欠かさず見るようにしているナショナル・シアター・ライヴ(⇒前回)。シネリーブル池袋が常打ち小屋になったようで(表現が間違ってる)、とても嬉しいです。TOHOシネマズ日本橋はどうなっちゃうのかな。
サイモン・ゴドウィンさん演出、レイフ・ファインズさん主演といえば「人と超人」が大好きでした。
※このレビューは2019/07/31に公開しました。
温泉ドラゴン『渡りきらぬ橋』約1時間50分。「青鞜」や樋口一葉関連では宮本研『美しきものの伝説』、井上ひさし『頭痛肩こり樋口一葉』、永井愛『書く女』などの先行人気戯曲がある。今作は女性作家を含む全登場人物を男性が演じ、今に通じる清々しい批評性を獲得していた。https://t.co/PAqTlxRspk
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) June 22, 2019
死者の言葉を新鮮に蘇らせ、積極的に観客を楽しませる姿勢にも好感。設備が原因なのか音響には少々違和感あり。暗転は減らせるのでは。手作りの大型着物や本格的なかつらを揃える本気に胸打たれた。劇作家二人体制が功を奏し所属俳優が様々な役に挑戦。今後が楽しみ。女給役の阿岐之将一さんが美しい。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) June 22, 2019
※レビューは2019/11/29に公開しました。
文化座の新作『アニマの海』約1時間35分。素晴らしい!!石牟礼道子作「苦海浄土」を引用し水俣病を描く老若男女の群像劇。発症から公害認定、補償への道程と患者と家族の筆舌し難い苦しみ。凛と立つ少女の正体は…。血が通っていて緻密かつ簡潔で鋭い。栗山民也さん演出のお芝居は私的ヒット連発中♪ https://t.co/zYA4SEUASc
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2019年6月13日
KAAT神奈川芸術劇場「ゴドーを待ちながら」令和Ver.約2時間15分休憩なし。https://t.co/rlWRHvsLeJ
終演後のトーク。登壇:白井晃、多田淳之介、茂山千之丞、渡部豪太
「せりふの意味がわからなくても、ダサいと思っても、とにかく、言う」
「戯曲の言葉は削れない」— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2019年6月17日
「狂言はそもそも(現代では意味が)わからないせりふが多い」
「戯曲のせりふをカットするのは羽をもいで飛行機を飛ばすような行為」
「俳優は与えられたせりふをいかに言い切るかが仕事」
「ベケットは繰り返しに意味を持たせている」
人間として魅力的な俳優さんたち。トークを聴けてよかった。— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2019年6月17日
欠かさず見るようにしているナショナル・シアター・ライヴ(⇒前回)。会場がシネリーブル池袋と早めに告知されていて助かりました。次からもここになるみたい。良かった!(http://ntlive.nationaltheatre.org.uk/venues より)
「英国万歳!」は1991年初演、1994年に映画化されています。今作は2018年に上演された舞台で、主役のジョージ3世役はマーク・ゲイティスさん。「SHERLOCK」で有名ですね。
NTLive 語る会 vol. 4に松岡和子先生がいらっしゃれなくなりました。残念。でも、狩野先生や北村先生という新たなゲストを迎えてお送りします。もうすぐです! pic.twitter.com/4EVjfJvBTm
— Kawai Project (@KawaiProject) 2019年6月4日
※6/6で上映が終わる劇場もありますが、シネリーブル池袋では続いています。
https://ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/movie/0580800.html