本日、デモに参加してきました。記録のためにツイートを掲載します。
【本日19時スタート】文化庁に対する(もはや、それだけじゃない感)抗議集会、なんとかかたちになりそうです。力を貸してくださったみなさん、告知のRTしてくださったみなさんありがとうございます。撮影禁止エリアも設けるので「デモかよ怖っ」って方もぜひ!#文化庁前デモ0930 #アートで自由を守る pic.twitter.com/Xpul8jyd8S
— Taisuke Shimanuki (@nukisuke) September 29, 2019
主要ギャラリーも怒ってる/一般社団法人日本現代美術商協会より「文化庁が決定した「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付についての意見表明」https://t.co/vzHMqJuR2F #文化庁前デモ0930 #アートで自由を守る pic.twitter.com/xd3zrleglO
— Taisuke Shimanuki (@nukisuke) September 30, 2019
頭数になりに来ました。#文化庁前デモ0930 pic.twitter.com/CURRbF7qBo
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 30, 2019
8月5日:【意見】あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」を中止に至らせた、表現の自由を侵害する発言・行動に反対します
9月27日:【意見】文化庁の「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付に反対します
9月29日:【意見】文化庁の「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付に反対します(2)/9月30日(月)19時より文化庁前でデモあり
■署名を集めています
署名しました 文化庁は、あいちトリエンナーレ2019への補助金交付中止を撤回してください。https://t.co/EqYnKnlt9K
— Sputniko! スプツニ子! (@5putniko) September 26, 2019
【賛同者更新しました。9/30 08:05時点】
個人:727名(うち匿名174名)
団体:2団体
のご賛同いただいています。*抗議文・賛同フォームの英訳も掲載中。
情報のシェアお願いいたします!https://t.co/BKf5mexeb9— ON-PAM – 舞台芸術制作者オープンネットワーク (@OpenNetwork_PAM) September 30, 2019
[Updated the list of supporters at 08:05 on 30th Sep.]
– 727persons including 174 anonymous individuals
– 2 groups/organisationsYour support this protest would be highly appreciated.
Please fill in the form on the page below to subscribe the petition.https://t.co/BKf5mexeb9— ON-PAM – 舞台芸術制作者オープンネットワーク (@OpenNetwork_PAM) September 30, 2019
■デモ
「 “中立”という言葉を疑いましょう。芸術は “個”に向かいます」#文化庁前デモ0930
— 三澤拓哉/MisawaTakuya (@_Takuya_Misawa_) September 30, 2019
天皇について語る時に、自ら慎重に言葉を選ぶことについて。三浦瑠麗氏への批判。「アート関係者は差別についてもっと考えて」という主張。映像作品を「検閲」された体験談。一人ひとりの話を聞く時間。
#文化庁前デモ0930 pic.twitter.com/eIyzulMEOG— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 30, 2019
「みんな、流されずに行きましょう。勇気を持って」
#文化庁前デモ0930— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 30, 2019
一部のエリートだけの問題ではない。生活者の問題。歴史修正主義は嘘、デマ、知性がない。全ての市民に降りかかる問題。
#文化庁前デモ0930— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 30, 2019
差別のモチーフ:
暮らしのなかで、石を投げられてきた人たちの痛みを、どこまで自分のものとして想像できるか、
そこまで踏まえたうえの表現か、どうか。#文化庁前デモ0930— so sora (@sosorasora3) September 30, 2019
表現者こそ、表現の前に、差別の歴史、差別されてきた側の痛みをきちんと学ぶべきだ、と。#文化庁前デモ0930
— so sora (@sosorasora3) September 30, 2019
