※2016/03/29に記事をアップしました。
鄭義信さんが新国立劇場で発表した、戦後日本を生きる庶民を描いた三作品が、一挙上演されます。『焼肉ドラゴン』はその第一弾。2008年に初演され、日本と韓国の両方で多数の賞を受賞しました。メルマガ2016年3月号でお薦め3本としてご紹介しました。
メルマガ3月のお薦め舞台(https://t.co/DfeRYWhpMy)で推薦した新国立劇場演劇『焼肉ドラゴン(再々演)』初日。上演時間は約3時間、休憩15分込み。新キャストでも鉄板!ハンカチ1枚じゃ足りなかったヽ(;▽;)ノ 前売完売。当日券あり。詳細は公式サイトでご確認を
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年3月7日
「焼肉ドラゴン」キャスト一新といえどアコーディオンの朴勝哲さん、太鼓の山田貴之さんは初演から続投。お二人がずっと、この舞台の大らかな空気を担って下さってるんですね。開演前も、途中休憩も楽しいですよ♪ 公式サイト→ https://t.co/HCVdadEWTO
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年3月7日
「焼肉ドラゴン」装置を観て空気に触れて開演前から既に熱くなっちゃってたんだけど、冒頭で更にもってかれたな…。イキウメの大窪人衛さんがたまらない。そしてあめくみちこさん!!最初のシーンの!シビれたわ…大人の女優の懐の深さ。忘れないように記録。(キャストは皆さん良かったです)
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年3月7日
⇒CoRich舞台芸術!『焼肉ドラゴン』
≪あらすじ≫ 公式サイトより。
万国博覧会が催された1970(昭和45)年、関西地方都市。高度経済成長に浮かれる時代の片隅で、焼肉屋「焼肉ドラゴン」の赤提灯が今夜も灯る。
店主・金龍吉は、太平洋戦争で左腕を失ったが、それを苦にするふうでもなく淡々と生きている。
家族は、先妻との間にもうけた二人の娘と、後妻・英順とその連れ子、そして、英順との間に授かった一人息子……ちょっとちぐはぐな家族と、滑稽な客たちで、今夜も「焼肉ドラゴン」は賑々しい。ささいなことで泣いたり、いがみあったり、笑いあったり……。
そんな中、「焼肉ドラゴン」にも、しだいに時代の波が押し寄せてくる。
≪ここまで≫
【焼肉ドラゴン】3/7(月)の初日に向けて、劇場仕込みが始まりました。稽古場に立て込んでいた大道具をバラして、劇場へ移します。写真はバラシ途中、トタン屋根の上からの景色。焼肉屋の息子である時生がいつも見ている景色です。 pic.twitter.com/yWbVaYIWYC
— 新国立劇場<演劇> (@nntt_engeki) 2016年2月29日
ほー、人衛さんが頑張っておるようす https://t.co/MI9tAFmufy
— 前川知大 (@TomoMaekawa) 2016年3月8日
大窪さんが演じる少年の置かれている状況は登場ごとに変化していて、その陰影がくっきり現れるのがとても良かったです。もし「焼肉ドラゴン」をご覧になったら、よかったら感想ツイートしてください♪ https://t.co/683TSe9s09
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年3月8日
新国立劇場「焼肉ドラゴン」新国立劇場の作品で、再再演で、完売御礼で、Z席1,620円で観られるっていうことで、日本の演劇にわずかばかり希望が持てた。 当日券狙って観て3/27まで。4月兵庫公演ありhttps://t.co/GC8HpoDnPj
— seri kurosawa (@serikurosawa) 2016年3月8日
≪東京、兵庫≫
出演:馬渕英俚可、中村ゆり、高橋努、大沢健、あめくみちこ、櫻井章喜、朴勝哲、山田貴之、大窪人衛、ナム・ミジョン、ハ・ソングァン、ユウ・ヨンウク、キム・ウヌ、チョン・ヘソン
※コ・スヒ、キム・ジュワン、イ・ボンリョンは、本人の都合により、出演できなくなりました。代わって、ナム・ミジョン、ユウ・ヨンウク、チョン・ヘソンが出演いたします。
脚本・演出:鄭義信(チョン・ウィシン)
美術:島 次郎 照明:勝柴次朗 音楽:久米大作 音響:福澤裕之 衣裳:前田文子 ヘアメイク:川端富生 擬闘:栗原直樹 振付:吉野記代子 演出助手:趙徳安 舞台監督:北条孝 大垣敏朗 プロンプ:長本批呂士 芸術監督:宮田慶子
A席:5,400円 B席:3,240円 Z席(当日券):1,620円
特別割引通し券「時代を記録する三つの名舞台ー鄭義信 三部作ー」14,580円(16,200円のところ10%OFF)
http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/150109_006141.html
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~
★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
便利な無料メルマガ↓も発行しております♪