去る7月6日に俳優の中嶋しゅうさんがお亡くなりになりました。私は2度、しゅうさんが出演される舞台の稽古場レポート(⇒1、2)を書かせていただき、少しだけですが、顔を見合わせてお話をさせていただいたことがあります。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年7月6日
【舞台から転落 急性大動脈解離】6日に舞台上から転落し、亡くなった俳優・中嶋しゅうさんの死因は急性大動脈解離だった。所属事務所が発表。 https://t.co/6DQER3q47T
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2017年7月7日
しゅうさん出演作の自分の観劇記録を振り返ってみました。主にTPT、新国立劇場演劇、CATプロデュース、風姿花伝プロデュースで、ストレートプレイ(セリフ劇)を拝見していたようです。しゅうさん演出・出演作も2作品、観ることができました。
チラシのキャスト覧にしゅうさんのお名前があると安心して、わくわくしました。しゅうさんのおかげで、鋭利で、深淵な演劇の世界を味わうことができました。
以下、調べられる限りですが、私が拝見したしゅうさん出演作のリスト等です。ご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。
2017年
世田谷パブリックシアター『炎 アンサンディ(再演)』03/04-19シアタートラム
2016年
新国立劇場演劇『ヘンリー四世「第一部‐混沌‐」「第二部‐戴冠‐」』11/26-12/22新国立劇場・中劇場
風姿花伝プロデュース『いま、ここにある武器』08/13-28シアター風姿花
新国立劇場演劇『あわれ彼女は娼婦』06/08-26新国立劇場 中劇場
梅田芸術劇場「ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より-」03/10-27 Bunkamuraシアターコクーン
伝
2015年
CATプロデュース『スポケーンの左手』11/14-29シアタートラム
ホリプロ『舞台「夜想曲集」』05/11-24天王洲銀河劇場
東京芸術劇場『狂人なおもて往生をとぐ』02/10-26東京芸術劇場シアターウエスト
2014年
世田谷パブリックシアター『炎 アンサンディ』09/28-10/15シアタートラム
シアター風姿花伝プロデュース『ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる』07/15-30シアター風姿花伝
東京芸術劇場『おそるべき親たち』03/02-16東京芸術劇場シアターウエスト
2013年
Bunkamura『マクベス Macbeth』12/08-29 Bunkamuraシアターコクーン
世田谷パブリックシアター『ジャンヌ』07/01世田谷パブリックシアター内稽古場
RunsFirst『帰郷 The Homecoming』06/15-30シアター風姿花伝
新国立劇場演劇『効率学のススメ』04/09-28新国立劇場小劇場
2012年
アーティストカンパニー響人『橋からの眺め』10/04-10テアトルBONBON
ゴーチ・ブラザーズ『千に砕け散る空の星』07/19-30シアタートラム
2011年
Conclave『ラスコーリニコフとスヴィドリガイロフ~「罪と罰」より~』12/08-19ワーサルシアター
2010年
tpt『おそるべき親たち』10/21-11/03東京芸術劇場小ホール2
CATプロデュース+ジェイ.クリップ『今は亡きヘンリー・モス』08/22-29赤坂RED/THEATER ★紀伊國屋演劇賞・個人賞受賞
CATプロデュース『BLUE/ORANGE』04/22-05/02ワーサルシアター ★紀伊國屋演劇賞・個人賞受賞
俳優座劇場プロデュース『兵器のある風景』03/14-22俳優座劇場
2009年
新国立劇場演劇『ヘンリー六世「第三部 薔薇戦争」』10/29-11/23新国立劇場中劇場
新国立劇場演劇『ヘンリー六世「第二部 敗北と混乱」』10/28-11/23新国立劇場中劇場
新国立劇場演劇『ヘンリー六世「第一部 百年戦争」』10/27-11/23新国立劇場中劇場
ホリプロ『炎の人 ゴッホ小伝』06/12-28天王洲 銀河劇場
Conclave『父と暮せば-朗読劇-』05/05-08アレイホール
松竹『赤い城 黒い砂』04/11-26日生劇場
2008年
俳優座劇場プロデュース『空(ソラ)の定義』12/11-21俳優座劇場
TBS/ホリプロ『かもめ』06/20-07/12赤坂ACTシアター
