「あいちトリエンナーレ」に対する文化庁の決定に対し、撤回を求める運動が起こっています。私も撤回に賛同しています。
8月5日:【意見】あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」を中止に至らせた、表現の自由を侵害する発言・行動に反対します
9月27日:【意見】文化庁の「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付に反対します
↓署名が集まっています。ご賛同いただける方はぜひ。
8万人超えたhttps://t.co/tdVkk4zO41
— 相馬千秋 (@somachiaki) September 28, 2019
舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)でも賛同者を募集中↓です。ネット上で匿名にする署名も可能です。どなたでもご賛同いただけます。
現在:個人527名(うち匿名148名)、団体2団体
【賛同者募集中】
本日(9月28日)07:30時点での賛同者のお名前を掲載しました。ON-PAM会員以外の方も賛同いただけます。https://t.co/BKf5mexeb9
— 舞台芸術制作者オープンネットワーク (@OpenNetwork_PAM) September 28, 2019
↓9月30日(月)19時より文化庁前で「補助金カットに物申すデモ第2回」があります。
【最RT希望】お待たせです! 補助金カットに物申すデモ第2回は明日9月30日(月)19時より、再び東京・文化庁前で行いたいと思います! いろんな人に来て欲しい。アートだけでなく、差別や政治の問題。そして何より人間と自由の問題。よろしくお願いします! #文化庁前デモ0930 #アートで自由を守る https://t.co/g444lQkz1q
— Taisuke Shimanuki (@nukisuke) September 28, 2019
【最RT希望】
◆◆ 補助金カットに物申すデモ第2回 ◆◆
9月30日(月)19時~
東京・文化庁前https://t.co/Tbtf8l9PyX#文化庁前デモ0930#アートで自由を守る#あいちトリエンナーレ#あいちトリエンナーレ2019 #表現の不自由展https://t.co/Z8bRY0ITYI pic.twitter.com/6gQUbRV1L1— masako (@masako0404) September 29, 2019
■自分のこととして考えてほしい
「あいちトリエンナーレの対応が悪かった」とか「助成金不交付に反対する人たちが苦手」とか…残念ながら、もう、そんなことを気にしてる段階じゃないのでは。自分が今までどおり楽でいるために、事件を他人事にする理由を探すのはやめて、自身のこととして本気で考えてほしいな…すごく嫌で辛いけど。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 27, 2019
「政治のことはよくわからない、偉い人に任せておけば良い」と考えている人、昨今の色々を見てくれ。災害、文化、外交、環境、教育、どれ一つとっても自分と地続きの問題ではないか。自分が好きな漫画が、音楽が、芝居が、観れなくなる前に。この流れを断ち切るために選挙に行くことが必要なんだよ。
— 鈴木光介 (@kousukemusic) September 27, 2019
■安倍政権下で約束が破られ続けている
本当にその通りで、もはや事態は芸術祭や「表現の自由」とは別の、より深刻な問題に推移している。。民主主義において「約束」をないがしろにし続けること、つまり「約束」が機能しない社会は、ここまで腐るのかと。。そしてこれ以上悪くなることも容易に想像できてしまう。。 https://t.co/pOL7ymTNYP
— 遠野よあけ (@yoakero) September 27, 2019
ここで今行われている真のやりとりは、憲法のせいで言いたいこと言えない政府(だから憲法をぶち壊したい)と、憲法があるから真っ直ぐモノを言えてる僕らの姿です。壊された後はおしまいです。
— 古舘寛治Kanji Furutachi (@Mkandhi091) September 27, 2019
ある会社から仕事の依頼が来た。打ち合わせをし、予算も聞き、契約も結んだので作業を開始した。人を雇い、材料も買い、外注の手配もした。製品が半分できたころ、突然その会社から「御社の製品はうちの方針とちがうので予算は払いません」と連絡がきた。その会社は「文化庁」という社名だった。
— 明和電機 (@MaywaDenki) September 27, 2019
■文化庁の決定は表現の自由をうたった憲法第21条に違反
「文化庁が負ける公算も高い」 あいトリ補助金問題、弁護士が予想する裁判の行方 https://t.co/C7BuwvtAD4 「表現の自由をうたった憲法第21条は、争点になると思います。今回が認められれば、お金をもらえるような表現を国が選べることになり、表現の自由を侵害することにもつながるからです」
— 保坂展人 (@hosakanobuto) September 28, 2019
公の助成金って、受託側がお金くださいってお願いするんじゃなくて、公でがこのお金で文化振興してくださいって頼むもんで、予算を託せる事業を本気で探してるし選んだら何としても実現させたい。公金出す側から言わせて貰えばこれ大前提、全額不交付なんて選んだ側の責任どうするつもりなのか。
— JunnosukeTada@JPN (@TDLTJ) September 28, 2019
