永井愛さんが作・演出される『書く女』は2006年初演。1896年に25歳で亡くなった女性作家、樋口一葉のお話です。上演時間は約2時間50分(休憩10分込み)。
ヒロインに黒木華さんを迎えた全国ツアーの東京初日を拝見しました(ツアー初日は埼玉公演です)。1月のメルマガではお薦めNo.1としてご紹介していました。
二兎社「書く女」。約2時間50分休10分込み。主な装置は階段のみで上部の横糸たちが天に続く階段にも波打つ浜辺にも見える抽象空間。黒木華演じる樋口一葉は暗闇に灯る小さな光のよう。セリフから小説の風景がありありと浮かび、一葉の作品と人生を合わせて味わえた。私も彼女の「冷笑」が欲しい。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016, 1月 21
⇒CoRich舞台芸術!『書く女』