東映ビデオ『野良女』04/05-09新宿シアターサンモール

※レビューは2018/06/29に公開しました。

≪あらすじ≫ 公式サイトより
しょぼくれ『Sex and the City』 @ 中央線の荻窪より西側!?
年上男性との不倫関係、DV、仕事の悩み、3年間も彼氏が居ない・・・
様々な問題を抱えながらも、彼女たちは毎晩居酒屋に集まって、泡盛片手に管を巻く。彼女たちのガールズトークには可憐さも恥じらいもなく、下品そのもの。しかし、どこまでもリアルだ。
例えるならば、ニューヨークに住む30歳独身女性4人の生活(性活?)をコミカルに描いた『Sex and the City』の日本版。
本家『SATC』のように、日常生活でも気軽に使えること間違いなしのキャッチーなタイトルを引っさげて 『野良女』が日本に社会現象を巻き起こす!
「私ってほんと野良女」「あいつ野良女だな」など思わず口に出したくなるこのタイトルで2017年の流行語大賞に立候補します!!
≪ここまで≫

 CoRich舞台芸術!のクチコミを転載します。

 ストリップ小屋を模したステージで、アラサー女子仲間が冴えないプライベートを晒すコメディー。若者がこんなにも追い詰められているのかと、日本の現状について真剣に考える時間になり、面白かった。善悪、清濁、当事者と部外者など、裏表を成す事柄の両面を、同時に舞台に載せる演出がいい。深谷美歩さんがさすがの巧さ。露骨な下ネタ炸裂ですので、そのおつもりでどうぞ。上演時間は約2時間弱。

 ここからネタバレします。

 男性たちをトルソーで代用し、黒子に徹していた男優が最後に登場人物として現れる。生々しくて、きれいごとで済まさないのが良かった。
 人生百年時代に突入する。長い目で人生設計するよう、若者に教育する必要性をまた強く感じた。

出演:佐津川愛美 芹那 沢井美優 深谷美歩 菊地美香
【演出】稲葉賀恵(文学座)
【脚本】オノマリコ(趣向)
【音楽】オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)
舞台監督:今泉馨(P.P.P.)
照明:阪口美和(文学座)
音響:鏑木知宏
美術:角浜有香
映像プランナー:松澤延拓
スタイリスト:岡本華菜子
メイク:アカミネムツキ
スチールヘアメイクアシスタント:渡邊美和
演出助手:平戸麻衣
演出部:松井桃子(P.P.P.)
音響オペレーター:若林なつみ (opQ)
現場制作:
古河聰(Ask)
坂本健(VACAR)
大倉和馬(VACAR)
大道具: 竹内智史(株式会社俳優座劇場舞台美術部)
振付監修: 下道純一
スチール: 大参久人
宣伝デザイン・パンフレット: ハラシンジ
パンフレットライター: 小波津遼子
PR協力: あたそ
【発売日】2017/03/06
全席指定6900円(税込)
※未就学児入場不可。
http://noraonna-stage.jp/

※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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