千晃、鶴田さやか、大竹修造
  原作:矢野誠一(中央公論社刊) 脚色:小幡欣治『桜月記』より
  脚本:佐々木渚 演出:浅香哲哉
  1等席 13,000円 2等席 9,000円 3階A席 5,000円
  3階B席 3,000円 桟敷席 14,000円
   https://bit.ly/2ZYPa1h
  今、話題沸騰中の吉本興業の創業者の一人である“吉本せい”を
  藤山直美さんが演じます。2014年、2016年に続き3演目でしょうか。
  「藤山直美、約3年ぶりの松竹作品(略)「無理せず立ちたい」」↓
   https://natalie.mu/stage/news/324720
  藤山さんは昨年の『おもろい女』(再演)で文化庁芸術祭演劇部門大賞、
  読売演劇大賞優秀女優賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
  喜多村緑郎さんは新派『夜の蝶』↓の悪いイケメン役がよかった!(笑)
   https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/shinpa201906/
  『犬神家の一族』『日本橋』からの変身っぷり痛快だったので楽しみ。
  「(略)、藤山直美「お客様に喜んでいただけるお芝居に」↓
   https://natalie.mu/stage/news/330176

2.東京成人演劇部『命、ギガ長ス』
  07/04-07/21ザ・スズナリ
  ≪東京都、富山県、大阪府、福岡県、北海道、宮城県≫
  出演:安藤玉恵、松尾スズキ
  脚本・演出:松尾スズキ
  一般前売・自由(整理番号付き) 5,000円
  一般前売・指定 5,000円 一般当日 5,500円
  学生前売・当日共 3,500円 (要証明)
  高校生以下前売・当日共 1,000円 (要証明)
  *自由席は背もたれのない前方席。未就学児童の入場はご遠慮下さい。
   http://matsuo-suzuki.com/
  松尾スズキさんが新しくプロデュースする“東京成人演劇部”の
  公演第1弾は、松尾さんが作・演出・出演する安藤玉恵さんとの二人芝居。
  松尾さんは舞台美術プランも担当↓されているそうです。
   https://twitter.com/matsuo_produce/status/1141526785588256773

3.シス・カンパニー『恋のヴェネチア狂騒曲』
  07/05-07/28新国立劇場 中劇場
  出演:ムロツヨシ、堤真一、吉田羊、賀来賢人、若月佑美、池谷のぶえ、
   野間口徹、粕谷吉洋、大津尋葵、春海四方、高橋克実、浅野和之
  作:カルロ・ゴルドーニ 上演台本・演出:福田雄一
  SS席:¥12,000 S席:¥10,000 A席:¥8,000 B席:¥6,000
  小学生未満のお子様はご入場いただけません。
   http://siscompany.com/siskoi/gai.htm
  イタリア古典喜劇『2人の主人に仕えた召使』を福田雄一さんの
  上演台本・演出で上演。NTLiveで「一人の男と二人の主人」↓が
   https://shinobutakano.com/2017/11/11/7528/
  ありましたね。主演はムロツヨシさん。今風のコメディーになりそう。

4.Bunkamura『美しく青く』
  07/11-07/28 Bunkamuraシアターコクーン
  ≪東京都、大阪府≫
  出演:向井理、田中麗奈、大倉孝二、大東駿介、横山由依、駒木根隆介、
   森優作、福田転球、赤堀雅秋、銀粉蝶、秋山菜津子、平田満
  脚本・演出:赤堀雅秋
  S席:10,000円 A席:8,000円 コクーンシート:5,000円
  U25(25歳以下当日引換券):3,500円
  ※未就学児童のご入場はご遠慮いただいております
   https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/19_utsukushikuaoku/
  赤堀雅秋さんがシアターコクーンでご自身の新作を演出されます。
  2017年の『世界』↓以来、2年振りなんですね。主演は向井理さん。
   https://shinobutakano.com/2017/01/15/4263/
  個人的には大東駿介さんの演技が楽しみ。

★5.世田谷パブリックシアター『チック(再演)』
  07/13-07/28シアタートラム
  出演:柄本時生、篠山輝信、土井ケイト、那須佐代子、大鷹明良
  脚本:ロベルト・コアル 翻訳・演出:小山ゆうな
  一般:6,500円 プレビュー:5,500円
  親子ペア(一般1枚、高校生以下1枚):9,250円 プレビュー 7,750円
  友達割引(高校生以下2枚):6,000円 プレビュー:5,000円 
  高校生以下:3,250円 プレビュー: 2,750円
  U24:3,250円 プレビュー :2,750円
  親子ペア:8,800円/プレビュー:7,300円
  劇場会員、区民割引などあり。※未就学のお子様は入場不可
  アドベンチャーズシート:料金は各席種と同様
  ※アドベンチャーズシートは臨場感を持って体験できる席です。
   https://setagaya-pt.jp/performances/tschick201907.html
   公演公式ツイッター:https://twitter.com/Tschick2019

 ●お薦めポイント●

  ドイツ児童文学書の舞台化作品の再演です。初演レビュー↓
   https://shinobutakano.com/2017/08/14/6366/

  14歳の少年2人の夏休みのお話ですが、“単純明快な成長物語”や
  “青春の甘酸っぱい思い出”といったありがちな印象はあまりなく、
  現代社会の表と裏、光と影を描き、歴史を振り返りながら
  今を生きる人類に希望を持たせてくれる、刺激的で面白いお芝居です。

  初演時に翻訳・演出の小山ゆうなさんが小田島雄志・翻訳戯曲賞、
  読売演劇大賞・優秀演出家賞を受賞。美術の乘峯雅寛さんも同賞の
  優秀スタッフ賞を受賞されました。原作は映画化↓もされています。
   http://www.bitters.co.jp/50nengo/