the company『バーム・イン・ギリヤド』04/04-20新宿シアターモリエール
2007年
tpt『スペインの芝居』10/13-28ベニサン・ピット
新国立劇場演劇『氷屋来たる』06/18-07/08新国立劇場 小劇場
2006年
tpt『BAKXAI-バッカイ』08/26-09/10ベニサン・ピット
2005年
新国立劇場演劇『母・肝っ玉とその子供たち~三十年戦争年代記』11/28-12/11新国立劇場 中劇場
自転車キンクリートSTORE『ウィンズロウ・ボーイ(The Winslow Boy)』09/07-18俳優座劇場
tpt『アントン・チェーホフ 桜の園 喜劇四幕』05/21-06/08ベニサン・ピット
TBS『音楽劇 コーカサスの白墨の輪』01/30-02/20世田谷パブリックシアター
2004年
シアター1010・tpt『楡の木陰の欲望』10/18-31(10/17プレビュー)シアター1010
コットンクラブ『奪うこと』07/23-08/01THEATER/TOPS
tpt『アントン・チェーホフ四幕喜劇 かもめ』03/25-4/11ベニサン・ピット
2003年
RUP『ニュルンベルク裁判』11/20-28紀伊国屋サザンシアター
新国立劇場演劇『欲望という名の電車』10/20-11/11新国立劇場 中劇場
2001年
新国立劇場演劇『美女で野獣』12/10-27新国立劇場小劇場
■関係者のツイート ※網羅できていません。
当劇場のレジデントアーティストであり、風姿花伝プロデュースのプロデューサーでもあった俳優の中嶋しゅう氏が、昨日本番中の舞台から転落してお亡くなりになりました。中嶋さんはシアター風姿花伝に多大な影響を与えてくださった方でした。本当に残念です。ここに謹んで御冥福をお祈り申し上げます。
— シアター風姿花伝 (@fuusikaden) 2017年7月7日
中嶋しゅうが、、、、舞台から落ちて死んだ?
ほんとか??しゅう??
なにやってんだよー、しゅう??— 笹野高史 (@sasano61) 2017年7月6日
Thinking of my friend, the masterful actor Shu Nakajima who has died on stage in Tokyo.A wonderful man and artist.A huge loss to the theatre
— David Leveaux (@davidleveaux) 2017年7月6日
Shu Nakajima in a rehearsal break. We had many good conversations. pic.twitter.com/SMsrPZTf9Y
— David Leveaux (@davidleveaux) 2017年7月7日
「エターナル近松」の時のしゅうさん。
しゅうさん、いつもお洒落さんだったなあ。数え切れないほど沢山お仕事ご一緒させて頂きました。ありがとうございました。合掌 https://t.co/YdPRXjo6Fd— Ayako Maeda (@ayakomhaiji) 2017年7月7日
夜分遅くに…
俳優 中嶋しゅうは転落死ではありません。
彼はそんな死は遂げません。
死因は急性大動脈剥離。
急性です。
一番驚いてるのはしゅうさん…
今でも、タバコくわえて、
「マジわけわけわかんねぇ」
ってどっかで言ってる…
ご冥福なんて祈れない。。
今は側に居てしゅうさん… pic.twitter.com/cSqkUY6viZ— 吉原光夫 (@mitsuoYoshihara) 2017年7月7日
俺はアルパチーノよりデニーロより貴方を尊敬してるよ。
俳優 中嶋しゅう pic.twitter.com/NWDSlO4beL— 吉原光夫 (@mitsuoYoshihara) 2017年7月7日
forever young pic.twitter.com/2ine0wpcjF
— 吉原光夫 (@mitsuoYoshihara) 2017年7月8日
どこまでも演劇を愛した人
俳優 中嶋しゅう pic.twitter.com/lCod12vubN— 吉原光夫 (@mitsuoYoshihara) 2017年7月9日
しょうがねぇから、演劇ちゃんとやろ。。 pic.twitter.com/ShXfgIYDf0
— 吉原光夫 (@mitsuoYoshihara) 2017年7月9日
もっとしゅうさんのお芝居を観たかった
もっとしゅうさんと一緒にお芝居したかった本当に
チャーミングでエネルギーに溢れた
素敵なヒトでしたありがとうありがとう
これからもずっと pic.twitter.com/hl6zivVuYb
— 那須佐代子 (@sayokonasu) 2017年7月7日
