ウッディー・アレン監督の1985年の映画「カイロの紫のバラ」を題材に、物語の舞台を1930年代の日本にしたケラリーノ・サンドロヴィッチさんの新作です。妻夫木聡さん、緒川たまきさん主演という豪華キャストで会場はシアタートラム(250席弱)。すっごく贅沢です。前売り完売ですが当日券あり。東京公演の後、大阪、長野、愛知公演あり。上演時間は3時間15分(休憩15分を含む)。
面白かった…♪ 映画、舞台、音楽など、人が生み出す芸術への愛情が溢れ出すようでした。終演して劇場から出て行く観客によって、それは外の世界にも届けられるのだと思います。
パンフレット(1500円)はいつもながら充実。KERAさんのロング・インタビューは幼少期の喜劇との出会いから今作に至るまでに、好きだった作品やアーティストについて細かく言及されていて、読みごたえ、おおあり。
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映画「カイロの紫のバラ」↑の主役のミア・ファローは当時、監督であるウッディー・アレンの恋人でした。そして舞台『キネマの恋人』の主役の緒川たまきさんはKERAさんの奥様。特別な公演ですね。
「キネマと恋人」「(ヒロインの)ハルコはわたしだ」という主旨のつぶやきを散見。
元ネタの「カイロの紫のバラ」を観た23の時、「(ヒロインの)セシリアは俺だ」と思った私です。
たくさんのハルコにこの舞台を捧げます。— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) 2016年11月18日
『キネマと恋人』昨日11/18に本公演初日を迎えました。
舞台写真と、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん、妻夫木聡さん、緒川たまきさんの初日コメントを公開しました。ぜひお読みください!https://t.co/i7P7Gg1SY2 pic.twitter.com/iqlv09JRIH— 世田谷パブリックシアター (@SetagayaTheatre) 2016年11月19日
⇒CoRich舞台芸術!『キネマと恋人』