脚本家、演出家、俳優、デザイナーの山田由梨さんが主宰される贅沢貧乏が、『家(うち)プロジェクト アパート編』の2016年6月以降の出演者を募集しています。詳細は公式サイトでご確認ください。
贅沢貧乏の作品は一軒家での公演を拝見し、とても面白かったです(⇒関連エントリー)。
贅沢貧乏 新作『ハワイユー』公演情報はこちらです!今日みんなで引っ越ししてきました。家が創られていきました。https://t.co/PQT806I79e pic.twitter.com/rRsteqGkBN
— Megumi Mizuno (@mmegumimizunom) 2016年3月19日
●贅沢貧乏「『家プロジェクト アパート編』出演者募集」
・応募資格:
仕事として役者をやっている方
【今回のプロジェクト内容】に賛同できる方
4月9日、10日のオーディションに参加可能な方
・オーディション日程
① 2016年4月9日 14:00~
② 2016年4月9日 18:00~
③ 2016年4月10日 14:00~
④ 2016年4月10日 18:00~
※①~④のいずれか
・場所:贅沢貧乏のアパート(応募者にのみ住所をお伝えします)
・締切日:2016年4月3日(日)※メールのみ
・プロジェクト内容より引用。
「生活をするように演劇をする」
「なぜなら私がおばちゃんになっても演劇を続けたいから」
「演劇や舞台芸術で生きると決めた人たちの強い意志を感じてもらえたら何よりです」
【アパート編①】一昨年から去年にかけて続けていた家プロジェクトをアパート編として再開します。今回も、1つの演目につき30公演以上やるのですが(キャパ少ないので)、一軒家の時からすこし形式をアップデートさせて「週休3日制」で1ヶ月間本番をやり続けますっ
— 山田由梨/贅沢貧乏 (@YYUUUUYYam) 2016年3月19日
【アパート編②】
「週休3日制」は役者(小劇場の)がもうちょっと「生活するように演劇する」ことができないかなぁーと考えた結果試してみるシステムなんです。詳しくはこちら。贅沢貧乏からの提示と、私・役者・制作からも一言あります。
→https://t.co/XSFjN1iRCO— 山田由梨/贅沢貧乏 (@YYUUUUYYam) 2016年3月19日
【アパート③】こうやって劇場のシステムに捉われずに、新しい上演システムや演劇の形態を、色々試行錯誤して模索できるのはとても私にとって大事で、だから場所を持つということをしてみて良かったなーとしみじみ思います。それが家プロジェクトなのです。
— 山田由梨/贅沢貧乏 (@YYUUUUYYam) 2016年3月19日
贅沢貧乏の新作『ハワイユー』が画期的
・ 週休3日/1日2公演を1ヶ月以上続けるロングラン公演にする
・ 公演の回数を重ねるごとに役者への報酬は多くなるシステムを目指す
・ 週休3日分の日程は他の仕事に充てられるよう拘束しないhttps://t.co/pxvfAl7eEz— 徳永京子 (@k_tokunaga) 2016年3月20日
贅沢貧乏が新作『ハワイユー』に合わせて発表したステートメント、先に紹介した俳優の生活費問題に留まらず、かなり大きなことを見据えている。つまり、商業演劇でも助成金でもない演劇の成立と、そのための具体策。90年代生まれ、来た。https://t.co/pxvfAl7eEz
— 徳永京子 (@k_tokunaga) 2016年3月20日
【野村政之さんと多田淳之介さんのツイート】
2016年3/20のON-PAMシンポジウム2でもトピックになった「助成制度が今の現場と合っていないこと」と通じる気がしたので転載しておきます。
「贅沢貧乏」の人の気持ちすごくわかります。https://t.co/OYOvkrKCix
応援したいけど私は「応援したい」とかふわっとしたことを言う立場にない。— 野村政之 (@nomuramss) 2016年3月20日
バブル知らないからとかって話はあまり関係がないとは思う。
僕が20代前半の頃には、今みたいに助成金や支援してくれるところはそんなになかったし、すごく、遠かった。今は若手に近い。
その前の人たちは、全くそういうのなかった。
