戯れの会+学習院『HUIS CLOS(ユイ=クロ) -出口なし-』02/22-26学習院大学南1号館特設劇場

 目白にある学習院大学内の、築90年以上の建物(文化財)での公演です。2015年からの3年連続企画の最終回とのこと。上演時間は約1時間55分(演出家による前説込み)。

 新訳だったおかげか、意味が分かりやすかったです。原題は裁判用語で「傍聴禁止」。「出口なし」よりも広い解釈が出来て面白いですね。

 以下は記録程度です。

高円寺K’sスタジオ『リーディング公演「ピンクミスト」』02/23-26高円寺K’sスタジオ本館

 俳優の日下諭さんが運営する高円寺K’sスタジオの第一回目のプロデュース公演です。スタジオ開設時からよく伺っているので、とうとう公演が始まったのだなと、個人的に感慨深いです。5月の第二弾も発表されました(5/11-14に『宮城野』、他を上演)。

 題名は直訳だと「ピンク色の霧」。軍隊に志願して中東の戦場に向かった、3人の若者とその家族、恋人のお話です。実話を基にした2015年初演のラジオドラマで、ただいま舞台版が全英ツアー中。上演時間は約1時間40分(休憩なし)。

 公演終了後はその場がバーになり、飲み物を注文して出演者とおしゃべりができます。稽古⇒本番⇒交流が1つの稽古場で完結するスタイルです。贅沢な照明機材はないですが、スピーカーはあります。最大客席数は約50席。

【ご報告】「CoRich舞台芸術まつり!」を高く評価していただきました

 去る2/21(火)に「CoRich舞台芸術まつり!2017春」第一次審査の結果が発表されました(⇒応募メリットとコツ)。大変嬉しい記事を見つけましたので、ここにご紹介し、書いて下さった方々に心から御礼申し上げます。

 高崎大志さん:いま日本の舞台芸術シーンで、もっとも大きな課題の一つは、地域間格差の緩和です。(略)この問題に、CoRich舞台芸術まつり!は有効な回答を提示しています。

 メグミさん:ここまで、応募から選考までオープンにされ、全団体の提出文章も読め、選考ポイントも開示され、ジャンル、地域に関わらずチャンスのある演劇の賞ってあるのでしょうか?少なくとも私は他に知りません。

東京芸術劇場『コドモ発射プロジェクト「なむはむだはむ」』02/18-03/12東京芸術劇場シアターウエスト

 こどもたちが書いた脚本を、岩井秀人さん、森山未來さん、前野健太さんが演劇作品にして舞台で上演してくださいました。今月のメルマガでお薦めNo.1としてご紹介していた舞台です。私が観た回の上演時間は約1時間20分。すっごく幸せな時間でした!

 ■舞台映像

 ■ドキュメンタリー番組がTV放映されます