  初演初日の上演時間は約2時間35分(途中休憩15分を含む)。
  キャストが1人だけ変わった再演です。どうぞお見逃しなく♪

  ※関連企画のリーディング公演あり
   『イザ ぼくの運命のひと/PICTURES OF YOUR TRUE LOVE』
   07/20-07/21シアタートラム
   出演:土井ケイト、亀田佳明 音楽・演奏:国広和毅
   一般1,500円 U24/高校生以下750円
   https://setagaya-pt.jp/performances/tschick201907.html#detail01_2

6.劇団☆新感線『いのうえ歌舞伎<亞>alternative「けむりの軍団」』
  2019年劇団☆新感線39興行・夏秋公演
  07/15-08/24赤坂ACTシアター
  出演:古田新太、早乙女太一、清野菜名、須賀健太、高田聖子、
   粟根まこと、右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、
   インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、
   保坂エマ、村木仁、川原正嗣、武田浩二、池田成志、他
  脚本:倉持裕 演出:いのうえひでのり
  S席 13,800円 A席 10,500円
   http://www.vi-shinkansen.co.jp/kemurinogundan/
  劇団☆新感線の夏秋公演は、倉持裕さんが新作を書き下ろし、
  いのうえひでのりさんが演出。古田新太さんを中心に劇団員が集合!
  新感線が長らく占拠(?)していたIHIステージアラウンド東京では
  8月から『ウエスト・サイド・ストーリー』↓が開幕します。
   https://www.tbs.co.jp/stagearound/wss360_2019/

7.NLTプロデュース『グッドピープル』
  07/18-07/25博品館劇場
  出演:戸田恵子、サヘル・ローズ、木村有里、阿知波悟美、
   高田翔、村上弘明
  脚本:デビッド・リンゼイ=アベアー 
  翻訳:黒田江美子 演出:鵜山仁
  7000円
   http://www.nlt-pro.nlt.co.jp/goodpeople/
  2011年にトニー賞・主演女優賞、NY演劇批評家賞ベストプレイ賞を
  受賞した舞台を、鵜山仁さんの演出で上演。主演は戸田恵子さん。

8.森崎事務所M&Oplays『二度目の夏』
  07/20-08/12本多劇場
  ≪東京都、福岡県、広島県、静岡県、大阪府、愛知県、神奈川県≫
  出演:東出昌大、太賀、水上京香、清水葉月、菅原永二、
   岩松了、片桐はいり
  前売・当日共 7,000円 U-25チケット4,500円(25歳以下対象)
   http://mo-plays.com/secondsummer/
  岩松了さん作・演出・出演のお芝居に東出昌大さん、太賀さんが出演。
  お二方ともここ数年の映画でとても素敵なので、共演は嬉しいです。
  東出さんは「菊とギロチン」、太賀さんは「淵に立つ」、「海を駆ける」、
  「母さんがどんなに僕を嫌いでも」など。

9.ミツヤプロジェクト『MOTHERS AND SONS -母と息子-』
  07/26-08/04サンシャイン劇場
  LGBT THEATER Vol.1
  出演:原田美枝子、大塚明夫、小野健斗、
   阿部カノン(WキャストA)、中村琉葦(WキャストB)
  脚本:テレンス・マクナリー 翻訳:安達紫帆 演出:三ツ矢雄二
  7,000円 ※未就学児入場不可
   http://www.mitsuya-project.jp/lgbt_theater.html
  三ツ矢雄二さんがLGBT THEATERの第1弾として、2014年の米国トニー賞で
  戯曲賞にノミネートされた戯曲を演出されます。
  原田美枝子さんは新国立劇場『誤解』↓への出演が記憶に新しいです。
   https://shinobutakano.com/2018/10/05/10838/

10.東京芸術劇場『お気に召すまま 』
  07/30-08/18東京芸術劇場 プレイハウス
  ≪東京都、愛知県、新潟県、兵庫県、熊本県、福岡県≫
  出演:満島ひかり、坂口健太郎、満島真之介、温水洋一、萩原利久、
   碓井将大、テイ龍進、Yuqi(UQiYO)、広岡由里子、久保酎吉、
   山路和弘、小林勝也、中村蒼、中嶋朋子
  脚本:W・シェイクスピア 翻訳:早船歌江子
  ドラマターグ:田丸一宏 演出:熊林弘高
  S席 8,500円 A席 7,000円 65歳以上(S席) 7,500円 
  25歳以下(A席) 4,500円 高校生以下 1,000円
  A席は客席の都合上、一部シーンが見えにくい可能性あり。
  ※未就学児はご入場いただけません。
   https://www.asyoulikeit.jp/
  熊林弘高さんがシェイクスピアの喜劇を演出。満島ひかりさんら、
  熊林作品常連の俳優さんも集結。2016年の同劇場公演のレビュー↓
   https://shinobutakano.com/2016/10/29/4148/

11.KERA CROSS『フローズン・ビーチ』
  07/31-08/11シアタークリエ
  ≪神奈川県、新潟県、福島県、東京都、大阪府、静岡県、
   愛知県、香川県≫
  出演:鈴木杏、ブルゾンちえみ、花乃まりあ、シルビア・グラブ
  脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 演出:鈴木裕美
  9,000円 U25チケット(25歳以下)4,500円
   https://www.keracross.com/
  ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの岸田國士戯曲賞受賞作を
  鈴木裕美さんが演出。私は2002年のNYLON100℃公演で拝見。
  ホラーでコメディーで…とても面白い女4人芝居です。

