藤田俊太郎さんが米国の劇作家ポーラ・ヴォーゲル作『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』を演出されました。翻訳は徐賀世子さんです。上演時間は約1時間35分。規制退場あり。
ヴォーゲル戯曲は小川絵梨子さんが翻訳・演出された『運転免許 私の場合』がとても面白かったです。ロビーで戯曲が販売中。当日パンフレットは無料配布されていました。ヴォーゲル氏によると『運転免許 私の場合』の姉妹編、いや双子編として(1995年に)『ミネオラ・ツインズ』を執筆されたとのこと。
家族3人で観劇し、感想はそれぞれ異なりました。私はすごく面白かったです。1996年米国初演の戯曲でフェミニズムど真ん中。私は本当に何も見えてなかった、わかってなかったんだと申し訳ない気持ちになりました。今、日本初演してくださったことに感謝します。
ベトナム戦争反対運動のころを思い出したと母(選曲の影響大)。「あの時は、皆が一体になれていた気がする」と。この見方は私にはできないので、一緒に観劇できて本当に良かったです。やっぱり芸術鑑賞は、他人と感想を語り合うことで学びも楽しみも激増しますね。