【メルマガ 2017年07月のお薦め舞台】

2014年度の4位入賞!
2014年度の4位入賞!

 2017年7月のお薦め舞台11本+αをご紹介します。
 まぐまぐ大賞2014・無料部門・エンターテイメント・ジャンルで4位入賞したメルマガです♪

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 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 153    2017.07.01  2,441部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
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 ◎7/2(日)は東京都議会議員選挙。東京都民の皆様は Let’s 権利行使♪

    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください!

 ◎facebookページ↓でブログ更新を報告しています。
   http://www.facebook.com/shinobureview
   よかったら「いいね!」をクリックしてくださいね♪


○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め11本+α】
   
   ◎No.1→TBS/ホリプロ/梅田芸術劇場/WOWOW
       『ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」』
       07/19-10/01赤坂ACTシアター
       ≪東京、大阪≫
       http://www.billyjapan.com/

 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→TBS『俺節』
       06/24-30オリックス劇場
       ≪東京、大阪≫
       http://www.orebushi.com/

 ◆3【子ども向けの舞台を大人も楽しんじゃおう♪夏は劇場に集合!】

   ◎7月はお薦めしたい子ども向けの舞台がたくさん!

 ◆4【英国演劇の映画館上映情報~NTLiveなど~】

   ◎今月は劇場版「嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~」がお薦め!

 ◆5【編集後記】

   ◎「CoRich舞台芸術まつり!2017春」グランプリ発表!

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 ◆1 【今月のお薦め11本+α】
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 ▽★印がいちおし公演です。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・税込価格・URL
 ▽氏名は敬称略で並びは順不同。座種の記述がない公演は全席指定。
 ※間違いがあるかもしれません。最新情報や詳細は公式サイトでご確認を。
 ※高額のお薦め公演が多かったので、11本に増やしました。

 ◎6月末に開幕したばかりの公演は、メルマガ前月号↓でチェック推奨♪
  https://shinobutakano.com/2017/06/01/5684/

0.TBS/ヴィレッヂ/劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』
  06/27-09/01 IHI STAGE AROUND TOKYO
  出演:阿部サダヲ 森山未來 早乙女太一 松雪泰子 粟根まこと 福田転球
   少路勇介 清水葉月 梶原善 池田成志 他
  作:中島かずき 演出:いのうえひでのり
  S席13,000円 サイドS席12,500円 ※未就学児のご入場は不可。
   http://www.tbs.co.jp/stagearound/toridokuro/
  客席が360度動くという新劇場で、劇団☆新感線の大人気名作である
  『髑髏城の七人』を上演。テレビ、映画のスターなど豪華キャストです。
  7年ごとに上演を重ねている『髑髏城の七人』はすごく面白いです。
  未見の方はぜひ。世界で2つ目という“回る円形劇場”も体験したい。
  私は先月ようやく『Season花』↓を拝見。
   https://twitter.com/shinorev/status/872478151720394752
  2011年版↓の森山未來さん、早乙女太一さんの殺陣が素晴らしかったです。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0908140224.html
  阿部サダヲさんは捨之介役にぴったりではないかと。
  『Season風』↓のキャストも発表!
   http://www.tbs.co.jp/stagearound/kazedokuro/cast/
  ※6月末に開幕しました。6月号↓に続き特別に掲載。
   https://shinobutakano.com/2017/06/01/5684/

1.世田谷パブリックシアター『子午線の祀り(しごせんのまつり)』
  07/01-23世田谷パブリックシアター
  出演:野村萬斎、成河、河原崎國太郎、今井朋彦、村田雄浩、若村麻由美、他
  脚本:木下順二 演出:野村萬斎
  ・本公演
   一般:S席(1階・2階)8,800円 A席(3階)5,400円
   ベンチシート(最前列)7,000円
   高校生以下:S席(1階・2階)4,400円 A席(3階)2,700円
   ベンチシート(最前列)3,500円
   U24 S席(1階・2階)4,400円 A席(3階)2,700円
   ベンチシート(最前列)3,500円
  ・プレビュー公演
   一般:S席(1階・2階)7,300円 A席(3階)4,400円
   ベンチシート(最前列)6,000円
   高校生以下:S席(1階・2階)3,650円 A席(3階)2,200円
   ベンチシート(最前列)3,000円 
   U24:S席(1階・2階)3,650円 A席(3階)2,200円
   ベンチシート(最前列)3,000円
   https://setagaya-pt.jp/performances/201707shigosen.html
  世田谷パブリックシアターの開場20周年記念公演。戦後日本の代表的な
  劇作家・木下順二の『子午線の祀り』を、同劇場芸術監督の野村萬斎さんが
  演出・出演されます。補助席の発売が始まるほどの人気公演です。
  シアターガイド2017年7月号の巻頭特集↓になっています。
   http://www.theaterguide.co.jp/message/2017/05/29.php
  2004年版を観たお客さんの感想↓
   http://theatergoersjournal.seesaa.net/article/387480755.html
   http://ameblo.jp/mineokob/entry-10000309718.html
  2004年の配役表↓(お客さんのツイートです)
   https://twitter.com/sunnysky2010/status/826712778572341248
  私は1999年の新国立劇場版も、2004年版も見逃しています。2004年は
  チケットが取れず。今回は成河さん目当てでもあり早めにゲット。
  「声の群れ、立ち現れる源平合戦 「子午線の祀り」野村萬斎の新演出」↓
   http://www.asahi.com/articles/DA3S13011025.html

2.こまつ座『イヌの仇討』
  07/05-23紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
  出演:大谷亮介、彩吹真央、久保酎吉、植本潤、加治将樹、石原由宇、
  大手忍、尾身美詞、木村靖司、三田和代
  脚本:井上ひさし 演出:東憲司
  一般 7,000円 学生 4,000円
   http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#273
   https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20170324101500.html
  「忠臣蔵」で赤穂浪士たちに殺される吉良上野介を主役にした
  井上ひさしさんの戯曲です。演出は劇団桟敷童子の東憲司さん。
  こまつ座での初演から数えて29年振りに、同座にて上演。
  フレッシュなキャストも加わりこまつ座の新しいページが開くといいですね。