しゅうさんにもらった言葉は人生のノートに太字で書かれている。
「御冥福」なんて実感ないよ。
— サイトウナオキ (@naokisaitoh) 2017年7月7日
今日は海にいた。しょうがないからしゅうさんも連れて行った。隣のペルー人とスペイン人のカップルがテントを立てるのを手伝ったらビールをくれた。世の中が優しさで溢れたらいいのにって思った。 pic.twitter.com/9oos0TZ3Kc
— サイトウナオキ (@naokisaitoh) 2017年7月9日
中嶋しゅうさんとの仕事、これまで7つ。『楡の木陰の欲望』『かもめ』『桜の園』『バッカイ』『おそるべき親たち』『狂人なおもて往生をとぐ』『おそるべき親たち 2014』…ゆっくり数える。思い出さない。ただ数えるだけ。
— キウチヒロマサ (@azrbjn) 2017年7月9日
成河のブログ。https://t.co/NZXAItv1Q0
— 薛 珠麗 Shurei Sit (@_shurei_) 2017年7月7日
しゅうさんと成河とは、2008年4月『バーム・イン・ギリヤド』という作品でご一緒した。
息が苦しいほどの「早くまたご一緒したい」というこの想いと、わたしはじっくりと向き合ってやるのだ。— 薛 珠麗 Shurei Sit (@_shurei_) 2017年7月7日
しゅうさんはよく稽古後に、演技に行き詰まった役者に捕まっていた。すると、柔らかく静かに、でも慰めだけではない核心を突く言葉をくれた。相談者が大仰な礼を言おうものなら、照れ臭そうな笑顔で「おつかれさ?ん」と背中で手を振り帰って行った。みんなもっとしゅうさんの話を聞いていたかった。
— 横田栄司 (@eijiyokota) 2017年7月7日
ソニン 公式ブログを更新しました。 『中嶋しゅうさん』 https://t.co/3HP5W6PqQy
— ソニン??(Sonim) (@Sonim_official) 2017年7月8日
雲の上の人だった。ある日、突然スタジオを訪ねて来て「低予算でも上質な現代劇を作りたい。協力してくれ」喜んで貸した。「お礼に俺が無料でWSやる」。その約束は実現しなかったけれど、うちのスタジオで稽古したその作品は読売演劇大賞の優秀作品賞を受賞した。いつか共演したかった。
— 日下諭 Satoshi Kusaka (@satoshikusaka) 2017年7月6日
中嶋しゅうさん ありがとうございました 本当に悲しいです
Rest In Peace Shu Nakajima. pic.twitter.com/AiCI3LQCOO— 浅野忠信 ASANO TADANOBU (@asano_tadanobu) 2017年7月6日
まだ現実味がない。中嶋しゅうさんの突然の死。
同じ芸劇ウエストにて「狂人なおもて往生をとぐ」で緒川さんがご一緒して以来、幾度か舞台で拝見し、或いは客席で偶然会い、お話させて頂いただけだが。一緒に創作の場を持ちたかった。
こんなことってあるんですね。つくづく神様は無慈悲です。— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) 2017年7月7日
ワーニャ伯父さん、第一回衣装打ち合わせ終了。モスバーガー食べて次の打ち合わせへ。
どこへ行っても、どうしたって中嶋しゅうさんの話になってしまう。寂しい。悲しい。が、俺よりずっと近しい人たちがすでに前を向いて歩き出している。演劇の道は厳しく、人生は険しい。俺も悔いなきよう邁進する。— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) 2017年7月10日
帰り道に思い出したのが、ロンドンナショナルギャラリーで、半日近く<ひまわり>だけをずっと見つめていた話と、そして「炎の人」で演じていたルーランのモノローグ。
『炎の人、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホに拍手をおくる!飛んで来て、聞け
拍手をおくる!』
先程、ご挨拶してきました。— 梶原航/カジワラワタル (@wataru_kaji) 2017年7月9日
とある会に参加させてもらったときのこと。
「俺、ト書きは無視するんだよね。だって堅苦しいじゃん。」
と教えてくれたしゅうさん。「いやいやト書きは一番大事でしょ」ってツッコミをいれた成河さん。
それを見て笑っていた絵梨子さん。
とても好きな光景の一部です。
— 薄平広樹 Usudaira Hiroki (@USD_hiroki) 2017年7月7日
中嶋しゅうさんは自分にとって憧れの存在であり、理想であり、信じている未来でした。
