出演者目当てで拝見。ふたくちつよしさんの作・演出作を観るのは久しぶりな気がします。上演時間は約1時間50分。
男性入院患者が4人いる病室が舞台の群像劇でしたが、わざわざお芝居にしなくても、テレビドラマでもいいんじゃないのかな～と思いました。
レビューはほぼ記録のみ。
15年前の戯曲だそうです。やり方によると思うのですが、物語から受け取れる主張が説教臭く、押しつけがましく感じました。
俳優が自由に選択しているのか、演出家が決めているのかは、観客の私にはわかりませんが、演技についての演出の精度が低いと思いました。誰（何）に向かって、何のために、言葉を発するのかが漠然としていて、細やかな切り替えもあまりないから、セリフの途中で退屈してしまいますし、間（ま）も長すぎると思いました。音楽も説明的で好みに合いませんでした。
第2回公演
≪出演≫
上手奥の老人：土師孝也、老人の部下（見舞客）：後藤淳一、下手奥の若者：清水優譲、上手手前の中年男性（死亡してしまう）：仲野裕、下手手前の男性（妻と離婚）：山中誠也、若者の母：桜岡あつこ、老人の妻：山賀晴代、下手手前の男性の妻：松井茜、新米看護師：荒牧奈津希、看護師：岡﨑加奈 声の出演：市川千紘
作・演出：ふたくちつよし 装置：岡田志乃 照明：古宮俊昭 音響：藤平美穂子 舞台監督：保坂康幸 演出助手：市川千紘 イラスト：加藤休ミ 製作：演劇工房N.Y企画
一般前売り4200円 一般当日4500円 学生3000円
https://twitter.com/engekikoubouNY/status/913637781494145024
https://ameblo.jp/nati-71814/entry-12321172989.html
http://stage.corich.jp/stage/87165
※クレジットはわかる範囲で載せています（順不同）。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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