3.(株)梅田芸術劇場『OTHER DESERT CITIES
  アザー・デザート・シティーズ』
  07/06-26東京芸術劇場シアターウエスト
  ≪東京、大阪≫
  出演:寺島しのぶ、中村蒼、麻実れい、中嶋しゅう、佐藤オリエ
  脚本:ジョン・ロビン・ベイツ
  翻訳・台本:早船歌江子 演出:熊林弘高
  9,500円
   http://www.umegei.com/other-desert-cities/
  2012年のトニー賞で5部門にノミネートされた米国戯曲を熊林弘高さんが演出。
  麻実れいさん、中嶋しゅうさん、佐藤オリエさんという“熊林組”に
  寺島しのぶさんと中村蒼さんが加わったキャスティングは迫力満点。
  2016年の青年座版↓と比べて楽しもうと思います。
   https://shinobutakano.com/2016/12/17/3970/

4.シス・カンパニー『子供の事情』
  07/08-08/06新国立劇場中劇場
  出演:天海祐希、大泉洋、吉田羊、小池栄子、林遣都、春海四方、
   小手伸也、青木さやか、浅野和之、伊藤蘭
  作・演出:三谷幸喜 音楽・演奏:荻野清子
  SS席11,000円、S席9,500円、A席8,000円、B席6,500円、C席5,000円
   https://www.kodomonojijo.com/
  三谷幸喜さんの新作です。今回は出演はされないんですね。
  たしか天海祐希さんが『おのれナポレオン』↓を病気降板された時に、
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0411204142.html
  三谷さんが「天海さん主演の新作を書く」と約束されていましたね。

5.ゴーチ・ブラザーズ プロデュース『カントリー~THE COUNTRY~』
  07/12-17 DDD AOYAMA CROSS THEATER
  出演:大空ゆうひ、伊達暁、南沢奈央
  脚本:マーティン・クリンプ 翻訳:高田曜子(高ははしご高)
  演出:マーク・ローゼンブラット
  8,500円
   http://www.country-stage.com/
  約200席の空間での海外戯曲上演。三人芝居をじっくり楽しめそう。
  ゴーチ・ブラザーズは毎年ワークショップ(WS)を開くなどして、
  英国人の演出家と日本人の俳優との交流を継続しています。
  今作を演出するマーク・ローゼンブラットさんのWS↓もありました。
   https://shinobutakano.com/2017/05/08/5413/

6.ホリプロ『NINAGAWA・マクベス』
  07/13-29彩の国さいたま芸術劇場・大ホール
  ≪香港、埼玉、佐賀、イギリス(ロンドン、プリマス)、シンガポール≫
  出演:市村正親、田中裕子、辻萬長、大石継太、瑳川哲朗、他
  作:W.シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 演出:蜷川幸雄
  S席¥12,000- A席¥9,000- U-25 \6,000
  未就学児の入場はご遠慮いただいております。
   http://ninagawamacbeth.com/
  蜷川幸雄一周忌追悼公演として、香港、英国、シンガポールもまわる
  ツアーの日本凱旋公演です。蜷川さんの不在はとても大きいと、
  ようやく体で感じてきています。

7.オフィスコットーネプロデュース『怪談 牡丹燈籠』
  07/14-30すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO
  出演:柳下大、山本亨、西尾友樹、松本紀保、太田緑ロランス、青山勝、
   松金よね子、花王おさむ、児玉貴志、原口健太郎、宮島健、
   川嶋由莉、新上貴美、井下宜久、升田茂
  原作:三遊亭円朝 脚本:フジノサツコ 演出:森新太郎
  前売り=5,500円 当日=5,800円
  シード(25歳以下)=前売・当日共 4,000円
  墨田区民割引=5,300円(前売りのみ)
  ※シードチケットは平日公演のみ適応で後方の席、枚数限定
   http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/
  森新太郎さんが『怪談 牡丹燈籠』を演出。脚本をフジノサツコさんが
  手掛けるのは新国立劇場演劇『東海道四谷怪談』↓と同じですね。
   https://twitter.com/shinorev/status/608621771281960961
   https://twitter.com/shinorev/status/608624147061592064
  森さんの演出は『ミュージカル「パレード』↓も凄かったです。
   https://shinobutakano.com/2017/05/31/5658/

8.プリエールプロデュース『世襲戦隊カゾクマン2』
  07/21-30赤坂RED/THEATER
  ≪東京、北海道4か所、佐賀、福岡、兵庫≫
  出演:山口良一、熊谷真実、芋洗坂係長、西山水木、田中真弓、
   岡田達也、曽世海司、塚原大助、上田桃子、梨澤慧以子
  脚本・演出:田村孝裕(ONEOR8)
  前売4,500円 当日4,800円 高校生以下2,500円
   http://priere.jp/performance/1707/
  濃密な家庭劇がとても得意でいらっしゃる田村孝裕さんの新作は、
  『世襲戦隊カゾクマン』の第二弾。達者なキャストによる喜劇で
  手堅く笑って泣かせて、考えさせてくれるのでは。

9.(株)コムレイド『鳥の名前』
  07/22-08/13ザ・スズナリ
  出演:新井浩文、荒川良々、赤堀雅秋、山本浩司、根本宗子、
   松浦祐也、井端珠里、水澤紳吾、村岡希美
  脚本・演出:赤堀雅秋
  指定席 ¥5,500 自由席 ¥5,200
  学生割引チケット 指定席 ¥4,000 自由席 ¥3,700
   http://www.comrade.jpn.com/
  赤堀雅秋さんのザ・スズナリでの新作舞台に新井浩文さんが再び出演。
  2013年の舞台『葛城事件』↓は赤堀さん脚本・監督で映画化もされ、
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0418122847.html
  新井さんが舞台版と違う役で出演。三浦友和さんも素晴らしかった。
  赤堀さんの新作舞台はBunkamura『世界』↓も面白かったので楽しみ。
   https://shinobutakano.com/2017/01/15/4263/

10.こまつ座『紙屋町さくらホテル』
  07/28保谷こもれびホール
  出演:七瀬なつみ 高橋和也 相島一之 石橋徹郎 内田慈 松岡依都美
   松角洋平 神崎亜子 たかお鷹
  作:井上ひさし 演出:鵜山仁
  入場料5,000円 学生割引3,000円
  ※学生割引:中学、高校、大学、各種専門学校&演劇養成所の学生対象
   http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#279
  こまつ座の代表作といえる作品が1日だけ上演されます。昨年のレビュー↓
   https://shinobutakano.com/2016/07/06/5943/
  「極限状態でもなお芝居をし続ける意味とは?(中本千晶さんの劇評)」↓
   http://ideanews.jp/archives/24628
  キャストが一部変わっていますね。未見の方はぜひ!傑作です。

