谷賢一さんが作・演出されるとのことで、観に行きました。いわゆる“2.5次元ミュージカル”を初めて観たのは2006年のテニミュだったと思います(2.5次元という名称が生まれる前ですね)。他に観た記憶があるのは『デスノート THE MUSICAL』とか。Zeppブルーシアター六本木は久しぶりだったな~。韓国創作ミュージカルがかかってた時はよく伺いました。
超進化ステージ『デジモンアドベンチャー tri. ~8月1日の冒険~』①約2時間20分休憩込み。操り人形、原作アニメ含む映像、原作声優の声の出演、煽る照明音響が大迫力。夢に引きこもる現代人の病がベースの普遍性ある物語で、デジモンの進化と少年たちの成長を重ねる。泣いたよ、驚いたよ! pic.twitter.com/AVkWr4HU9c
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年8月5日
舞台「デジモン」②人形劇、歌舞伎(文楽)、遊園地の戦隊ものアトラクション等が飛び出し少々頭が混乱(笑)。映画館も味わえる。入り混じる善悪、愛憎、虚実をカラッと明るく異化するオレノグラフィティさん素晴らしい。原作愛とサービス精神溢れるイベント。以上、原作を全く知らない観客の感想です
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年8月5日
≪あらすじ≫ 公式サイトより
『8月1日』それは八神太一、石田ヤマトら“選ばれし子どもたち”にとって特別な日。
夏の間もサッカーの練習に打ち込んでいる太一はヒカリから「みんなで8月1日にキャンプに行こう」と誘われる。
思い出の日にみんなで集まろうとミミと光子郎が提案したという。受験勉強で忙しい丈も今回は参加すると聞き、快諾する太一。
一方、バンド活動を続けているヤマトにはタケルが声をかけにいくことに。
弟のタケルに一緒に行こうと頼まれ断れないヤマトは渋々ながらキャンプへ行く準備をはじめる。
俺たち8人でもう一度、あの場所に行くのも悪くない。そう思いながら。
キャンプ当日。ミミが用意するはずのキャンプ用具を忘れてしまい、前途多難なスタートに。
「これじゃキャンプできないよ!」と騒ぐ丈。「困りましたね」と打開策を考える光子郎。ミミをフォローする空。
そんなみんなの姿をみて、「デジタルワールドに初めてきた時みたいだな!」と笑顔になる太一。
「あのころは、力を合わせて何でも乗り越えたよな!」「そうだな」と頷くヤマト。
6年前の気持ちをよみがえらせ、8月1日のキャンプが始まったー。
しかし、そのキャンプ場には秘密がありー。
≪ここまで≫
「tri.」は「トライ」と読むんですね。1999年に放送されていた子供向けアニメシリーズの続編(?)にあたる映画が、ここ数年の間に続々と公開されているとか(聞きかじりです、すみません)。
デジモン:2.5次元は人形のデジモンが大暴れ 迫力の進化も https://t.co/S2gmdJGrN6 pic.twitter.com/hznsmk2yYL
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) 2017年8月4日
Zeppブルーシアター六本木のカフェの掲示。
「ご飲食はロビーでお済ませください。客席は飲食禁止です。というかステージから目が離せず、食べたり飲んだりしている場合ではありません」
これ、他の劇場でもやって欲しい! pic.twitter.com/vh0H7INGYU— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年8月5日
すごい分析だ……。こだわったところ、リスペクトしたところが片っ端から指摘されてる。本当に細かく見て頂いてありがたい限り。 https://t.co/N4BK9g5qnQ
— 谷賢一 (@playnote) 2017年8月5日
事前取材でした。サルは出なかったけど様々インスパイアされましたね。火起こしに挑戦して失敗したり、「うるさい」って怪しいオジサンに注意されたり、塚さんのカレーが美味すぎたり、自然発生的に怖い話と恋話になったり……。あのときキャンプに帯同してくれた20人に感謝! https://t.co/JUeNK8HyuT
— 谷賢一 (@playnote) 2017年8月6日
はじめて指摘されて嬉しい。デジモン経由で歌舞伎や演劇、文楽や人形劇にも興味を持つお客さんが増えてくれたら嬉しいな。日本の演劇、実はとてもレベルが高いのです。 https://t.co/EIlv8hcR0i
— 谷賢一 (@playnote) 2017年8月6日
↓舞台美術、照明、音響、映像などのスタッフワークが凄かったんですが、パンフレットを買わなかったのでクレジットがわかりませんでした。残念!公式サイトに載せて欲しい!!
出演 八神太一:松本岳 石田ヤマト:橋本祥平 武之内空:森田涼花 泉光子郎:上村海成 太刀川ミミ:田上真里奈 城戸丈:小松準弥 高石タケル:野見山拳太 八神ヒカリ:重石邑菜 エテモン;オレノグラフィティト(劇団鹿殺し)
アンサンブル:吉原秀幸 大谷誠 美波利奈 松岡拓弥 わしやみちこ 三宅良 池田謙信 庄野早冴子
(声の出演) アグモン役:坂本千夏、ガブモン役:山口眞弓、ピヨモン役:重松花鳥、テントモン役:櫻井孝宏、 パルモン役:山田きのこ、ゴマモン役:竹内順子、パタモン役:松本美和、テイルモン役:徳光由禾
原案:本郷あきよし
脚本・演出:谷賢一
人形総指揮:人形劇団ひとみ座
音楽:オレノグラフィティ
制作:ポリゴンマジック
主催:舞台「デジモンアドベンチャー tri.」製作委員会(東映アニメーション、ポリゴンマジック、イープラス)
(c) 本郷あきよし・東映アニメーション
(c) 舞台「デジモンアドベンチャーtri.」製作委員会
一般発売:7月2日(日) 10:00~
全席指定7,800円(税込)
※未就学児童入場不可
http://digimon-stage.com/
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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