SPAC・静岡県舞台芸術センターの新作を拝見。フランスの古典戯曲『舞台は夢』(ピエール・コルネイユ作)をフランス人演出家のフレデリック・フィスバックさんが演出されます。私は2008年に新国立劇場で拝見しています。
SPACのフィスバック作品というと『令嬢ジュリー』。静岡公演の後でジュリエット・ビノシュ主演でアヴィニョン、パリでも上演されたそうです。
一般向けの土日公演に伺えなかったので、平日の中高生鑑賞事業に伺いました(一般発売もしてました)。上演時間は前説、後説込みで約2時間25分(休憩なし)。
SPACでフィスバック演出「舞台は夢」を高校生団体と鑑賞。舞台上の演技を白幕に顔アップで映写する劇中劇。ラブシーンが良い。演劇肯定感が直球で少々ためらったが原作の時代性もあるらしい。寺内亜矢子さん、桜内結うさんの静かな凄味が好き。 pic.twitter.com/c8cvudal9P
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 10月 7
終演後に制作さんが客席の中高生に向かって「もし皆さんが、舞台のお仕事をしたいと思ったら、静岡には県立劇団があるということを覚えておいてください」とおっしゃいました。何度か耳にしてるんですが、胸が熱くなりますね。※今日は中学生はいなかったようです。
⇒CoRich舞台芸術!『舞台は夢』