2020年2月のお薦め舞台11本+αをご紹介します。
まぐまぐ大賞2014・無料部門・エンターテイメント・ジャンルで4位入賞したメルマガです♪
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“しのぶの演劇レビュー” Vol. 184 2020.02.01 2,700部 発行
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今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
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◎新型肺炎が話題沸騰中ですね…。マスク着用は気休め程度。
石鹸と流水を使って、頻繁に手洗いするのが有効なようですよ~!
舞台には、あなたの心を揺さぶり、
人生の輝きを増してくれる奇跡があります。
“今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください!
◎facebookページ↓でブログ更新を報告しています。
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○○ 今回のもくじ
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◆1【今月のお薦め11本+α(4000円台、3000円台、2000円台&以下、他)】
◎No.1→東宝『天保十二年のシェイクスピア』
02/08-02/29日生劇場
≪東京都、大阪府≫
https://www.tohostage.com/tempo/
◆2【先月のベスト3】
◎No.1→東京芸術劇場/りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
『エブリ・ブリリアント・シング
~ありとあらゆるステキなこと~』
≪東京、新潟、松本、名古屋、大阪、高知≫
https://shinobutakano.com/2020/01/29/15004/
メルマガ号外↑を発行!★上演中です♪
◆3【英国演劇の映画館上映情報~NTLiveの再上映、他~】
◎「リーマン・トリロジー」が新上映!
◆4【編集後記】
◎「CoRich舞台芸術まつり!2020春」は2/4(火)14時〆切!
◎2月23日(日)15:00~下北沢にてトーク出演いたします♪
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◆1 【今月のお薦め11本+α(4000円台、3000円台、2000円台&以下、他)】
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▽★印がいちおし公演です。
▽初日の早い順に並べています。
▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・税込価格・URL
▽氏名は敬称略で並びは順不同。座種の記述がない公演は全席指定。
※間違いがあるかもしれません。最新情報や詳細は公式サイトでご確認を。
高額公演を10本から11本に増やしました。
◎1月中に開幕している公演は、メルマガ前月号↓でチェック推奨♪
https://shinobutakano.com/2019/12/28/14634/
1.俳優座劇場プロデュース『彼らもまた、わが息子』
02/07-02/15俳優座劇場
出演:吉見一豊、山本郁子、竪山隼太、佐藤玲、逢笠恵祐、斉藤淳、
上原奈美、森永友基、多賀麻美
脚本:アーサー・ミラー 翻訳:水谷八也 演出:桐山知也
一般 5800円 ペアチケット(一般2枚) 11000円
グリーンチケット(学生) 2900円
ハーフチケット(2月7日) 2900円※前売り完売
http://www.haiyuzagekijou.co.jp/schedule/?ca=2
https://twitter.com/haiyuzagekijou/status/1217697205529632769
NTLiveで上演↓されたばかりの米国劇作家アーサー・ミラーの戯曲を、
https://shinobutakano.com/2019/10/10/14646/
俳優座劇場が新訳(水谷八也)で上演。すごく面白いお話です。
『みんな我が子』から題名が変わっています。
原題は”All My Sons”ですので、「Son」は「息子」なんですよね。
NTLiveではセリフに「みんな我が子」という字幕もついていて、
疑問を感じてました。新訳で改めて出会い直せそうだなと思います。
2.兵庫県立芸術文化センター/水戸芸術館
『音楽劇 星の王子さま(再演)』
02/08-02/12東京芸術劇場シアターイースト
≪茨城県、東京都、兵庫県≫
出演:昆夏美、伊礼彼方、廣川三憲、吉田萌美、内田靖子、岡野一平、
平山トオル、原田智子、沼舘美央、大内慶子、堀江葵月
ピアノ演奏・薔薇:松木詩奈
コントラバス演奏:小美濃悠太 内田義範(2/10~12)
原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
脚本・演出:青木豪 作曲・音楽監督:笠松泰洋
6,000円 ※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
https://www.littleprince-stage.com/
青木豪さんが「星の王子さま」を音楽劇に。2015年初演作の再演です。
残念ながら私は未見。初演と同じメインキャストが揃っています。
3.可児市文化創造センター×リーズ・プレイハウス 日英共同制作公演
(公財)可児市文化芸術振興財団『野兎たち』
02/08-02/16新国立劇場 小劇場 THE PIT
≪岐阜県、東京都、イギリス≫
出演:スーザン・もも子・ヒングリー、小田豊、七瀬なつみ、
サイモン・ダーウェン、アイシャ・ベニソン、田中宏樹、永川友里
脚本:ブラッド・バーチ 翻訳:常田景子
演出:マーク・ローゼンブラット、西川信廣
一般:5,000円 U25:2,500円
https://www.kpac.or.jp/nousagitachi/
岐阜県の公立劇場である可児市文化創造センターが、英国の劇場との
共同制作で新作を発表します。出演者はオーディションで選出された
英国と日本の俳優で、脚本も書き下ろしです。英国公演あり。
可児市に暮らす家族のお話↓で、濃い異文化交流が面白そう。
https://www.kpac.or.jp/nousagitachi/introduction.html
西川信廣さんと共同演出されるマーク・ローゼンブラットさんは
2017年に日本で『カントリー~THE COUNTRY~』を演出。感想↓
https://stage.corich.jp/stage/84549/done
ムーブメントダイレクションに木村早智さんのお名前を発見!
