新型コロナウイルス感染症に関する2020年3月13日時点のまとめです。
コロナ禍:1、2、3、4、5
■チケットは払い戻してもらい、改めてグッズなどを買って支援する
プレイガイドとコンサート関係者に聞きました
中止になったコンサートのチケット、払い戻ししないとどうなる? 打撃を受けた“推し”をどう応援したらいいのか調べてみたhttps://t.co/Dgz9PokoRA pic.twitter.com/EK7Eut1ecT
— ねとらぼ (@itm_nlab) March 13, 2020
■活動継続のために長期的視野に立って戦略を
【イープラス】ライブ配信サービスの提供を開始いたします。「eplus LIVING ROOM CAFE & DINING」を会場としたライブ映像を当社Youtubeチャンネルにて配信、投げ銭(スーパーチャット)機能で得た収益をアーティスト様へ還元いたします。https://t.co/qOhBjoqvE6
— e+(イープラス) (@eplusjp) March 12, 2020
どなたか、東北で公演を簡易にライブ配信したい舞台芸術関係者いるかなぁ。うちの機材で安価に配信できるよう準備中。もちろん映像配信プロのクオリティにはならないかもだけど、小劇場で許容できる範囲なら、やってみる価値あるかと。発信する側でも興味ある方は、一緒に準備してみませんかね?
— 鈴木拓 (@taku___) March 12, 2020
■無料配信に要注意
必要以上の自粛ムードには腹が立ってるけど、それとは別に過剰な無料配信とか無料公開も危険視してる…
歳行ってる人の大半は理解してると思いたいんだけど、漫画やらライブやら何でも無料にすると、若い人達から「エンタメはお金を払って楽しむもの」って概念を奪ってしまう…エンタメの未来に悪影響— 端葉やち (@hashiba_y) March 11, 2020
エンタメなんて、基本的にはお金と時間をたっぷりかけなきゃ素晴らしいものなんか出来っこないからね。
お金払わないでも無料で楽しめちゃう!と、これ以上若い人に思わせてしまったら、全てのエンタメ業界への金払いが悪くなって未来が死ぬよ…— 端葉やち (@hashiba_y) March 11, 2020
■無料公開、無観客の判断は例外的なこと
無観客の公演や試合とか無料開放とか無料で読める電子書籍とか、みんな美談みたいに称賛してるけど、そもそもこうしたことで生計を立てているひとたちが収入を断たれているにも関わらず身銭を切ってやっていることだよ。本来ならあっちゃいけないことだよ。それでもやってるんだよ。忘れないでよ。
— 太田忠司 (@tadashi_ohta) March 12, 2020
びわ湖ホールの払戻し金額は役6千万円。それでも無料配信で関係者の努力を無駄にしなかったことは素晴らしい。結局1万人の視聴があったので中長期的には成功。しかし短期的には資金が苦しいと思う。この公演はDVD化するのでこれを買うことが今回の英断への支援になる。 https://t.co/naGFOclftO
— アライ ケンジ (@hamurakiza) March 12, 2020
■ドイツ「文化とは いい時だけに許される贅沢なものではない。私たちは今それらが中止になることでどれだけ それが私たちにとって大切で私たちに足りないかを感じている」
ドイツ政府の声明。「文化とは いい時だけに許される贅沢なものではない。私たちは今それらが中止になることでどれだけ それが私たちにとって大切で私たちに足りないかを感じている。この非常時において、特に小さい企画であったりまたフリーランスの芸術家達を強く支援をしていく必要がある(続く)
— Naomi Mori (@ladolcevita416) March 12, 2020
「カルチャー、クリエーション、メディアにおける(今の)状況を私たちは見捨てたりしません」
(2020年3月11日 ドイツ政府より) https://t.co/5cTaCklaf1— Naomi Mori (@ladolcevita416) March 12, 2020
もちろんこれはドイツ政府の「声明」でしかなく、具体的な支援内容も不明で、本当に無名の芸術家たちや小さな劇場が、今回のことで苦難を強いられない、わけじゃないけれど。それでも、政府が文化の危機的な状況を理解してIch lasse sie nicht im Stich!(見捨てないよ)と言ってくれるのは心強いのだ https://t.co/rpfHaFAku5
— kawachi_berlin (@berlinbau) March 13, 2020
■「フランスも芸術やアーティストに対する政府からの金銭的支援は厚い」
フランスも芸術やアーティストに対する政府からの金銭的支援は厚い。
日本はまっさきに、文化に対する支援や資金がカットされていく、、。