12.ホリプロ『神の子どもたちはみな踊る after the quake』
  07/31-08/16よみうり大手町ホール
  ≪東京都、愛知県、兵庫県≫
  出演:古川雄輝、松井玲奈、川口覚、横溝菜帆(※Wキャスト)、
   竹内咲帆(※Wキャスト)、木場勝己
  原作:村上春樹 脚本:フランク・ギャラティ
  翻訳:平塚隼介 演出:倉持裕
  9,800円 ※未就学児入場不可
   https://horipro-stage.jp/stage/kaminokodomo2019/
  阪神・淡路大震災をテーマにした村上春樹さんの短編小説を舞台化。
  2005年に米国で上演された、フランク・ギャラティさんによる脚本の
  日本初演とのこと。蜷川幸雄さんの逝去により中断していた企画が、
  倉持裕さんを演出に迎え、実現するそうです。

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  前売4000円台の気になる作品を3本ご紹介します。
 ──────────────────────────────▲▲▲

〔1〕KAAT神奈川芸術劇場『ビビを見た!』
  07/04-07/15神奈川芸術劇場・大スタジオ
  出演:岡山天音、石橋静河、樹里咲穂、久ヶ沢徹、瑛蓮、師岡広明、
   大村わたる、熊野晋也、岩岡修輝、長尾純子、中島妙子、小林風花
  上演台本・演出:松井周
  一般(平日前半割*対象日:7/4,5,8,10)前売4,800円/当日5.300円 
  一般(前半割以外) 前売 5,300円/当日 5,800円
  U24(24歳以下)2,650円 高校生以下  1,000円
  未就学のお子様のご入場はお断りしております。
   https://www.kaat.jp/d/vivi
  大海赫さんの絵本を、松井周さんが上演台本と演出を手掛け舞台化。
  全盲の少年が7時間だけ目が見えるようになり…。私は未読です。
  読者の感想↓がとても参考になります。石橋静河さんは石橋凌さんと
   https://bookmeter.com/books/521224
  原田美枝子さんの次女。映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」、
  「きみの鳥はうたえる」の存在感が良かったです。

〔2〕プリエール『世襲戦隊カゾクマン3』
  07/05-07/17赤坂RED/THEATER
  ≪東京都、北海道、北海道、北海道、福岡県、福岡県、
   鹿児島県、大阪府、愛知県≫
  出演:山口良一、熊谷真実、小浦一優[芋洗坂係長]、西山水木、
   岡田達也、岡田達也、塚原大助、上田桃子、梨澤慧以子、
   田中真弓(Wキャスト)、山口智恵(Wキャスト)
  脚本・演出:田村孝裕(ONEOR8)
  一般 前売:4,500円 当日:4,800円
  高校生以下(入場時身分証提示) 前売:2,500円 当日:2,800円
  落語会 前売・当日共:3,000円
   http://priere.jp/performance/1907/
  田村孝裕さんが作・演出される一話完結スタイルの家族劇の第3話。
  私は未見ですが、第4話、第5話も期待される人気シリーズとのこと。

〔3〕椿組2019年夏・花園神社野外劇
   『芙蓉咲く路地のサーガ~熊野にありし男の物語~』
  07/10-07/22新宿花園神社境内特設ステージ
  出演:加治将樹、山本亨、粟野史浩、佐古真弓、石村みか、犬飼淳治、
   中野英樹、佐藤銀平、他
  原作・中上健次、脚本・演出:青木豪、主題歌・山崎ハコ
  小椅子指定席(ミニ椅子背もたれ付):4500円
  ベンチ指定席(ベンチ背もたれ無し):4300円 
  自由席:4000円(日時指定・整理番号付き)
  学生・養成所割引き:3500円(自由席・証明書必要)
  中高校生:2500円(自由席)
   http://tubakigumi.com/upcoming-stage/
   ↓こりっちでカンタン予約!
   https://stage.corich.jp/stage/99398
  毎夏恒例、椿組の花園神社野外劇。中上健次さんの小説をもとに
  青木豪さんが作・演出されます。

 ★★★────────────────────────────── 
  前売3000円台の気になる作品を7本ご紹介します。
 ──────────────────────────────★★★

《1》青年団国際演劇交流プロジェクト2019『その森の奥』
  07/05-07/15こまばアゴラ劇場
  青年団+韓国芸術総合学校+リモージュ国立演劇センター付属演劇学校
  出演:日本、韓国、フランスの俳優
  <整理番号付自由席> 前売・予約・当日共
  一般=3,500円 ユース・シニア=3,000円 高校生以下=500円
  *未就学児はご入場いただけません。
  [日本語・韓国語・フランス語上演/日本語字幕付き]
  ※『カガクするココロ』『北限の猿』との3本立て、ランダム上演。
   http://www.komaba-agora.com/play/7972
  日韓仏3カ国の俳優が出演する、平田オリザさんの最新作です。
  売れ行き好調で追加公演あり。2008年の『森の奥』のレビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0911122701.html

《2》革命アイドル暴走ちゃん『暴走ちゃんの暴走』
  07/10-07/16花まる学習会王子小劇場
  ≪東京都、オーストラリア≫
  出演:江花明里、出来本泰史、アイザワアイ、石川晋、岩井爽真、
   稲垣実里、大庭りり子、奥殿純、近藤珠理、人生諦めろん、菅木まほ、
   常見美伊、土橋銘菓、中出佳範、西山舞、まあや、マロニー、まを。、
   三浦葵、若林美聡
  脚本・演出:二階堂瞳子
  スーパーリングサイドシート(前売・当日共に)3,800円
  通常シート(前売 ・事前入金) 3,000円
  通常シート(当日精算・当日券) 3,500円
  高校生以下 (要予約・当日精算のみ) 1,000円
   http://missrevodolbbbbbbbberserker.asia/
  ↓こりっちでカンタン予約!
   https://stage.corich.jp/stage/100845
  二階堂瞳子さんが構成・音楽・演出を担当し、ドイツ、オランダ、
  イギリスなどの海外でも活躍する“革命アイドル暴走ちゃん”が、
  松竹とコラボした新作公演です。上演時間は約1時間。
  松竹×暴走ちゃんの常設劇場展開を目標にしているとのこと。
  「水、豆腐、ワカメなどなど!生モノ、乾きモノぶっかけまくり」なので
  ご留意を。私はサンダルとレインコート持参で鑑賞↓しました(2014年)。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0214230336.html
  若い方はぜひ体験を。危険(?)に踏み込んでインスタ映えしちゃお♪
  「人智を超えた「革命アイドル暴走ちゃん」ステージの超カオス」↓
   https://sirabee.com/2016/10/16/174601/ 二階堂作品のレビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1124130513.html
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/1026234937.html

