『next move』が面白かったので、2作目『nursery』も今月のメルマガでお薦めベスト3としてご紹介していました。こちらも面白かった～！
詩森ろばさん作・演出のserial number「nursery 」は精神病院が舞台のスリリングな推理サスペンス。面白かった！酒巻誉洋さんと田島亮さん（写真）の演技合戦も充実！平日20時開演で上演時間は約1時間半強。7/7まで清澄白河The Fleming House。予約可能回は残り3ステージ→ https://t.co/1hRFkFNIgY pic.twitter.com/vfgu4MFBJn
— 高野しのぶ（しのぶの演劇レビュー） (@shinorev) 2018年7月4日
↓こりっちでカンタン予約！
長い一か月。皆さまの声を励みに進んでおります。感想まとめを更新致しました。ありがとうございます。「serial numberのserial number感想まとめ」 https://t.co/4TazKHZe9v
— 詩森ろば (@shimorix) 2018年7月3日
≪あらすじ・作品紹介≫ CoRich舞台芸術！より
serial numberの旗揚げ公演は、清澄白河の元倉庫のイベントスペースを１か月間ジャックして、秘密のワークショップ公演としてごく限られた人にだけ見ていただいたふたり芝居のうちの３本を改定のうえ、連続上演致します。
自ら死を選んだ友人精神科医の患者を引き継ぐためにやってきた精神科医のティム。そこに現れる あどけない天使のような青年ルディ。しかし彼はある瞬間、別人格へとあざやかな変貌を遂げる。 本格ミステリの趣きを湛えたスリリングな展開から目を離せない
≪ここまで≫
『next move』とは全く違う舞台美術で空間の印象刷新！ 前売3500円はとても安いと思います。
serialnumber『nursery』
翻訳劇調の言葉で進行する、詩森さんの台本としてはいつもとちょっと違った会話劇。
劇場ではなかなか味わえない作品になっております。
ぜひご来場ください。
7/1~7/7 清澄白河 フレミングハウス
公式サイトhttps://t.co/Pe6aoQQuWa pic.twitter.com/e1CfNFT8yR— 酒巻誉洋(ｻｶﾏｷﾀｶﾋﾛ) (@sakamakiT) 2018年7月2日
ここからネタバレします。
冒頭に前日譚として、精神科医ミセス・カーター（詩森ろば）が、ゴシップ誌記者レイ・グラフィン（杉木隆幸）に無理やり取材される場面が演じられる。
天使のような精神病患者ルディ（田島亮）の担当精神科医が自死し、その長年の親友だった精神科医グレイ（酒巻誉洋）が代理としてやってきた。ルディの母は15年前に死亡しているが、ルディはそれを知らないと言う。グレイが慎重に話を進めていくと、ルディのもうひとつの人格エリック（田島亮）が現れた。エリックは、母の死を受け入れられなかった少年ルディが生み出した、別人格なのだ。エリックが言うには、ルディは自分の存在を認識していないものの、都合が悪くなると逃げ出して、彼に体を明け渡すらしい。
父から性的暴行を受けていたルディは、母の死から3年後に自宅で父を刺し殺した。しかし警察の取り調べを受けたのはエリックだった。ルディは父と同じ年頃の男性を堕落させることで、父への復讐を果たしていたのだとエリックは分析する。ルディが担当医を誘惑した時、肉体関係を持たされたのはエリックだった。エリックに全てをばらすと脅された担当医は、ルディの実家で服毒自殺をする。
遺体の第一発見者となったグレイと担当医の妻、そしてミセス・カーターは、遺体を院内の仮眠室に移動させ、事件を隠ぺいした。担当医の名誉と、ルディとエリックを守るためだったのだが、ゴシップ誌記者グラフィンに知られてしまう。実はエリックが、グラフィン宛てに手紙を書き、レイプの現場を取材するよう事前に知らせていたのだ。エリックはもう、何もかもに耐えられなかったのだろう。
グレイはゲイで、妻のある担当医を愛していた。エリックはそれに勘づいていた。マスコミに遺体の移動をかぎつけられ、もう医師ではいられなくなると覚悟を決めたグレイは、医師免許がはく奪される前に、なんとかしてルディとエリックを助けたかったのだ。しかし、再び無垢なルディが現れ、エリックは隠れてしまった。
nurseryの美術のなか稽古するチームROBOTA。先週は、next moveの美術で、nursery稽古してて、シュールすぎた。笑。 pic.twitter.com/3RKVWbaJvc
— 詩森ろば (@shimorix) 2018年7月3日
6.21(木)-26(火)『next move』出演：佐野功／田島亮
7.1(日)-7(土)『nursery』出演：酒巻誉洋／田島亮
7.11(木)-16(月・祝)『ROBATA』出演：杉木隆幸／田島亮
【出演】
精神科医ティム・グレイ（親友が自死し、その代理としてやってきた）：酒巻誉洋
精神病患者ルディ・オコーナー（15年前に母を亡くし、3年後に父を殺した青年。もうひとつの人格エリックが眠っている）：田島亮
前日譚 secret of nursery
精神科医ミセス・カーター（ルディの主治医）：詩森ろば
ゴシップ誌記者レイ・グラフィン：杉木隆幸 ※佐野功さんが演じる回あり。
作・演出・衣裳・宣伝美術：詩森ろば
美術：杉山至＋鴉屋
照明：榊美香（有限会社アイズ）
音響：青木タクヘイ（STAGE OFFICE）
舞台監督：高木健 佐野功 演出助手：坂功樹 白井風菜
企画製作：一般社団法人風琴工房
【発売日】2018/04/21
一般前売 ３５００円
当日４０００円
障害１５００円
学生１５００円
３作品通し券 ９０００円
パスポート券 ３００００円 （サイン入り脚本付き）
※通し券は３作品1回づつ、パスポート券は全作品何回でもご覧いただけます。
※会場の構造上、開演すると入場が一切できません。
http://serialnumber.jp/next.html
http://stage.corich.jp/stage/91287
※クレジットはわかる範囲で載せています（順不同）。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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