補助金不交付の件、「納税者の立場からすると当然」とかクソリプがきてるけど、今回の文科庁の問題点は、
「時の政権が、都合のいいアートばかりにするため(つまりアートを政府のプロパガンダに利用しやすくするため)、アートに圧力をかける道具として、国民から預かっている税金を利用する」
と→
— 乗越たかお (@NorikoshiTakao) September 28, 2019
→いうこと。
納税者としても、絶対に許してはいけないことなのだ。
— 乗越たかお (@NorikoshiTakao) September 28, 2019
最近、「条件付きの人権」って多いですね。
・政府の意に反しないアートなら補助金出す
・実務経験教員の授業を含める大学なら無償化する
・政治家にヤジ飛ばさない人なら街頭演説聞かせる
・政治家にツッコミ入れないアカウントなら公益情報読める条件付けた時点で、もはや権利保障ではないですから
— KAMEI Nobutaka (@jinrui_nikki) September 27, 2019
これ、めちゃくちゃしっくり来た。
「政府からお金もらってるんだから政府の意に反する展示はするな!」って人たちは、お金を政府のものだと勘違いしている。
もともとは僕達国民が納めた税金であって、政府はそれを預かっているに過ぎない https://t.co/emQGKAK7ug— MMFR (@MMFR62774739) September 27, 2019
■被害者側である「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付は、脅迫者側を応援している
これみんなに真面目に考えて欲しいんだけど、今回のトリエンナーレは、脅迫による被害者ですからね。萩生田文科大臣は、あろうことか、その被害者に対して、出す予定だった補助金を全部引き上げるという「罰」を下そうとしているのです。これは明らかに脅迫者を応援する行為であり、いわば共犯です。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) September 27, 2019
■あいちトリエンナーレに恫喝電話をしたのは河野太郎防衛大臣を支持する自民党員だった
【あいちトリエンナーレに恫喝電話したのは自民党員】 https://t.co/MF2xV5keud pic.twitter.com/LSeQFAnndR
— 香山リカ (@rkayama) September 28, 2019
自民党員が恫喝電凸
↓
イベントが中止に追い込まれる
↓
イベント中止の混乱を理由に補助金支出中止を自民党の大臣が決定もう満州事変級の自作自演で、やはりこの国はまだ大日本帝国なんだな、と思います。
— Masayuki Kusakabe (@unclepaul_jp) September 28, 2019
自民党員がクレームの電話を入れて職員を何度も「バカヤロー」と怒鳴りつけ、そして、自民党政権である政府が「展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにもかかわらず……」とかいう理由を付けて補助金の不交付を決定した、ということか。 pic.twitter.com/CQiwJxlokR
— ロジ (@logicalplz) September 28, 2019
あいちトリエンナーレのyoutubeチャンネルで公開されてる恫喝電話の音声、どれも気が遠くなるほどひどい。こんなもので展示を中止させられ補助金を取り消されるなんて日本マジで終わってる。https://t.co/IjY9AvYD7h
— チキささ (@c_ssk) September 28, 2019
■松平美濃守氏「私はおそらく8/2に県庁、市役所、トリエンナーレ事務局に抗議電話しました」
松平美濃守 という自民党員の証拠ツイートです。いまや非公開にして逃げていますがね。 pic.twitter.com/WBz6rWBwVd
— . (@Lunch3003) September 28, 2019
脅迫電話で「あいちトリエンナーレ」の展示を中止に追い込んだ自民党員であるアカウント名「松平美濃守」は、事の大きさ今頃気づき、電話を受けた相手に謝罪をするとか言い出し、アカウントを非公開にした。気に入らない文化をつぶすために仕掛けた安倍自民党の謀略。歴史に残るような暴挙だ。
— FFMatudo (@FFMatudo) September 28, 2019
魚拓です。https://t.co/BEqR4dhTWr https://t.co/PXo7O81oLI
— 伊藤広剛 Hirotake Ito 🥚🥤🏳️🌈 (@bobby_muntan) September 28, 2019
トリエンナーレに抗議電話してた自民党員がフォローしてる面々。
見事にお決まりのメンツですね🤦🤦🤦 pic.twitter.com/yXooLElhOE— 晴れのち晴れ (@rLnlSuL7Q6rSVKl) September 28, 2019
愛知トリエンナーレに恫喝電話した自民党員 – Togetter / https://t.co/PraP8dQdDM
— ke-K 노동자 (@highkick77) September 28, 2019
■あいちトリエンナーレに対してその決断をするなら、東京オリンピックの補助金も不交付になる。
オリンピックの会場で「ガソリン持ってくぞ」という脅迫がなされ、競技が一部中止になったら、日本政府はその競技に対する補助金のみならず、オリンピック全体へ支出予定だった補助金を、すべて引き上げるのだろうか。今回の萩生田文科大臣の言い分を当てはめれば、当然そうなるよな。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) September 27, 2019
