【オーディション】日韓演劇交流センター「韓国現代戯曲ドラマリーディング・エクストラエディション(2018年3月公演)の出演者募集」10/06実施※09/20(水)18時〆切(メール又は郵送)

 日韓演劇交流センターが2018年3月公演「韓国現代戯曲ドラマリーディング・エクストラエディション」の出演者を募集しています。詳細は公式サイトでご確認ください。

●日韓演劇交流センター「韓国現代戯曲ドラマリーディング・エクストラエディション」
 韓国現代戯曲集Ⅶ 『ぼんくらと凡愚』 
  作/金相烈 翻訳/津川泉 演出/シライケイタ
 韓国現代戯曲集Ⅷ 『クミの5月』 
  作/パク・ヒョソン 翻訳/津川泉 演出/鈴木アツト
 上演日程(予定) 2018年3月23日(金)~26日(月) 各2回公演
 会場:シアタートラム

・オーディション
 日時:10月6日(金)11時~18時
 締め切り:9月20日(水)18時必着 ※メール推奨。どうしても無理な場合は郵送可。
 参加費:無料

 オーディション参加条件:韓国演劇に興味のある方で、20歳以上で1年以上の俳優経験者、心身ともに健康の方
 出演料:1ステージ25,000円程度(稽古手当・交通費込み)

 シライケイタさんの演出作品はただいま上演中↓です。

 鈴木アツトさんの劇団公演↓は10月18日から。9/20〆切には間に合わないですが。

 以下、公式サイトより。

●韓国現代戯曲ドラマリーディング
エクストラエディション
俳優オーディションのお知らせ

■上演日程(予定) 2018年3月23日(金)~26日(月) 各2回公演

募集要項

日韓演劇交流センターでは、これまで隔年で『韓国現代戯曲ドラマリーディング』を実施しております。2017年1月で8回目を終えることができました。実施のない年には、韓国で日本の劇作家を紹介する『日本現代戯曲ドラマリーディング』の招聘を受け、日韓の演劇交流を深めることを進めてきました。
さて、今年度は実施のない年になりますが、これまで蓄積した韓国の現代戯曲をさらに紹介しようという企画を実施することとなりました。これまで『韓国現代戯曲集』で翻訳してきた中で、まだ日本で上演されていない作品をドラマリーディングの上演により紹介しようという企画です。このドラマリーディングの出演者を広く募集したいと思います。
出演ご希望の方は下記の要項を熟読のうえ、すべてを応募用紙(書式自由)A4サイズ1枚にまとめ、メールにてお申し込みください。なお、メールがどうしても難しい場合は、郵送も可とします。
 また、戯曲についてはすでに出版されています。オーディションに向けて、必読ではありませんが、ご希望の方には有料で販売しております。1冊1000円(税込)で、送料を無料とさせていただきます。
なお、今回の募集に関してのお問い合わせにつきましてはお電話では対応しかねます。メールかFAXにてお願いいたします。
 それでは、たくさんの皆様からのご応募をお待ちしております。

上演作品

韓国現代戯曲集Ⅶ 『ぼんくらと凡愚』 
作/金相烈 翻訳/津川泉 演出/シライケイタ
韓国現代戯曲集Ⅷ 『クミの5月』 
作/パク・ヒョソン 翻訳/津川泉 演出/鈴木アツト

お申込み・お問合せ

メール akira(アットマーク)tee.co.jp
必ず件名に『2018日韓リーディング』としてください。
郵送 〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内  日韓演劇交流センター行
FAX(問い合わせのみ) 03-3920-4433 日韓演劇交流センター 宛

■応募用紙記載事項 (A4、1枚のみ)
写真、プロフィール(年齢、身長は必須)、希望作品、志望理由をお書きのうえ、書式自由。
必ず連絡の取れるメールか電話番号かを明記してください。
※応募者多数の場合、書類選考もあります。

オーディション詳細

■オーディション日時
10月6日(金)11時~18時

■締め切り
9月20日(水)18時必着

■結果のお知らせ
書類選考結果 9月27日頃
オーディション結果 10月10日頃
※郵送のみの方には通知が遅れます。

■オーディション参加条件
韓国演劇に興味のある方で、20歳以上で1年以上の俳優経験者、心身ともに健康の方
出演料は1ステージ25,000円程度(稽古手当・交通費込み)
稽古期間は2月頃から10日程度
12月に韓国からゲストを招いてのワークショップを実施予定。それに参加できること。
公演中は他の作品も必ず観劇し、期間中行事に必ず参加すること
1月中旬の顔合わせに参加すること
チケットノルマはありませんが、積極的にチケットを売っていただくこと
※日程などは予定ですので、変更の可能性もあることをご理解ください。