"差別についてアートがいかにナイーブだったか。対立したくない、大きな声を出したくないというのはわかるけど、人が尊厳を奪われたということに、対立せずにいられますか。"
twicasほんとにありがたい。。— yen (@golden_wheat) September 30, 2019
私は踏みつけられた者の痛み、悲しみ、怒りに鈍感だった。豊かな芸術鑑賞がしたいという欲のために動いて論理や手続きに目が行きがちだったけど、問題は根本にある。無知、差別、嘘。怠惰。
プラカードの数が少ないの、現時点のこのデモの個性としてイイ感じ!(私は持ってきた)
#文化庁前デモ0930 pic.twitter.com/R1zHBib83m— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 30, 2019
↓こちらの画像を印刷して持っていきました。ありがとうございました。
セブンイレブンネットプリント
検閲やめろ→16177752
補助金不交付を撤回せよ→67430271白黒なのでお財布にも優しい(確か20円)#あいちトリエンナーレ #検閲反対 #補助金不交付を撤回せよ #文化庁前デモ0926 #18時〜 pic.twitter.com/h22tcKt2sP
— super-KIKI (@super__kiki) September 26, 2019
レイシズムとセクシズムか!差別について勉強しなくちゃ!って気付くのはスタートラインの手前であって、自分の「弱者救済萌え」や「持ち上げる差別」や「作品のテーマとして消費しちゃう」というリスクに対峙するのが次の課題。そしてそれは1人で考えるより色んな人と話すべし! #文化庁前デモ0930
— ブブ🥚ド🥚ラ🥚マドレーヌ (@bubu_de_la_ma) September 30, 2019
「勉強しなくては」という意見について。勉強は大事だし本は読むべき。でも「百聞は一見にしかず」という諺の意味は「現場に行け。人に会え。自分でやってみろ。」ってことです。そしてどの本を読むべきかを誰に聞くのかというリテラシーも現場で学ぶのが良いと私は思います。
#文化庁前デモ0930— ブブ🥚ド🥚ラ🥚マドレーヌ (@bubu_de_la_ma) September 30, 2019
そして、勉強も闘いも、継続のコツは「自他共に楽しいこと」!(これは恋愛もセックスも同様な。)
私からは今日は以上です(たぶん)。
— ブブ🥚ド🥚ラ🥚マドレーヌ (@bubu_de_la_ma) September 30, 2019
#文化庁前デモ0930 これまで参加した中で最も参加して良かったと思ったデモかも知れない。何度か涙がこぼれそうになった。後半は「アーティストは勉強が足りない」と、堰を切ったようにアーティスト批判が溢れ出た。真摯な批判の声は心に染みる。特に最後の方のスピーチは本当に素晴らしかった。
— 山川冬樹 (@yamakawafuyuki) September 30, 2019
歴史修正主義と差別主義が問題の核心であること、知性と公正さの問題であることが明確に語られて、素晴らしいスピーチだった#文化庁前デモ0930
— Tao 🧷🧷 (@demokratia_jp) September 30, 2019
本日の #文化庁前デモ0930 約200名強の参加者があったとのこと。運営に力を貸してくださった方、参加してくださった方、勇気と怒りをもってスピーチしてくださった方、本当にありがとうございます。司会と進行に徹して把握できてないこと多いので、まず皆さんのツイート読み返します。お疲れ様でした!
— Taisuke Shimanuki (@nukisuke) September 30, 2019
YouTubeで昨夜の #文化庁前デモ0930 の様子が全編アップされています。Makabe Takashi さん、ありがとうございます。特に後半の反差別運動に関わる方々のお話は、「非対称」に気づかない僕も含めたアート勢にとって必聴と思います。様々な立場の「個」の声が聞けます。是非。https://t.co/f3eznBcgiR
— Taisuke Shimanuki (@nukisuke) September 30, 2019
■報道
— 相馬千秋 (@somachiaki) September 30, 2019
お!NHK取り上げてるぞ! pic.twitter.com/7Fh8CZgooe
— 黒猫ジジ@肉球 (@jijisumomopon) September 30, 2019
NHK NW9で、40秒ほどですが、先ほどの #文化庁前デモ0930 の様子が。わりとすぐに報じられるような気はしてましたが、報じるの早いな……笑https://t.co/V95Zz6xsD5 pic.twitter.com/VrxToqH5c4
— YAF (@yagainstfascism) September 30, 2019
芸術祭への補助金不交付、文化庁前で抗議集会 https://t.co/3QaCOLoZCo
— 毎日新聞ニュース速報 (@mainichijpnews) September 30, 2019
■現状
【「表現の不自由」をテーマにしたコーナーについて、愛知県は、中止前の状態と展示の一貫性を保ちつつ、事前に予約した人に整理券を配るなどの対策を講じ、早ければ来月6日から、遅くても来月8日からの再開を目指す】 https://t.co/wxTIZpOraS
