野田秀樹さんが芸術監督をつとめる東京芸術劇場は昨年、次世代の役者・芝居人のための修行の場「東京演劇道場」への参加者を公募しました(⇒告知エントリー)。
野田さんがその経過と今後について、記者の質問に答えてくださいました。8歳から70代までの約1700人から応募があり、書類審査と5日間のワークショップを経て60名が選ばれたそうです。
“道場”という名称に指針がはっきりと示されています。“学校”や“駆け込み寺”ではないわけですね。公立の劇場が基本的に無料で俳優の鍛錬の場を提供する試みであり、継続の方針もあって、喜ばしく思いました。
以下に、野田さんのご発言をまとめました。