らまのだ『まど/みそ味の夜空と』07/12-16 SPACE梟門

 らまのだは演出家の森田あやさんが主宰する劇団で、座付き劇作家の南出謙吾さんが第22回劇作家協会新人戯曲賞を授賞されました。森田さんも若手演出家コンクール2016の最終審査で上演した『みそ味の夜空と』で優秀賞を受賞されました。

 気になる俳優さんが出演していたこともあり、千秋楽を拝見しました。上演時間は公式発表では約1時間30分。すみません私は未確認です。短編3本立てでした。

 ≪公演紹介≫ CoRich舞台芸術!より。
劇作家南出謙吾、演出家森田あやがめでたくW受賞を果たしたらまのだ。
W受賞後初の本公演。
第22回劇作家協会新人戯曲賞受賞「触れただけ」より『まど』、若手演出家コンクール2016最終審査上演作品『みそ味の夜空と』、珠玉の中編2作品を一挙上演。
 ≪ここまで≫

 日本人の若者の日常を描く現代の会話劇です。俳優が感情を動かさないので、段取りどおりに動いているだけに見えてしまい、楽しめませんでした。

 渡邊りょうさんはその場で起こることに生きた反応をされていて、観客とも心を開いたコミュニケーションをしてくれていたと思います。

 選曲も好みではなく、全体的に乙女チックな雰囲気も苦手でした。まあ私は40代の超偏屈な演劇ファンですのでね、好みの問題です。

 「W受賞おめでとう公演」という冠名が付いています。自分たちに対して無邪気に「おめでとう」と言える(おおっぴらに自画自賛できる)姿勢が、そもそも私には合ってなかったのかも。

 座付き劇作家と主宰の演出家という風に、劇作と演出の両方を一人だけで担当するのではない劇団体制は、幸福なことだなと思います。

 ここからネタバレします。私が拝見したのは【のだver】です。

●『まど』
 兄役:小笠原佳秀 弟役:日下部そう 兄の恋人役:松本みゆき

●『みそ味の夜空と』
 兄:木山廉彬、妹の友達(自称英語だけが得意):藤本紗也香、妹:納葉、兄の恋人:西井裕美(らまのだ)、妹の恋人:渡邊りょう(悪い芝居)

●『ひとりぶんの嘘』
 女役(女子高生・死んでいる):もりみさき 男役(男性教師・30代後半バツヨン):小笠原佳秀

 会話が進むうちに女性の方が死んでいるとわかるのが良かったです。

らまのだ4かいめ W受賞おめでとう公演
出演:日下部そう、小笠原佳秀(殿様ランチ)、松本みゆき、木山廉彬、藤本紗也香、納葉、西井裕美(らまのだ)、渡邊りょう(悪い芝居)
【らまver】 兄役 日下部そう、弟役 小笠原佳秀 おまけ作品:渡邉梨香子
【のだver】 兄役 小笠原佳秀、弟役 日下部そう おまけ作品:もりみさき
脚本:南出謙吾
演出:森田あや
照明:兼子慎平(ラセンス) 装置:望月成一 音響:久郷清 音楽:Ramali studio 制作:松本悠 鎌内聡 チラシ:HAMI フライヤー写真:古里麻衣 映像撮影:川本啓(秘密結社K)
【発売日】2017/05/20
前売り:3500円
当日:3800円
レイトショー:3300円
U25:2500円(25歳以下・要身分証・予約のみ)
http://www.lamanoda.com/pages/75520/page_201507121129

※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~
★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
 便利な無料メルマガ↓も発行しております♪

メルマガ登録・解除 ID: 0000134861
今、面白い演劇はコレ!年200本観劇人のお薦め舞台

   

バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