「騒動が大きくなったから補助金取り消し」
がまかり通るなら、#加計学園 に支払われた補助金も取り消すべきですね。#度々問題を起こしている自民党への政党交付金も取り消し対象
— Peace for Children (@peacefulworld99) September 28, 2019
「日本の行政は、中央省庁からの補助金が多数設定され、補助金に依存した運営がなされています。
略)この様な恣意的で不安定な決定がなされ、法の支配が脅かされ、中央省庁に対する信頼が破壊されてしまったら、日本の行政運営が根本から揺るぎかねない」
「過ちて改めざる、これ過ちという」 https://t.co/Y3f3fv8Ykx— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 29, 2019
■昭和天皇の肖像を燃やす描写があった作品について
今だに「天皇の写真を燃やす」云々のツイートしてる人がいる……。公立の美術館が先に燃やしてるの。図録に載った数百の肖像画が燃やされたんですよ。それについてのアートなの。https://t.co/fmX9yztuVx
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 27, 2019
昭和天皇は先の戦争の責任者でしたが、広島に原爆を落とされたことについて「やむを得ない」と言いました。広島の人々が業火に焼かれても「やむを得ない」のであれば、写真くらい燃やされても「やむを得ない」のではないでしょうか。なお、これは作者の意図とは関係のない、僕の個人的な意見です。 https://t.co/B1FVmYUJJG
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) September 27, 2019
愛知不自由展、天皇肖像を燃やす表現を非難される。でもあの戦争は天皇の命令で始められ何千万人の他国の人を殺し日本国民も320万人が命を落とした。日本中の都市は焼け野原となり住む家を失くした。
私たちは天皇を神と崇めさせられ苦難に耐えた。戦後天皇は神から人間に、写真燃やすのがそんなに罪?— KAZUKO (@PeriKazuko) September 27, 2019
■「表現の自由は、その作品が嫌いだろうが何だろうが、何が何でも守るべきもの」
あなたが作品に対して不快感を感じるのは、あなたの自由です。しかしあなたが不快感を感じることは、作品の展示をやめる理由にも、補助金を出さない理由にもなりえません。あなたはこの世界のかけがえのない一員ですが、同時に世界はあなたを中心に回っているわけではありません。 https://t.co/J7WlJxvElc
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) September 28, 2019
私は作品自体は好きではありませんが、そんなのどうでもいい。補助金は予定通り交付されるべきだと思います。表現の自由は、その作品が嫌いだろうが何だろうが、何が何でも守るべきものだ。 https://t.co/yBB1VGC9Gj
— 村上 豪英 (@m_takehide) September 27, 2019
■続報:「日本博」
「文化資源活用推進事業」の助成と書いてあるけど、行政なんだから正確に書いてほしい。「日本博」絡みだと。
「日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業」としての補助金なのだと。
つまり従来の文化庁にはなかった枠組みの、オリンピック対応で極めて内閣府直轄の色合いの強い事業なのだと。 https://t.co/WFiebMIUwo
— 港のYoko (@Yoko_is_so_fine) September 27, 2019
あまり注目されてない点だけど、あいちトリエンナーレ2019は、「日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業」の公募助成採択事業。
従来の国際展への助成枠組と違い、オリンピックが機点の、インバウンドや地方創生を主眼とした内閣府主導の色合いが強い補助金です。https://t.co/CHRqOIxnXj pic.twitter.com/vEzAapLojC
— 港のYoko (@Yoko_is_so_fine) September 27, 2019
知人と不交付の話をした時に「日本博」絡みと聞いたので気になって調べたらやっぱりそうでした。
文化庁に従来ある「優れた現代美術の国際発信推進事業」とは異なり、前年に応募する長いプロセスのものではなく、かなり臨時的なものです。おそらく2019-20年度限りの助成。 https://t.co/CragHtwva4 pic.twitter.com/mf6JJWexJo
— 港のYoko (@Yoko_is_so_fine) September 28, 2019
文化庁の補助金あいトリ不交付の件で色々な人が色々な分析されていますが、割と根本的な話として、そもそもあれが「日本博」の機運醸成のための補助金という位置付けであるという点を文化庁の予算編成面から分析した方が、様々な思惑や意思決定のあり方がクリアに見えてくると思いますよ。
— 津田大介 (@tsuda) September 29, 2019
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