芝居って大変だろ?とニヤッと笑って語りかけてくれたしゅうさんの表情は絶対に忘れません。
悲しい。
ご冥福をお祈りします。— 寺内淳志 (@atsushi_terau) 2017年7月7日
中嶋しゅうさんのご逝去がひたすら悲しい。王家初演の前に浦井さんにご取材したとき「しゅうさんが“今から(ヘンリー四世の)本読みしようか”って言うんですよ(笑)。だから王家が開くまでちょっと待ってと言ったんですけど」とおっしゃってた。この取材がヘンリーの初日の5ヶ月くらい前(続く
— 大原 薫 Kaoru Ohara (@theresonlyhere) 2017年7月7日
続き)どれだけ熱心に演劇に取り組んでいらしたか、この話だけでも伝わってくる。私はお話したことはないですが『ヘンリー四世』も『炎アンサンディ』も『スポケーンの左手』も素晴らしかった。最後まで役者であり続けた方。心より哀悼の意を表します。
— 大原 薫 Kaoru Ohara (@theresonlyhere) 2017年7月7日
中嶋しゅうさんの訃報、悲しい。名優でした。稽古場までの廊下を走っていたら、先を歩いていたしゅうさんが振り返った。そのまま待っていてくれて「おはよう」って。すべての人に優しかった。『アンサンディ』の取材のとき「みんなで一体になって作る芝居っていいね」と言っていたこと忘れません。 pic.twitter.com/kO5XrOtozO
— 今村麻子 (@asako_imamura) 2017年7月8日
中嶋しゅう氏のような大ベテランが転落なんて絶対おかしいと家人と話していたら、やはり急性大動脈解離を発症されていたと知る。私の義父も同じで、畑で転んで頭を打ったと間違われた。故人の名誉に関わるので、事実関係は正確を期したい。シス・カンパニーが掲載した鷲尾真知子氏コメントが胸に迫る。
— fringe (@fringejp) 2017年7月8日
舞台「幸福な職場」で谷口住職を演じられました中嶋しゅうさんが、ご逝去されました。常に真摯に演劇と向き合い我々の背中を押してくださいました。残されたキャスト・スタッフ一同、とても寂しい気持ちでいっぱいです。心より哀悼の意を表し、謹んでお悔やみ申し上げます。
— 舞台「幸福な職場」 (@Koufuku_Shokuba) 2017年7月8日
■告別式以降
7月12日(水)、急性大動脈解離で亡くなった俳優中嶋しゅうさん(享年69)の葬儀が東京・コムウェルホール高円寺で営まれました。あらためてご冥福をお祈りいたします。https://t.co/57Q1IoOKOK @nikkansportsさんから
— 東京芸術劇場 (@geigeki_info) 2017年7月12日
死こそ常態
生は
いとしき蜃気楼
茨木のり子
— 那須佐代子 (@sayokonasu) 2017年7月12日
「中嶋しゅうさんの最期の舞台のこと」
書きました。https://t.co/r38PZAp1ne— 那須佐代子 (@sayokonasu) 2017年7月13日
空に逝っちゃった。。
いってらっしゃい!!中嶋しゅうさん
お達者で。。 pic.twitter.com/zcv2GjyZkR— 吉原光夫 (@mitsuoYoshihara) 2017年7月12日
「役者なんていつやめたっていいんだ」言ったかと思うと「芝居上手くなりてぇー」「俺は役者だ!」突然叫んでみたり。
みんなが知ってるしゅうさんがいて、僕だけしか知らないしゅうさんがいる。 pic.twitter.com/HOQF1Ukw85
— サイトウナオキ (@naokisaitoh) 2017年7月12日
「一緒に芝居やろうな」tptですれ違っていただけなのに新国の近くのバーのカウンターで話しかけてきてくれたしゅうさん。その後たくさん芝居した。
あとで聞いたら「俺は本当にそう思わないと言わねえよ」と明後日の方向を向いてうそぶいていた。 pic.twitter.com/CswiCl3Z9p
— サイトウナオキ (@naokisaitoh) 2017年7月11日
しゅうさん https://t.co/Tl1Bz2sJIQ
— なしか (@itikoro) 2017年7月12日
最後のお別れ
共演出来たのは結局ヘンリーモスの1回きり
板の上での一挙手一投足全てが本気で
『考えるな、感じろ』の親父だった
毎回怖かった親子の口論シーン
ある日、揉み合いで額から流血してたのに、最後までそれを俺に気付かせなかったしゅうさん
しゅうさん、俺これからも一生芝居します pic.twitter.com/KJvgmcZMI5— 谷田歩 (@Tani3rd) 2017年7月12日
今日告別式に着てったワイシャツだけが洗濯機のセンターに巻き込まれて破れる。