11.(株)梅田芸術劇場『ローマの休日 Roman Holiday(再々演)』
  07/30-08/06世田谷パブリックシアター
  ≪大阪、東京≫
  出演:吉田栄作、朝海ひかる、小倉久寛 声の出演:川下大洋
  オリジナル脚本:イアン・マクレラン・ハンター/ジョン・ダイトン
  原作:ダルトン・トランボ 脚本:鈴木哲也/マキノノゾミ
  演出:マキノノゾミ
  S席 8,800円 A席 7,000円 U-25チケット 5,000円(25歳以下対象)
  ※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
   http://www.umegei.com/romanholiday
  超有名な映画「ローマの休日」のモノクロの世界観を三人芝居に。
  2010年初演で脚本・演出のマキノノゾミさんが菊田一夫演劇賞を
  受賞されています。今回が2度目の再演。朝海ひかるさんは
  オードリー・ヘップバーンが演じた王女役のイメージにぴったり♪

 ★★★────────────────────────────── 
  前売4000円台の気になる作品を4本ご紹介します。
 ──────────────────────────────★★★

《1》名取事務所『ベルリンの東(再演)』
  07/01-04「劇」小劇場
  出演:佐川和正、森尾舞、西山聖了
  作:ハナ・モスコヴィッチ 翻訳:吉原豊司 演出:小笠原響
  前売4,000円 当日4,500円 
  シニア3,000円(70歳以上) 学生1,000円
  『屠殺人 ブッチャー』とのセット券7,000円
   http://www.nato.jp/topics.html#topi_2
  名取事務所による現代カナダ演劇・最新作連続公演です。
  6/30まで上演されていた『屠殺人 ブッチャー』↓が強烈に面白かった!
   https://shinobutakano.com/2017/06/28/5921/
  佐川和正さんと森尾舞さんは『屠殺人~』に続いて出演。
  お二人とも素晴らしい演技でした。再演とはいえ連続出演は凄い。
  カナダ戯曲はやっぱりとても面白いです。翻訳の吉原豊司さんに感謝。
  彩流社・ほんのヒトコト「本を出すことの喜び」(吉原豊司)↓
   http://www.sairyusha.co.jp/honnohitokoto/36-yoshihara-toyoshi.html
  「(略)カナダ演劇など83本の戯曲を翻訳した元商社マン」↓
   http://www.asahi.com/articles/DA3S13007794.html

《2》サイン アート プロジェクト.アジアン
  『残夏(ざんげ)ー1945ー(再演)』
  07/05-09座・高円寺1
  出演:五十嵐由美子、日野原希美、渡辺英雄、貴田みどり、
   砂田アトム、宮崎陽介、雫境、大橋ひろえ、西田夏奈子
  脚本:米内山陽子(チタキヨ) 演出:野崎美子(崎は立つ崎)
  一般 4,000円 シニア・学生(大学生以下)3,500円
  「なみちけ」ご使用になれます。※未就学児はご入場いただけません。
  ※耳の聞こえない方にもわかるよう字幕や手話を工夫しております。
   http://www.sapazn.jp/zange2017.html
   http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=1697
  広島と長崎での、ろう者の被爆体験を発話、手話、字幕、生演奏等で
  伝えるお芝居。初演↓は私の記憶にとどめておきたい公演として
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0710235155.html
  2015年のベストテン↓入り。伝えようとするパワーが段違いなんです。
   https://shinobutakano.com/2016/01/17/1126/
  音声ガイド&舞台説明会付きの回あり。

★《3》風琴工房『penalty killing REMIX VER.』
  07/14-23シアタートラム
  ≪東京、愛知・豊橋≫
  出演:粟野史浩、板倉武志、碓井将大、岡野康弘、岡本篤、五島三四郎、
   酒巻誉洋、佐野功、杉木隆幸、高木健、田島亮、筒井俊作、照井健仁、
   三原一太、森下亮
  脚本・演出:詩森ろば
  前売 4500円 当日 5000円 学生 2000円 障害の方への割引あり
   http://www.windyharp.org/pk2017/
  ↓こりっちでカンタン予約!
   http://stage.corich.jp/stage/82067
  風琴工房は詩森ろばさんが作・演出する演劇ユニットです。
  日本のアイスホッケーチームを描いた2015年の初演↓が、とにかく
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0216234734.html
  楽しかった! 小劇場がアイスアリーナに! 公式ツイッターの
  稽古場写真を見て↓既に気分がアガっています(笑)。
   https://twitter.com/fukinkobo
  今回は厳密な再演ではなく、新エピソードがあるようですね。

《4》劇団青年座『旗を高く掲げよ』
  07/28-08/06青年座劇場
  出演:山野史人、石母田史朗、小豆畑雅一、豊田茂、嶋田翔平、
   鹿野宗健、渕野陽子、松熊つる松、田上唯、市橋恵
  脚本:古川健 演出:黒岩亮
  一般:4200円、U25(25歳以下):3000円、初日割引(7/28):3000円
   http://seinenza.com/performance/public/227.html
  歴史上の人物や出来事を題材に社会派戯曲を発表している古川健さんが
  青年座に新作を提供。ナチス政権下のドイツ人とユダヤ人といえば、
  古川さんの代表作と言えるのがこちら↓。
  劇団チョコレートケーキ『「あの記憶の記録」「熱狂」』(2013年版)
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0617190311.html
  青年座はパラドックス定数の野木萌葱さん作『外交官』↓など、
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0807230851.html
  小劇場の若手劇作家との創作に積極的に取り組まれています。

 ☆☆☆────────────────────────────── 
  前売3000円台&以下の気になる作品を8本ご紹介します。
 ──────────────────────────────☆☆☆