《3》彩の国さいたま芸術劇場『朝のライラック』
  07/18-07/28彩の国さいたま芸術劇場・NINAGAWA STUDIO(大稽古場)
  さいたまネクスト・シアター 世界最前線の演劇3 [ヨルダン/パレスチナ]
  出演:竪山隼太、手打隆盛、堀源起、松田慎也、茂手木桜子、
   中西晶、鈴木真之介、占部房子
  脚本:ガンナーム・ガンナーム 翻訳:渡辺真帆 演出:眞鍋卓嗣
  <整理番号付自由席> 一般:3,000円 U-25:2,000円
  ※劇場会員割引などあり。
   https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/6666
  2017年に「紛争地域から生まれた演劇シリーズ」で朗読上演↓された戯曲を
   https://shinobutakano.com/2017/12/16/9802/
  さいたまネクスト・シアターの俳優により上演。演出は引き続き
  俳優座の眞鍋卓嗣さんです。『ジハード』、『第三世代』↓に続く3作目。
   https://shinobutakano.com/2018/06/27/10007/
   https://shinobutakano.com/2018/11/15/11249/

《4》シベリア少女鉄道『ココニイルアンドレスポンス』
  07/20-08/04シアターブラッツ
  出演:浅見紘至、加藤雅人、小関えりか、川井檸檬
  脚本・演出:土屋亮一
  前売:4,000円 当日:4,200円 フラットシート:3,500円
  U25(25歳以下):3,000円 ※未就学児童入場不可
   http://www.siberia.jp/stage/
  私は2014年以来ご無沙汰しておりますが、シベリア少女鉄道は
  面白いと思っていますので、毎度掲載しています。土屋亮一さんの
  超トリッキーな作劇術に、笑ってあきれて感服するはず。

《5》日生劇場『パペット・ファンタジー「ムーミン谷の夏まつり」』
  07/27-07/28日生劇場
  ≪東京都、兵庫県≫
  人形製作・操演:人形劇団ひとみ座
  原作:トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の夏まつり」
  脚本:長田育恵 (てがみ座) 演出:扇田拓也 (空観)
  S席:3,500円 A席:2,500円 中学生以下半額 推奨年齢:4歳~
   http://famifes.nissaytheatre.or.jp/info/2019_info/moomin/
  パペットが登場するムーミンのお話。長田育恵さんの脚本を
  扇田拓也さんが演出した2017年初演作の再演です。

《6》五反田団『偉大なる生活の冒険』
  07/27-08/05アトリエヘリコプター
  出演:新井郁、内田慈、神崎れな、玉田真也、前田司郎
  脚本・演出:前田司郎
  前売券:3,800円 当日券:4,000円
   https://gotanndadan.wixsite.com/bouken2019
  前田司郎さんがご自身の小説「グレート生活アドベンチャー」↓の
   https://bookmeter.com/books/640212
  舞台版として2008年↓に上演した作品の再演。前田さんが
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0316005003.html
  「やばいなこれ、今の方が切実だわ」と感じて約10年ぶりに上演。

《7》劇団俳優座LABO公演『血のつながり』
  07/28-08/04劇団俳優座5階稽古場
  出演:中寛三 執行佐智子 矢野和朗 島英臣 桂ゆめ
   若井なおみ 小澤英恵
  作:シャロン・ポーロック 訳:吉原豊司 構成・演出:原田一樹
  一般/3,800円 大学生/3,000円 シニア(65歳以上)/3,000円
  ハンディキャップ・高校生/2,500円 すべて前売・当日ともに同額
   https://bit.ly/31YFGUO
  1981年度カナダ総督賞(最優秀創作戯曲)を受賞した戯曲を、
  原田一樹さんの構成・演出で上演。私は3月にも観たばかり↓です。
   https://twitter.com/shinorev/status/1109432153501134848
  男女差別が前提のお屋敷で起こる事件は、考えさせられる材料が大量。

 ☆☆☆────────────────────────────── 
  前売2000円台&以下の気になる作品を6本ご紹介します。
 ──────────────────────────────☆☆☆

★[1]新国立劇場演劇『骨と十字架』
  07/06-07/28新国立劇場小劇場THE PIT
  ≪東京都、兵庫県≫
  出演:神農直隆、小林隆、伊達暁、佐藤祐基、近藤芳正
  脚本:野木萌葱 演出:小川絵梨子
  (プレビュー公演7/6-7)A席:5,400円 B席:2,160円
  (本公演)A席:6,480円 B席:3,240円 Z席(当日券):1,620円
   U25チケット(3,000円)は登録↓して購入可能(全公演日対象)
   https://twitter.com/nntt_engeki/status/1141589933154398208
  就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
   https://www.nntt.jac.go.jp/play/keepwalking/
  野木萌葱さん(パラドックス定数)の新作を小川絵梨子さんが演出。
  出演者は全員男性で、全員が司教役です。野木さんの男5人芝居といえば、
  やはり『東京裁判』↓。野木戯曲は色んな座組で上演してもらいたいです。
   https://shinobutakano.com/2016/06/24/2250/
  「「信じる」を描く、野木萌葱という作家」↓
   https://www.nntt.jac.go.jp/play/news/detail/13_015680.html