木村さんは新国立劇場演劇研修所の講師で、個人的に尊敬する先生です。
拙サイトで彼女のワークショップ情報等を掲載↓しています。
https://shinobutakano.com/2019/06/22/12628/
★4.東宝『天保十二年のシェイクスピア』
02/08-02/29日生劇場
≪東京都、大阪府≫
出演:高橋一生、浦井健治、唯月ふうか、辻萬長、樹里咲穂、土井ケイト、
阿部裕、玉置孝匡、章平、木内健人、熊谷彩春、梅沢昌代、木場勝己、
新川將人、妹尾正文、田川景一、丹宗立峰、出口雅敏、山野靖博、
可知寛子、白木美貴子、鈴木結加里、般若愛実、福田えり、
武者真由、森加織
脚本:井上ひさし 演出:藤田俊太郎 音楽・音楽監督:宮川彬良
S席:13,500円 A席:9,000円 B席:4,500円
※未就学児入場不可
https://www.tohostage.com/tempo/
●お薦めコメント●
藤田俊太郎さんが、井上ひさしさんの戯曲を初めて演出されます。
『天保十二年のシェイクスピア』は1974初演で、私が拝見したのは
2005年の蜷川幸雄さん演出版↓が初めてでした。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2005/1012013117.html
蜷川さんにとっても、井上ひさし戯曲初演出の機会だったんですね。
蜷川さんから藤田さんへのバトンタッチが感慨深いです。
『天保十二年~』はシェイクスピアの全37作品を組み合わせた
大長編ですが、上演頻度は少なくない方だと思います。
2010年に西沢栄治さん演出の野外劇版↓も観ました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0720150637.html
兵庫県立ピッコロ劇団は2011年に松本祐子さんの演出↓で上演。
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/troupe/history/regular/39/index.php
そういえば2006年に文学座付属演劇研究所で拝見したのも松本演出でした。
主演の高橋一生さんはじめ、浦井健治さん、唯月ふうかさんという
人気舞台俳優がわんさか揃っている豪華キャストの祝祭音楽劇です。
インタビュー記事↓によると高橋さんの舞台出演は
https://okepi.net/kangeki/1596
『レディエント・バーミン』↓以来4年ぶりなんですね。
https://shinobutakano.com/2016/07/18/2474/
私は観ていませんが、2002年の日本劇団協議会10周年記念公演も
出演者が超豪華でした。細川展裕さんのインタビュー↓
http://www.e-oshibai.com/special/hosokawa/index4.html
音楽劇として新生し、時代を映す大作になってくれますように。
5.Bunkamura『泣くロミオと怒るジュリエット』
02/08-03/04 Bunkamuraシアターコクーン
シアターコクーン・オンレパートリー2020
≪東京都、大阪府≫
出演:桐山照史、柄本時生、橋本淳、元木聖也、高橋努、岡田義徳、
朴勝哲、みのすけ、福田転球、八嶋智人、段田安則、岩男海史、
白石惇也、鈴木幸二、砂原一輝、西村聡、平岡亮、ふじおあつや、
水谷悟、宗綱弟、ワタナベケイスケ
原作:シェイクスピア 脚本・演出:鄭義信
S席¥10,800 A席¥8,500 コクーンシート¥5,500
※未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。
https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/20_romeo-juliet/
鄭義信さんがご自身の新作を演出。シアターコクーン初登場だそうです。
シェイクスピア作『ロミオとジュリエット』の舞台を戦後の関西の港町
に置き換えた純愛群像劇。出演者は男性ばかりでセリフは関西弁です。
6.ホリプロ『ねじまき鳥クロニクル』
02/11-03/01東京芸術劇場 プレイハウス
≪東京都、大阪府、愛知県≫
出演:成河、渡辺大知、門脇麦、大貫勇輔、徳永えり、松岡広大、
成田亜佑美、さとうこうじ、吹越満、銀粉蝶、他
演奏:大友良英、イトケン、江川良子
原作:村上春樹 演出・振付・美術:インバル・ピント
脚本・演出:アミール・クリガー 脚本・演出:藤田貴大
音楽:大友良英
S席:11,000円 サイドシート:8,500円
Yシート:2,000円(※20歳以下対象・当日引換券・要証明書)
http://horipro-stage.jp/stage/nejimaki2020/
村上春樹さんの小説の舞台化。『ミュージカル「100万回生きたねこ」』↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0819225816.html
『百鬼オペラ「羅生門」』↓を手掛けたインバル・ピントさんと、
https://shinobutakano.com/2017/09/17/6876/
藤田貴大さんらが取り組まれます。音楽とダンスも見どころになりそう。
★7.CBGKシブゲキ!!『春母夏母秋母冬母(再演)』
02/13-02/19CBGKシブゲキ!!