★[1]ゴッゴローリ伝説『ゴッゴローリ伝説』
  07/07-11参宮橋トランスミッション
  出演:山崎薫(崎はたつ崎) 横山友香 宇井晴雄 扇田森也 
   林田航平 岩男海史 李千鶴 パンチョ目黒
  作:ミヒャエル・エンデ 翻訳:岩淵達治
  音楽・構成・演出・演奏:国広和毅 演出:田中麻衣子
  3500円 小学生1500円 未就学児無料
   https://www.facebook.com/events/1515435788520911/
  ミヒャエル・エンデの小説を、国広和毅さんの音楽とともに
  田中麻衣子さんが演出します。今年2月に素晴らしい成果を残した
  ユマクトプロデュース『リリオム』↓とほぼ同じ座組みですね。
   https://shinobutakano.com/2017/02/17/4644/
  出演者は新国立劇場演劇研修所の修了生が多数。心を通わせる演技と歌で
  このメンバーでしか作れない澄んだ空間を体験させてくれると思います。
  田中さんは2012年↓にもエンデ作品を演出されています。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0913171709.html

[2]新国立劇場演劇『怒りをこめてふり返れ』
  07/12-30新国立劇場小劇場
  出演:中村倫也、中村ゆり、浅利陽介、三津谷葉子、真那胡敬二
  脚本:ジョン・オズボーン 翻訳:水谷八也 演出:千葉哲也
  A席:6,480円 B席:3,240円 Z席(当日券):1,620円
   http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/16_007983.html
  千葉哲也さんが1956年初演の超有名な英国戯曲を演出されます。
  主演は中村倫也さん。早々に前売り完売した人気公演です。私は
  2004年に高橋和也さん主演版↓を拝見したきり。セリフが膨大なんです。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/1106170737.html
  悲劇喜劇2017年7月号に戯曲掲載↓(翻訳の水谷八也さんの寄稿あり)
   https://shinobutakano.com/2017/06/08/5701/
  ※無料のマンスリー・プロジェクトあり↓
  「ジョン・オズボーンの魅力」7/15(土)18:00~同小劇場
  講師:谷岡健彦(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
   https://www.nntt.jac.go.jp/play/monthly/

[3][劇団チャリT企画]と[早大有志の会]のコラボ企画
  『キョーボーですよ!(再上演)』
  07/18早稲田小野記念講堂
  18:30~早大・梅森直之教授 講演「キョーボーですか?」
  19:10~劇団チャリT企画 公演『キョーボーですよ!』
  出演:松本大卒、内山奈々、熊野善啓、小杉美香、杉村こずえ、
   松本寛子、楢原拓
  脚本・演出:楢原拓(chari-T)
  入場無料。会場定員200名。
   http://www.chari-t.com/pc/pc_top.html
   https://twitter.com/WASEDA_9/status/878759656817950721
  先月上演された公演が再び。キャッチコピーは「共謀罪成立後の
  国民監視国家ニッポンを笑い飛ばすブラックコメディ!」。
  朝日新聞、東京新聞、読売新聞、新聞赤旗で紹介された話題作。
  「料理サークルから逮捕者が…」という設定に臨場感があります。

[4]非戦を選ぶ演劇人の会ピースリーディングvol.21『引き返せない夏』
  07/19-20全労済ホール/スペース・ゼロ
  出演:内田龍磨、円城寺あや、大沢健(19日のみ)、大月ひろ美、
   大西孝洋、加藤忍、加藤義宗、木内みどり、小山萌子、さとうこうじ、
   関谷春子、高橋長英、竹口範顕、田根楽子、中野亮輔、中山マリ、
   野口俊丞、野々村のん、深沢敦、古川健、本郷弦、巻上公一、
   宮城康博、山本宣、山森信太郎、流山児祥、他
  [第一部]朗読劇
  『9人いる! ~憲法9条と沖縄2017~』作・演出:宮城康博
  『「反戦」落書きのススメ』作・演出:坂手洋二
  『戦場イラクからのメール』作・演出:坂手洋二
  [第二部]
  ・7/19(水) スペシャルトーク 高遠菜穂子×小西誠×志葉玲
  ・7/20(木) 豪華ゲストが一堂に会してトークをつなぐ、リレートーク!
  一般1,500円 中高生1,000円 小学生以下500円
   http://hisen-engeki.com/
  非戦を選ぶ演劇人の会が毎年開催している朗読劇イベントです。
  新作朗読劇から学べることが多そうです。出演者も毎度豪華で
  ゲストを招いたトークも充実。政治や社会問題について話し合いたいと
  思った時に、何をどのように話せばいいのかのヒントがもらえます。
  出演者目当てでももちろんOKですし、募金もできると思います。

[5]彩の国さいたま芸術劇場『藤田貴大ワークショップ公演Vol.2
  「ハロースクール、バイバイ」』
  07/27-30彩の国さいたま芸術劇場・NINAGAWA STUDIO(大稽古場)
  作・演出:藤田貴大(マームとジプシー)
  全席自由(整理番号付)一般:2,000円 
  高校生以下:1,500円(要学生証提示)
   http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/4027
  女子バレーボール部員たちとその周囲の男子たちの日常を描く
  藤田貴大さんの舞台に、公募で集まった若者が出演。
  埼玉県内在住・在学の、中学生以上20歳以下の12名が、3ヶ月間も
  稽古をしてニューバージョンを創作されたそうです。初演レビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1127012548.html
  “演劇”のイメージが変わるかも。藤田作品が初めての方もぜひ。
  ※マームとジプシー10周年記念公演も彩の国さいたま芸術劇場で上演。
   マームとジプシー『10th Anniversary Tour』
   07/07-30彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
   ≪埼玉、長野、札幌、福岡、愛知、兵庫≫
   http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/3675

[6]ハイバイ『ハイバイ、もよおす』
  07/29-08/12神奈川芸術劇場・大スタジオ
  出演:岩井秀人、上田遥、川面千晶、永井若葉、平原テツ、黒田大輔、
   田村健太郎、伊東沙保、岩瀬亮、後藤剛範、池田亮、藤谷理子、
   遊屋慎太郎、梅里アーツ
  脚本・演出:岩井秀人
  前半割前売(7/29~8/4)3,500円
  前半割当日(7/29~8/4)3,800円
  一般前売(8/5~12)4,000円 一般当日(8/5~12)4,300円
  学生(前売・当日共)3,000円(要証明)未就学児童の入場不可。
   http://hi-bye.net/plays/moyoosu
  岩井秀人さんが作・演出・出演される劇団ハイバイがKAATで
  3~40分ほどの中編をまとめて発表。公式ツイッターによると↓
  “ハイバイの裏メニュー、傑作中編4本一挙放出!2時間30分くらい”
   https://twitter.com/hibye_net/status/868134609657016320
  上演以外のイベントも面白そうなんですよね、たとえばコレ↓(笑)。
   https://twitter.com/hibye_net/status/868412957914415104
  『ある女』↓の“セクリ小林”コーナーには爆笑しました。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0121113014.html

