英国の若い女性劇作家ポリー・ステナムさんが22歳の時に書かれた戯曲『TUSK TUSK(タスク タスク ※TUSKは「牙」の意)』を、谷賢一さんが演出されます。上演時間は約2時間半、休憩を含む。
【TUSK TUSK 12/10(木)~12/13(日)】CINRA掲載いただいています!谷賢一さん×春名風花さんインタビュー https://t.co/lbOf7Y1WIJ
— あうるすぽっと (@owlspot) 2015, 11月 30
【TUSK TUSK 12/10(木曜)~12/13(日曜)】あうるすぽっとでの仕込みが始まっています。初日が近づいてきました。演出 谷賢一さんの想いのこもった文章をこちらから→https://t.co/EyKH2VZ0mB
— あうるすぽっと (@owlspot) 2015, 12月 7
ステナムさんの処女作『THAT FACE~その顔』が面白かったので期待はしてましたが、15歳、14歳、7歳の子供が主役で、しかも実年齢が役に近い俳優(つまり子役)が演じるので、一体どうなるかな…と思っていたんです。ふたを開けてみたら、演技が達者な上に子供であることに大きな効果があり、期待以上の観劇体験になりました。まず戯曲が素晴らしくて、演出も見事!以下、初日の連投ツイートです。
あうるすぽっとプロデュース『TUSK TUSK』ポリー・ステナム作、小田島恒志&小田島則子翻訳、谷賢一演出。約2時間半、休憩を含む。https://t.co/RVV71RVVgI 15歳、14歳、7歳の子供が主役で、しかも実年齢が役に近い俳優(つまり子役)が演じる。(続く)
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 12月 10
『TUSK TUSK』2。演技が達者な上に子供であることに大きな効果があり、期待以上の面白さ!ステナム戯曲は『THAT FACE~その顔』(https://t.co/ml1bAnZ0cX)が面白かったので2作連続で大当たり。母親に捨て置かれた現代の子供たちのサバイバルを描き(続)
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 12月 10
『TUSK TUSK』3。社会問題を鮮烈に見せつけるが、したたかに複眼的で安易な二項対立に終わらない。ほぼ四面囲みのリングのような舞台で、子供に見せてはいけないもの、大人も見たくないものが容赦なく示されていく。戯曲にはない演出で子供の無垢な夢の世界が並走するのが素晴らしい。(続)
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 12月 10
『TUSK TUSK』4。大人も登場し、子供たちの濃い関係性も含め、男と女の差も浮き彫りになる。12/13(日)まで。なんとあと4ステのみ!全席指定で一般3500円 学生2500円 高校生以下1000円とチケット代が安い。リアル高校生が出てます。高校演劇をやってる人もぜひ!(完)
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 12月 10
『TUSK TUSK』おまけ。末っ子は大好きな絵本のことをよく話す。大人と子供が同じ時間を生きていても、見えている景色は違うことがよくわかる演出だった。庭劇団ペニノ『星影のJr.』(岸田國士戯曲賞ノミネート作 https://t.co/reefEvmeoh)を思い出した。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 12月 10
⇒playnote.net(谷賢一さんのブログ)「『TUSK TUSK』終演」(2015/12/23加筆)
⇒CoRich舞台芸術!『TUSK TUSK』
以下は記録程度です。出演者のブログ投稿の記録も。
≪あらすじ・作品紹介≫ 公式サイトより
今、日本で一番パンクな演出家 谷 賢一×子ども達が、
育児放棄を題材として挑む、意欲作。
15、14、7歳の子ども達が、引っ越したばかりの部屋で、母親の帰りを待ちながら遊んでいる。
しかし母親はいっこうに帰らず、日が過ぎていく。
徐々に切迫していく空気の中、彼らがとった行動は・・・・・・。
19歳で執筆した作品で鮮烈にデビューし、
イギリス演劇界で注目を集めたポリー・ステナムの第2作、日本初演!
≪ここまで≫
【春名風花・太田啓斗】舞台「TUSK TUSK」上演中!演出家 谷賢一氏×子ども達が育児放棄を題材として挑む本作品。完成していない子供たちから発せられる言葉だからこそ、突きつけられる社会への訴えかけ。~12/13あうるすぽっとにて。 pic.twitter.com/lohl6DLEUr
— 株式会社ワタナベエンターテインメント (@WatanabeEnt) 2015, 12月 11
※春名風花オフィシャルブログより↓「TUSK TUSK」関連エントリーを探してみました。上が最近の投稿です。
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12107338683.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12106619180.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12106132767.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12106131457.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12105366090.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12105042782.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12103964387.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12102945098.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12102444901.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12100899734.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12098912109.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12098478380.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12097064607.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12096145676.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12094530103.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12092687933.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12091988684.html
http://ameblo.jp/harunafuka/entry-12091303471.html
谷さん、モテとるね(笑)。いや、冗談言ってる場合じゃなく。演劇人として「谷さんみたいな大人に出会えて幸せ」と思われるような仕事をして下さって、勝手ながら嬉しく思います。14歳のプロの女優である春名さんにとって素晴らしい体験になったようで。できれば今後も舞台を続けて頂きたいな~。
【出演】マギー:春名風花(現在14歳)、エリオット:太田啓斗(現在16歳)、フィン:渡邉心(現在9歳)、キャシー(エリオットが知り合った女の子[原作では黒人だそうです]):花形光音(現在15歳)、ケイティー(3人の母の親友)辻しのぶ、ローランド(ケイティーの夫):古屋隆太
ゲスト出演(子供たちの部屋の上階に住む大人の男性役):
12月10日(木曜)18:30・11日(金曜)14:00 大原研二
12月12日(土曜)14:00/18:30 斉藤悠
12月13日(日曜)14:00 榊原毅
作:ポリー・ステナム
翻訳:小田島恒志、小田島則子 演出:谷賢一 美術:松岡泉 照明:榊美香 音響:佐藤こうじ 衣裳:大野典子 ヘアメイク:タカダヒカル 舞台監督:松本仁志 音響操作:反町瑞穂 演出部:鈴木晴香 松浦孝行 衣裳助手:前田麻登 大道具:C-COM 宣伝美術:ワンツーパンチ! 宣伝写真:園田昭彦 記録写真:青木司 ステージング:小野寺修二 マスク:本濃研太 プロデューサー:岸本匡史 広報:室谷真紀 制作助手:村上典子 師岡斐子 企画製作:あうるすぽっと 主催:あうるすぽっと(公益財団法人としま未来文化財団)/豊島区
前売り開始:2015年10月24日(土曜)
全席指定
一般:3,500円
学生:2,500円
高校生以下:1,000円
☆豊島区民割引:3,000円(在住・在勤/要証明書提示)
☆障害者割引:2,500円(介助者1名まで/要障害者手帳提示)
※☆のチケットはあうるすぽっとチケットコールでのみ取扱
主催:あうるすぽっと(公益財団法人としま未来文化財団)/豊島区
http://www.owlspot.jp/performance/151210.html
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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