出演(組み換えあり):深井順子、森下亮、土屋神葉、上西星来
脚本・演出:糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)
5,500円
https://cbgk2020.wixsite.com/cbgk-haruhaha
2018年にメルマガ号外↓を発行した公演の再演です。
https://shinobutakano.com/2018/05/25/9744/ 詳しいレビュー↓
https://shinobutakano.com/2018/05/24/9733/
糸井幸之介さんによる「母」がテーマの音楽劇。出演は男女二人のみで、
今回のキャストは計4人。ステージごとに組み合わせが変わります。
愛し合う男女や母子を代わる代わる演じ、卑近な日常に輝かしく、
みっともなく、可笑しく見せてくれる優しい舞台です。
8.彩の国さいたま芸術劇場『ヘンリー八世』
02/14-03/01彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
彩の国シェイクスピア・シリーズ第35弾
≪埼玉、北九州≫
出演:阿部寛、吉田鋼太郎、金子大地、宮本裕子、山谷花純、谷田歩、
河内大和、大石継太、間宮啓行、廣田高志、工藤俊作、櫻井章喜、
塚本幸男、飯田邦博、二反田雅澄、杉本凌士、水口てつ、佐々木誠、
福田佑一郎、大河原啓介、鈴木彰紀、長谷川祐之、齋藤慎平、
内田このみ、古庄美和、山田美波、坂田周子、沢海陽子、悠木つかさ
音楽・演奏:サミエル
脚本:W. シェイクスピア 翻訳:松岡和子 演出:吉田鋼太郎
S席:¥9,500 A席:¥7,500 B席:¥5,500
U-25:¥2,000(25歳以下対象/B席対象)
https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/7009
彩の国さいたま芸術劇場のシェイクスピア作品上演の第35弾。
『アテネのタイモン』『ヘンリー五世』に続き吉田鋼太郎さんが出演、
演出されます。主演は阿部寛さん。『アテネのタイモン』の丁寧で
わかりやすい演出が好きだったので、今作もそうだといいな~。
9.劇団☆新感線『いのうえ歌舞伎「偽義経冥界歌」』
02/15-03/24赤坂ACTシアター
≪大阪府、石川県、長野県、東京都、福岡県≫
出演:生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、山内圭哉、
早乙女友貴、右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、
インディ高橋、礒野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ、新谷真弓、
村木仁、川原正嗣、武田浩二、橋本じゅん、三宅弘城、橋本さとし、他
脚本:中島かずき 演出:いのうえひでのり
S席13,800円 A席10,500円
http://www.vi-shinkansen.co.jp/niseyoshitsune/
劇団☆新感線の新作が各地ツアーを経て東京へ。
生田斗真さんの劇団☆新感線出演は4度目なんですね。
10.KAKUTA presents Monkey Biz『往転』
02/20-03/01本多劇場
出演:峯村リエ、入江雅人、小島聖、米村亮太朗、米村亮太朗、多田香織、
置田浩紳、森崎健康、吉田紗也美、長村航希、成清正紀、岡まゆみ
脚本・演出:桑原裕子
当日・前売 5,800円 サービスデー 5,500円 U-24 3,500円
http://www.kakuta.tv/outen/ 初演の感想の一部まとめ↓
https://stage.corich.jp/stage/30505/done
桑原裕子さんが2011年に書かれた戯曲↓をご自身で演出されます。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/1117142544.html
初演の稽古場レポート↓はこちら。初演の演出は青木豪さんでした。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/1030215032.html
4つの物語が時間軸を行き来して展開。東日本大震災も踏まえています。
11.Studio Life×東映ビデオ 舞台プロジェクト
『死の泉 Die spiralige Burgruine』
02/27-03/08紀伊國屋ホール
≪東京都、大阪府≫
出演:笠原浩夫・馬場良馬・松村泰一郎・竹之内景樹・松村優・滝川広大・
宮崎卓真・松本慎也・関戸博一・澤井俊輝・宇佐見輝・山本芳樹・
曽世海司・船戸慎士・大沼亮吉・吉成奨人・伊藤清之・鈴木宏明・
前木健太郎・富岡良太・倉本徹・石飛幸治・藤原啓児 他
※AチームとBチームのダブルキャスト公演
原作:皆川博子(早川書房刊) 脚本・演出:倉田淳
前売・当日共 7,500円 学生3,000円 高校生以下2,500円
http://www.studio-life.com/stage/shinoizumi2020/
男優集団スタジオライフが12年ぶりに『死の泉』を上演。2008年の記録↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/1212172829.html
小説「死の泉」は直木賞作家である皆川博子さんの代表作で、
吉川英治文学賞を受賞したミステリー。1999年の初舞台化以来、劇団で
上演を重ねており、前半と後半でガラリと印象が変わる物語です。詳細↓
https://theatertainment.jp/japanese-play/46841/
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前売4000円台の気になる作品を5本ご紹介します。
──────────────────────────────▲▲▲
〔1〕流山児★事務所『コタン虐殺』
02/01-02/09ザ・スズナリ
出演:伊藤弘子、上田和弘、甲津拓平、イワヲ、荒木理恵、流山児祥、
村松恭子、みょんふぁ、田島亮、杉木隆幸、藤尾勘太郎、山丸莉菜
脚本・演出:詩森ろば(serial number)
一般 4,000円 はじめて割 3,500円 学生・U25(25歳以下)2,500円
演劇養成所生 2,500円 高校生以下 1,000円 RYU’S会員 3,200円