[7]東京ドイツ文化センター「ドイツ同時代リーディング・シリーズ」
  07/28-30東京ドイツ文化センター
  『ガールズ・イン・クライシス』
   2017年ミュルハイム演劇祭劇作家賞受賞
   作:アンネ・レッパー 訳:小畑和奏 演出:生田みゆき
   出演:松井工、神野崇、川辺邦弘、鬼頭典子、金井由妃
  『観客たち』
   作:マルティン・ヘックマンス 訳:長田紫乃 演出:所奏
   出演:押切英希、山本郁子、伊藤安那、前東美菜子、岡本温子他
  『幽霊だって人間だ』
   作:カーチャ・ブルナー 訳:内藤洋子 演出:櫻井美穂
   出演:串尾一輝、他
  『明日から世界が!』
   作:ジビレ・ベルク 訳:長田紫乃 演出:西本由香
   出演:伊藤安那
  言語: 日本語上演
  1.000円(前売り・当日とも、台本付き)
  3回目からの観劇500円引き(半券持参)
  高校生以下500円(当日清算のみ)
  29日トークセッションは入場無料、予約不要
   https://goo.gl/vxSSZM
  最新のドイツ戯曲4本のリーディング上演と、トークセッションあり。
  ドイツの演劇は政治的要素が強く、刺激的でとても面白いです。
  新進演出家の起用も気になりますね。
  「ドイツの現状を写し出す(略)、文学座や青年団の若手演出家たち」↓
   https://twitter.com/stage_natalie/status/879878227216302080

[8]Cucumber+三鷹市芸術文化センターpresents 
  土田英生セレクションvol.4『きゅうりの花』
  07/28-08/06三鷹市芸術文化センター 星のホール
  ≪東京、大阪≫
  出演:内田淳子、加藤啓、金替康博、神田聖司、諏訪雅、
   千葉雅子、土田英生
  脚本・演出:土田英生
  一般 前売: 3,800円 / 財団友の会会員:3,400円
  当日: 4,000円 / 財団友の会会員:3,600円
  早期観劇割引、平日マチネ割引
   一般 前売: 3,400円 / 財団友の会会員:3,000円
   当日: 3,600円 / 財団友の会会員:3,200円
   学生2,000円[全日程共通 / 前売・当日とも]
   小中高校生|1,000円[全日程共通 / 前売・当日とも]
   http://cucumber-m.com/selection4/
  1998年初演の過疎の村が舞台の喜劇で、私は2002年の東京初演を拝見。
  2014年には劇団ハイリンドでの上演↓も観られました。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0402225301.html
  土田英生さんが戯曲に手を入れられたようで、新創作なのかも。

≪ダンス、オペラ、ミュージカル≫

 ○SAYATEI『首藤康之×CAVA
  「LENINGRAD HOTEL レニングラード・ホテル」』
  07/07-09スパイラルホール(スパイラル3F)
  出演:首藤康之、黒田高秋、藤代博之、細身慎之助、田中優希子、
  金田一央紀、澤村亮、丸山和彰
  作・演出:丸山和彰(CAVA) 
  前売 ¥5,700 / 当日 ¥6,000
   http://www.sayatei.com/lh/
  首藤康之さんとCAVAのメンバーがスパイラルホールで新作を発表。
  2008年の『空白に落ちた男』↓がとっても面白かったんです。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0221174012.html
  首藤康之×丸山和彰(CAVA)『レニングラード・ホテル』インタビュー↓
   http://dancedition.com/post-1087/

 ○新国立劇場オペラ『高校生のためのオペラ鑑賞教室「蝶々夫人」』
  07/10-15新国立劇場オペラパレス
  全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉
  作曲:ジャコモ・プッチーニ 指揮:三澤洋史 演出:栗山民也
  2,160円(高校生のみ)
  残席あれば当日券として4,320円で一般(大人)も購入可。
  高校生当日券も2,160円。お一人様1枚限り。
   http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/9_008986.html
  栗山民也さん演出の『蝶々夫人』は新国立劇場のレパートリーです。
  日本人ならではの演出に見どころが多くお薦めです。2007年のレビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0710114401.html

★○TBS/ホリプロ/梅田芸術劇場/WOWOW
  『ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」』
  07/19-10/01赤坂ACTシアター
  ≪東京、大阪≫
  主な出演者(メインキャストは複数人で演じられます):
  ビリー(5名):加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹、山城力
  お父さん(2名):吉田鋼太郎 益岡徹
  ウィルキンソン先生(2名):希礼音 島田歌穂
  おばあちゃん(2名):久野綾希子 根岸季衣
  トニー(兄)(2名):藤岡正明 中河内雅貴
  ジョージ:小林正寛
  オールダー・ビリー(2名):栗山廉 大貫勇輔
  脚本・歌詞:リー・ホール 演出:スティーヴン・ダルドリー
  音楽:エルトン・ジョン
  プレビュー公演(7/19~23):S席12,500円、A席8,500円
  S席13,500円、A席9,500円 ※4歳以上観劇可
   http://www.billyjapan.com/

 ●お薦めポイント●

  スティーヴン・ダルドリー監督の映画「リトル・ダンサー」↓が、
   http://eiga.com/movie/1500/
  同じくダルドリー監督の演出でロンドンで舞台化されたのが2005年。
  2006年にブロードウェイに進出し、トニー賞を10部門も受賞。

  2014年に舞台版10周年記念公演がロンドンで上演され、その記録が
  映画「Billy Elliot The Musical」↓となって公開されました。
   http://eiga.com/movie/81056/
  私はWOWOWで見て大感動!別の時間に観た母は、カーテンコールの時に
  テレビの前でスタンディング・オベーションしたとのこと(笑)。
  その気持ち…わかりますっ!!

