6月に続いて、新国立劇場演劇研修所・第3期修了生の辻村優子さんのワークショップを受講してきました。今回は「手紙の回」(⇒告知エントリー)。準備は不要、着替えも上履きもいりません。
自分の中をぐっと覗き込み、それを外に出す作業ができました。しかも初対面の人たちと協働して!いっぱい笑って、真剣に味わって、楽しかった~♪
↓お手伝いとして俳優の菊池美里さん(左)、野坂弘さん(右)も参加されました。中央が辻村さんです。
【WS】ENBUワークショップお手紙の回でした!今回は菊ちゃん@kikuchiyaaaan と新国7期野坂弘くん、高野しのぶ@shinorev さんにもご参加いただきました!感謝!https://t.co/VAp4jfNs5W pic.twitter.com/BL0z1NVQm6
— つじこ (@tsujitsujiko) 2016年7月15日
【WS】ちょっと遅れてしまいましたがENBUワークショップお手紙の回でした!
今回は菊池美里さん@kikuchiyaaaan と新国の後輩 野坂弘くんと、高野しのぶ@shinorev さんにもご参加いただきました!感謝!— つじこ (@tsujitsujiko) 2016年7月15日
※次回は8/25(木)19時~22時。「短冊の回」です(⇒体験レポート)。一日完結。受講料は4,000円。
当日の飛び込み参加含め、参加者は計13人(うち、お手伝い3人)でした。
演劇の創作現場ごとに通じる言葉や常識が違う…。舞台の作り手の方々の多くが、よくご存じのことと思います。大劇場の商業演劇から小規模の先鋭舞台まで、幅広くお仕事をされてきた辻村さんは、自分にとっての「演劇の最大公約数」を探し出し、「戯曲」「演技」「演劇」「作品」について、彼女の言葉で定義づけをされました。
「短冊の回」と同様に「手紙の回」でも、実践の前に少しだけその講義をしてくださいます。私はこれだけで4,000円の価値はあると思いました(集団で会って話をする/聴くという体験込みのお値段です)。もちろん、彼女は(参加者も)それが正しいとか、あまねく通じるなんて思ってはいません。一人の俳優の10年以上の経験から導き出された知恵を、ありがたく受け取る機会だと思います。とはいえ堅苦しい雰囲気は一切なく、むしろダラダラした感じなので(笑)、どうぞお気軽にご参加くださいね♪
「俳優が役と同一化すること」は不可能(他者ですから当たり前)。なぜかそれを目指してる俳優さんが多い。私はそういう演技はほぼ見ていられない…。自分と役との関係、距離については、辻村優子さんのワークショップを受けたらよくわかると思う。https://t.co/bTPanqgUWm
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年7月14日
ワークショップは自分で体験することが大事なので、ネタバレすることは書けません。なので、少しだけ…。参加者はそれぞれに「手紙」を書くことになり、また、人前で何かを読むことにもなります。書いている最中に、辻村さんが一人ひとりに対して個別に与えるアドバイスが的確です。あぁ、彼女は演出家なのだなと思いました。人を見る目が確かで、その魅力や持ち物を演劇的に生かす方法をたくさんご存じなのだと思います。いい俳優は、いい演出家、ですね。
参加者の方々、
ハードワークおつかれさまでした。
翌日、地味ーに疲れを実感するとのウワサがありますので、どうぞゆっくりお休みください??— つじこ (@tsujitsujiko) 2016年7月13日
↓念のため、写真をアップしておきます(私撮影)。
講師:辻村優子
7月13日(水)19:00~22:00(手紙の回)
一日完結。受講料は4,000円。
http://enbuzemi.co.jp/workshop/beginner_actor
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