海外にいたら日本人がリスペクトされるところってだいたい経済でも政治でもなく文化面なのにな。
どんどん豊かさの意味が薄っぺらくなっていくな… https://t.co/WIGVx7sqOB
— Saki@🇫🇷パリ在住ライター (@SakiParist) March 12, 2020
■韓国演劇協会の対応について(ヤン・ヨンヒさん)
韓国文化体育観光部長官は、大学路(韓国の劇場街)の小劇場を訪れ、コロナ19の影響で舞台芸術公演やライブなどが延期・中止され経済的打撃を受けるアーティストや舞台関係者に対する緊急生活融資を行うと発表。開始は今月で30億W(2億7千万円弱)規模。小規模劇場に消毒・防疫用品も支援。また、
— ヤン ヨンヒ 양영희 (@yangyonghi) March 12, 2020
↑ これは2月に発表された支援額なのだが、さらに融資額を増やせるように検討されているという。韓国芸術経営協会の支援センターでも公演芸術分野の関係者のための相談窓口を開設し、公演中止・延期などの被害についての助成、融資の申請を受け付けている。(オンライン相談可能)。
— ヤン ヨンヒ 양영희 (@yangyonghi) March 12, 2020
他、文化財団などがコロナ19の影響で打撃を受けている舞台芸術公演関係者へのサポートを始めている。
— ヤン ヨンヒ 양영희 (@yangyonghi) March 12, 2020
韓国演劇協会は今年を<2020 演劇の年>としていた予算の21億Wを、コロナ19で打撃を受ける劇団や演劇人のために使わせて欲しいと文化体育観光部に提案しているという。
— ヤン ヨンヒ 양영희 (@yangyonghi) March 12, 2020
■イギリスの演劇業界に対するウイルス対策/フリーランスに早く、容易に手当て
11日発表の英予算案の新型コロナウイルス対策のうち演劇業界に影響のあるものをステージ紙が紹介。https://t.co/Z2CBBuDdEh
以下、数点ピックアップ。
・従業員が250人未満の企業で従業員が新型コロナウイルスのために欠勤する場合は最長14日間、雇用者側が支払う法定疾病給付金を政府が全額負担する— katsuki (@katsuki_london) March 11, 2020
・中小企業向けに銀行が最高120万ポンドを融資する一時的なスキーム(Coronavirus Business Interruption Loan Scheme)を導入する
・法定疾病給付金は、症状はないが自主隔離を勧められた人も受け取ることができる
・フリーランスは通常よりも早く、容易に手当を利用できるようにする— katsuki (@katsuki_london) March 11, 2020
katsukiさん、いつもありがとうございます。
「従業員が新型コロナウイルスのために欠勤する場合」とありますが、これは感染や発症が条件なのでしょうか?感染防止のための欠勤も、法定疾病給付金を受け取れるのかな…と。もしよかったら教えていただきたいです。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) March 12, 2020
こちらこそありがとうございます。予算案には法定疾病給付の対象を「individuals who are unable to work because they have been advised to self-isolate」「people caring for those within the same household who display COVID-19 symptoms and have been told to self-isolate」にも(続く)
— katsuki (@katsuki_london) March 12, 2020
拡大するとあります。(症状がなくても)自主隔離するようアドヴァイスされた人、症状があって自主隔離するよう言われた人が共に住む家族内にいて面倒を見なければならない人は対象になるかと思います。通常、法定疾病給付を受けるにはいくつか規定があり、例えば7日間以上連続で休む場合には(続く)
— katsuki (@katsuki_london) March 12, 2020
医師の診断書が必要になりますが、今回に限りNHS111という国民健康サーヴィスの電話相談サーヴィス経由でもらう通知書でよいそうです。なにぶん、素人ですので認識違いなどがありましたら申し訳ありません。ご参考までに、予算案は下記リンクで読むことができます。https://t.co/EAo0ikL9Wb
— katsuki (@katsuki_london) March 12, 2020
自主隔離を余儀なくされた際の、給付金になるようですね。パンデミックとなってしまった今では、世界各地の対策が参考になるように思います…。ご親切にありがとうございました!