  “全世界で80以上の主要演劇賞を獲得している”ミュージカルの
  2か月半に及ぶ公演です。キャスト違いで数バージョン観てもいいかも。

  著名人からの応援メッセージ↓が熱い!!↓
   http://www.billyjapan.com/message.html
  TBSテレビ「綾瀬はるかが見た!リトルダンサー奇跡の600日 –
  『ビリー・エリオット』開幕直前SP-」↓
   http://natalie.mu/stage/news/234998
  7月5日(水)26時7分~26時37分(関東ローカル)再放送決定。
  ※放送日時変更の可能性あり

≪首都圏以外≫

 ○まつもと市民芸術館『空中キャバレー2017』
  07/21-30まつもと市民芸術館 主ホール
  出演:吉野圭吾、高田聖子、大森博史、秋本奈緒美、串田和美、
   小西康久、内田紳一郎、片岡正二郎、近藤隼、佐藤卓、細川貴司、
   下地尚子、ジュロ、アメリー、マット、ジョアネス、金井ケイスケ、
   茉莉花、ジェームス・ヨギ、他
  構成・演出:串田和美 音楽:coba サーカスアドヴァイザー:ジュロ
  ミュージシャン:coba、他
  全席自由 ※3歳以上チケット必要
  前売券/一般:5,500円 U25:2,500円 U15:1,000円
  当日券/一般:6,000円 (U25・U15は前売券と同額)
   http://www.mpac.jp/event/playmusiccircus/19121.html
  2年ごとに上演されているまつもと市民芸術館の目玉演目。
  私は未見(未体験)なのですが、評判は何度も耳に届いています。
  「両手が空いて、動きやすい服装がとてもおすすめ」↓とのこと。
   https://twitter.com/2ao5/status/879975371185152000

≪ご参考≫

 「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
  https://shinobutakano.com/2017/06/29/5950/

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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.TBS『俺節』
  06/24-30オリックス劇場
  ≪東京、大阪≫
  土田世紀さんの漫画を福原充則さんが脚本・演出。心尽くしの歌と
  名台詞のオンパレード。まさか「北国の春」で涙するとは!
  シャイで不器用で弱い人間のド直球の愛を、座組み全員で届けてくれた。
  福原さん作詞の「俺節」は“自己責任”という言葉の呪いを解く歌。
  私(俺)には貴方(お前)が含まれるから。大阪まで行って良かった。
   http://www.orebushi.com/

2.名取事務所『屠殺人 ブッチャー』
  06/23-30「劇」小劇場
  “東欧の民族抗争”を題材にした劇作家ニコラス・ビヨンの推理劇。
  1時間半スリルが持続!面白い!怖い!佐川和正さんは前回の
  『エレファント・ソング』と全然違う役。森尾舞さんの低い声が良い。
   https://shinobutakano.com/2017/03/21/4968/
  詳しいあらすじ↓を書きました。
   https://shinobutakano.com/2017/06/28/5921/

3.カンパニーデラシネラ『ふしぎの国のアリス』
  06/03-11新国立劇場・小劇場
  親子向けのダンス作品。意外に原作に忠実で、ダンサーがよくしゃべる。
  3年前から始まった白い劇場シリーズの若手メンバーが堂々としていて、
  一人ひとりがスターだった。昔の人気劇団みたい♪
  可動式舞台美術が大掛かりで贅沢!
   https://shinobutakano.com/2017/06/25/5889/

 その他は、オフィスマウンテン『ホールドミーおよしお』、
 TBS/ヴィレッヂ/劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season花』、
 FUKAIPRODUCE羽衣『愛死に』、コトリ会議『あ、カッコンの竹』、
 新国立劇場『君が人生の時』、ワンツーワークス『アジアン・エイリアン』、
 地人会新社『これはあなたのもの 1943-ウクライナ』、
 新国立劇場・マンスリープロジェクト『おーい、救けてくれ!』、
 テアトル・エコー『SIDE B おどる絵本「月おとこ」』、
 映画「劇場版・嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~」の
 「リチャード二世」、「ヘンリー四世 Part 1&Part 2」、
 「ヘンリー五世」、NTLive「三文オペラ」など順不同。

 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://archives.mag2.com/0000134861/
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2017年6月(観劇数13作、映画5本)は残念ながら発行せず。

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 ◆3 【子ども向けの舞台を大人も楽しんじゃおう♪夏は劇場に集合!】
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 ◎7月はお薦めしたい子ども向けの舞台がたくさん!びっくりするほど!
  10企画をご紹介。“子ども騙し”ではない本物を見つけてください♪

 ○子供のためのシェイクスピアカンパニー『リア王』
  07/14-19あうるすぽっと
  ≪東京、神奈川、茨城、福岡、静岡、三重、滋賀、埼玉≫ ※ツアーを追加しました(2017/07/06)。
  出演:福井貴一、戸谷昌弘、土屋良太、佐藤あかり、若松力、
   加藤記生、チョウヨンホ、大井川皐月、山崎清介
  原作:W.シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 脚本・演出:山崎清介
  一般:¥5,000 高校生以下:¥1,500  
  学生:¥3,500 シニア:¥4,200 区民割引などあり。
   http://www.canonkikaku.com/kodomonotameno.html
  毎夏恒例。イエローヘルメッツが活躍するシェイクスピア。

 ○KAAT神奈川芸術劇場 KAATキッズ・プログラム2017
  『ミュージカル ピノキオ~または白雪姫の悲劇(再々演)』
  07/15-17神奈川芸術劇場・大スタジオ
  ≪神奈川、千葉、茨城、神奈川、岩手、福井、岡山、熊本、
  福岡2か所、愛知2か所、滋賀≫
  出演:小此木まり、池田有希子、石鍋多加史、治田敦、西原純、
   岡田誠、水野栄治、五十嵐可絵、中野順一朗、千田美智子、春衣
  原作:カルロ・コローディ 作曲・音楽監督:深沢桂子
  演出・脚色:宮本亜門 共同演出・振付:福島桂子 
  おやこチケット(おとな1枚、こども1枚)5,000円
  こども(4歳以上高校生以下)2,000円
  おとな 4,000円
   http://www.kaat.jp/detail?id=35049
  3演目となる宮本亜門さん演出。追加公演決定。全国ツアーも!

