笛井事務所「怪談」約2時間強。3本のオムニバスで終わらないスズキ拓郎さんの演出に唸る。歌、踊り、ダジャレ、人形、映像、枡、バチ…繰り出される多彩なアイデア、演劇的多層性に感動。観客含む劇場全体を無視しない姿勢にも。清水ゆりさん素敵。 pic.twitter.com/pSOAyNnSwN
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年9月17日
小気味よく踊る幽霊たちがPOPで新鮮！中島歩 主演舞台「怪談」が上演中https://t.co/fFeCJk8qzj
— エントレ (@entre_news_jp) 2016年9月16日
⇒CoRich舞台芸術！『怪談』
≪あらすじ≫ CoRich舞台芸術！より
男は落語家。二ツ目になって久しいが、だらしなさが災いして弟弟子の人気に隠れる日々である。なんとか芸の腕を上げようと一念発起して夏の風物詩・怪談ものに挑戦するも、これもまた客にウケることはない。
トボトボと帰る道の途中、出来心から盗んでしまった死んだ師匠の台本を開くとどこからか一人の女が現れ囁く
――――女が一生に一度の男。恋にいつわりの無かったことを、確かにそれと見きわめましたら、死んでも本望でございます――ｰ――
≪ここまで≫
↓先述の「怪談」の中の一本、「真景塁ヶ淵」に登場する新吉は、気弱で優しいけど、結果（因果）として不実な男。髪型のせいもあるかもしれないけどが 、何度も浦井健治さんの姿がチラついた（笑）。彼のそういう役が観たいのかな私。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年9月17日
ここからネタバレします。
お酒の升の巨大版に入ったり乗ったり。かと思ったら三味線の巨大バチも登場。カランコロンと登場する幽霊は「おばけの鬼太郎」のテーマ曲からか。各所でだじゃれが上手に利いている。
落語の兄弟子、弟弟子が師匠の「帳面」をめぐって対立。実は兄の方が帳面欲しさに父である師匠を殺していた…という結末。
2本目の「真景塁ヶ淵」でアコーディオンの弾き語りをした清水ゆりさん。観客へ意識を向けた演技もしっかり。安心して任せられるエンターテインメントにしてくれた。
第7回公演
【出演】
落語家：中島歩、弟弟子：埜本幸良(範宙遊泳)
『牡丹灯籠』新三郎：吉澤清貴(レティクル東京座)、お露：デシルバ安奈、お米：白石花子(劇団民藝) 山本志丈：植田靖比呂 良石和尚：NIWA(ワニモール)
『真景塁ヶ淵』豊志賀：清水ゆり(CHAiroiPLIN)、新吉：梅津翔、お久：momona 勘蔵：NIWA(ワニモール)
『番町皿屋敷』お菊：奥村飛鳥 お仙：植田靖比呂 十太夫：NIWA(ワニモール) 殿様：中島歩
脚本：奥村飛鳥
演出：スズキ拓朗（CHAiroiPLIN／コンドルズ）
ドラマツルグ：本山三火
舞台監督：堺博人(S-CASE)
照 明：亀井影人
音 響：川西秀一
スチール：志田彩香
制 作：藤田侑加
衣装：熊谷美幸
撮影ヘアメイク:永井美菜子
企画制作：笛井事務所
【発売日】2016/07/15
学生当日引換券 ￥4,200
前売 ￥4,500
当日 ￥4,800
未就学児童の入場はご遠慮ください。
http://www.theater-officefey.com/
※クレジットはわかる範囲で載せています（順不同）。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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