DULL-COLORED POP「福島三部作 第二部『1986年:メビウスの輪』」07/06-07いわきアリオス小劇場

 谷賢一さんが作・演出される劇団DULL-COLORED POP(ダル・カラード・ポップ)が、「福島三部作」の最新作である第二部『1986年:メビウスの輪』を福島県のいわきアリオスで初演しました。私はいわき湯本温泉から出発する「Fスタディツアー」に参加してから観劇しました。

 7月1日の通し稽古で拝見した『1986年:メビウスの輪』は、質の高い家族劇、論争劇、滑稽劇で、まるで実話をもとにした“神話”だと思いました。終盤の15分ほどの“茶番”は衝撃的で、涙が止まりませんでした(感想ツイート⇒)、

 5日後、福島県で現地の観客と一緒に観た時は…幕開けから会場の空気が張りつめていて、私は笑いが起こるごとにドキっとしたりホっとしたり…。照明、美術なども本番仕様ですから稽古と違って当然ですが、事実を基にしたフィクションを当事者と生で共有すること、その場の持つ力、可能性の大きさを体ごと確認できました。

 以下、関連情報と観客の感想などをまとめます。後日、ミニ稽古場レポートを公開予定です。

■ニュース

■「福島三部作」をいわきでより楽しむコツ

■いわきアリオス

■柳美里さんと内野儀さん

■Fスタディーツアーにも参加していた観客の感想

■谷賢一さん

■国立劇場演劇研修所の修了生が出演

■戯曲『従軍中のウィトゲンシュタイン(略)』は9月に刊行

※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~
★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
 便利な無料メルマガ↓も発行しております♪

メルマガ登録・解除 ID: 0000134861
今、面白い演劇はコレ!年200本観劇人のお薦め舞台

   

バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