[2]劇団チョコレートケーキ『治天ノ君』
  07/12横浜市泉区民文化センター・テアトルフォンテホール
  ワンコインシアター 第3弾
  出演:西尾友樹 浅井伸治 岡本篤 青木柳葉魚 佐瀬弘幸 菊池豪
   谷仲恵輔 吉田テツタ 松本紀保
  脚本:古川健 演出:日澤雄介
  全席自由 500円 ※未就学児入場不可
  開演15:00(開場14:30)の1ステージのみ。
   http://www.theatre-fonte.com/event/?id=1561516205-960661&ca=4
  劇団チョコレートケーキの代表作の公開ゲネプロ↓です。500円!
   https://twitter.com/geki_choco/status/1144168207684476928
  2014年の読売演劇大賞・選考委員特別賞受賞作で、同時に
  優秀男優賞(西尾友樹)、優秀女優賞(松本紀保)、そして
  優秀演出家賞(日澤雄介)も受賞。観客投票イベントの
  「CoRich舞台芸術アワード!2013」↓でも第1位を獲得しています。
   https://stage.corich.jp/award2013/result
  2013年、2016年を経た2度目の再演ですから、手堅いですよね。

[3]名取事務所『ジャスパー・ジョーンズ』
  07/12-07/21小劇場B1
  オーストラリア演劇最新作上演
  出演:窪田亮、西山聖了、大橋繭子、森永友基、山口眞司、
   小林亜紀子、高山春夫(高ははしご高)、松本光史
  原作:クレイグ・シルビー 翻案:ケイト・マルヴァニー
  翻訳:佐和田敬司 演出:寺十吾
  前売:4,000円7列側前から3列目迄:3,500円
  19日夜割:前売:3,000円 7列側前から3列目迄:2,500円
  当日:4,500円 当日19日夜割:3,500円
  シニア(70歳以上):3,000円
  19日夜割シニア:2,000円 学生:2,000円
   http://www.nato.jp/prof/prof_2019_jaspa.html
  翻訳劇の上演が充実している名取事務所がオーストラリア戯曲を
  手掛けます。演出は寺十吾さん。アボリジニの搾取やアジア人差別などの
  社会問題に、子供たちが向き合っていく物語のようです。
  「名取事務所がオーストラリア演劇に取り組む「(略)」」↓
   https://natalie.mu/stage/news/336273

[4]劇団1980『夕食の前に』
  07/13-07/21下高井戸 HTS
  出演:上野裕子、神原弘之、大田怜治
  脚本:ヤーセル・アブー=シャクラ 翻訳:鵜戸聡 演出:小林七緒
  一般前売…3,500円 一般当日…3,800円 初日割引…2,500円
  シニア(65歳以上)…3,000円 Uー25(25歳以下)…2,000円
   http://gekidan1980.com/6.html
  「紛争地域から生まれた演劇7」のリーディング上演で2015年に
  日本初演されたシリアの戯曲↓です。戯曲集↓も刊行。
   https://twitter.com/forest829/status/1144388625318068224
   https://twitter.com/forest829/status/715699735810564096
  「国際演劇年鑑2016」(p247-p268)↓で関連記事が読めます。
   https://twitter.com/forest829/status/1131328818407301120

★[5]あうるすぽっと『おどる韓国むかしばなし「春春~ボムボム~」』
  07/20-07/28あうるすぽっと
  東アジア文化都市2019豊島 舞台芸術部門 スペシャル事業
  としまアート夏まつり2019 子どもに見せたい舞台vol.13
  出演:一色洋平、谷山知宏、清水ゆり、ジョディ、ジントク、
   増田ゆーこ、柏木俊彦、みぞぐちあすみ、スズキ拓朗、オ・ボヘ、
   オ・セヒョン、イ・ソンウォン
  演出・振付:スズキ拓朗
  おとな(18歳以上):2,500円 中高生:1,000円
  子ども(3歳~小学生以下):500円
  ※2歳以下無料(0歳~入場可能/保護者お膝の上は無料)
  ※小学生以下の入場は保護者の同伴が必要です
   https://www.owlspot.jp/events/performance/post_120.html
  スズキ拓朗さんが韓国のおはなしを舞台化。韓国の俳優も出演。
  スズキさんは親子向けの舞台もよく創作されています。
  2017年の『まほうのゆび』↓も素晴らしかったんです~♪
   https://shinobutakano.com/2017/08/21/6541/
  おどる童話シリーズは『シンデレラ』↓もありました。
   https://shinobutakano.com/2017/12/20/8119/

[6]KAAT神奈川芸術劇場『ルー』
  07/27-07/28神奈川芸術劇場・大スタジオ
  KAAT キッズ・プログラム2019
  出演:ナタリア・メンデス
  全席自由 おとな1500円 こども(3歳~高校生)500円
  ※0歳以上入場可/0歳~2歳は無料
  推奨年齢:3歳~/上演時間:35分
  (0歳から入場可、ただし暗くなるシーン・静かなシーンがあります)
   https://www.kaat.jp/d/loo
  KAAT神奈川芸術劇場がスペインの子供向け舞台を招聘。
  昨年の『ホワイト WHITE』↓にいたく感動したので今年も期待。
   https://shinobutakano.com/2018/08/09/10404/
  ※昨年初演された『グレーテルとヘンゼル』も再演されます。
   07/21-07/24神奈川芸術劇場・大スタジオ
   出演:土居志央梨、小日向星一
   脚本:スザンヌ・ルボー 演出:ジェルヴェ・ゴドロ
   全席自由 おとな3,500円 こども1,000円(4歳~高校生)
   ※7/22のみ小4~6対象の自由研究イベント付:3,000円
   ※3歳以下の入場は不可。託児サービスあり。
    https://www.kaat.jp/d/gletel2019 ↓レビュー
    https://shinobutakano.com/2018/09/04/10612/

