永井愛さんと長田育恵さんが自作の戯曲をご自身で朗読し、トークをされます。トークの聞き手は徳永京子さん。
※この記録は2021/03/31に公開しました。
永井愛さんと長田育恵さんが自作の戯曲をご自身で朗読し、トークをされます。トークの聞き手は徳永京子さん。
※この記録は2021/03/31に公開しました。
今回の旅行の最大の目的である、竹中香子さん出演の『CERTAINES N’AVAIENT JAMAIS VU LA MER(直訳:海を見たことのない女もいた)』は、日系米国人女性ジュリー・オオツカさんの小説「THE BUDDHA IN THE ATTIC(邦題:屋根裏の仏さま)」の舞台化です。野外公演で上演時間は約2時間。
⇒この旅行のまとめはこちら
「屋根裏の仏さま」は2011年に刊行された英語の小説で、フランスではフェミナ賞外国小説賞を受賞したこともあり、かなり有名だそうです。日本語訳の「屋根裏の仏さま」は2016年に発売されましたが、私は不明にして存じ上げませんでした。今公演は、有名オペラ女優のナタリー・デセイさんの出演も話題だったとか。いずれパリでも上演があるそうです。
今年のアヴィニョン演劇祭でジュリー・オオツカの小説『屋根裏の仏さま』の舞台版を見た。ヴァランス国立劇場のリシャード・ブリュネル演出。20世紀初頭の日系アメリカ移民一世女性、写真花嫁の悲壮な物語。この小説は日本の演劇人によって舞台化が検討されてもよいのでは。
— 片山 幹生 (@camin) 2018年8月22日
WL記事更新【劇評】片山幹生「夢幻的光景のなかで提示されるリアリズムのねじれ:リシャール・ブリュネル演出『海を見たことがなかった女もいた』(ジュリー・オオツカ『屋根裏の仏さま』より)」@アヴィニョン演劇祭。ナタリー・デセーが女優として出演した舞台です。https://t.co/TKL3b14Jqd
— 観客発信メディア WL (@theatrum_WL) 2018年8月26日
※レビューは2018/09/13に公開。
7/19(木)-24(火)にかけて、「アヴィニョン演劇祭2018」に行ってきました!
7/23(月)帰国の予定だったのですが、帰りの便が飛ばないというトラブルがあり、航空会社(ANA)の費用でパリのシャルル・ド・ゴール空港のそばのホテルに延泊し、エアフランスに振替られて帰国しました。(無意味に)パリ経由だったため、アヴィニョンには丸二日間の滞在で、計4つの舞台を拝見しました。
⇒Les Bâtards Dorés『MÉDUSE』(⇒公式サイト)
⇒Anne-Cécile Vandalem『ARCTIQUE』(⇒公式サイト)
⇒Richard Brunel『CERTAINES N’AVAIENT JAMAIS VU LA MER(THE BUDDHA IN THE ATTIC)』(⇒公式サイト)
⇒Ivo Van Hove『DE DINGEN DIE VOORBIJGAAN(The Things That Pass)』(⇒公式サイト)
シアターアーツ主催のシンポジウムとその後のパーティーに参加しました。(AICT)演劇評論賞受賞作である「戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇」(堀川惠子著)はとても貴重な歴史資料で、この本が存在し、今、私が読めることに感謝の気持ちでいっぱいです。
「戦禍に生きた演劇人たち」はフランスで読み進めていました。演劇書としてだけでなく、弾圧や戦火のもとで生きた人々の肉声に触れられる素晴らしい本です。ぜひお求めください。
※このエントリーは2019/06/22に公開しました。
「マルクス・エンゲルス」に続き岩波ホールで「ゲッベルスと私」を拝見しました。見て良かったです。
1942年から終戦までの3年間、ナチスの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書だった女性ブルンヒルデ・ポムゼルさん(103歳)のインタビューと、アーカイブ映像で構成されたドキュメンタリー映画です。