 ○座・高円寺「あしたの劇場 世界をみよう!」
 ・タレイアス・カンパニー『ねんど ねんど ねんど』(ドイツ)
  07/15-17座・高円寺けいこ場3(地下3階)
 ・座・高円寺レパートリー『ピン・ポン』(日本)
  07/15-17座・高円寺1
 ・シアター・ノーアクラフト『フォークがおどる』(デンマーク)
  07/21-23阿波おどりホール
 ・ヨルグ・ミュレール『モビール』(フランス)
  07/21-24座・高円寺1
  全席自由 大人(18歳以上) 2,500円
  子ども(小学生以上) 1,500円 未就学児 500円
  「なみちけ」ご使用になれます。
   http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=1711
  杉並区立劇場の恒例企画。劇場の建物も素敵です。
  タレイアス・カンパニーの『すずのへいたい』は以前観て面白かった!

 ○劇団うりんこ『-遍歴の騎士-ドン・キホーテ』
  07/20 (木) 四谷区民ホール
  出演:劇団うりんこ
  原作:セルバンテス 訳:牛島信明(岩波文庫) 脚本・演出:山崎清介
  前売2,500円 当日3,000円 
  ※大人・こども同一料金。小学生以上有料。全席自由席。
  ※未就学児の入場はお断りいたします。
   http://www.urinko.jp/schedule.html
  脚本・演出は子どものためのシェイクスピア・シリーズの山崎清介さん。

 ○東京芸術劇場『気づかいルーシー(再演)』
  07/21-30東京芸術劇場シアターイースト
  ≪東京、福井、長野、富山、広島≫
  出演:岸井ゆきの、栗原類、川上友里、山口航太、ノゾエ征爾、
   山中崇、小野寺修二
  原作:松尾スズキ (千倉書房「気づかいルーシー」)
  脚本・演出:ノゾエ征爾 演奏:田中馨 森ゆに
  整理番号付き自由席 大人¥4,000、高校生以下¥1,000
  こどもセット券¥4,000(大人1枚、小学生以下のお子様1枚)
  65歳以上¥3,000、25歳以下¥2,000
  ※3歳未満のお子様はご入場いただけません。
   http://www.geigeki.jp/performance/theater148/
  松尾スズキさんの絵本の舞台化。初演が好評ですぐに再演が決まったとか。

 ○KAAT神奈川芸術劇場 KAATキッズ・プログラム2017
  『不思議の国のアリス』
  07/22-08/06神奈川芸術劇場・中スタジオ
  出演:森山開次、辻本知彦、島地保武、下司尚実、引間文佳、まりあ
  演出・振付:森山開次 原作:ルイス・キャロル テキスト:三浦直之
  衣裳:ひびのこづえ 音楽:松本淳一
  おとな3,500円 こども(4歳以上~高校生)1,500円
  おやこ(おとな+こども)4,500円※おとな1人、こども1人のペア券。
  ※3歳以下のご入場はご遠慮いただいております。託児サービスあり。
   http://www.kaat.jp/d/alice_kaat
  森山開次さんと注目のダンサーたち(超観たい!)による新作。

 ○ホリプロ『ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」』
  07/24-08/03東京国際フォーラム・ホールC
  ≪東京、静岡、大阪≫
  出演:吉柳咲良 神田沙也加 宮澤佐江 入絵加奈子 久保田磨希
  石井正則 鶴見辰吾 他
  原作:ジェームズ・M・バリ 作詞:キャロリン・リー
  作曲:ムース・チャーラップ 翻訳/訳詞:青井陽治 演出:藤田俊太郎
  ドリームシート ¥8,500(大人・子供共通)
  S席大人¥8,500 S席子供¥5,500(3歳~12歳)
  A席大人¥3,500 A席子供¥2,000(3歳~12歳)
   http://hpot.jp/stage/peterpan
  藤田俊太郎さんによる新演出です。新ピーターパンは吉柳咲良さん。

 ○日生劇場『パペット・ファンタジー ムーミン谷の夏まつり』
  07/29-30日生劇場
  出演:人形劇団ひとみ座
  原作:トーベ・ヤンソン作『ムーミン谷の夏まつり』(下村隆一訳/講談社)
  脚本:長田育恵 演出:扇田拓也
  S席 4,000円 A席 3,000円 ※中学生以下半額
   https://goo.gl/etzDHP
  てがみ座の長田育恵さんが戯曲を担当するムーミン!
 
 ○東京芸術劇場『マルタン・ズィメルマン「Hallo」』
  07/29-30 東京芸術劇場プレイハウス
  ≪長野、東京≫
  出演・コンセプト・演出・デザイン・振付:マルタン・ズィメルマン
  一般:4,000円 親子セット券(高校生以下対象):4,500円
  65歳以上:3,500円 25歳以下:2,500円 高校生以下:1,000円
  ※小学生以上のご鑑賞をおすすめします。
   http://www.geigeki.jp/performance/theater152/
  芸劇BUZZの乗越たかおさんの紹介記事↓を読んで観たくなった!
   https://geigeki.jp/ch/images/buzz/2017_20/04.pdf
  「たとえ世界がひしゃげても「ハロー」と呼びかけるかぎり、
   孤独ではないのだ」

 ○ベイビーシアタープロジェクト
  日本×ポーランド共同製作『KUUKI』
  07/30-31国立オリンピック記念青少年総合センター・
   カルチャー棟リハーサル室
  ≪東京、沖縄、豪興≫
  対象年齢:0か月~18か月
  1組:1500円(対象年齢のお子様とその親)
  各回定員:12組
   https://www.facebook.com/jienkyo/posts/813697052138276
  ワーク・イン・プログレス写真:https://goo.gl/e1k6tL
  0~1歳児向けの演劇です。体験してみたいな~。
  参加者のお薦めツイート↓
   https://twitter.com/sogonishimura/status/879192770509811713
   https://twitter.com/sogonishimura/status/879361614222213121
   https://twitter.com/sogonishimura/status/879373422857379841

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 ◆4 【英国演劇の映画館上映情報~NTLiveなど~】
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 ◎英国ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ演劇界最高峰の舞台が
  映画館で楽しめるナショナル・シアター・ライヴ(日本では2014年~)。
   http://www.ntlive.jp/

  2017年も嬉し過ぎるラインナップ!!!
  「ハングメン」「三文オペラ」「深く青い海」「誰もいない国」
  「お気に召すまま」「一人の男と二人の主人」「ヘッダ・ガーブレル」

  ありがたいことに次々と再上映が決まり、追いかけるのが大変(笑)。
  公式facebook、公式twitterでこまめにご確認を。
   https://www.facebook.com/ntlivejp/
   https://twitter.com/ntlivejapan

