アーツカウンシル東京「東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】活動報告会第1回「カンパニーデラシネラの若手プロジェクト3年間を振り返る」」07/11アーツカウンシル東京

 小野寺修二さん率いるカンパニーデラシネラが平成26年(2014年)度から開始した「白い劇場シリーズ」は、アーツカウンシル東京から3年間の長期助成プログラムという支援を受けていました。その活動報告会を拝聴しました。過去のオーディション情報⇒123

 “白い劇場シリーズ”第2弾『椿姫』はCoRich舞台芸術まつり!2016春・グランプリを受賞。2018年3月にグランプリ受賞記念公演として世田谷パブリックシアターでの再演が決まっています。『椿姫』と『分身』の2本立て公演で、オーディションあり(7/31〆切・郵送のみ)。

 3年間の長期助成で期間中の事業変更アリというのは珍しいそうです。そのおかげで柔軟に、攻めの姿勢で、想定の10倍以上(!)の実績を残されたんですね。若手が育ち、アルバイトをしなくてよくなった(振付、出演の仕事で食べられるようになった)というのは感動的です。

 『分身』↓の出演者は156人から選ばれた13人だったんですね~。

 以下は公式ツイートの記録のみです。撮影自由、SNSへの投稿も自由でした。後日、アーツカウンシル東京の公式サイトで記録が公開されるとのこと。

【意見】「安倍政権に退陣を求める緊急デモ・MARCH FOR TRUTH」に参加しました

 久しぶりにデモ行進してきました~。「安倍政権に退陣を求める緊急デモ・MARCH FOR TRUTH」は2017年7月9日(日)に、北海道、東京、名古屋、大阪、和歌山、愛媛、福岡で行われたようです(京都も?)。以下、記録です。

■安倍政権の支持率低下

【ワークショップ】銀座九劇アカデミア「小野寺修二プレワークショップ「ただ、立つことから始めてみよう」」08/18実施※〆切不明

 浅草九劇を運営するLesPros entertainmentが「銀座九劇アカデミア」にて、小野寺修二さんのワークショップを開催します。詳細は公式サイトでご確認ください。

 日程:2017.08.18(金)19:00~21:00
 参加費:3,500円
 定員最大:20名

 以下、公式サイトより。

ナショナル・シアター・ライヴ「深く青い海」07/07-13 TOHOシネマズ日本橋

 今月のナショナル・シアター・ライヴは1952年初演のテレンス・ラティガン作「深く青い海」。演出はキャリー・クラックネルさんという若い白人女性です。休憩時間に演出家インタビューあり。上演時間は約151分。

 素晴らしかった…。“場面転換のための暗転”なんて皆無(休憩前を除く)。てゆーか場面転換こそ演出の見せ場であり、批評性を前面に出せるところではないかと。ナショナル・シアター・ライヴは俳優さんはもちろん、演出家の方々にぜひご覧いただきたいです。

【レポート】早稲田小劇場どらま館・2017春の講演会「演劇教育のすすめ・ドラマティーチャー石井路子の場合」07/05早稲田小劇場どらま館

 立東舎から「高校生が生きやすくなるための演劇教育」を上梓された石井路子先生の講演会に伺いました。聞き手は早稲田大学教授で翻訳家でもある水谷八也先生。水谷先生は前田司郎さん作・演出の『チャンポルギーニとハワイ旅行』(2012年、アトリエヘリコプター)で初めていわき総合高校の舞台を観て、それ以来、石井先生の作品を追いかけているそうです。※石井先生は今は追手門学院高校のドラマティーチャーで、かつてはいわき総合高校で教えていらっしゃいました。

 私がいわき総合高校の舞台を始めて観たのは震災直前の2011年2月。震災後は2作品拝見しています(レビュー⇒)。2011年8月の劇作家協会公開講座も拝聴しました。2014年に王子小劇場で行われた高校生向けのワークショップで初めて石井先生にお会いし、お話もさせていただきました(⇒詳細レポート)。

 学校・大学での演劇教育の普及については、青年団の平田オリザさんが長年、地道な草の根運動をしてくださっています。私自身、娘に演劇教育を積極的に受けてもらって、その効用、恵みを実感していますので(本人は辛かったかもしれないけど・笑)、石井先生が本を出版されたことがものすごく嬉しいです。

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 ↓Kindle版あり。

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 以下、私がメモした内容です。「です・ます調」と「だ・である調」が混ざっています。正確性は保証できません。非公式レポートです。