深井順子さんがプロデュースし、糸井幸之介さんが脚本・作曲・演出などを総合的に手掛ける劇団FUKAIPRODUCE羽衣の新作は、「母」をテーマにした深井さんと森下亮さん2人だけの音楽劇です。
上演時間はカーテンコール込みで約1時間45分弱。ほぼ全編、私は涙流しっぱなし!東京公演は5/28(月)までと短いです。6/2-3に豊橋公演あり。
⇒メルマガ号外を発行しました(2018/05/27加筆)。
超速!!#春母夏母秋母冬母
ダイジェスト動画到着!!豊橋公演向けにご紹介いただきましたが、月曜日までの吉祥寺シアター公演のご参考にも。
とにかくオススメの日時は明日、土曜日14:30/19:30です!
(うまく名場面を省いて編集してくれてます^^ )
〈制作O〉https://t.co/6cTFrWmfm4— FUKAIPRODUCE羽衣 (@fukaihagoromo) 2018年5月25日
【PV】作家部の平井寛人が、『春母夏母秋母冬母』の公演を記念しまして、2016年に同じく吉祥寺シアターで上演されました『イトイーランド』より劇中歌の「Kiss in Rhapsody」のPVを作成しましたので、是非ご覧ください!https://t.co/zsjXEXXmRb
— FUKAIPRODUCE羽衣 (@fukaihagoromo) 2018年5月26日
≪あらすじ≫ 公式サイトより
同じ歳月を歩んできた三者の“40歳の刻み”。
共に40歳を迎える劇団主宰の深井順子と
クロムモリブデンの森下亮による二人芝居を、
同い年の糸井幸之介が「母」をキーワードに書き下ろす記念公演。
愛と一緒に訪れる闇、闇と一緒に訪れる愛を描き出す。
切なく優しいメロディにのせた歌とダンスが必ずやみつきになる、
大人のためのほろ苦“妙ージカル”!
≪ここまで≫
「春母夏母秋母冬母」、公演中の今から再演して欲しいという声を沢山頂くのですが、今回この舞台美術ということもあり、なかなか再演は難しいと思います。是非お時間合えば東京公演残り2回、そして来週の豊橋公演にお越し下さい。劇場でお待ちしてます。 pic.twitter.com/TIQrXtyC3w
— 森下亮 (@RyomoRishitan) 2018年5月26日
豊橋の皆さん
今週末豊橋へ行くのは
FUKAIPRODUCE羽衣(フカイプロデュースハゴロモ)の
「春母夏母秋母冬母」(はるははなつははあきははふゆはは)
というミュージカルです。母と子の物語を沢山の歌と共に描きます。きっと皆さんに楽しんでもらえると思います。是非体験して下さい。 pic.twitter.com/seZrSiYdpY— 森下亮 (@RyomoRishitan) 2018年5月30日
カラフルで少し歪みのある公園のセット(美術:金井勇一郎)は、夢の中の遊園地のよう。深井さんと森下さんは愛し合う男女や母子を代わる代わる演じていきます。「母」がテーマだからか、エッチ度はいつもより控えめです。
親子愛も恋愛も性愛も人と人の間に生まれるもので、神々しかったり、可愛らしかったり、まがまがしかったり、汚らしかったり、恐ろしかったりするものだと思います。そして誰にも起こり得る、生まれ得るものなんですよね。卑近な日常に既にある愛を、輝かしく、みっともなく、可笑しく描いてくださいました。
森下さんも深井さんも、全身から愛情があふれ出すようでした。舞台作品としてだけでなく、お二人の優しさ、大きさにも感動し、涙しました。深井さんは本当に歌がお上手になられたなぁと思います。
糸井さんの楽曲はぜひアイドルにも歌ってほしいと思ってきましたが(今も思っていますが)、今回はNHKの「みんなのうた」で流れて欲しいと思いました。
朝、時間を調べ、田島さんに待ち合わせのlineし、もっと言うなら、ご案内メールが来るより前に予約して楽しみにしていたほど楽しみなお芝居の開演時間を勘違いした、信じがたい人間(家畜)のアカウントはこちらです。ああ。もう開演している。いま駅に着く。走る!
— 詩森ろば (@shimorix) 2018年5月28日
そして、遅れたにも関わらず、座った次の瞬間から泣き続け、笑い、また泣き、という、むしろ何様だ、みたいな観劇態度になりました。大傑作!作、演出、俳優、それぞれのいいところがスパークしてました!はい。FUKAI PRODUCE 羽衣です。今年はこれが岸田戯曲賞であるべきです!