http://www.ryuzanji.com/2019/r-2002.html
『OKINAWA1972』↓に続き詩森ろばさんが流山児★事務所に書き下ろし、
https://shinobutakano.com/2016/09/20/3220/
演出。コタンとはアイヌ語で集落の意味。題材は1974年に北海道で起きた
「白老町長襲撃事件」と1669年の「シャクシャインの戦い」↓です。
インタビュー「アイヌをめぐる2つの事件を軸に描く人間ドラマ(略)」↓
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6477849
詩森さんは映画「新聞記者」↓の脚本に名を連ねています。
https://shimbunkisha.jp/
〔2〕青年団『東京ノート・インターナショナルバージョン』
02/06-02/16吉祥寺シアター
出演:山内健司 松田弘子 能島瑞穂 長野海 鄭亜美 中村真生
ブライアリー・ロング 佐藤滋 前原瑞樹 藤谷みき 淺村カミーラ
木村トモアキ 多田直人 井垣ゆう 陳忻 趙欣怡
パッチャラワン・クルアパン カモンワス・ジュティサムット
アントネット・ゴー メイエン・エスタネロ マンジン・ファルダス
ペク・ジョンスン チョン・スジ
※日本語・英語字幕付き/7ヵ国語上演
脚本・演出:平田オリザ
前売 一般4,000円、ユース・シニア3,000円、高校生以下2,000円
当日 一般4,500円、ユース・シニア3,500円、高校生以下2,500円
*未就学児童はご入場いただけません。
http://www.seinendan.org/play/2019/10/7007
「1994年の初演以来、13ヵ国語に翻訳され、世界16ヵ国以上で上演
されてきた平田オリザと青年団の代表作」。9月に兵庫、富山で
上演されたインターナショナルバージョン↓の東京公演です。
https://jfac.jp/culture/events/e-tokyo-notes-international/
2005年の『ソウルノート』↓、2010年の3カ国語版の感想↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2005/1118105425.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0707233344.html
※02/19-03/01に同劇場で『東京ノート』も上演。比較できていいですね。
★〔3〕てがみ座『燦々―さんさん―(改訂再演)』
02/07-02/16東京芸術劇場 シアターウエスト
≪東京、北海道4カ所≫
出演:石村みか、箱田暁史、岸野健太、前田亜季、酒向芳、川口覚、
速水映人、福本伸一、野々村のん、宇井晴雄、藤間爽子、中村シユン
脚本:長田育恵 演出:扇田拓也
一般前売 4,700円 一般当日 5,000円
25歳以下前売 3,700円 25歳以下当日 4,000円
初日割引:2月7日(金)はそれぞれの料金より各200円引き。
※未就学児入場不可
http://tegamiza.net/take20/
長田育恵さんの戯曲を上演するてがみ座が2016年初演の『燦々』を
改訂再演します。葛飾北斎の娘・お栄のお話です。初演レビュー↓
https://shinobutakano.com/2016/11/08/3627/
初演では私が女性であることを肯定してもらえたように感じました。
心と体は不可分で、言葉も創作物もまた心身と一体なのだと、舞台を観て
実感するという稀有で幸福な体験をしました。先月、長田さんのトークを
拝聴。物語とは、せりふとはという戯曲の核心に触れる内容でした。
「徳永京子の現代演劇講座「第1回ゲスト:長田育恵」レポート↓
https://shinobutakano.com/2020/01/19/14837/
〔4〕名取事務所パレスチナ演劇上演シリーズ
『帽子と預言者』『鳥が鳴き止む時-占領下のラマッラ-』
02/20-03/01「劇」小劇場
『帽子と預言者』出演:内藤裕志、山口眞司、森岡正次郎、滝沢花野、
橋本千佳子、杉林健生、深堀啓太朗 演奏:常味裕司
作:ガッサーン・カナファーニー
翻訳:渡辺真帆 演出:生田みゆき
『鳥が鳴き止む時』出演:田代隆秀 演奏:常味裕司
作:ラジャ・シャハデ 脚色:デヴィッド・グレイグ
翻訳:吉原豊司 演出:生田みゆき
前売:4,000円 当日:4,500円 シニア:3,000円(70歳以上)
学生:1,000円 高校生以下:500円
http://www.nato.jp/prof/prof_2019_boutori.html
名取事務所が2作のパレスチナの戯曲を日本初演。演出は生田みゆきさん。
上質の海外戯曲を紹介する名取事務所公演は見逃さないようにしています。
昨年の『隣の家』はニコラス・ビヨンさんの書き下ろし新作↓でした。
https://twitter.com/shinorev/status/1184868936782761984
〔5〕ワンツーワークス『グロリア』
02/27-03/08赤坂RED/THEATER
出演:関谷美香子、北野由大、北澤小枝子、間瀬英正、水野駿太朗、
川畑光瑠、ナナ、永田涼、長谷川慎也、大原真由子、植田敬仁、
東史子、長尾純子
脚本:ブランデン・ジェイコブズ‐ジェンキンス
翻訳:小田島恒志・小田島則子 演出:古城十忍
前売 4,800円/当日 5,000円 学生 3,000円/高校生以下 2,000円
初日割(2月27日の回のみ) 4,000円
ハッピーステージ(3月4日7:00の回のみ) 4,000円
*10歳未満の児童はご入場いただけません。
http://onetwo-works.jp/works/gloria/
古城十忍さんが演出される劇団ワンツーワークスが、
2016年ピューリッツァー賞(戯曲部門)最終候補作を日本初演。
米国劇作家のジェイコブズ‐ジェンキンスさんは34歳の男性です。
登場人物全員がマスコミ関係者で「痛すぎる人たちの人間模様」とのこと。
アメリカのシカゴの劇場での2017年公演の紹介動画など↓
https://www.youtube.com/watch?v=cP4BT4I3jFc
https://www.youtube.com/watch?v=rv0Gm0f_O94
★★★──────────────────────────────