≪ミュージカル、オペラ、バレエなど≫

 ○劇団四季『パリのアメリカ人』
  03/19-08/11 KAAT神奈川芸術劇場・ホール
  ≪東京、神奈川≫
  出演:劇団四季
  作曲:ジョージ・ガーシュウィン 脚本:クレイグ・ルーカス
  演出:クリストファー・ウィールドン
  S席:11,880円 サイドS席:11,880円 A席:8,640円
  B席:6,480円 サイドB席:6,480円 C席:3,240円
   https://www.shiki.jp/applause/aaip/
  劇団四季の新作ミュージカルです。ミュージカルおよび劇団四季は
  門外漢といえる私ですが、最近拝見した『ノートルダムの鐘』、
  『恋におちたシェイクスピア』で充実の観劇体験をさせていただきました。
  『パリのアメリカ人』はとにかくダンスが素晴らしい!!
  バレエをふまえた華やかなコンテンポラリー・ダンスは新体操の
  ようなスポーティーな印象も。美術も衣装も豪華絢爛ですよ♪
  格安の席もあるのでどうぞ。神奈川公演中なので引き続き掲載します。

 ○新国立劇場オペラ『高校生のためのオペラ鑑賞教室「蝶々夫人」』
  07/06-07/12新国立劇場オペラパレス
  ≪東京都、京都府≫
  作曲:ジャコモ・プッチーニ 指揮:三澤洋史 演出:栗山民也
  全席指定:2,160円(高校生のみ)
  残席あれば当日券として4,320円で一般(大人)も購入可。
  高校生当日券も2,160円。お一人様1枚限り。
  全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉
   https://www.nntt.jac.go.jp/opera/education/
  栗山民也さん演出の『蝶々夫人』は新国立劇場のレパートリーです。
  日本人ならではの演出に見どころが多くお薦めです。2007年のレビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0710114401.html
  「子供・中学・高校生向けの芸術鑑賞」特設ページ↓
   https://www.nntt.jac.go.jp/performance/student/

 ○ホリプロ/TBS/BS-TBS
  『マシュー・ボーンの「白鳥の湖~スワン・レイク~」』
  07/11-07/21 Bunkamuraオーチャードホール
  出演:ニュー・アドベンチャーズ
  音楽:ピョートル・チャイコフスキー 演出・振付:マシュー・ボーン
  S席:13,000円 A席:9,500円 B席:6,000円
   https://horipro-stage.jp/stage/swanlake2019/
  『マシュー・ボーンのスワン・レイク』の新演出版が来日。私は昔、
  バレエを習っていた娘を連れて行きました♪ 2005年のレビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2005/0223015636.html

 ○リンカーン・センターシアタープロダクション『王様と私』
  07/11-08/04東急シアターオーブ
  出演:ケリー・オハラ、渡辺謙、キャム・クナリー、
   ケイヴィン・パンミーチャオ、大沢たかお、イギリスカンパニー
  作曲:リチャード・ロジャース 脚本:オスカー・ハマースタイン2世
  演出:バートレット・シャー
  SS席 19,000円 S席 15,000円 A席 12,000円 B席 9,000円
  U25チケット(25歳以下)6,500円 3階立見引換券 6,000円
  ※生演奏・英語上演・日本語字幕あり。※未就学児の入場不可
   https://theatre-orb.com/lineup/19_KingandI/
  渡辺謙さん主演のブロードウェイ・ミュージカルが来日。
  トニー賞ミュージカル4部門、オリヴィエ賞最優秀衣裳デザイン賞などの
  受賞、ノミネートも大いに話題になりました。

≪首都圏以外≫

 ○青森中央高校演劇部『もしイタ~通算100ステージ記念OBOG公演~』
  07/15青森中央高校第1体育館
  入場無料
   https://twitter.com/nabegen4ro/status/1122097587295621125
  渡辺源四郎商店の畑澤聖悟さんが率いる青森中央高校演劇部は、
  東日本大震災がテーマの創作劇『もしイタ』を継続上演中。
  国際交流基金のサイトに戯曲の紹介↓があります。
   https://performingarts.jp/J/play/1202/1.html   
  被災地で公演するために創作され、2012年の全国高校演劇大会で
  最優秀賞を受賞。私はまずNHKの放送で拝見し、2013年↓に初見。
   https://stage.corich.jp/stage/45504 
  装置、照明、音響等を使わず、演劇の力を見せつけてくれます。 
  卒業生らが出演する通算100ステージ記念公演です。15時の回のみ。

 ○こまつ座『木の上の軍隊』
  07/22都城市総合文化ホール・大ホール「きりしま」1階席(宮城県)
  出演:山西惇 松下洸平 普天間かおり/有働皆美(ヴィオラ演奏)
  原案:井上ひさし 作:蓬莱竜太 演出:栗山民也
  S席 一般5,000円 学生2,000円(高校生以下)
  A席 一般4,000円 学生1,500円(高校生以下)
  ※未就学児入場不可
   https://bit.ly/2KM6lie
  2013年の初演後、キャストを変えて2016年に再演された『木の上の軍隊』。
  2016年版の再演ツアーで、とうとう沖縄公演↓が実現。観てきました!
   https://shinobutakano.com/2019/06/29/12665/
  5月東京公演のレビュー:https://shinobutakano.com/2019/05/11/12453/
  宮城県都城市のこの1公演が、一般客が観られる大千秋楽となります。
  劇場職員の方↓によると、6/27時点では残席あり!
   https://twitter.com/Hc5djH61IXcB3DX/status/1144150771509813248
  宮城県は「上官」役のモデルとなった実在の人物の出身地↓だそうです。
   https://twitter.com/8024atc/status/1144148117836554240
  2016年10月の稽古場レポート↓
   https://shinobutakano.com/2016/10/31/3496/

