流山児★事務所「代代孫孫」約1時間45分。シライケイタさんが韓国戯曲の舞台を日本に変えて脚色し、演出。数世代遡るが劇中劇の仕掛けのせいか厚みより平板さの方が印象に残る。劇団員の持ち芸を生かすのは劇団愛なのかな。元気で猥雑。暴力は苦手https://t.co/uFSxCI8HUj
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年6月15日
⇒CoRich舞台芸術!『代代孫孫2016』
≪あらすじ≫ 公式サイトより
脈々と流れ伝わる、国の歴史と家族の歴史。
戦争とは。侵略とは。国境とは。
現代を生きる我々の喉元に突き付けられている切実な問題の数々が、ここにある。
日韓の立場を入れ替え、両国の「今」を考える。
≪ここまで≫
演技が好きだった俳優は清水直子さん、植野葉子さん、伊藤弘子さん。
ここからネタバレします。
巨大なペニスのぬいぐるみを使った“バカな芝居”の場面をはじめ、卑猥な表現を敢えて選んで使っているようでした。実際に頭を叩く(五島三四郎さんが塩野谷正幸の頭を叩く)などの暴力もあって。初、温泉ドラゴンでしたが、私とは相性が合わなかったようです。
劇団俳優座の清水直子さん(美しい女優さんです)が上手上部で、いわいのふ健さんと濡れ場を演じてらして…。あの場面、必要なのかなぁ…。私は観たくなかったなぁ。
なぜ鈴木家(四郎の時代)が韓国に行く前に住んでいた街が、福島県だったのかなぁ。原発事故が起こる前のことを想像させたかったからかしら。
【出演】太郎(15歳の学生):塩野谷正幸、三郎の父・四郎(インポンテンツ):近童弐吉、二郎の父・三郎(ソウルで娼婦に去られる):里美和彦、リロイの兄(ベトナム人):筑波竜一(温泉ドラゴン)、四郎の妻の情夫(朝鮮人):いわいのふ健(温泉ドラゴン)、一郎の父・二郎(軍人):阪本篤(温泉ドラゴン)、太郎の父・一郎(役者):五島三四郎、一郎の妻の母(スナック経営者):伊藤弘子、四郎の妻:清水直子(俳優座)、二郎の叔母(三郎の妹):植野葉子、一郎の母(二郎の妻):洪明花(ユニークポイント)、三郎の妻(ソウルの娼婦):山丸りな、一郎の妻(太郎の母):廣田裕美、二郎のベトナムの愛人リロイ:竹本優希
脚本:パク・グニョン(劇団コルモッキル)
脚色・演出:シライケイタ(温泉ドラゴン)
翻訳・舞踊振付:洪明花
音楽:諏訪創
美術:松村あや
照明:沖野隆一 (RYU CONNECTION)
音響:益川幸子
衣裳:竹内陽子
殺陣:上田和弘
舞台監督:青木規雄(箱馬研究所)
演出助手:小形知巳、橋口佳奈
舞台監督助手:森諒介
衣装助手:星美咲
制作助手:竹本優希
宣伝美術: Flyer-ya
制作:米山恭子、龍昇
企画:流山児祥
主催:一般社団法人流山児カンパニー(流山児★事務所)
【発売日】2016/04/15
<全席指定>
前売券 4,000円(当日券 4,500円)
アンダー25割引 3,200円(当日券 3,500円)
学生割引 3,200円(当日券 3,500円)
高校生以下1,000円(前売・当日共)
Ryu’s会員3,200円
*割引チケットの取扱いは流山児★事務所、ザ・スズナリのみ。学生証あるいは年齢のわかるものを提示していただきます。お支払いは当日精算のみとなります。
http://music.geocities.jp/ryuzanji3/r-dai.html
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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