CHAiroiPLIN『おどる童話 AZUKI』10/17-10/20神奈川県立青少年センター・スタジオHIKARI

 宮沢賢治作「ざしき童子のはなし」をダンスにした、CHAiroiPLINの親子向け舞台の二度目の再演。元気いっぱいの家族が暮らす家に妖怪が登場する物語で、県立の青少年センターにフィットした内容だったと思います。

 ここからネタバレします。

 スズキ拓朗さんの原風景が色濃く反映されており、主人公AZUKI(大手しのぶ)のモデルは幼くして亡くなった実の妹さんだそうです。

 終盤で舞台奥の黒いカーテンが開き、ガラス窓の外でもダンスが行われました。劇場外部の借景がとてもよかったです。私はお昼間に観たので、夢からパっと醒めた心地がしました。劇場内での出来事がいっそう幻想的になりますね。

出演:宮崎吐夢、大手しのぶ(桟敷童子)、清水ゆり、ジョディ、ジントク、増田ゆーこ、本山三火、小林らら、鳥越勇作(椿組)、デシルバ安奈、長岡ありさ、福島梓、スズキ拓朗
原作/宮沢賢治「ざしき童子のはなし」より
構成・演出・振付:スズキ拓朗
照明/坂本明浩(One Drop)
音響/許斐祐
映像/青山健一
舞台監督/和田健汰(Keystones)
宣伝美術/アカツキ・ウォーカー
主催/神奈川県
後援/神奈川県教育委員会
制作/ROCKSTAR有限会社
助成/公益財団法人セゾン文化財団
全席指定(税込)
一般3500円
大学生2500円※
高校生以下1000円※
※当日年齢確認できるものを要提示
※4歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください。
ただし、10/19(土)13:00、10/20(日)14:00の公演は0歳児から入場可、0~3歳まで膝上可。周りのお客様にご配慮ください。
http://www.chairoiplin.net/stages.html#a02
https://stage.corich.jp/stage_main/84585

※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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