— Taisuke Shimanuki (@nukisuke) September 30, 2019
国際芸術祭への補助金不交付撤回を 日本現代美術商協会 #nhk_news https://t.co/OWYJ7UcyjU
— NHKニュース (@nhk_news) September 30, 2019
表象文化論学会からは田中純会長が、文化庁による「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付の撤回を求める会長声明を出しました。 https://t.co/iriMMyaxjW
— Masato EGUCHI (@queequeg) September 28, 2019
■芸術への公的助成
「芸術を政治のイシューにするな」とか「民衆に受け入れられないアートはダメ」みたいな呪いの言葉が聞こえてきたので、韓国の「多様性映画」公的助成の基準を貼っておきます。
文化支援について、制度も思想も、日本はヨーロッパからも韓国からも確実に立ち遅れてる事は知っておいた方が良いと思う。 pic.twitter.com/rWWXgc4nt6
— 深田晃司 @映画「よこがお」公開中 (@fukada80) September 29, 2019
韓国の映画行政についてさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。2013年のシンポジウムのレポートです。
【鍋講座 vol.13】世界の映画行政を知る②「韓国編」 レポートhttps://t.co/6F0JKf9d07https://t.co/Sg6s5hF1SD
— 深田晃司 @映画「よこがお」公開中 (@fukada80) September 30, 2019
あと、「日本の制度はどうなの」「欠席裁判じゃないか」という声があがっていたので、よければこちらの記事をどうぞ。https://t.co/Lcj1VEc4OZ
— 深田晃司 @映画「よこがお」公開中 (@fukada80) September 30, 2019
あと、「日本の制度はどうなの」「欠席裁判じゃないか」という声があがっていたので、よければこちらの記事をどうぞ。https://t.co/Lcj1VEc4OZ
— 深田晃司 @映画「よこがお」公開中 (@fukada80) September 30, 2019
質的には仏韓では脚本開発や配給、劇場にも助成金が出るけど日本は出ない(か少ない)。また、少なくとも日本の制度においては上述のような「多様性映画」という基準は明文化されてはいません。あからさまな検閲は少ないけど、しかし市長やら議員やらが平気で表現を抑圧し現場に自主規制を促してくる。
— 深田晃司 @映画「よこがお」公開中 (@fukada80) September 30, 2019
フランスでは政権批判の映画が助成金を受けて問題になったなんて話は聞かないけど、とはいえ大なり小なりフランスでも韓国でもどの国でも権力による検閲はある。日本だけではない。
ただ、様々に姿を変えて行われる表現の自由への介入や圧力をどう評価するのかでその国ごとの特色が現れる。— 深田晃司 @映画「よこがお」公開中 (@fukada80) September 30, 2019
フランスでは政権批判の映画が助成金を受けて問題になったなんて話は聞かないけど、とはいえ大なり小なりフランスでも韓国でもどの国でも権力による検閲はある。日本だけではない。
ただ、様々に姿を変えて行われる表現の自由への介入や圧力をどう評価するのかでその国ごとの特色が現れる。— 深田晃司 @映画「よこがお」公開中 (@fukada80) September 30, 2019
ああ、公的助成って本当にこういうこと! https://t.co/WsjAHwiBBe
— 田中圭介 (@keisuke_tanaka) September 29, 2019
おっしゃる通りで、むしろ黙っていても民衆に広く受け入れられやすい商業的性の高い作品には公的助成はいらないんですよね。公的助成は、芸術の多様性を確保するため、商業性の低い芸術作品にこそ主に拠出されるべきです。それが政府にしかできぬユニークな役割です。 https://t.co/3dh3Q18z0P
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) September 29, 2019
ドイツでは公共事業は採算の取れない政治的なことやcontroversialなことにこそ使う。そしてその作品を通して観客と制作者側が必ず議論する場をつくることを前提にしている。そうじゃないエンタメ作品は民間でやる。エンタメを助成金取ってやると、こんな娯楽は民間でやれと社会から批判される。
— Kanako Saito (@kanarkey) September 29, 2019
震災を作品にすることやあいちトリエンナーレに言及した際の昨日のオリザさんの話。国は芸術にもっとお金をかけるべきだし、エンタメはエンタメでアーティストが経済的にも環境的にも自由に表現できることが前提で、その上でこうあるべきだけれど、ほんとそうだよなと思った。
— Kanako Saito (@kanarkey) September 29, 2019
■三浦瑠璃氏の発言について