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) March 12, 2020
とんでもないです! ヨーロッパでは一気に様々な対策が講じられるようになってきました。演劇業界は各地でかなり厳しい状況に置かれることになりそうです。やむをえないことはやむをえないとして、どのようなバックアップ体制が敷かれるのかが重要なポイントになるように思います。
— katsuki (@katsuki_london) March 12, 2020
同感です…。演劇業界全体への救済方法を示し、確実に実行していただくように、国に対して声を上げていきたいです。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) March 12, 2020
■米国では4/21まで公演中止/「少なくとも一ヶ月休演期間のうち、2週間分のギャランティは役者に支払われる」
市長命令で今日からブロードウェイが一ヶ月クローズ決定。https://t.co/196sVwHMIw
— 辛 源 Gen Parton−Shin (@genpartonshin) March 12, 2020
でも500席以下の劇場は、観客の数を半分にすれば、そのまま公演続けてOKとのこと。
— 辛 源 Gen Parton−Shin (@genpartonshin) March 12, 2020
俳優組合の規定によると、就労停止の通達から就労停止日の間に2週間の期間が必要なので、少なくとも一ヶ月休演期間のうち、2週間分のギャランティは役者に支払われるようです。
— 辛 源 Gen Parton−Shin (@genpartonshin) March 12, 2020
■共産党の吉良よし子議員の要望に萩生田文科大臣が応答「策を講じたい/文化は国民の皆さんの心を癒すツール/さまざまな緊急事態に対応できるメニューを増やす」
3/10文教委コロナ対策③文化芸術
イベント自粛、公演中止で悲鳴が止まらない劇団音楽関係。
休校で学校鑑賞教室も中止。40公演中止という声も。死活問題。一方、文化庁の実態把握は遅れています。オーケストラ等の財団法人は、経産省の融資等の対象外なのも問題。
国が文化の灯を消さない努力を。 pic.twitter.com/92Cg66ad31
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) March 11, 2020
感染拡大に伴う連合の相談窓口 4割が休業補償に関する相談 #nhk_news https://t.co/JoyHTQRgf6
— NHKニュース (@nhk_news) March 12, 2020
■ホリプロ代表取締役社長の堀義貴さん
ちょっとヤバイ。 https://t.co/CpPrV1zZ3C
— Y.Hori 堀義貴 HoriPro (@horishachou) March 9, 2020
#ホリプロ #昔ばなし
ホリプロ所属タレントによる昔ばなしの読み聞かせシリーズをYouYube等で無料公開していますが、これは元々15年前ホリプロ45周年企画で作ったものです。9年前の東日本大震災の計画停電の際、無料公開して以来の公開です。9年後の3月に同じことをするとは想像していませんでした。— Y.Hori 堀義貴 HoriPro (@horishachou) March 10, 2020
#卒業式 卒業を迎えた皆さん、色々大変ですがともかくおめでとうございます。どうか買い占めしたり、店員に怒鳴ったり、悪い大人にならないように。劇作家シェイクスピアの言葉を贈ります。
「人生の悲哀は絶頂からの転落にある。最悪の状況から帰るところは笑いしかない。」リア王より#春は必ず来る— Y.Hori 堀義貴 HoriPro (@horishachou) March 10, 2020
もうエンタテインメント業界はガタガタになりかけてきた。
やる、やらない。できる、できないの判断に苦しむ。
舞台再開のメドが立たない。
飲食店も厳しくて、バイトをしている芸人もキツい。
誰もどうしたらいいのかわからない…。先が見えなさ過ぎる。— Y.Hori 堀義貴 HoriPro (@horishachou) March 10, 2020
「ネットでやればいいじゃん」ていう意見が一番辛い。そんな単純な話じゃなく、世界のエンタメ業界で最も右肩上がりなのはライブエンタテインメント。
劇場でホールで、生の楽器の演奏、汗だくで演じるパフォーマーの息遣いは、VRを使っても再現できないんです。
分かってもらえないかもしれませんが。— Y.Hori 堀義貴 HoriPro (@horishachou) March 11, 2020
ブロードウェイやウェストエンドの舞台を日本で上演する場合、ほとんどの作品は戯曲や音楽の映像化、DVD化、配信やパブリックビューイングはライセンスを受ける日本側には厳しく制限される、という事情があります。
だから世界に通用するオリジナル作品を作り続けなければならないという事なんです。— Y.Hori 堀義貴 HoriPro (@horishachou) March 12, 2020
#東宝 さん、#松竹 さん、#劇団四季 さん、#ジャニーズ さん、 #パルコ さん、 #ネルケ さん他演劇製作の皆さん、#吉本 さん、 #太田プロ さん、#松竹芸能 さん #ワタナベ さん、#人力舎 さん他お笑い各社の皆さん、全音楽業界の皆さん、お互い大変ですが頑張りましょう!#春は必ず来る 目黒の桜です pic.twitter.com/7R5Xw6ru23
— Y.Hori 堀義貴 HoriPro (@horishachou) March 12, 2020
WHOからの危険です避けてくださいリスト
・スイミングプール
・ジム
・レストランのメニュー
・公衆水飲み場 or ウォーターサーバー
・ショッピングカート
・ヘアドライヤー
・ホテルの部屋のボタンとエレベーターのボタン
・公園やショッピングモール
・携帯電話
・銀行のATM pic.twitter.com/F0GkzDMF7E
— Hiro @ 🇲🇾 (@kakiaki1005) March 12, 2020
このWHOの予防策ビデオ、よくわかる。トルコで放送されているもの https://t.co/EaCkLVkE80
— masanorinaito (@masanorinaito) March 12, 2020
あたらしいコロナウイルスのびょうきについて。
やさしいにほんご が、ついかされましたhttps://t.co/tRGA1DQOuW— 宮坂学 Manabu Miyasaka (@miyasaka) March 13, 2020
■娯楽、文化芸術にかかわる人こそ、為政者を監視すべし
パンデミックだけじゃないよ。戦争でも経済危機でも、そうなったらまず切り捨てられるのがエンタメや芸術・文化といったものだし、だからこそそういった業界で食ってる人たちは政治や社会に対してしっかり意識を向けてなきゃなのに、近年の日本のそういう人たちはその役割をおもいっきり放棄してきた。
— とみ (@meow164) March 12, 2020
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