9月1日~6日にカナダのバンクーバーに行ってまいりました。運良く、海辺のVanier Parkで行われている「Bard on the Beach」というシェイクスピア・フェスティバルの期間中だったんです(6月中旬から9月末まで)。
2つの会場(Mainstage TheatreとDouglas Campbell Theatre)で上演されている計4演目のうち、『ウィンザーの陽気な女房たち』を9/2(金)の夜に拝見。休憩1回込みで約2時間40分。チケット代は57カナダドル(一般・大人)。※座席の位置によって20ドル、45ドルもあり。
以下、facebookに投稿した感想(非公開)と写真などです。
野外特設劇場でシェイクスピア作「ウィンザーの陽気な女房たち」を観劇。さ、さむい…。
舞台を60年代の米国(?)に移し、懐メロの替え歌で大いに盛り上げる音楽劇。笑えるし面白い…観客もノリノリ…素晴らしい…落ち込む……。
俳優は歌って踊って楽器演奏してコミカルな演技も英国古典英語も使いこなして…誰もが成熟していて魅力的だった。
笑いの種類の多彩さも、俳優が舞台上で代わる代わる演奏する劇中劇の効果も、休憩前と最後しか暗転がないのも、絶妙の塩梅の客いじりも…無駄がなく、無理もない、余裕しゃくしゃくの演出だった。
2012年のプロダクションだからでもあるだろうけど…。東京とは前提(レベル)が違う…。
The Merry Wives of Windsor
Directed by Johnna Wright • June 17 – September 24 • BMO Mainstage
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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