柿喰う客・柿喰う客フェスティバル2016『露出狂』06/06-25花まる学習会王子小劇場

露出狂
露出狂

 中屋敷法仁さんが作・演出・出演される人気劇団柿喰う客が、「柿喰う客フェスティバル2016」と銘打ち、花まる学習会王子小劇場を約1か月借り切って、5作品を交互上演しています。

 ・女優のみ出演の『露出狂』(上演時間は約90分)
 ・男優のみ出演の『フランダースの負け犬』(約90分)
 ・玉置玲央一人芝居『いまさらキスシーン』(約30分)
 ・宮沢賢治原作の親子向け演劇『へんてこレストラン』(約40分)
 ・オーディション選抜メンバーが出演する『サバンナの掟』(約60分)

 女優ばかりが出演する『露出狂』を拝見。私が観た回は約1時間40分だったかと。

 『露出狂』は2010年初演でCoRich舞台芸術まつり!2010春のグランプリを受賞(⇒レビュー)。2012年には男優のみのバージョンになってパルコ劇場で上演されました。

 2016年秋にまた男優版の新作が上演されます(⇒オーディション情報・募集は終了)。なんと『露出狂』は漫画にもなるそうです。

 ⇒CoRich舞台芸術!『露出狂

 以下はほぼ記録のみ。

【意見】東京・神奈川・埼玉で上演される演劇の数は膨大(最低でも年間3000本はあるのでは)

 俳優の井上裕朗さんが(日本の)演劇界の観客についてツイートをされました。

 井上さんのご意見に同意だったのですが(私も知名度や権威にまどわされず観劇する人が増えることを望んでますし、劇評家はもちろんそういう視点で観て、書いて欲しいです)、東京在住のシアターゴーアーとして考えたことがあったのでツイートを連投しました。以下はその記録です。

 ※井上さんのツイートの主旨からは離れた内容です。

 結論としては、自分の作品を観て欲しいと思う劇評家がいるならば、作り手の方々はその劇評家に直接お便りをして、観に来てもらえばいいよねってことです。

ホリプロ『ミュージカル「Tell Me on a Sunday サヨナラは日曜日に」』06/10-26新国立劇場小劇場

Tell Me on a Sunday
Tell Me on a Sunday

 シアターガイドの連載がとても面白くて、ロンドン在住の市川洋二郎さんに興味を持っていました。『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』は市川さんが翻訳、訳詞、演出を手掛け、日本で初めて本格デビューする公演です。節約してバルコニー席から初日を拝見。

 ⇒CoRich舞台芸術!『Tell Me on a Sunday サヨナラは日曜日に」

 以下は記録のみ。

新国立劇場演劇『あわれ彼女は娼婦』06/08-26新国立劇場中劇場

 ※予定上演時間:約3時間5分(第1幕90分 休憩20分 第2幕75分)

レビューは記録のみ。

演劇ユニット安全ピン『ブルー・ルーム アルトゥール・シュニッツラー『輪舞』より』06/09-11 cafe&bar 木星劇場

ブルー・ルーム
ブルー・ルーム

 新国立劇場演劇研修所8期生の男女2人(堀元宗一朗&小川碧水)の演劇ユニットの旗揚げ公演です。上演時間は約1時間45分。『ブルールーム』は今年の1月に拝見したばかり。

 客席と舞台は至近距離。大胆な肌の露出でポツドールみたいになってました(笑)。個人的にはスポーツみたいなセックスよりも、しっとりねっとり、粘着質なのを覗き見したい。激しく下克上を繰り返してほしいし、もっと恐怖も感じたいですね。

 9月に第2回公演を予定しているそうです。

 ⇒CoRich舞台芸術!『ブルー・ルーム

以下は記録のみ。