≪ご参考≫

 「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
  https://shinobutakano.com/2019/06/29/12661/

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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.こまつ座『木の上の軍隊』
  06/26沖縄市民会館大ホール
  ≪東京都、沖縄県、福岡県北九州市、福岡県、長崎県、宮崎県≫
  本土の上官(山西惇)と沖縄の新兵(松下洸平)の分かり合えなさを、
  普天間かおりさんが受け止めていた…。1500人の沖縄の観客のおかげで、
  初めて肌に、胸にしみるように気づかせてもらえたように思います。
  7/22(月)19時開演の宮城公演が大千秋楽。一般客観劇可能ですよ!
   https://shinobutakano.com/2019/06/29/12665/

2.劇団文化座『アニマの海─石牟礼道子「苦海浄土」より─』
  06/13-06/23俳優座劇場
  石牟礼道子作「苦海浄土」を引用し水俣病を描く老若男女の群像劇。
  発症から公害認定、補償への道程と患者と家族の筆舌し難い苦しみ。
  凛と立つ少女の正体は…。血が通っていて緻密かつ簡潔で鋭い。
  老齢の女性たちのコミュニケーション方法は庶民が培ってきた知恵。
  約1時間35分という上演時間も奇跡的。再演ツアー希望!
   https://shinobutakano.com/2019/06/22/12603/

3.韓国ナショナル・シアター・カンパニー
  『ボッコちゃん~星新一 ショートショートセレクション~』
  05/30-06/02東京芸術劇場シアターイースト
  日本のSF小説を韓国人が舞台化した短編集。凄かった!
  俳優は会話も語りも自在で身体表現も巧み。曖昧さがなくブレない。
  鏡面の装置が効果的で照明演出に息を呑み涙ぐんだ。
   https://shinobutakano.com/2019/06/07/12505/

 その他は劇団昴『Other People’s Money 他人の金』、
 新国立劇場演劇『オレステイア』、
 世田谷パブリックシアター+KERA・MAP『キネマと恋人(再演)』、
 モダンスイマーズ『ビューティフルワールド』、
 serial number『機械と音楽』、ラッパ屋『2.8次元』、
 松竹「六月花形新派公演『夜の蝶』」、
 KAAT神奈川芸術劇場『ゴドーを待ちながら(令和Ver.)』、
 温泉ドラゴン『渡りきらぬ橋』、
 FUKAIPRODUCE羽衣『ピロートーキングブルース』、
 文学座『ガラスの動物園』、NTLive「英国万歳!」、
 NTLive「アントニーとクレオパトラ」等(ほぼ鑑賞順)。

 ◎メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2019年6月(観劇数17作品)は残念ながら発行せず。

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 ◆3 【英国演劇の映画館上映情報~NTLiveの新上映、他~】
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 ◎英国ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ演劇界最高峰の舞台が
  映画館で楽しめるナショナル・シアター・ライヴ(日本では2014年~)。
   http://www.ntlive.jp/ 鑑賞料金:一般3,000円、学生2,500円

  2019年のラインアップは2018年より1本多い9本!
  「マクベス」「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」
  「リア王」「英国万歳!」「アントニーとクレオパトラ」
  「アレルヤ!」「リチャード二世」「みんな我が子」「イヴの総て」

 ○新上映「アレルヤ!」
  日程:7/12(金) – 7/18(木)
  出演:サミュエル・バーネット、サーシャ・ダワン、
   ピーター・フォーブス ほか
  作:アラン・ベネット 演出:ニコラス・ハイトナー
  ベネット&ハイトナーのコンビによる第10作目。過去には
  『英国万歳!』↓、『ヒストリーボーイズ』などがあります。
   https://shinobutakano.com/2019/06/07/12514/
  英国の保険医療サービスを扱ったお芝居とのこと。観なきゃ!
   https://www.ntlive.jp/blank-23

 ※ありがたいことにNTLiveは次々に再上映され、追いかけるのが大変(笑)。
  公式facebook、公式twitterでこまめにご確認を。
   https://www.facebook.com/ntlivejp/
   https://twitter.com/ntlivejapan
  パンフレットのインターネット販売↓もあります!
   https://movieprogram.official.ec/

 ◎デイヴィッド・ルヴォーさん演出のミュージカルの上映があります。

 ○松竹ブロードウェイシネマ「ロミオとジュリエット」
  日程:7/12~8/1
  会場:東劇(東京)、なんばパークスシネマ(大阪)、
   ミッドランドスクエアシネマ(愛知)
   https://www.instagram.com/p/ByhV43hAbPc/
  動画:https://www.youtube.com/watch?v=TcLi5fhoazY
  「オーランド・ブルームのロミオ役を大画面で!(略)」↓
   https://natalie.mu/stage/news/334539

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 ◆4 【編集後記など】
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 ◎6月30(日)に文学座本公演のアフタートークに出演しました。

 ・文学座『ガラスの動物園』
  06/28-07/07東京芸術劇場シアターウエスト
  ≪東京都、兵庫県、新潟県、岐阜県≫
   http://www.bungakuza.com/glass/index.html