フライパン洗ってたら柄の部分からバキッっと、壊れる。
隣で寝てる7歳児が急に般若心経らしき寝言を言う。
これしゅうさん来てんなw
笑えるけど泣ける。
本当にさよならです!お疲れ様でした??— 谷田歩 (@Tani3rd) 2017年7月12日
ビリー舞台稽古があったので、告別式の前にしゅうさんに会いに行ってきました。
とても穏やかな表情でした。
しゅうさんの棺を色々な方が囲んでいる姿が芝居の中の出来事のように見えました。
カーテンコールで出てきてくれたらいいのに。
しゅうさん、ゆっくりお休みください。 pic.twitter.com/nFsbRsHwOQ
— 高橋卓士 (@T_Takuji) 2017年7月12日
■その他
S61 フランス名作喜劇「愚かな女」筋書。劇団NLT。鷲尾真知子さんと中嶋しゅう(延夫)さん。この頃の劇団の看板女優と俳優コンビ。渋くて素敵なだけでなく実力のある俳優さんでした。合掌。 pic.twitter.com/zjireP43oy
— ひろこ5016 (@mizuaqua5016) 2017年7月8日
あれは「橋からの眺め」の時だったか。真後ろの席の、彼女に無理矢理連れてこられたっぽい男性が開演前に「眠くなったら寝ていい?」とぼやいてたが終演後には「やばい…おじいちゃんカッコいい…モーガン・フリーマンみてぇ…まじ渋い…」と興奮していた。そのおじいちゃんこそ中嶋しゅうさんだ。
— カエルコ (@norikaeruko) 2017年7月7日
新国立劇場演劇研修所の図書棚には、中嶋しゅうさんが読み終えた本が相当数ある。ぼくらが研修生の頃、定期的に段ボールに納められたあらゆる本が届いた。
「研修所についてどう思うか」を質問したときの「良いと思う。これ答えになってる?」という簡潔な返答を思い出す。— 梶原航/カジワラワタル (@wataru_kaji) 2017年7月23日
■しのぶのツイート
↓浅野雅博さん…!!「帰郷」のオープニングの場面、物凄かった。物欲しげな父を冷徹に無視し続ける息子。お二人があまり見せない顔を、小川絵梨子さん演出作で見せてもらえた。シアター風姿花伝プロデュースが続く(生まれる)きっかけになったお芝居だったと思う。二回観に行った。至福だった。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年7月12日
「帰郷」。那須佐代子さんの赤いドレス素敵だったな。松岡泉さんの美術も。父がくるくる回す木製の球体オブジェ(?)はしゅうさんの私物と聞いた記憶あり。ブランコに腰掛ける那須さんと浅野さんが"交渉"する場面の汚れ度にゾクゾク。「俺にもチャンスが」と劣情丸出しの父(しゅうさん)、最高。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年7月12日
舞台で役人物として存在する俳優の弱さ、愚かさ(頑なさも含まれる)が観たい。劣情の発露なんて特に好物。ただ前提として空間、観客と呼吸をしていてほしい。個人的に、この両方ができている俳優がとても少ないと感じてる。その意味で『帰郷』は私の求めるものに近かった。小空間だったことも大きい。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年7月12日
■成河さんのブログより、全文引用
演劇人 2017.07.07 Friday 16:34
「演劇人には舞台の上で逢える。国を越えて時を越えて、詩人が紡ぐ悠久の時間の中で、同じ景色を見ることが出来る。見ていた景色を追いかけます。同じように悩み、苦しみ、喜びます。それだけが僕の真面目です。というとまた笑われるでしょうか。ですがこの非情の相と向き合うために、僕はやはり演劇にすがります。唯一の繋がりとなった演劇の時の中で。そう言えば演劇なんて堅苦しい言葉はお嫌いでしたね。芝居ね。芝居をしましょう。休むのなんて嫌いでしょ。これからは、また一緒に、ではなく。いつまでも一緒に。ハリウッド映画が入っちゃった、はもうナシですよ。」
■追加(2017/09/01)
毎日新聞8/29「悼む」鵜山仁
「だが、しゅうさんはこのところ東京・目白の小劇場「シアター風姿花伝」の企画を補佐する仕事を精力的につとめていた。それは芝居という表現、とりわけ若い演劇人諸君に対する頑固で粘り強い愛情の証しとして、今後も僕らのライブを刺激し続けてくれるに違いない」 pic.twitter.com/CsnEAB3Hp7— シアター風姿花伝 (@fuusikaden) 2017年9月3日
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