前売3000円台の気になる作品を7本ご紹介します。
──────────────────────────────★★★
《1》文化庁・日本劇団協議会『ナイロンのライオン(令和キャスト版)』
02/01-02-09劇場HOPE
出演:高畑こと美 山植久美加 山口ルツコ 谷沢龍馬 寺内淳志 阿岐之将一
作・演出:ラサール石井
令和キャスト公演:3500円
http://www.gekidankyo.or.jp/performance/2019/2019_04.html
ラサール石井さんが2012年初演の自作を演出。「平成キャスト」と
「令和キャスト」の2バージョン公演で「平成キャスト版」は1/30に終了。
「令和キャスト」は競争率58倍のオーディション↓から選出されました。
https://shinobutakano.com/2019/07/17/12824/
舞台は敗戦後から行動成長期に差し掛かるころの日本。主人公のモデルは
新しい女性用下着を考案・販売した鴨居羊子さんだそうです。
《2》EPOCH MAN〈エポックマン〉『Maybe a Crane~鶴かもしれない~』
02/10-02/16 yoshidamachi Lily
作・演出・美術・出演:小沢道成
前売一般¥3,000 当日一般¥3,200
http://epochman.com/index.html/
TPAM参加作品:https://bit.ly/37IuH4h
俳優の小沢道成さん作・演出・美術・出演される一人芝居が、
1月の下北沢公演に続き、横浜で上演されます。1月公演の感想↓
https://stage.corich.jp/watch/385438/stage_comments
映像が追加されるようです。小沢さんは素晴らしいパフォーマーで、
エンターティナーだと思います。過去公演のレビュー↓
https://shinobutakano.com/2019/08/10/13187/
https://shinobutakano.com/2018/05/15/9582/
《3》烏丸ストロークロック『まほろばの景 2020』
02/16-02/23東京芸術劇場 シアターイースト
≪兵庫県、東京都、三重県、広島県≫
出演:阪本麻紀、澤雅展、あべゆう、小菅紘史、小濱昭博
音楽・チェロ演奏:中川裕貴
脚本・演出:柳沼昭徳
一般前売 3,800円 一般当日 4,300円
25歳以下前売 2,800円 25歳以下当日 3,300円
※未就学児入場不可
https://www.karasuma69.org/pages/736580/mahoroba2018
京都の劇団烏丸(からすま)ストロークロックの再演ツアーです。
過去から未来へと続いていく時間の射程が長い作品で、
地球や人類の誕生と進化(退化)も想像できました。初演の感想↓
https://shinobutakano.com/2018/03/02/8732/
脚本・演出の柳沼さんは『新・内山』↓で岸田國士戯曲賞最終候補に。
https://stage.corich.jp/stage/66587 2016年当時の記事↓
https://www.asahi.com/articles/ASJ225FWKJ22OIPE01G.html
《4》松竹/新派特別公演『八つ墓村』
02/16-03/03新橋演舞場
出演:水谷八重子、波乃久里子、室龍太、一色采子、石倉三郎、
河合雪之丞、喜多村緑郎、他
原作:横溝正史(角川文庫刊「八つ墓村」)
脚色・演出:齋藤雅文
1等席:12,000円 2等席:8,500円 3階A席:4,500円
3階B席:3,000円 桟敷席:13,000円
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/enbujyo_202002_02/
1月の『「明日の幸福」「神田祭」』↓も豪華で充実していた新派の新作。
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/shinpa202001/
喜多村緑郎さんが金田一耕助を演じる↓シリーズです。
https://mainichi.jp/articles/20181030/dde/012/200/010000c
『犬神家の一族』↓が面白かったので期待! すっかり新派ファンの私。
https://shinobutakano.com/2018/11/30/11326/
《5》ままごと『ツアー』
02/21-02/24 HUNCH(蒲田)
出演:大石将弘 小山薫子 秋草瑠衣子
作・演出:柴幸男(ままごと)
使用楽曲:□□□(クチロロ)「ツアー」
予約 一般=3,000円 学生=2,000円 高校生以下=1,500円
当日 一般=3,500円 学生=2,500円 高校生以下=1,800円
https://tourtower.amebaownd.com/
柴幸男さんが作・演出される劇団ままごとの本拠地公演です。
『ツアー』は2018年に各地で上演された短編↓で、東京には初お目見え
https://www.mamagoto.org/tour.html
でしょうか。3月には同じ会場で新作『タワー』が上演されます。
《6》NPO法人 魁文舎『CORPO SURREAL(コーポシューレアル)』
02/23-02/24スパイラルホール
≪東京都、京都府≫
コンセプト・パフォーマー・人形師:スベンド・クリステンセン
ダンス・振付:東野祥子
演出:ジェスパー・ぺダーセン
全席自由 一般(前売:3,800円 当日:4,000円)
ユース(25歳以下)(前売:2,800円 当日:3,000円)
https://kaibunsha.wixsite.com/corposurreal
日本・デンマーク共同制作のダークファンタジー音楽劇です。
ダンサーと異形の人形、人形遣いらが出演。ビジュアルが既に大迫力。
《7》カンパニーデラシネラ『どこまでも世界』
02/27-03/01神奈川芸術劇場・大スタジオ
出演:大庭裕介、崎山莉奈、藤田桃子、小野寺修二
演出:小野寺修二
【日時指定・全席自由】一般前売:3,500円 一般当日:4,000円
U24(前売・当日共):3,000円 高校生以下(前売・当日共):1,000円
https://derashinera.jp/activity/dokomademo_sekai/
メンバーが4人になった小野寺修二さん率いるカンパニーデラシネラの
新作は、言葉を使わない作品になるよう。昨年のTPAM参加作品の感想↓