  臨床心理士として長年、さまざまな家族と向き合ってこられた
  信田さよ子さんの生きた言葉が、上演とあいまって胸にしみました。
  古典は何度も観劇して、人生のアンカー(錨)のように、ずっと
  心の中にとどまってくれるものなのかもしれません。

 ◎「CoRich舞台芸術まつり!2019春」グランプリ発表!
  学生の団体がグランプリを初獲得しました。来年も開催決定!
   https://shinobutakano.com/2019/06/20/12577/

 ◎昨年、DULL-COLORED POP「福島3部作」の第一部を福島で拝見。
  今年も第二部を観に、いわきアリオスに行ってきます。
  これまでの歩み↓がまとめられていました。
   https://matome.naver.jp/odai/2148153554000298701

 ・DULL-COLORED POP第20回本公演「福島3部作・一挙上演」
  『第二部 1986年:メビウスの輪』
  07/06-09/08いわき芸術文化交流館アリオス
  脚本・演出:谷賢一
  全席自由:3000円 高校生以下:1000円
  第二部&第三部セット券:4,500円 高校生以下:1500円
  ※未就学児入場不可
   http://www.dcpop.org/vol20/
  「3部作で描く福島原発の半世紀~(略)谷賢一インタビュー」↓
   https://spice.eplus.jp/articles/243883
  ※8/8-8/28に東京、8/30-9/2に大阪で、3部作が一挙上演されます。

 ◎気になるイベント、講座をご紹介します。

 ・森美術館「塩田千春展:魂がふるえる」
  会期:6月20日~10月27日
  活動20年を網羅する過去最大規模の展覧会とのこと。
   https://bit.ly/2Xg90nh
   https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/19223
   https://bijutsutecho.com/exhibitions/3470
  KAAT神奈川芸術劇場の展示↓では、美術の中に入り浸れました!
   https://shinobutakano.com/2016/09/19/3187/

 ・早稲田大学エクステンションセンター
  「あなたがまだ知らないかもしれないシェイクスピア
  『リチャード二世』を楽しむ」
  日程:07/22、07/29、08/05の全3回(13:00~14:30)
  講師:北村紗衣(武蔵大学准教授)
  ビジター価格 ¥10,060 会員価格¥8,748
   https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/47786/
  9月のNTLiveでサイモン・ラッセル・ビール主演『リチャード二世』が
  上映されます。それを念頭に置いた授業↓とのこと。
   https://twitter.com/Cristoforou/status/1140977687701229568

 ・AICTシアター・クリティック・ナウ2019
  国際演劇評論家協会(AICT)演劇評論賞受賞記念シンポジウム
  『別役実の世界』
  07/28座・高円寺(2階)アンリ・ファーブル
  パネリスト:
   内田洋一(AICT演劇評論賞/演劇評論家・新聞記者)
   岩松了(劇作家、演出家、俳優)
   岡室美奈子(早稲田大学演劇博物館、AICT会員)
   嶋田直哉(司会/明治大学政治経済学部准教授、AICT会員)
  一般=500円、AICT会員・学生=無料 懇親会会費=3500円
  ※懇親会のみ要予約。
   http://theatrearts.aict-iatc.jp/201906/5885/
  受賞作の「風の演劇 評伝別役実」(内田洋一著)↓は
   https://www.hakusuisha.co.jp/book/b372485.html
  7年にわたるロング・インタビューと取材をもとに、別役実さんの
  半生を解き明かします。昭和から平成の血の通った演劇史としても
  貴重で、読み応え大ありの名著です。別役戯曲総覧は圧巻。

 ・シアターコモンズ・ラボ「芸術経営ラボ
  ~来たるべき社会をクリエイティブに描き、
   実践していくためのマネジメント・シンキングを学ぶ~」
   http://theatercommons.tokyo/lab/program/artmanage2019

  【スケジュールおよび内容】各回 18:30-21:30(予定)
  1.7月22日(月) 講師:相馬千秋
   イントロダクション 
  2.8月26日(月) 講師:中村茜+植松侑子
   これからの社会をサバイブするためのフィールド・レポート 
  3.9月9日(月) 講師:藤城里香
   クリエイションをバックアップし、プロジェクトを実現させる実践モデル
  4.10月1日(火) 講師:上田洋子
   プラットフォームが生み出す、新しい「知」のアート・アクション
  5.10月21日(月) 講師:蔭山陽太
   芸術活動における助成金制度とこれからの資金調達について 
  6.11月8日(金) 講師:若林朋子
   法人設立のケーススタディ 

  定員:30名程度 ※書類選考あり
  全6回受講 20,000円
  単発受講 3,500円
  〆切:7月8日(月)24時必着(専用フォームあり)

 ◎ご報告しておきたい「しのぶの演劇レビュー」内記事

 ・オフィスマウンテン
  「演劇におけるさまざまなことについて vol.1」06/04 SCOOL
   https://shinobutakano.com/2019/06/06/12497/

 ・【意見】安倍政権および現与党を支持しない理由
   (記録まとめ・2019年6月8日時点)
   https://shinobutakano.com/2019/06/15/12551/

 ・【意見】安倍政権および現与党を支持しない理由
   (記録まとめ・2019年6月11日時点)
   https://shinobutakano.com/2019/06/15/12557/

 ・【意見】「6/13香港の自由と民主主義を守る緊急行動」に
   参加しました。
   https://shinobutakano.com/2019/06/14/12533/

 ◎おすすめ舞台中継など on TV(おすすめがある時だけ掲載)

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 【WOWOW】7/27(土)午後2:30~
  宝塚への招待『ポーの一族』(花組2018年)
  出演:明日海りお、柚香光、他
  原作:萩尾望都 脚本・演出:小池修一郎
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