「2014年の初演以降、世界13カ国22都市を巡った『スーパープレミアムソフト W バニラリッチ』」の再演です。とはいえ、題名に「ソリッド」と加筆され、テキストはそのままに再創作されたとのこと。私は初演を観られていません。上演時間は約1時間50分。
メルマガ発行直後の寝不足と、疲労もあったせいか、眠ってしまいました………(涙)。近頃、お能に近い形式に対する自分の苦手度がアップしている気もします…。
私が観た回は英語字幕付きでした。(観ている時は)いつもの感覚で楽しみましたが、考えてみたら字幕なしの上演は日本ならではかもしれません。敢えて字幕なしの回を選んでも良かったのかも~。
【スーパープレミアムソフトWバニラリッチソリッド】明日千秋楽!チェルフィッチュってよく分からない、何から観たらいいの…と思っている方にこそ、オススメします!身体・言葉・音における独特の関係性が最も分かりやすく現れた作品です。
前売り〆切まであと25分!☞ https://t.co/xqXhuiwyG3 pic.twitter.com/2Cc93RdiuP— チェルフィッチュ (@chelfitsch) 2019年2月2日
レビューは記録程度です。
チェルフィッチュ「スーパープレミアムソフトWバニラリッチソリッド」
2月3日まで!
公演前日まで、オンラインでチケット購入可能です🍦詳細👉🏾👉🏾👉🏾https://t.co/4llg1unqQD
感想まとめ👉🏾https://t.co/OADKl2vTcl1月31(木)19時半
2月1(金)19時半
2(土)13時/18時
3(日)13時/17時#SPSolid— チェルフィッチュ (@chelfitsch) 2019年1月31日
チェルフィッチュ『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』前半6ステージ終了。普段使わない身体部位の筋肉痛に座るだけで悲鳴が出てしまう。それでも身体言語を開発、拡張、模索し身体の会話続けたい。その作業がとにかく楽しい。昨年末、田中泯さんの現場に参加させてもらった影響もすごく大きい。 pic.twitter.com/SM1Vx0kvQQ
— ShingoOta 太田信吾 (@shingo_ota) 2019年1月28日
スーパープレミアムソフトWバニラリッチソリッド。BGMがキース・ジャレットの「平均律クラヴィーア」に変わり、ソリッドでブリリアントな仕上がりに。我らが築いた宮殿(コンビニ)が、個や公の欲望や生存を滋養にして、ますます荘厳に歪み堅牢になる様に笑わされ、戦慄させられる。まるでサスペリア!
— Taisuke Shimanuki (@nukisuke) 2019年1月30日
某社会現象映画へのオマージュも、かなり効果的な節操のなさでよかった。時代の上っ面をなぞることが不気味さと乾いた笑いを誘うという意味でも、今回のスーパープレミアムソフトWバニラリッチソリッドはグァダニーノ監督版『サスペリア』に近い気がした。ホラーすぎて笑える。素晴らしかったです!
— Taisuke Shimanuki (@nukisuke) 2019年1月30日
【レポート記事アップ】徳永京子さんによる、岡田利規×山本卓卓インタビュー『想像力を信じる、その先へ』をアップ!まもなく同時期に公演が始まる、チェルフィッチュと範宙遊泳。
公演前に、是非ご一読ください!
チケットのご予約はお早めに!
詳細はこちら→ https://t.co/IBlc5YHq4C— 演劇最強論-ing (@engekisaikyoron) 2019年1月24日
ここからネタバレします。
ある閉鎖的なコミュニティー(コンビニ)での市井の人々の戦いがコミカルに描かれ、いじめやパワハラなどの現実の身近な問題と直結しました。また、戦争や移民問題など、より大きな世界ともすぐにつながりました。
店員の衣装はコンビニのユニフォームで、客の衣装はパっと見、宇宙服みたいでした。コンビニ星に宇宙人が堂々と侵入してくるみたい。
怒った店長がユニフォームを脱いで身体にフィットした黒い衣装へと変わっていく様子は、まるで脱皮のよう。制服からの卒業、軍隊からの逃亡、脱藩などを想起。
出演:足立智充、鷲尾英彰、渕野修平、太田信吾、川﨑麻里子、吉田庸、椎橋綾那
脚本・演出:岡田利規
美術:青木拓也
衣装:小野寺佐恵(東京衣裳)、藤谷香子(FAIFAI)
技術監督:鈴木康郎
舞台監督:中原和彦
照明:大平智己(ASG)
音響:牛川紀政
字幕技術:須藤崇規
宣伝美術:牧寿次郎
宣伝:浦谷晃代
宣伝映像:内田圭
協力:急な坂スタジオ 、山吹ファクトリー
Theater der Welt 2014(マンハイム / ドイツ)委嘱作品
製作:チェルフィッチュ
共同製作:Theater der Welt(マンハイム/ドイツ)、KAAT 神奈川芸術劇場(横浜)、LIFT-London International Festival of Theatre(ロンドン/イギリス)、Maria Matos Teatro Municipal(リスボン/ポルトガル)、CULTURALSCAPES(バーゼル/スイス)、Kaserne Basel(バーゼル/スイス)、A House on FIRE coproduction,
with the support of the European Union
主催:一般社団法人チェルフィッチュ、株式会社 precog
企画制作:株式会社 precog
提携:公益財団法人せたがや文化財団/世田谷パブリックシア
ター
後援:世田谷区
助成:芸術文化振興基金
【発売日】2018/11/17
一般:4,000 円
24歳以下:3500円
高校生以下:1,500 円
当日:各券種500円増
U24*:3,500 円
友の会 *:3,600 円
アーツカード *:3,800 円
* 世田谷パブリックシアターチケットセンターのみ取り扱い。
英語字幕付き回あり。
https://chelfitsch.net/activity/2018/11/w.html
https://stage.corich.jp/stage/96758
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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