■オーディション参加費
無料

作品について

『ぼんくらと凡愚』 作/金相烈 1980年
登場人物 男7人、女5人
1960年代から1970年代まで若者の間で「半人前」「でくの坊」「うすのろ」「腑抜け」などの単語が流行したが、如才なく、世相の変化に適応できず、融通のきかない人を卑下する代名詞として使われた。また、狡猾だったり、機会主義者、偽善者が純粋な人をばかにする時にも使われた。この作品は1970年代にMBCドラマ「捜査班長」を書いた先輩作家ユン・デソンの後を引き継いでシナリオを書いてた作家が、70年代もっとも劇的だった事件を劇化し、『お前の言葉というだけで』という題名で1980年劇団現代劇場によって公演した。2002年に追悼公演として同作品を『でくの坊とうすのろ』という題名に変え、チャン・スンセ演出が演出した。
刑務所で一緒だった二人が刑務所を出た後共謀し、銀行でお金を下して出てきた人を連続して殺し、現金を奪い、行方をくらますが、人相着衣によってモンタージュが作られ、前科者リストから身元が発覚し、捜査と追跡が始まる。凶悪犯とはいえ、犯人の家族に対する愛情、子どもの誕生、友情などが描かれ、追跡とともに時代と人間の姿が浮かび上がってくる。
金相烈(キム・サンヨル) 1941年~1998年
ソウル出身。中央大学演劇映画学科卒。劇団現代劇場の演出家としてミュージカル『エビータ』『ピーターパン』『サウンド・オブ・ミュージック』『ジーザス・クライスト・スパースター』などを演出。1983年に劇団マダンセシルに移籍し、劇作家としても活動を始める。その後、1988年に神市劇団(現在の神市ミュージカルカンパニー)を旗揚げし、マダン劇の演出も手がける。第24回ソウル オリンピック開・閉会式構成台本および演出(1988)。金相烈演劇賞が彼の死後に設けられた。

『クミの5月』 作:パク・ヒョソン 1988年
登場人物 男4、女7 
1980年に起きた光州事件を描いた初の戯曲であり、1980年代の民族劇(マダン劇)運動の記念碑的作品でもある。女子高生クミの視線で描かれる光州事件。軍の弾圧に抵抗し最後まで県庁に立てこもって殺された兄。事件後、政府は遺族たちを要注意人物として弾圧する。貧しいが平凡で平和な家庭だったクミの家族は、兄の死後、真実解明と民主化運動に参加するようになる。
ある日、警察に連行された母親を思い、光州事件を回想するクミ。
写実的な描写とマダン劇的なデフォルメや集団演技が取り入れられた80年代民族劇の様式で書かれている。
朴暁善(パク・ヒョソン)(1954~1998)
1954年忠清南道大田出身。全南大学国文科卒業。78年、「行動する作家」黄晳暎らと「民衆文化運動」に参加。労働者や貧しい市民のための「野火夜学」教師をしながら「咸平(ハムピョン)さつまいも」作・演出。79年、大学演劇部後輩達と劇会「広大」を創立。80年、黄晳暎『韓氏年代記』稽古中の5月、光州抗争勃発。劇団員と市民軍の広報活動に従事。最終決戦の日の早暁、道庁脱出、20ヶ月間の逃亡生活の末に検挙。釈放後、83年劇団「トバギ(生粋・土地っ子)」創立。88年「クミの5月」、92年「彼らは潜水艦に乗った」、93年「牡丹花」、97年「青い糸赤い糸」など一連の5月劇を発表、「永遠の5月広大」、「5月光州の伝導師」の愛称を得る。94年、創作戯曲集『クミの5月』出版。97年第二回光州ビエンナーレ開幕祭・閉幕祭総演出。98年9月10日午後3時、肝臓癌で死亡(満44歳)。「野火夜学」に関わった光州抗争の犠牲者と共に「野火七烈士」の一人として追悼されている。

■上演日程(予定)
2018年3月23日(金)~26日(月) 各2回公演
入場料 1,500円(シンポジウム含)  シンポジウムのみ500円

■上演会場
シアタートラム

日韓演劇交流センター
〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
TEL:03-3920-5232 FAX:03-3920-4433 URL http://www.tckj.org/  akira(アットマーク)tee.co.jp

※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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