【ワークショップ】シアターコモンズ「ドラマトゥルギー・ラボ特別編「ジゼル・ヴィエンヌによる演出ワークショップ」」10/02、10/04実施※09/15(土)24時〆切(専用フォームあり)

 相馬千秋さんらがディレクターを務めるシアターコモンズのラボで、フランスの女性演出家ジゼル・ヴィエンヌさんによる演出ワークショップが開催されます。詳細は公式サイトでご確認ください。

 ヴィエンヌさんの作品は「ふじのくに⇄せかい演劇祭」で2014年に『マネキンに恋して』、2017年に『腹話術師たち、口角泡を飛ばす』を拝見しました。今年の10月にはKYOTO EXPERIMENT2018で『CROWD』が上演されます。

●シアターコモンズ「ドラマトゥルギー・ラボ特別編「ジゼル・ヴィエンヌによる演出ワークショップ」」
 講師:ジゼル・ヴィエンヌ
 ①レクチャー編:2018年10月2日(火)19:00-21:00
 ②実践編:2018年10月4日(木)10:30-18:00
 会場:
  レクチャー編:アンスティチュ・フランセ東京
  実践編:東京都内中心部
 定員:30名程度(書類審査により決定)
 参加料:10,000円

 以下、公式サイトより。

●シアターコモンズ「ドラマトゥルギー・ラボ特別編
「ジゼル・ヴィエンヌによる演出ワークショップ」」

ヴィエンヌが身体や人形を使って表象する世界は、人間の極限状態を暴き出す「隠喩」として、頻繁に暴力や死、殺人や異常性愛が描かれます。そして、一方では完璧な美や調和を求めながら、もう一方では破壊やカオスを希求してしまうように、人間が相反する両極に引き裂かれる状態を、言語、身体、集団的経験などを通じて、時に寓話的に、時に哲学的に舞台化していきます。
そのようなヴィエンヌ作品の多くでは、作家デニス・クーパーがドラマトゥルクを務めていますが、彼のテキストが戯曲としてそのまま発話されることは少なく、むしろ作品世界を貫くドラマトゥルギーとして強く機能しています。あるテキストからドラマトゥルギーを導き出し、俳優の身体や言葉、音楽、美術など異なる要素を有機的に編み上げながら、自らの世界観を舞台上に表出させる演出プロセスは、一体どのようなものなのでしょうか。

今回のラボでは、初日のレクチャー編で、ヴィエンヌがどのようにテキストからドラマトゥルギーを捉えているか、過去作のテキストや映像を交えて詳細に解説をしていただきます。続く実践編では、実際にヴィエンヌが現在稽古中の新作テキストを使用し、舞台化/作品化するプロセスを実践的に学んでいきます。

スケジュール
①レクチャー編:2018年10月2日(火)19:00-21:00
ジゼル・ヴィエンヌによるドラマトゥルギーの構築をめぐるレクチャー、および実践編に向けた課題出し

②実践編:2018年10月4日(木)10:30-18:00
レクチャー編で出された課題を踏まえた演出ワークショップ

会場
レクチャー編:アンスティチュ・フランセ東京
実践編:東京都内中心部
*詳細は受講者に個別に連絡致します。

定員
30名程度(書類審査により決定)

応募資格
・ワークショップの全日程(上記①②)に参加できる方
・年齢、国籍不問(ただしワークショップはフランス語、日本語通訳付きで実施)

応募方法:応募フォームに必要事項を記入の上、ご応募ください。

選考方法:提出書類に基づき、事務局による選考会により決定。

選考結果:2018年9月20日(木)までに審査の結果をメールで通知。

参加料:10,000円
*参加料はワークショップ初日に全額現金でお支払いいただきます。

応募〆切:2018年9月15日(土)24時 必着

【関連情報】
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2018
ジゼル・ヴィエンヌ『CROWD』
日時:10月6日(土)19:00–、 7日(日)16:00-
会場:ロームシアター京都 サウスホール
https://kyoto-ex.jp/2018/program/gisele-vienne/

アンスティチュ・フランセ東京「ジゼル・ヴィエンヌによるドラマトゥルギーの構築をめぐるレクチャー」(本ラボのレクチャー編の一部を一般公開)
日時:10月2日(火)19:00-21:00
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
http://www.institutfrancais.jp/tokyo

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