 今月は新上映はありません。再上映は沖縄のみ(私の知る限り)。

 ○カンバーバッチ主演「ハムレット」
  7/8~7/15 沖縄・桜坂劇場
  感想:https://shinobutakano.com/2015/12/04/813/

 ※新上映がありました!失礼いたしました(2017/07/05加筆)。
  「深く青い海」7/7(金)-13(木)TOHOシネマズ
  http://www.ntlive.jp/thedeepbluesea.html

 ◎英国放送協会BBC製作の歴史群像劇「嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~」が
  渋谷の映画館で一挙上映中です。
  公式サイト:https://www.hollowcrown.jp/
  公式ツイッター:https://twitter.com/hollowcrowncine
  公式facebookページ:https://www.facebook.com/hollowcrowncinema/

  NTLiveでもお馴染みの英国の俳優が大勢出演。シェイクスピアの
  史劇「リチャード二世」「ヘンリー四世」「ヘンリー五世」を
  1つにつなげて、映画7本分になっているんですね。

  予告編(約1分)↓のナレーションは東京大学教授の河合祥一郎さん!
   https://youtu.be/kOruKlwsiZA
  「リチャード三世」ベネ様怪演映像(笑)↓
   https://twitter.com/hollowcrowncine/status/878228530001203200

  私は「リチャード二世」「ヘンリー四世1&2」「ヘンリー五世」を鑑賞。
  とても面白いです!まとめて続けて観られるのが嬉しい!!感想↓
   https://twitter.com/shinorev/status/875971534979977216
   https://twitter.com/shinorev/status/876781880401461250

 映画「劇場版・嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~」タイムテーブル↓
   http://www.ttcg.jp/files/6ef61313a731728e596e4bfc1bf52243.jpg
  Ep.1「リチャード二世」主演:ベン・ウィショー
  Ep.2「ヘンリー四世1」主演:ジェレミー・アイアンズ、トム・ヒドルストン
  Ep.3「ヘンリー四世2」主演:ジェレミー・アイアンズ、トム・ヒドルストン
  Ep.4「ヘンリー五世」主演:トム・ヒドルストン
  Ep.5「ヘンリー六世1」主演:トム・ヒドルストン
  Ep.6「ヘンリー六世2」主演:ベネディクト・カンバーバッチ
  Ep.7「リチャード三世」主演:ベネディクト・カンバーバッチ

 ※アフタートークあり!
  http://dramanavi.net/news/2017/06/post-6156.php
 ・7月1日(土)
  ゲストトーカー:青山学院大学教授 狩野良規×字幕翻訳家 柏木しょうこ
 ・7月9日(日)
  ゲストトーカー:翻訳家 松岡和子×東京大学教授 河合祥一郎 
 ・7月17日(月)
  ゲストトーカー:演出家 鵜山仁×東京大学教授 河合祥一郎

  6月17日(土)~ヒューマントラストシネマ渋谷(一挙公開予定)
  料金:特別興行につき一律1,800円
   http://www.ttcg.jp/human_shibuya/schedule
  7月8日~名演小劇場にて公開(全7作品、各作品1週間づつ上映)
  8月26日~盛岡の中央映画劇場にて公開予定。

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 ◆5 【編集後記など】
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 ◎「CoRich舞台芸術まつり!2017春」グランプリ発表!
  東北の団体がグランプリを獲得したのは2008年以来、2度目です。
   https://shinobutakano.com/2017/06/23/5850/
  今年1月から続いていた催事が終わりホっとしました。来年も開催決定!

 ◎4月7日発売の雑誌「悲劇喜劇・2017年5月号」に、河合祥一郎さんとの
  「演劇時評」第一回が掲載されています。宣伝エントリー↓
   https://shinobutakano.com/2017/03/24/4997/
  第二回は6月7日発売↓です。イキウメ『天の敵』の戯曲も掲載。
   https://shinobutakano.com/2017/05/20/5551/
  8月までがんばります。お買い求めいただだけたら嬉しいです!

 ◎静岡県舞台芸術センターSPAC(スパック)が2014年に続き、
  南仏のアヴィニョン演劇祭に招聘されました。観に行きたかった…。

 ・SPAC新作『アンティゴネ 時を超える送り火』アヴィニョン公演
  第71回アヴィニョン演劇祭 オープニング招待作品
  日程:2017年7月6日(木)~12日(水) 全6公演
  会場:アヴィニョン法王庁中庭(客席数:約2,000席)
   http://www.festival-avignon.com/en/shows/2017/antigone
   http://festival-shizuoka.jp/program/antigone/

 ◎S席65,000円というオペラがインターネット上で無料で見られます!

 ・バイエルン国立歌劇場『タンホイザー』
  作曲:ワーグナー 演出:ロメオ・カステルッチ
   http://www.bayerische2017.jp/tannhauser/
  7/10(月)19時から無料のライブ・ストリーミングあり。
   https://goo.gl/LmTyN1

 ◎おすすめ舞台中継など on TV(おすすめがある時だけ掲載)

 【NHK BSプレミアム】7/3(月)午前0時00分~ 午前4時34分[7/2(日)深夜]
   http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2017-07-02/10/7145/2646198/

  東京芸術劇場『ハムレット』
   出演:内野聖陽、貫地谷しほり、北村有起哉、浅野ゆう子、國村隼 ほか
   作:シェイクスピア 演出:ジョン・ケアード
   レビュー:https://shinobutakano.com/2017/04/10/5210/

  東京芸術劇場『あの大鴉、さえも』
   出演:小林聡美、片桐はいり、藤田桃子
   作竹内銃一郎 上演台本:ノゾエ征爾 演出:小野寺修二

 【WOWOW7/22(土)よる8:00 ~
  パルコ・プロデュース『不信~彼女が嘘をつく理由』
   出演:段田安則 優香 栗原英雄 戸田恵子
   作・演出:三谷幸喜
   http://www.wowow.co.jp/detail/110809

 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2017年7月分は何を見るかまだ決まっていません。
  原稿が遅れに遅れて…貯金(今までの提出分)を使い果たしました(汗)。

 ★メルマガの文字数オーバーで、いつも掲載している部分を割愛しました。
  先月と内容は同じですので、必要があればこちら↓でご確認ください。
   https://shinobutakano.com/2017/06/01/5684/

 ◎購読・解除はこちらから簡単にできます。
  まぐまぐ → http://www.mag2.com/m/0000134861.html

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