アリエル・ドルフマン作、水谷八也翻訳、森新太郎演出の、劇団昴「谷間の女たち」幕間なう。伊藤雅子さんの抽象美術に佐々木真喜子さんの照明が凄い。八百屋舞台の赤黒い鏡面床にシビれる。スタッフワークだけでも一見の価値ありと思った。一般前売り五千円、豊島区民割引などあり。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 10月 19
劇団昴『谷間の女たち』続き。予想以上に凄い戯曲…。血の沁みた大地、死者を待つ川辺、巨大ギロチン、女たちの群唱…と想像広がる。軍隊の事情を知るにつけ日本の危うさに震える。水谷八也さんのパンフ掲載文にも涙。10/25まで。約3時間休込。http://t.co/NSVbOm03zs
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 10月 19
⇒CoRich舞台芸術！『谷間の女たち widows』
ここからネタバレします。
ステージは巨大ギロチンの下に広がる血の海にも見える。トウモロコシ畑が広がる野原にも。少年は石の向こうの手を握ったのかな。舞台は巨大ギロチンの下に広がる血の海や、死者を待つ川辺にも。
パンフレットより一部引用します。
“耳傾けよ、「過去」の声に、「死者」の声に！” 水谷八也 (翻訳者・早稲田大学文化構想学部教授)
歴史・過去・死者の「声」に耳塞ぎ、民主主義を理解せぬ者たちに政治を委ねることを選択してしまったこの国で、『谷間の女たち』が投げかける「歴史」「過去」「死者」の声はどのように響くのだろうか。またその声を、わたしたちはどのように聞くのだろうか。「過去は死んではいない。それは過去ですらないのだ。」（ウィリアム・フォークナー、尼僧への鎮魂歌』より）
劇団昴、『谷間の女たち』も、本日を入れて残り3ステージとなりました。各日残席わずか。皆さんお見逃しなく！チケット予約・公演のお問合せは劇団昴まで！0369079220 pic.twitter.com/mEZozXZNwj
— 劇団昴 (@gekidansubaru) 2015, 10月 23
劇団昴、『谷間の女たち』も、本日を入れて残り2ステージとなりました。各日残席わずか。皆さんお見逃しなく！チケット予約・公演のお問合せは劇団昴まで！0369079220 pic.twitter.com/78ZC4AhBU3
— 劇団昴 (@gekidansubaru) 2015, 10月 24
このシンプルな舞台装置が様々な風景を浮き上がらせます。
中日をすぎた頃、ギロチンをイメージしていると知りゾッとしました。私たちはギロチンの下を行ったり来たりしていました。赤い床はギロチンで切られたものの血を表しているそうです。 pic.twitter.com/yQ9e71d6qo
— 松谷彼哉@ 「谷間の女たち」ご来場ありが (@kaya_matsutani) 2015, 10月 26
原題は「Widows」（未亡人たち）
【出演】ソフィア・フエンテス：久保田民絵、石井ゆき、要田禎子、遠藤英恵、林佳代子、高山佳音里、松谷彼哉、大矢朋子、市川奈央子、染谷麻衣、熊谷めぐみ、セシリア・サンヒニス（エマヌエルの恋人）：舞山裕子、孫娘フィデリア：あんどうさくら、ガブリエル神父：秋間登、隊長：水野龍司、副官：石田博英、鳥畑洋人、永井誠、田徳真尚、アロンソ（ソフィアの次男）：三輪学、エマヌエル：大島大次郎、加賀谷崇文、原一登、アレクシス（ソフィアの孫・13歳の少年）：青木柚(劇団ひまわり)
脚本：アリエル・ドルフマン
演出：森新太郎（演劇集団円）
美術○伊藤雅子 照明○佐々木真喜子 衣装○仲村祐妃子 音響○藤田赤目
舞台監督○井上卓 宣伝美術○坂本志保 写真○梅原渉
制作○演劇企画JOKO／劇団昴 共催○あうるすぽっと（公益財団法人としま未来文化財団）
【発売日】2015/09/03
一般＝5,000円
U24（24歳以下の方）・学生＝3,000円
オープニングチケット＝3,500円（17日のみ）
夜割引チケット＝4,000円（19日のみ）
※U24＝ご来場の際に年齢の証明できるものをご持参ください。
※オープニングチケット・U24は劇団昴・あうるすぽっとのみ取扱い。
豊島区民割＝4,500円 ※在住・在勤／要証明書提示
※あうるすぽっとチケットコールのみ前売り取扱い。
http://www.theatercompany-subaru.com/public.html#a10
※クレジットはわかる範囲で載せています（順不同）。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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