https://twitter.com/shinorev/status/1095975697305096193
小野寺さんは現在上演中の『FORTUNE』↓など、ステージングのお仕事
https://stage.parco.jp/program/fortune/
でも引っ張りだこ。ご本人出演作は貴重な機会です。
☆☆☆──────────────────────────────
前売2000円台&以下の気になる作品を5本ご紹介します。
──────────────────────────────☆☆☆
[1]「老いと演劇」OiBokkeShi『ポータブルトイレットシアター』
02/12-02/12県民共済みらいホール
出演:岡田忠雄、金定和沙、関美能留、菅原直樹
演出:菅原直樹
入場整理番号付自由席 (税込)
一般前売2,000円 TPAMプロフェッショナル1,800円
※TPAMプロフェッショナルはTPAM参加登録&TPAMマイページから予約。
※入場年齢制限なし。3歳未満膝上鑑賞可。膝上での鑑賞は十分ご配慮を。
3歳未満でもお席が必要な場合はチケットをご用意ください。
https://kyosei-kyoso.jp/events/oibokkeshi/
TPAMサイト内:https://bit.ly/2tdaKDO
岡山のOiBokkeShi(おいぼっけし)のテーマは“老いと演劇”。出演者の
“おかじい”こと岡田忠雄さん(93歳)は老老介護の当事者です。
東京公演は珍しいので、気になる方はこの機会をどうぞ逃さないで。
[2]追手門学院高等学校 表現コミュニケーションコース
『追手門学院高等学校 TPAM公演』
02/14-02/16ヨコハマ創造都市センター(YCC)
出演:表現コミュニケーションコース4期生
ダンス作品「CHG!=Chase The Hand Gates!」監修:余越保子
演劇作品「思考力0の日記~君は砂場~」作・演出:前田司郎
ダンス(前売・当日とも)¥1,000
演劇(前売・当日とも)¥2,000 通し券割引あり
ダンス作品・演劇作品の同日2作品を予約すると当日受付で500円割引。
※TPAMプロフェッショナルはTPAM参加登録&TPAMマイページから予約。
https://myatabe.wixsite.com/otemonhyocomyu
TPAMサイト内:https://bit.ly/37INRHB
こりっちでカンタン予約!↓
https://stage.corich.jp/stage/104555
ドラマティーチャーである石井路子先生↓が受け持つ高校の公演です。
https://twitter.com/mcmckokoro/status/1216917652649590784
石井先生が登壇された2017年春の講演会のレポート↓
https://shinobutakano.com/2017/07/06/6008/
[3]to R mansion『Creation for Baby』
02/15-02/16、02/27-03/01吉祥寺シアター3Fけいこ場
〈ワークインプログレス〉2月15日(土)、16日(日)
〈本公演〉2月27日(木)~3月1日(日)
出演:上ノ空はなび、野崎夏世、丸本すぱじろう
音楽・演奏:イーガル 演出:上ノ空はなび
ワークインプログレス公演(全席自由)親子ペア1,000円 一般1,000円
本公演(全席自由)親子ペア1,500円 一般1,500円
https://bit.ly/2UaAxYj
https://tormansion.tumblr.com/
大好きな大道芸集団to R mansion(トューアールマンション)↓が
https://shinobutakano.com/2018/01/13/8363/
https://shinobutakano.com/2017/08/20/8187/
生後2ヶ月~14ヶ月の赤ちゃんと大人のためのインスタレーション
パフォーマンスを発表。日本とスウェーデンの国際共同制作です。
上演時間は2時間30分で出入り自由。いつ来て、いつ帰ってもOK。
02/16(日)と02/29(土)の17時15分からトークセッションあり。
[4]劇団俳協/CLIMBING UP準劇団員公演『ザ・空気』
02/21-02/23TACCS1179(俳協ホール)
出演:劇団俳協準劇団員(A・B班のダブルキャスト公演)
脚本:永井愛 演出:伍堂哲也
無料、要予約
https://ghaikyo.wixsite.com/climbing-up
永井愛さんの2017年の話題作『ザ・空気』↓を無料で観られます。
https://shinobutakano.com/2017/01/20/4310/
『ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ』のレビュー↓
https://shinobutakano.com/2018/06/24/9990/
2021年1月には二兎社が『ザ・空気ver.3』を上演予定↓
https://bit.ly/3aXrakT
[5]新国立劇場演劇研修所第13期生修了公演『社会の柱』
02/21-02/26新国立劇場 小劇場 THE PIT
出演:新国立劇場演劇研修所第13期生、古川龍太(1期修了)
原一登(4期修了) 野坂弘(7期修了) 鈴木麻美(8期修了)
高橋美帆(9期修了 ※高ははしご高)小比類巻諒介(11期修了)
椎名一浩(11期修了)
脚本:ヘンリック・イプセン 翻訳:アンネ・ランデ・ペータス
演出:宮田慶子
A席:3,300円 B席:2,750円 学生券:1,000円
Z席(当日券):1,650円
https://www.nntt.jac.go.jp/play/pillars_of_society/
新国立劇場演劇研修所は日本唯一の国立の俳優養成所です。13期生の
修了公演で、所長の宮田慶子さんがイプセン作『社会の柱』を演出。
13期生出演作のレビュー↓
https://shinobutakano.com/2019/10/26/13898/
https://shinobutakano.com/2019/08/14/13246/
『社会の柱』は1877年デンマーク初演。2005年には英国ロンドンの
ナショナル・シアターで上演↓されたんですね。
https://www.theguardian.com/stage/2005/nov/02/theatre
