佐々木譲さんの小説をシライケイタさんが舞台化。
温泉ドラゴン「五稜郭残党伝」約2時間強。函館から北に逃れる旧幕府軍残党とそれを追う新政府軍。カットアウトの暗転で素早く展開。シンプルな抽象空間に凝った衣装が嬉しい。居場所のないはぐれ者が弱者を助ける真っ当な物語に真っ直ぐな芝居。大人数出演。小劇場観劇の贅沢。https://t.co/51sVzezF5X
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) December 14, 2019
≪あらすじ≫ amazonの商品詳細より
戊辰戦争もあと二日を残し、五稜郭で幕を閉じようとしていた。「降伏はせぬ。」と、陥落前夜、自由を求めて脱出した旧幕府軍の凄腕狙撃兵、蘇武と名木野。逃げのびる二人は、アイヌの土地を蹂躪する新政府の画策を知り義憤に燃えた。だがその背後に迫る、新政府軍残党狩り部隊の足音。酷薄で執拗な追撃戦が開始された…。広大な北海道を血にそめて追われる者と追う者が、男の誇りを賭けて戦う冒険小説。
≪あらすじ≫
〈受賞報告〉
イタリアで開催されていました、
第6回ミラノ国際映画祭にて主演の映画
『冷たい床/Cold Feet』この度、
私が最優秀主演女優賞を受賞しました。本当にありがとうございます。
この作品を生んでくれた
大切な仲間たちに賞を捧げます。表現を、愛してよかった。
ありがとう。 pic.twitter.com/zYIfWwzYT1— サヘル (@21Sahel) December 8, 2019
「「イランの本当の姿伝えたい」 サヘル・ローズが語る「イランと私」 」https://t.co/OIL6NakME5
— Asahi Shimbun GLOBE+ (@asahi_globe) November 1, 2019
フォトジャーナリストの安田菜津紀(@NatsukiYasuda)さんと、女優サヘル・ローズ(@21Sahel)さんをお招きした、先月のイベントのリポートを配信しました。表紙の写真は、安田さん撮影のシリアの首都ダマスカスの夕景です。イベント当日はサヘルさんのお誕生日でもありました。 https://t.co/bu7BPAp2Mo
— Dai Igarashi 五十嵐大介 (@dai_igarashi) November 7, 2019
ここからネタバレします。
残党が通った村に追っ手がやってきて、かくまった人々もろとも、村が焼かれてしまう…ということが繰り返されました。平穏に暮らしている集落に、明確な敵を持つ暴力団が入り込んで平和が破壊されてしまうのは、実存した村が舞台の『イスマイルとイサベル』と同じですね。
残党のひとりである蘇武(いわいのふ健)の遺書を読み上げるアイヌ人女性(サヘル・ローズ)が、さめざめと泣くのではなく怒りに震えて叫ぶのがよかったです。これから闘いが始まると暗示して終幕。
つい先日見た映画「デイアンドナイト」を思い出しました。【以下、映画のネタバレあり】孤児院経営のために犯罪を犯す人々が登場します。善行のためなら多少の犠牲は必要だという考えは、やがて自身の破滅を招くのですが、最終的には1人の女子高生を救うという幕切れでした(彼女は棚から牡丹餅的に4000万円もの大金を得るので、東京で幸せになれるのかどうかわかりませんが)。
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第14回公演
出演:阪本篤、筑波竜一、いわいのふ健(以上温泉ドラゴン) 植吉、宮崎恵治(黒テント)、五十嵐明(青年座)、佐藤銀平(サスペンデッズ)、斉藤健(椿組)、吉田裕貴、近藤修大、大塚航二朗(無名塾)、森永友基(劇団俳優座)、山口祥平、遊佐明史(演劇塾 SCARACROWS・LEG)、サヘル・ローズ
原作=佐々木譲『五稜郭残党伝』
脚本・演出:シライケイタ
舞台監督=青木規雄(箱馬研究所)
照明=奥田賢太(colore)
音響=佐久間修一(POCO)
美術=松村あや
衣裳=竹内陽子
演出助手=小形知巳
殺陣=渥美博
宣伝美術・広報=村井夕(windage.)
制作=水戸亜祐美、植松侑子(syuz’gen)
助成=公益財団法人セゾン文化財団
主催・製作=温泉ドラゴン
【発売日】2019/10/26
《全席自由席・税込》
一般=4,500円
U25=3,500円
高校生以下=1,000円
https://www.onsendragon.com/next2
https://stage.corich.jp/stage/104691
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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