パリ在住の振付家ジェローム・ベルさんによる、50都市以上で上演されてきたダンス作品の埼玉版。上演時間は約1時間30分。
笑いながらほろほろと涙を流し、時には拍手もして、舞台上と客席のカオスを同時に味わいました。素晴らしかったです。
来年1/20(土)・21(日)に上演のジェローム・ベル『Gala-ガラ』のトレイラー動画を公開しました!日本初演、さいたま版キャストで上演です!https://t.co/2jqPdGGzbU
— (公財)埼玉県芸術文化振興財団 舞踊担当 (@Dance_SAF) 2017年12月5日
【ジェローム・ベル『Gala-ガラ』を見る 二つのレイヤー】
長文なのでFBに。
基本的に余分なことなので、舞台を楽しんだ方にはお勧めしません。https://t.co/27s3ARSjxn pic.twitter.com/uxi0msR7zw— 乗越たかお (@NorikoshiTakao) 2018年1月22日
≪作品紹介≫ 公式サイトより。
世界50都市以上で絶賛されたダンスの祭典『Gala-ガラ』
埼玉版キャストで日本初登場!
数々の論争を巻き起こす問題作を発表してきたダンス界の「異才」ジェローム・ベル。
2011年『ザ・ショー・マスト・ゴー・オン』(2001年初演)で彩の国さいたま芸術劇場に初登場したジェローム・ベルは、同作で先鋭的なダンスやパフォーマンスに贈られるベッシー賞(ニューヨーク・ダンス・アンド・パフォーマンス・アワード)を受賞しました。
6年ぶりの埼玉公演で登場するのは『Gala-ガラ』。
これまで50都市以上で上演されてきた本作の出演者は、それぞれの開催都市でキャスティングされた20名の老若男女。
プロのバレエダンサー、コンテンポラリーダンサー、俳優に加えて、6歳~75歳のダンスや芝居とは全く縁の無いアマチュアまで、年齢、職業、国籍など多種多様なバックグラウンドをもつメンバーにより展開します。
今回は埼玉版キャストでお届けします。
誰もがその技術を問われず踊ることの純粋な喜びを取り戻し、舞台上に新たな共存の可能性を探る試み。
『ガラ』は観客の期待を裏切り、失敗と成功の境界線を曖昧にする。
この作品は、社会の縮図だ。ジェローム・ベルの傑作であり、
とびぬけて過激なエンターテインメントである。 ―ニューヨークタイムズ紙
≪ここまで≫
■感想ツイート
ジェローム・ベル『Gala』選ばれた出演者の様々な背景は外見で表され、時に外見を裏切る能力が効果ともなる、作為的作品。それぞれが輝き、まとまらないまま、まとまるラストは美しい。同時に彼らを品評する居心地悪さや、彼らへの温かさが劇場だけの虚構ではないかとの思いも。観る側が試される感じ。
— 高橋彩子 (@pluiedete) 2018年1月21日
大傑作だった…止まらないカーテンコールと自然発生なスタオベ…
この不寛容な世界への柔らかな一撃!ジェローム・ベル『Galaーガラ』|彩の国さいたま芸術劇場 https://t.co/AoSkEeNtzh
— 川添史子 (@fumiko_kawazoe) 2018年1月20日
ジェローム・ベル『Gala-ガラ』彩の国さいたま芸術劇場大ホール。楽しかったよー!みなさん素晴らしい!オクダさんがコンドルズの時の100倍踊ってた!シュンも入手杏奈さんも大活躍!ご都合がよければ明日15時開演にぜひとも。って当日券あるのかな!? pic.twitter.com/1oSlhQcXEQ
— 書楽家 安田有吾 (@shogakuka) 2018年1月20日
凄いものを見た。ジェローム・ベル「GALA」彩の国さいたま芸術劇場。
舞台の上で、人間、人生の全てを見る。
涙。 pic.twitter.com/AKb5SOMzwe— 大石将紀 Masanori Oishi (@masanoriois) 2018年1月20日
①ジェローム・ベル『Gala-ガラ』
@さいたま芸術劇場
素晴らしかった。元気でた。
素人もプロのダンサーも、健常者も障がい者も国籍、世代を超えて20人が優劣なく同じ舞台に立っている。踊っている。どの立ち姿も、踊る姿も唯一無二の存在。100人100様をモットーとしている私にとっての原点。— 森下真樹 (@makibanban) 2018年1月20日
ジェローム・ベル『GALA』久々に辛かった。修行してきた。
人は辛いと防衛本能というか……ポジティブな欠片を探そうとするじゃないですか
あまりにも辛すぎて……入手杏奈可愛い…入手杏奈可愛い…入手杏奈可愛い…入手杏奈可愛い…と心の中で呪文のように唱えて逃避してた。まともな感想は後で— R (@Ryutca) 2018年1月20日
