福島県立ふたば未来学園高校演劇部『数直線』02/04-05アトリエヘリコプター

 2016年度福島県高校演劇コンクールで優秀賞を受賞した、福島県立ふたば未来学園高校演劇部『数直線』の東京公演です。
 ⇒togetterまとめ「ふたば未来学園高校演劇部『数直線』東京公演

※レビューは2018/01/09に公開しました。

≪公演解説≫ 公式サイトより
『数直線』は、福島県立ふたば未来学園高等学校演劇部のオリジナル演劇作品です。部員一人一人が自らの言葉・表現を探りながら、震災・原発事故以降の自分たちを取り巻く状況をテーマに取り組み、この作品は2016年度福島県高校演劇コンクールで優秀賞を受賞しました。
 この度、初めての東京公演が急遽実現することとなりました。ぜひ多くの皆様にご覧いただきたいと思います。
≪ここまで≫

≪『数直線』の始まり≫
「数直線」の始まりは、ある男子部員がもってきた、数行しかない、いくつかのプロット案の一つでした。それがタイトルになり、脚本の柱に組み込まれ、私達は「数直線」が様々な物事に繋がっているということに気づいていきました。
「数直線」の主人公は、東京からきた少女です。ぜひ東京で上演し、東京に住んでいる方々にサクラと同じような体験をしていただきたいと考えています。また、私達が感じた「数直線」の数々の繋がりを、劇中だけでなく普段の生活の中でも発見していただけると幸いです。
東京で一発かますぜ卍
出雲優花(演劇部部長/ふたば未来学園高校2年)
≪ここまで≫

≪『数直線』東京公演に寄せて≫
福島 と聞いて何が浮かびますか
私たちの殆どは震災に関することです
5年も経ってるんだ 震災は終わった という人がいるかもしれません
そう考えてもいいと思います
しかし今もまだ解決していないものがあります
また 震災があったという事実と未だに向き合う事ができない人もいます
震災を起点に確実に何か人生に変化があったと思います
親にさえ無意識に話すことがなかったことを
自分たちがやりたいものは何かと
上演するまでに持ってきました
今 私たちは福島県双葉郡広野町のふたば未来学園 にいます

みなさんは 福島 と聞いて何を思い浮かべますか
今どこにいますか
佐藤美羽(脚本・演出/ふたば未来学園高校2年)
≪ここまで≫

 ここからネタバレします。

 東日本大震災から今までの時間を数直線にしたとして、今、自分がどこにいるのか。生徒の皆さんはそれぞれの点に立っていました。時間が止まったままの人もいるし、未来へと目を向けている人もいるし。グラデーションがあって、それぞれに豊かであると一目瞭然でした。

 アンケートに「福島県の印象が変わりましたか?」という意味の質問がありました。はい、私の印象は変わりました。誰も見たことがない、予想もしたことがない未来が生まれる場所なのだと思いました。

出演:松田咲良 関根颯姫 鶴飼美桜 石井美有 出雲優花 日下雄太 今野榛乃 鈴木章浩 齊藤篤 池田野花 鈴木隆斗 猪狩伊吹 青木壱成
原案:ふたば未来学園高校演劇部
構成:佐藤美羽 日下雄太 出雲優花
演出・舞台監督:佐藤美羽
音響:青山麗 日下雄太
照明:横澤奈央
制作・技術協力(東京公演):青年団
企画制作・主催:ふたば未来学園高等学校
協力:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 アトリエヘリコプター
チケット発売日 2017年1月17日(火)
入場無料(要予約)
http://www.komaba-agora.com/play/5303
https://twitter.com/futamiradrama

※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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