https://www.fanfunwithdamianlewis.com/?p=17447
同研修所の過去上演作はこちら↓で参照可。稽古場取材に伺う予定です。
https://stage.corich.jp/troupe/14713/stages
≪首都圏以外≫
○SPAC・静岡県舞台芸術センター『メナム河の日本人』
02/15-03/07静岡芸術劇場
出演:阿部一徳、大内智美、大高浩一、奥野晃士、加藤幸夫、
小長谷勝彦、佐藤ゆず、たきいみき、林大樹、布施安寿香、三島景太、
山本実幸、吉植荘一郎、渡辺敬彦
脚本:遠藤周作 演出:今井朋彦
一般: 4,200円
ペア割引: 3,700円 (2名様で1枚につき)
グループ割引: 3,300円 (3名様以上で1枚につき)
ゆうゆう割引: 3,500円 (満60歳以上の方)
学生割引: [大学生・専門学校生]2,000円 [高校生以下]1,000円
障がい者割引: 2,900円 [障害者手帳をお持ちの方]
※付添の方(1名様)は無料
静岡県内の小学生ご招待(1公演5名様まで)
日本語上演・英語字幕
https://spac.or.jp/au2019-sp2020/menam_2019
静岡県立劇団SPACの新作です。演出は今井朋彦さん。私は
遠藤周作戯曲は不勉強ながら未見で『メナム河の日本人』も初めて。
1973年、作者が50歳の時に初演↓されているんですね。
http://endo-shusaku.com/nenpu.html
2/15(土)は東京バス〔片道1,000円〕、
2/23(日・祝)は浜松バス〔片道500円〕あり。要予約。
https://spac.or.jp/access/nonstopbus
≪ご参考≫
「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
https://shinobutakano.com/2020/01/31/15009/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆2 【先月のベスト3】
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1.東京芸術劇場・りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』
01/25-02/05東京芸術劇場シアターイースト ★上演中!
≪東京、新潟、松本、名古屋、大阪、高知≫
小さな幸せが次々に生まれ、劇場にいる誰もがステキに見えてくる!
参加型演劇の理想型かも♪70代の母も絶賛。↓メルマガ号外を発行!
https://shinobutakano.com/2020/01/29/15004/ ↓増席決定
https://twitter.com/playnote/status/1222896544392695810
2.パルコ・プロデュース『FORTUNE』
01/13-02/02東京芸術劇場プレイハウス ★上演中!
≪東京、長野、大阪、福岡≫
限りある命、誰にも平等に過ぎる時間、予測不可能な未来という
人間に与えられた恵み、そして罪と罰について。
物語「ファウスト」が示すものがやっと腑に落ちた気がする。
美術、演出が凄い。鮮烈、奇抜に見えてアナログで王道。
劇場の異化効果も踏まえ虚空、宇宙、脳内に飛ぶ。
出演者は根岸季衣さんが素晴らしかった。
https://stage.parco.jp/program/fortune
3.KAAT神奈川芸術劇場『アルトゥロ・ウイの興隆』
01/11-02/02神奈川芸術劇場・ホール ★上演中!
ギャングのウイ(草彅剛)の成り上がり物語は、ヒトラー率いる
ナチ党の台頭をなぞる。オーサカ=モノレールによる
ファンク・ミュージックの生演奏で踊って歌って、客席通路も闊歩。
大音量の音楽に身を任せて浮かれてると、冷や水を浴びせかけられる。
https://shinobutakano.com/2020/01/13/14806/
次点.松竹『初春新派公演「明日の幸福」「神田祭」』
その他はEPOCH MAN『鶴かもしれない2020』、
Triglav『ハツカネズミと人間』、
2223project produce/劇団晴天『共演者』、
劇団青年座『からゆきさん』、
渡辺源四郎商店『だけど涙が出ちゃう』『どんとゆけ』、
文化庁・日本劇団協議会『まじめが肝心』等(鑑賞順)。
◎メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
2020年1月(観劇数13作品)は『エブリ・ブリリアント・シング』で発行!
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◆3 【英国演劇の映画館上映情報~NTLiveの新上映、その他~】
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◎英国ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ演劇界最高峰の舞台が
映画館で楽しめるナショナル・シアター・ライヴ(日本では2014年~)。
http://www.ntlive.jp/ 鑑賞料金:一般3,000円、学生2,500円
2020年前半のラインアップが発表されました!
https://www.ntlive.jp/2020
○新上映「リーマン・トリロジー」
日程:2/14(金)~2/20(木)
会場:TOHOシネマズ 日本橋、シネ・リーブル池袋など
https://www.ntlive.jp/lehman
兵庫では4月に上映予定。
https://www.kavc.or.jp/cinema/5820/
主演:アダム・ゴドリー、サイモン・ラッセル・ビール、ベン・マイルズ
作:ステファノ・マッシーニ 翻案:ベン・パワー 演出:サム・メンデス
上演時間:3時間41分(休憩含む)
1844年から2008年のリーマン・ショックが起こるまでの、
150年以上にわたるリーマン家3世代の歴史を、俳優3人で上演。
※ありがたいことにNTLiveは次々に再上映され、追いかけるのが大変(笑)。
公式facebook、公式twitterでこまめにご確認を。
https://www.facebook.com/ntlivejp/
https://twitter.com/ntlivejapan
パンフレットのインターネット販売↓もあります!