ジェローム・ベル『GALA』、色々困惑させられているけど、一言で言うならこうかな。“ちゃんと踊ってもらえないで「ダンスたち」が可哀想”。反動的ですまん。
— 桜井圭介 (@sakuraikeisuke) 2018年1月21日
ジェローム・ベル『ガラ』。パフォーマーはみなチャーミングだったけどジェローム・ベルはまっっったく好きになれん……。あれに感動するのは俺にとっては搾取と同じ。
— YAMAZAKI Kenta (@yamakenta) 2018年1月20日
これ、障碍者や子供を舞台に載せることで感動を誘うことが搾取だ、というのではなく(それで感動してるんだったらそれはもちろん搾取なのだが)、各人の個性が作品における多様性の確保のために利用されている=全体に奉仕する部品でしかないところが搾取であり醜悪だ、という話。 https://t.co/RrCnYIqXuF
— YAMAZAKI Kenta (@yamakenta) 2018年1月20日
ジェローム・ベルの「Gala」についての様々な意見が流れてくるけど、ベルの作品ほど、観る側のリトマス試験紙になっている作品もそうはないなってあらためて感じている。
— 唐津絵理 (@eri_karatsu) 2018年1月21日
ジェローム・ベルの、田中みゆきさんの感想。やっぱり行きたいかどうかは別としても、観なくちゃならなかったな。https://t.co/SmEm1S7Dzo
— SuzukiReiji (@suzurejio) 2018年1月21日
■海外でご覧になった方の感想
ジェローム・ベルの世界的話題作Gala, さいたま芸術劇場でもやりますよ。
F/T11でずいぶん盛り上がったThe Show Must Go On から、7年ぶりか。
今年はフェスティバル・ドートンヌ・パリでもジェローム特集。https://t.co/WO8KOEyL3W— 相馬千秋 (@somachiaki) 2017年10月2日
この作品、シアターコモンズでもぜひやりたいと思っていたのですが、演出の都合上、立派なプロセニアム劇場が必要でして、劇場難民の私にはムリでした。結局、さいたま芸術劇場が招聘・日本バージョン制作されるとまいみさんに聞き、嬉しい。
ジェローム未見の学生もみんな行ったらいいよ!— 相馬千秋 (@somachiaki) 2017年10月2日
ジェローム・ベル”Gala(2015)”様々な出自の老若男女十数人が、クラシックバレエからMJまでスタイル確立したダンスと各自の自由な振付の両方を、とにかく全員で踊る。素人もプロも子供も老人も車イスの人もみんなで必死に。人と自分は違うことを身体で知り認め合う。傑作!
— 伊達なつめ (@NatsumeDate) 2015年9月21日
ジェローム・ベル『GALA』@オクトーバーダンス。世界各地の「劇場」の写真が長々と映された後、地元の素人キャストが一人ずつバレエやワルツやマイケル・ジャクソンをやらされて「踊れない」様子を見せる前半。スペクタクル批判に素人の身体を動員していて、色々な意味でグロテスク。(続
— 武藤大祐 (@muto_daisuke) 2016年10月25日
ジェローム・ベル『GALA』は、
1)劇場でのダンスの価値判断基準を問うている。
2)劇場でのダンスは押しなべてスペクタクルだと揶揄している。
3)ダンスが究極的には劇場のスペクタクル性とは無縁の次元で成立することを示している。
いかようにも取れてしまうのは良いのか、良くないのか— 武藤大祐 (@muto_daisuke) 2016年10月25日
ジェローム・ベル『GALA』を共同製作したシンガポールのテイ・トンに聞いたら、この作品は各地で大人気でコミュニティ・ダンス的に消費されつつあり、元のコンセプトからはかなり違ってしまっているという。初演を見てみたいがビデオで見てわかるものでもないのだろうな…
— 武藤大祐 (@muto_daisuke) 2016年10月26日
ジェローム・ベル『GALA』は日本公演も予定しているとのこと。出演者はオーディションではなく綿密にキャスティングされる。2017年の予定には出ていないがhttps://t.co/k88NTj1hpR
— 武藤大祐 (@muto_daisuke) 2016年10月27日
今夜はジェローム・ベル『GALA』をみた。ジェローム・ベルの作品はいつもどこか納得がいかないので、それについて話しているうちに、こうやって話していることが大事なのではないか、みたいに感じられてくるのがなんともいえない感覚。 pic.twitter.com/tRUsyBUMI4
— 野村政之 (@nomuramss) 2016年11月8日
■参加者のツイート
これに出ます!