— 詩森ろば (@shimorix) 2018年5月28日
FUKAIPRODUCE羽衣「春母夏母秋母冬母」初日。 pic.twitter.com/ZQJ1HHNqV6
— 浅川千絵 (@bubblebath39) 2018年5月24日
本日開幕!FUKAIPRODUCE羽衣「春母夏母秋母冬母」初日は19時半開演。前売完売ですが当日券あります。上演時間約95分。羽衣今年唯一の本公演です。吉祥寺シアターでお待ちしてます。https://t.co/jhQkwESI6x pic.twitter.com/RofSJnQVhS
— 森下亮 (@RyomoRishitan) 2018年5月24日
ここからネタバレします。セリフなどは正確ではありません。
ユキユキ(森下亮)とコナコ(深井順子)という若いカップルは、公園の滑り台の上でプラトニックなデート中。妄想の中で犬ぞりに乗り、吹雪の南極を駆け巡る。犬のタロウとジロウが見守る中、結ばれた二人の間に子供が生まれる。
スナックのホステスとして夜間に働きながら女手ひとつで娘コナコを育てる母(森下亮)は、常連さんにタクシーでキスされて浮かれるけれど、振られてがっかり。コナコはいつも夜は一人きりで寂しいし、母が酔って帰ってくることが悲しい。大人になったコナコは(おそらく)胃がんの母を見舞い、想像の中で二人旅をする。草津温泉、富士急ハイランド、宇宙…。母は衰弱していく。
おっぱい離れができない5歳のユキユキ(森下亮)を、母(深井順子)は真っ直ぐに愛している。成長したユキユキは45歳。浮気、不倫、お酒で妻に逃げられ、ほぼアルコール中毒。ふらりと入ったスナックのママ(深井順子)に優しくされるが、滑り台で首を吊る。
コナコを連れた母(森下亮)とユキユキを連れた母(深井順子)が公園で出会い、談笑して終幕。
「(おっぱいを)飲みたい」「飲みなさい」が「(お酒を)飲みたい」「飲みなさい」になるのがいいですね。
: まもなく開幕! FUKAIPRODUCE羽衣『春母夏母秋母冬母』深井順子・森下亮インタビュー https://t.co/peZGDQsrYI pic.twitter.com/tMvLx6l5pB
— 演劇キック (@enkick) 2018年5月17日
【5月24日開幕】「FUKAIPRODUCE羽衣」の最新公演 深井順子40歳記念 第23回公演「春母夏母秋母冬母」、作家部・平井寛人さんより稽古場日誌が届きました📝 柔らかな筆致のすてきな稽古場レポートです。ぜひご覧ください‼️https://t.co/FmxbxLDIrB pic.twitter.com/5YYJh0oh1R
— げきぴあ byチケットぴあ (@gekipia) 2018年5月16日
【明日開幕‼️】吉祥寺シアターにて、明日開幕するFUKAIPRODUCE羽衣「春母夏母秋母冬母」より稽古場日誌 第2弾が届きました。作家部・平井寛人さんのレポート、ぜひご覧ください📝https://t.co/8AS30VYaIg pic.twitter.com/E3A6MlkErN
— げきぴあ byチケットぴあ (@gekipia) 2018年5月23日
【明日開幕】FUKAIPRODUCE羽衣「春母夏母秋母冬母」作家部・平井寛人さんの稽古場日誌 第3弾です。「果実を食べるようにも来ていい舞台だと特別に思う。」という言葉が印象的です。公演は明日から、吉祥寺シアターにて!https://t.co/TOWBRy1dkm pic.twitter.com/FWqwOpvwz1
— げきぴあ byチケットぴあ (@gekipia) 2018年5月23日
【🌸🌻げきぴあ更新🍂❄️】24日に初日を迎えたFUKAIPRODUCE羽衣「春母夏母秋母冬母」。作家部の平井寛人さんが綴る今作の稽古場日誌もついに最終回です。東京公演は当日券を開演の1時間前より発売🎟️チケットぴあでは愛知公演のチケットが発売中です。舞台写真:金子愛帆https://t.co/rAWdigjEkm pic.twitter.com/58uKk35AYy
— げきぴあ byチケットぴあ (@gekipia) 2018年5月25日
【春母夏母秋母冬母】ゲネを拝見しました!幸福なのにどこか切ない、切ないのにどこか幸せ。母から生まれた人生は春夏秋冬をそうして巡っていくのでしょうか。愛に満ちた出演者のお二人、耳に残って心を掴む糸井さんの音楽、想像を大いに喚起する舞台美術、きっと深く心に刻まれる作品となるでしょう! pic.twitter.com/R49m9SkDFJ
— 吉祥寺シアター (@Kichi_Theatre) 2018年5月23日
もうすぐ今年の折り返し、六月水無月、どうします?!そしてFUKAIPRODUCE羽衣『春母夏母秋母冬母』は、いよいよ来週ですよ!観ちゃいます?またまた“妙ージカル”に来ちゃいます?お待ちしています!https://t.co/69KZ6LOJ8I #母 #歌好き
— 穂の国とよはし芸術劇場PLAT (@Plat_Toyohashi) 2018年5月24日
深井順子40歳記念 第23回公演
≪東京、愛知≫
出演:深井順子、森下亮(クロムモリブデン)
脚本・作曲・演出:糸井幸之介
[プロデュース] 深井順子
[振付] 木皮成(DE PAY’S MAN)[舞台美術] 金井勇一郎 [舞台監督] 安田美知子
[照明] 松本永(eimatsumoto Co.Ltd.)[音響] 佐藤こうじ(Sugar Sound)
衣装:小松陽佳留 ヘアメイク:梶田キョウコ(レサンクサンス)
ピン操作:佐々木夕貴 大道具:金井大道具
[宣伝美術] 林弥生 [題字] 糸井幸之介 [宣伝写真・記録映像] 杉田協士
[記録写真] 金子愛帆 [制作] 坂田厚子 芳野広太郎 大石丈太郎
企画・製作:FUKAIPRODUCE羽衣
[other members] 日髙啓介 鯉和鮎美 高橋義和 澤田慎司 キムユス 新部聖子 岡本陽介 浅川千絵 平井寛人
[全席指定]一般 前売 3,500円/当日 3,800円
アルテ友の会会員価格(前売のみ) 3,150円
学生 2,500円
さいふにやさシート 2,000円(各回枚数限定・当日引換券)
※やや見づらいお席になる可能性がございます。
※武蔵野文化事業団では、一般・アルテ友の会会員の前売のみ取り扱い。
https://www.fukaiproduce-hagoromo.net/
http://stage.corich.jp/stage/91340
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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