「民衆に受け入れられないアート展は持続可能でない!」というもの凄い説の登場です。そうするとちょっと前衛的な作品展は不可能になり、ゴッホ展なんかは有名になる前は出来ないからつまり永遠に出来ないという事になります。政権の決定を正当化するためならどんな説でも捻り出す「識者」に驚愕します pic.twitter.com/2wMFgVFigt
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) September 29, 2019
*【ナチス芸術】「素朴な民衆にわかり理解できるものだけが、ほんとうの芸術である」
… 1938年ヘルマン・ゲーリングが絵画専門学校を視察したときのスピーチでこう述べた pic.twitter.com/Uj1y48izlz
— Hiroshi Matsuura (@HiroshiMatsuur2) September 29, 2019
三浦氏はさらりとフェイクを挿入してくるので注意。
問題は「一般大衆による苦情電話」ではない。
問題は差別扇動。河村たかしや小坪慎也等、極右政治家による差別扇動が組織した、極右テロリズムをチラつかせた脅迫。
三浦氏は曲がりなりにも安全保障の専門家なのに極右テロリズムについて沈黙。 https://t.co/NlWGAtbLba
— 梁英聖@『日本型ヘイトスピーチとは何か』(影書房) (@rysyrys) September 30, 2019
三浦氏は極右の差別扇動をいつのまにか一般大衆の民主主義の発露であるかのようにすり替えるロジックを立てている。
ナチと同じ。
①実際に起きたのは極右の差別扇動
②三浦氏はそれを一般からの苦情殺到にすり替え
③大衆こそ一番の権力者というロジックで結果として極右の差別扇動を正当化 https://t.co/aeR1xms3wy— 梁英聖@『日本型ヘイトスピーチとは何か』(影書房) (@rysyrys) September 30, 2019
三浦瑠麗への批判としては賛同するが、全面的には賛同しかねる。今回の問題は、「極右の抗議」ではなく、憲法で「表現の自由」を守る責務を負う名古屋市長や菅官房長官による批判や介入という違憲行為にあるし、そこを三浦瑠麗は忘れている。 https://t.co/z4RvBvlx2G
— 日本国黄帝 (@nihon_koutei) September 30, 2019
↓ 彼女は忘れたのではなく、それが問題だと思って(気づいて)いない、または書かないことで隠蔽し、印象操作をしているのだろうと思った。「大衆的な民主主義」って何…。悪文。「多くの人の学習意欲を満たし、十分に教育的で説明的であってほしい」という需要があってもアートは応えなくてもいい。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 30, 2019
■スピーチで発言された「四つ」について(2019/10/05加筆)
文化庁前からの流れでnoteを書いた。@naoyoshigai吉開さんが、部落差別としての「四つ」の規制と、「表現の不自由展」が受けた検閲を同一視していることを、批判している。それは混同してはならない。なぜならまだ「部落差別」は終わっていないのだから。#文化庁前デモ0930https://t.co/zmUl8Zsegs
— 谷口岳 (@BLKMDDYRVRII) October 2, 2019
ある作品が撤去や改変を強いられたとして、それが国家権力側からの圧力なのか、歴史的に被害を受けてきた人たちの切実な声によるものなのかは厳密に区別されなければなりません。不自由展でもここは曖昧になっており、政治的にもキュレーション的にも、この点は問題があると思っています。 https://t.co/U2idgIN7d5
— 山川冬樹 (@yamakawafuyuki) October 1, 2019
9月30日の文化庁前でのわたしのスピーチについて、またその後に投稿したツイートに関して、反省し、多くの方を傷つけてしまったことを謝罪いたします。詳しくは、HPに書きました。https://t.co/BrxgF2MZb2
— 吉開菜央/Nao YOSHIGAI (@naoyoshigai) October 5, 2019
強い言葉を使ってしまいましたが、受け止めて下さってありがとうございます。昨晩、過去の僕の失敗例について連投したので、よろしければ読んでみて下さい。今回の件が少しでも差別問題への理解に活かされていくといいですね。僕も考え続けたいと思います。 https://t.co/PUp8neg9b5
— 山川冬樹 (@yamakawafuyuki) October 5, 2019
2014年の札幌国際芸術祭に参加した時のことです。僕は自作のカヤックで石狩湾から札幌の中心まで川を遡るというプロジェクトを発表しました。→
— 山川冬樹 (@yamakawafuyuki) October 4, 2019
↓(2020/02/14加筆)
#文化庁前デモ0930 で静かに力強いスピーチをされた谷口岳さんのnote。そして、アーティストの吉開菜央さんも真剣に応答されている。差別の最前線で戦ってきた方々と、(私を含め)そうでない人々には見えている「現実の風景」が違うと感じていた。この開かれた会話は大切。https://t.co/v45JRuzxOS
— 今泉真緒/Mao Imaizumi (@maoimzm) October 6, 2019
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