彩の国さいたま芸術劇場 ジェローム・ベル「Gala―ガラ」 〈失敗〉と〈成功〉の境界が揺らぐ―アマチュアたちが出現させる奇跡の舞台 | COLUMN – Mikiki https://t.co/22PkUlf04l
— Chiharu Watanabe (@haltanci) 2018年1月7日
ジェローム・ベル「Gala」観た人たちの中でインテリっぽいひとが色々考えていると思いますが、井上ひさしさんの言葉を改めて。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」
— オクダサトシ (@GreatTogo) 2018年1月21日
ジェローム・ベルGALA終焉しました。
この作品が私に教えてくれたことがたくさんありました。舞台に立っているのに、踊りが自分に返ってくるような、ダンスをプレゼントされるような不思議な体験でした。
誰かに何かを言われることが重要なのではなくて、自分がどうするか、どう生きるかの問題なんだ。— 入手杏奈 (@nnaeii) 2018年1月21日
■記事
さいたま版キャストで日本初演、ジェローム・ベル「Gala-ガラ」 https://t.co/7ucklzhVRt pic.twitter.com/FMuywYDKVF
— ステージナタリー (@stage_natalie) 2017年11月27日
彩の国さいたま芸術劇場 ジェローム・ベル「Gala―ガラ」
〈失敗〉と〈成功〉の境界が揺らぐ―アマチュアたちが出現させる奇跡の舞台(intoxicateコラム) https://t.co/yuuIN4EJyv pic.twitter.com/UJwz0Bw5SA— Mikiki 音楽レヴューサイト (@mikiki_tokyo_jp) 2017年12月13日
ジェローム・ベル『Gala-ガラ』が2018年1月上演 “異才”によるダンスの祭典、開催迫る https://t.co/34V7kWeyOh pic.twitter.com/mMWrJb7pBD
— SPICE[舞台情報メディア]/e+ (@spice_stage) 2017年12月25日
埼玉版キャスト:相澤陽太(スポーツ少年タイプ)、新井悠汰(バレエダンサー)、入手杏奈(ダンサー/振付家)、梅村千春、Elhadji Ba(アフリカ系の男性)、大北岬(バトンの名手)、オクダサトシ(CONDORS)、金子紗采(小学生ぐらいの女の子)、川口隆夫(コンテンポラリーダンス)、木下栞(新体操のような衣装)、佐々木あゆみ(ソロを踊った中年女性)、竹田仁美(バレエダンサー)、BIBIY GERODELLE(ドラァグクイーン)、百元夏繪(さいたまゴールド・シアター、日本舞踊)、星遙輝(幼稚園児または小学校低学年と思われる男の子)、堀口旬一朗(ダウン症の男性)、矢崎与志子(車いすの女性)、吉田駿太朗(もじゃもじゃ頭の男性、車いすの女性のサポートも)、吉村計(白髪の男性)、李昊(民族衣装の女性)
通訳:岡見さえ 衣裳:浅吹夏緯 橘舞里花
彩の国さいたま芸術劇場プロデューサー:佐藤まいみ 主催・企画・制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
【発売日】2017/10/28
前売一般S席4000円 A席3000円
U25 S席2500円 A席1500円
劇場会員割引などあり
http://www.saf.or.jp/stages/detail/4148
http://stage.corich.jp/stage/88451
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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