演出家の鈴木裕美さんが「演劇のことを話す時間」というシリーズを始めていらっしゃいます。第3回目のテーマは「ニューヨークでの俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書について」。詳細は公式チケット販売サイトをご確認ください。
9/25と申し上げていた「演劇のことを話す時間」Vol.3ですが、準備に少々お時間を頂きたく、次の週の10/2(金)とさせて頂きます。
清野一慧さんをゲストにお迎えし「ニューヨークで俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書」を基に、俳優の仕事、責任についで考えます。https://t.co/ZlgsmEsENp— 鈴木裕美 (@yumis1230) September 16, 2020
●演出家 鈴木裕美の演劇のことを話す時間Vol.3
「ニューヨークでの俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書について」
・日時:10月2日(金)19:00~20:30
・参加券:1,500円
・参加について:
どなたでも参加可能
「ZOOM」のオーディオ、ビデオのON・OFFは自由
「ZOOM」入室の際は名前を表示すること
もしかしたらこの講座の内容からははずれるかもしれませんが、ニューヨークの俳優とプロデューサーの話…と聞いて思い浮かんだことを書いておこうと思います。
先日、俳優の和田華子さんが推薦されているNetflixオリジナル・ドキュメンタリー「DISCLOSURE トランスジェンダーとハリウッド:過去、現在、そして」を拝見しました。テレビや映画、報道などが長年にわたり偏った「トランスジェンダー像」を作り、流布してきたことを知りました。私自身もそれを盲目的に受け入れ、差別に加担してきただろうと思います。
【割りと切実なお願い】
みんな、みてね。
『トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして』(原題 Disclosure) https://t.co/AvZWLkArEV— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) August 16, 2020
アメリカの映画界は、たとえばアカデミー賞・作品賞ノミネート作品に新たな条件を設けることで、構造的な差別をなくしていこうとしています。
BBCニュース – 米アカデミー賞、作品賞に「多様性」の条件設置へhttps://t.co/TXpiyTtoyl
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) September 9, 2020
以下、CoRich舞台芸術!の掲示板より転載します。鈴木さんのツイートの続きもあります。
■演出家 鈴木裕美の演劇のことを話す時間 Vol.3 ニューヨークでの俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書について
毎回違うテーマで鈴木裕美が「演劇のことを話す時間」第3回目です。
今回は、翻訳など準備に少々お時間をいただきたいため、隔週と申し上げていましたが1週間後の10月2日に開催します。
・今回のテーマ
ニューヨークでの俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書について
今回お話しをお聞きする清野一慧さんは、実はVol.2の「俳優と演出家のコミュニケーション」にNYから参加してくださいました。その際、 参加者の皆さんとのディスカッションの中で、「 後輩の俳優などに、『あそこの演技はこうした方が良い』などと発言する俳優について、演出家はどう思うか」という話題がありました。その時、とても興味深い発言してくださったのが清野さんです。曰く、NYの俳優とプロデューサーで交わす契約書の中には、「他の俳優の演技などについて発言する場合は、 演出家の前で行うこと」という一文が入っているとのことでした。面白い!もっとお話しを聞きたいと思いました。
数は多くありませんが、私はアメリカ、イギリス、韓国、 オーストラリアの演劇人たちと話す機会を持てたことがあります。 そこで感じたのは、 俳優の感じることはどこの国も全く同じなんだな、ということでした。 稽古場で抱えてしまう問題も似通っていることがとても多い。 演技がうまくいかないという問題は、もちろん全世界共通でしょうが、それだけでなく、 演技に集中できないような周辺環境、 例えばパワハラなどの問題も根本的には似ていると思われます。
では、その問題に諸外国はどう対応しているのか、以前から強い興味がありました。今回はNYの事例を伺うことで、俳優の仕事、責任とはなんなのかを考えていきたいと思います。
私が清野さんにインタビューする形で、NYの契約書の実例を基にお話しを伺い、参加者の皆様からの質問にも答えていただくつもりです。
今回お話しをお聞きする清野一慧さんは、実はVol.2の「 俳優と演出家のコミュニケーション」 にNYから参加してくださいました。その際のディスカッションの中で、「 後輩の俳優などに、『あそこの演技はこうした方が良い』 などと発言する俳優について、演出家はどう思うか」 という話題がありました。
— 鈴木裕美 (@yumis1230) September 16, 2020
その時、とても興味深い発言してくださったのが清野さんです。曰く、NYの俳優とプロデューサーで交わす契約書の中には、「 他の俳優の演技などについて発言する場合は、 演出家の前で行うこと」という一文が入っているとのことでした。
面白い!もっとお話しを聞きたいと思いました。— 鈴木裕美 (@yumis1230) September 16, 2020
数は多くありませんが、私はアメリカ、イギリス、韓国、 オーストラリアの演劇人たちと話す機会を持てたことがあります。 そこで感じたのは、 俳優の感じることはどこの国も全く同じなんだな、ということでした。 稽古場で抱えてしまう問題も似通っていることがとても多い。
— 鈴木裕美 (@yumis1230) September 16, 2020
どうも演技がうまくいかないという問題は、もちろん全世界共通でしょうが笑、それだけでなく、 演技に集中できないような周辺環境、 例えばパワハラなどの問題も根本的には似ていると思われます。
では、その問題に諸外国はどう対応しているのか、 以前から強い興味がありました。— 鈴木裕美 (@yumis1230) September 16, 2020
今回はNYの事例を伺うことで、俳優の仕事、 責任とはなんなのかを考えていきたいと思います。
私が清野さんにインタビューする形で、 NYの契約書の実例を基にお話しを伺い、 参加者の皆様からの質問にも答えていただくつもりです。私自身が本当に楽しみです。
ご参加お待ちしてます!— 鈴木裕美 (@yumis1230) September 16, 2020
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