あまり変わっていないということが、変わっていない。— 野村政之 (@nomuramss) 2016年3月20日
同じような疑問をもちながら皆、アラサーになり、越えていく人は意外としぶとく続け、去る人も沢山いる。
そのことが変わっていない。
そこを問題にしたい気持ちはだから、わかる。— 野村政之 (@nomuramss) 2016年3月20日
自分自身おんなじような疑問を持って今もやってるし、ここ(外国)でも考えている。
自分なりにすでにわかったことや結論出したことがあるけど、そういうのは意味が無いので。
試行錯誤を忘れず、気持ちは折れず、身体は大切に。
いいタイミングで話が聞けたりしたらいいなぁ。— 野村政之 (@nomuramss) 2016年3月20日
この演劇界という言葉は東京限定だな。日本で主流の働きながら演劇続けることはどう考えてるのだろう。既存のシステムについては明治維新までは遡りたい。がんばれ若者。一部だけ相手しないで紀元前からの演劇と喧嘩して欲しい。誰の為の警鐘なのか。 https://t.co/KFI6KWHNWe
— Junnosuke Tada@JPN (@GKTJ) 2016年3月20日
僕はいま日本にいないので、多田さんや蓮行さんにアフタートークとかしてもらえたら有意義だなと思いますがどうすか。 https://t.co/TeU4uUMGiA
— 野村政之 (@nomuramss) 2016年3月20日
ぜひぜひ。宮永君との対談とかも面白かったし。場所作りって東京だと異端だけど日本の演劇から言ったらむしろ主流なんだよね。借りる場所がまず無いから(笑)。 https://t.co/kTYqka2VyU
— Junnosuke Tada@JPN (@GKTJ) 2016年3月20日
そうですね。異端になっちゃう感じを僕は「80年代東京レジーム」と呼んでいます https://t.co/MyUGLTTCnG
— 野村政之 (@nomuramss) 2016年3月20日
この「批判」には、あまり意味があるとは思えない「働きながら演劇を続ける」のではなく「演劇というしごとをする」を目標としたステートメントで、一部だけを相手にしているというのは問題の矮小化だ。警鐘とは常に、同じ志の者への呼びかけである。https://t.co/jRSgqSjrTi
— 齋藤惠太(アーティスト) (@k_satio) 2016年3月22日
東京の小劇場と演劇界のグラデーションのどこに自分たちを配置するかも考えて欲しいということです。やってること自体には大賛成です。東京の小劇場の人たちは特殊な環境にいる事を忘れがちなので。フリーターが成立すること自体贅沢、で、貧乏。 https://t.co/prQEPCsipj
— Junnosuke Tada@JPN (@GKTJ) 2016年3月22日
@GKTJ @nomuramss はじめまして。贅沢貧乏をやっている山田といいます。ありがとうございます。若者がんばります!!いつかどこかでお話しできたらうれしいです。よろしくおねがいします!
— 山田由梨/贅沢貧乏 (@YYUUUUYYam) 2016年3月22日
頑張ってください、おじさんたちも頑張ります。 https://t.co/T28X7fGoLB
— Junnosuke Tada@JPN (@GKTJ) 2016年3月22日
@YYUUUUYYam 試行錯誤だと思うので、使えるものはなんでも使って、試してみてください。京都の劇団衛星が20年くらい前に神社を借りてロングランをやって、経済面を検証したことがあります。主宰の蓮行さんの話面白かったです。
— 野村政之 (@nomuramss) 2016年3月22日
@nomuramss はいっ!本当に試行錯誤でやっていて、いろんなこと、やれることは試してみようと思ってます。情報ありがとうございます。調べてみます〜!
— 山田由梨/贅沢貧乏 (@YYUUUUYYam) 2016年3月22日
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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