綿貫凜さんがプロデュースなさるオフィス・コットーネは、2009年に亡くなった劇作家・大竹野正典さんの戯曲を継続上演されています。もう9回を数えるとか。私は今回、大竹野さんご自身を描く新作で初めて出会いました。作・演出はミナモザの瀬戸山美咲さんです。
6/6(月)の終演後のトークには綿貫さん、瀬戸山さん、俳優の西尾友樹さんが登壇されていました。最近の西尾さんの出演作は劇団チョコレートケーキで2度、ミナモザで1度しか拝見できていませんが、今までで一番魅せられました。
⇒今年3月に劇団チョコレートケーキの皆さんにインタビューさせていただきました。
オフィス・コットーネ『埒もなく汚れなく』①亡くなった劇作家・大竹野正典さんの人生を描く瀬戸山美咲さんの新作。約2時間10分。事実が基のフィクションで、演劇活動と会社勤めの両立生活がリアル。身勝手な夫と依存する妻のバトルが苛烈で面白い。本格的な登山にハマるのに納得。山登りは美しい。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年6月6日
オフィス・コットーネ『埒もなく汚れなく』②アングラ風の演出で(ネタバレ)役が登場して爆笑。大竹野役の西尾友樹さんの演技がとにかく素晴らしい。感覚、思考、行動がはっきりクッキリしてる。緻密だがその計算は見せない。6/8の19時より遺作「山の声」の舞台映像の無料上映会あり。予約不要。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年6月6日
「埒もなく汚れなく」リピーター割引あります。当日受付にて観劇済み半券をご提示の方は300円のキャッシュバックあり pic.twitter.com/7DnU6u6spZ
— オフィス コットーネ (@Office_Cottone) 2016年6月7日
悲劇喜劇 2016年 07 月号に戯曲が掲載されています。
⇒CoRich舞台芸術!『埒もなく汚れなく』
以下は記録程度です。