前進座『人間万事金世中』05/12-22国立劇場大劇場

 『人間万事金世中(にんげんばんじかねのよのなか)』は1879年に初演された河竹黙阿弥の戯曲で、原作は英国作家リットン作『THE MONEY』。上演時間は約3時間5分、途中休憩30分を含む。

 チラシを見つけた時から気になっていて、好評なので当日券で伺いました。実は初・前進座観劇でした。楽しかった♪

イキウメ『図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの』05/15-06/03東京芸術劇場シアターイースト

 前川知大さんが作・演出される人気劇団イキウメの新作です。上演時間は約2時間5分。

 昨年の舞台『散歩する侵略者』のDVDが発売中。すごく面白かったのでオススメです!

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ミナモザ『Ten Commandments』03/21-31こまばアゴラ劇場

 瀬戸山美咲さんが作・演出されるプロデュース団体、ミナモザの新作です。上演時間は約1時間10分。

 「CoRich舞台芸術まつり!2018春」の審査員として拝見しました(⇒99本中の10本に選出 ⇒応募内容)。※レビューはCoRich舞台芸術!にも書きます。

劇団俳優座『首のないカマキリ』05/18-06/03劇団俳優座5F稽古場

 横山拓也さんの書き下ろし新作を眞鍋卓嗣さんが演出。初日を拝見しました。上演時間は約1時間50分。

 骨髄移植のドナー登録を重要なテーマとして取り上げる啓蒙的な内容でした。卵子の冷凍保存や体外受精などは現実でよく耳にします。未来の生殖や種の保存について考えられました。三世代で暮らす家が人体、人類を展示する博物館のように見えて、海と森も想像できる美術(杉山至)が良かったです。暗転しない場面転換も好印象でした。

レビューはほぼ記録のみ。

パルコ・プロデュース『ハングマン-HANGMEN-』05/12-13彩の国さいたま芸術劇場・大ホー

 映画「スリー・ビルボード」が話題になったばかりのマーティン・マクドナーさんの戯曲を長塚圭史さんが演出されます。翻訳は小川絵梨子さん。2016年の英国ローレンス・オリヴィエ賞のベスト・プレイ賞受賞作の日本初演です。

 彩の国さいたま芸術劇場公演の初日を拝見しました。上演時間は約2時間45分(休憩15分含む)。東京公演が世田谷パブリックシアターで始まっています。多地域ツアーあり。

 有料パンフレットの長塚さんと小川さんの対談は必読かと。一部が公開されています⇒【観劇前の準備】(武蔵大学准教授 北村紗衣)

 ↓「スリー・ビルボード」はネットで540円で見られるようです。スマホで通勤中に見られる!時代はすっかり変わりましたね。