https://movieprogram.official.ec/
◎歌舞伎の映画館上映もご紹介します。
○「新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』」
https://www.nausicaa-kabuki.com/
終了したばかりの舞台の全国ディレイビューイングです。
前編:2月14日(金)~2月20日(木)
後編:2月28日(金)~3月5日(木)
https://twitter.com/nausicaa_kabuki/status/1222826239284539392
https://www.kabuki-bito.jp/news/5982/
○シネマ歌舞伎「阿弖流為〈アテルイ〉」
https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/aterui/
2月7日(金)~13日(木)まで1週間限定上映。スケジュール↓
https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/31/#jyoei
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆4 【編集後記など】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎2/1(金)0時のメルマガ発行に間に合わせるの、ギリギリでした…。
メルマガ作成のための日数を確保すると、私ったら大馬鹿者で
「あら、時間があるわ~♪」と勘違いして、新たな予定を入れちゃう
のです…あきれてものも言えねえよ!(自分ボケ突っ込み&逆ギレ)
更年期と診断もされましたし、再度スローペースを心がけます。
◎「CoRich舞台芸術まつり!2020春」応募受付中!★2/4(火)14時〆切
https://stage.corich.jp/festival2020/
グランプリには再演資金として100万円を支援!演技賞は個人に5万円!
3~5月に上演される客席数300席以下(東京以外は500席以下)の公演が
対象です。応募のコツ:https://shinobutakano.com/2020/01/21/14883/
運営協力をさせていただいております。ご応募をお待ちしております!!
応募数↓が凄く少なくて悲しい…。参加費無料ですよ~!
https://stage.corich.jp/festival2020/list
◎観客投票イベント「CoRich舞台芸術アワード!2019」の第1位は
中野劇団『10分間2019』でした。おめでとうございます!
https://stage.corich.jp/award2019/result
大阪の劇団が受賞。地域演劇の存在感を広く示してくださいました。
◎演劇ライター&ラジオDJの上村由紀子さんと下北沢でトークします。
人前に出るのは昨年3月の『地域の物語2019』↓以来ですね。
https://setagaya-pt.jp/workshop_lecture/201812chikikatachi.html
上村さんは進行がとてもお上手です。きっとお互いに、人前ではまだ
話してなかったことをシェアできるのではないかと思っています。
・本屋B&B「なぜ私たちは<演劇>について取材し、書こうと思ったのか
~NOコネ NOスキルの2人が1台のPCで壁をブっ壊した話~」
登壇者:上村由紀子&高野しのぶ
日時:2月23日(日)15:00~17:00
会場:本屋B&B(下北沢駅から徒歩3分)
料金:2200円(1ドリンク込み) ※当日は500円増し
https://shinobutakano.com/2020/01/19/14847/
https://note.com/makigami411/n/n38e0523a98f0
予約:https://bit.ly/37CJZrx
「(略)“書き手目線”で語るトークイベント、下北沢で」↓
https://natalie.mu/stage/news/364565
◎2月はTPAM、シアターコモンズなど注目のフェスティバルが
開催され、なかなかお目にかかれない貴重で刺激的な作品がいっぱい!
○横浜ダンスコレクション2020
1月31日(金)~2月16日(日)
http://yokohama-dance-collection.jp/
○TPAM国際舞台芸術ミーティング in 横浜
2月8日(土)~2月16日(日)
https://www.tpam.or.jp/2020/
○シアターコモンズ’20
2月27日(木)~3月8日(日)
https://theatercommons.tokyo/
◎「映画『宮本から君へ』助成金不交付決定取消訴訟 支援する会」が
クラウドファンディング↓を実施中です。目標額の60%を突破。
https://readyfor.jp/projects/jyoseikinsosho
https://twitter.com/jyoseikinsosho/status/1221659572055621632
映画「新聞記者」↓のプロデューサーでもある河村光庸さんの記事は
https://shimbunkisha.jp/
こちら↓です。「本日、『宮本から君へ』助成金不交付を提訴した!」
https://webronza.asahi.com/national/articles/2019122000003.html
些少ですが私は支援しました。期限は2月28日23時まで。
◎ご報告しておきたい「しのぶの演劇レビュー」内記事
・【提案】舞台の稽古場でパワハラ、セクハラなどのハラスメントに
ついての講習を行ってはどうか ★加筆しています
https://shinobutakano.com/2019/06/12/12589/
・【意見】映演労連フリーユニオンの記事「劇団“地点”解雇事件」
について、地点に見解を発表してもらいたい ★加筆しています
https://shinobutakano.com/2019/10/16/13782/
・【意見】「維新」に投票をしない理由(2019年12月までのまとめ)
https://shinobutakano.com/2019/12/31/14682/
・【写真レポート】新国立劇場「2020/2021シーズン・ラインアップ説明会」
https://shinobutakano.com/2020/01/09/14726/
・【非公式レポート】公益財団法人多摩市文化振興財団
「徳永京子の現代演劇講座「第1回ゲスト:長田育恵」」
https://shinobutakano.com/2020/01/19/14837/
・東京工業大学リベラルアーツ研究教育院シンポジウム
「石牟礼道子の遺した言葉」(町田康&若松英輔)
https://shinobutakano.com/2020/01/23/14921/
◎おすすめ舞台中継など on TV(おすすめがある時だけ掲載)
※長寿サイト「シアターリーグ」↓が
http://www.moon-light.ne.jp/
ニュース↓で舞台中継スケジュールを掲載してくださっています。
http://www.moon-light.ne.jp/news/
公式ツイッター↓もあります。
https://twitter.com/Theater_League
◎注目している役者さんに「しのぶさんのサイトでいつも
オーディション情報をチェックしています」と言われて嬉しい!
「受かりました!」と言われるともっと嬉しい♪
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