毎年恒例、渡辺源四郎商店のゴールデンウィークの東京公演です。二本立てを『愛とか死とか見つめて』『いたこといたろう』の順番で拝見。
一般3000円。二本で一般5000円。高校生は各作品ワンコイン500円。とてもお買い得!
ロビーでDVD『ハイサイせば』↓を購入。1本観終えた後は、小一時間、下北沢の喫茶店でおやつ。いや~幸せな休日です。
大好評につき、畑澤聖悟の抱腹絶倒面白イタコトーク追加決定!
『いたこといたろう』2018年5月5日19時半の回終演後にPPT!「畑澤聖悟、イタコを語る!」当日券有https://t.co/IPkDsI6nesこの回に限り第1回なべげんイタコ演劇祭チケット半券を当日受付でご提示頂いた方はリピーター割引料金1,000円。 pic.twitter.com/xZynFJ8Bq5
— 渡辺源四郎商店 (@nabegenhonten) 2018年5月4日
【『愛とか死とか見つめて』あらすじ】公式サイトより
父親の訃報を受け、都会で暮らす息子が東北のとある町に帰省する。遺言の類は何もない。イタコと称する女性の言葉を頼りに、息子はその通り行動を始めるが・・・。
【『いたこといたろう』あらすじ】公式サイトより
東北にある地方都市の自宅でイタコを営む女性。そこに、ひとりのいわくありげな女性が訪ねてくる。彼女は当 然のようにホトケオロシを依頼するが ・・・。
CoRich舞台芸術!に投稿した感想の転載です。
『愛とか死とか見つめて』:https://stage.corich.jp/watch/345496/stage_comments
『いたこといたろう』:https://stage.corich.jp/watch/345507/stage_comments
【当日券有〼 2018年5月5日】
各回開演30分前よりザ・スズナリ受付で販売。確実にご観劇可。https://t.co/IPkDsI6nes17時『愛とか死とか見つめて』作・演出:工藤千夏
『いたこといたろう』作・演出:畑澤聖悟14時/19時半5月6日12時『愛とか死とか見つめて』のご予約はhttps://t.co/V8fInKoFP3 pic.twitter.com/CsNIpzgnf9
— 渡辺源四郎商店 (@nabegenhonten) 2018年5月4日
畑澤聖悟いたこといたろう東京公演最終回!お見逃しなく!
【当日券有〼2018年5月5日19時半】19時よりザ・スズナリ受付で整理券配布。19時20分より販売。確実にご観劇できます。https://t.co/IPkDsI6nes『いたこといたろう』リピター割1,000円受付で半券提示/畑澤聖悟抱腹絶倒いたこトーク有 pic.twitter.com/bFzVGWQSuf
— 渡辺源四郎商店 (@nabegenhonten) 2018年5月5日
ここからネタバレします。
●『愛とか死とか見つめて』
約1時間15分。少子高齢化、過疎、市町村の統廃合、核廃棄物再処理場の誘致などを背景に、ごく身近な愛と死を見つめた「いたこ」コメディー。急展開の物語に引き込まれ、突然降りかかる不幸とやり切れない思いのひとつの着地点に納得。見せる場面転換がスマートで、各人物の個性、役割もはっきり。さすがの工藤千夏作・演出作。
残された妻は、死んだ夫が乗り移ったとされる「いたこ」に対して、思いをひたすら告げて、どうにか心を落ち着かせる。生者の思いを受け止める者(いたこ)が必要なんだな…と思う。
●『いたこといたろう』
約1時間25分。作・演出は畑澤聖悟さん。青森のイタコと、ホトケオロシを頼みにきたワケあり女性の二人芝居。ホラーやお笑いのネタを散りばめた濃厚な愛憎ドラマ。降霊術だけでなく、二人が語る言葉も不確かさを増していき…。軽やかかつ繊細で、振れ幅大きく変化する三上晴佳さんがまたもや素晴らしい。
イタコを訪ねた女性の、育ての母はイタコだった。互いに憑依を繰り返すなかで、本音と事実が語られていく。もはやどちらがイタコで、何が本当かは重要ではない。現実を凌駕する虚構が、心の中の真実を明るみに出していく。
≪東京、青森≫ 第29回公演 第1回なべげんイタコ演劇祭
『いたこといたろう』
出演:三上晴佳、林本恵美子
脚本・演出:畑澤聖悟
『愛とか死とか見つめて』
出演:山上由美子、工藤良平、音喜多咲子、奥崎愛野、佐藤宏之、野倉匡泰、畑澤聖悟、末安寛子(ダブルキャスト)、木村知子(ダブルキャスト)
※東京公演ダブルキャスト:末安寛子が出演
※青森公演ダブルキャスト:末安寛子が5月27日、6月2日の出演、木村知子が5月29日、6月1日、6月3日の出演
脚本・演出:工藤千夏
音響:藤平美保子 ○照明:中島俊嗣 ○舞台美術:山下昇平 ○舞台監督:中西隆雄 ○宣伝美術:工藤規雄、渡辺佳奈子 ○プロデュース:佐藤誠 ○制作:秋庭里美、木村知子、音喜多咲子、佐藤宏之、野倉匡泰 ○『いたこといたろう』ドラマターグ・演出助手:工藤千夏 ○『愛とか死とか見つめて』監修:畑澤聖悟 ○『愛とか死とか見つめて』演出助手:三上晴佳 【主催】 渡辺源四郎商店、なべげんわーく合同会社 【企画制作】 なべげんわーく合同会社 【助成】独立行政法人日本芸術文化振興会
【発売日】2018/03/21
【東京公演チケット】(日時指定・全席自由・税込)
<一般予約東京セット券>5,000円(渡辺源四郎商店窓口の一般予約のみ。備考欄に2本目に見る演目をお書きください。初回観劇時に2本目のチケットをお渡しいたします)
<一般予約単独券>3,000円 一般当日:3,500円
学生予約:2,000円 学生当日:2,300円
高校生以下:無料(4/20までに要オンライン予約)※事前予約のない場合は高校生以下当日料金:500円
http://nabegen.com/0029.itako_engekisai/itako_engekisai.html
http://stage.corich.jp/stage/90641
http://stage.corich.jp/stage/90642
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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