【メルマガ号外】葛河思潮社『浮標(ぶい)』再々演

浮標チラシ
浮標チラシ

 葛河思潮社『浮標(ぶい)』再々演
 ≪神奈川、愛知(豊橋)、兵庫、三重、福岡(北九州)、佐賀、東京≫
  08/04-07 KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ
  09/02-04に世田谷パブリックシアターでの東京公演あり!
 ※公演詳細はこちら
 ⇒CoRich舞台芸術!『浮標(ぶい)

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 ロビーで文庫本の戯曲が販売されていました。再演時に発売されたようで、長塚圭史さんが寄稿されています。三好十郎さんの「あとがき」も掲載。

三好十郎 II 浮標(ぶい) (ハヤカワ演劇文庫)
三好 十郎
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 “しのぶの演劇レビュー” 号外 Vol.64  2016.08.05 2,360部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪

★★ 号 外 ★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◎葛河思潮社『浮標(ぶい)』再々演
  08/04-07 KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ
  ≪神奈川、愛知(豊橋)、兵庫、三重、福岡(北九州)、佐賀、東京≫
  ☆出演(戯曲配役順):田中哲司 原田夏希 佐藤直子 谷田歩
    木下あかり 池谷のぶえ 山崎薫(崎は立つ崎) 柳下大
    長塚圭史 中別府葵 菅原永二 深貝大輔
   作:三好十郎 演出:長塚圭史
    http://www.kuzukawa-shichosha.jp/bui/

 ◎観劇後のコメント◎

  『浮標』は1940年に書かれた三好十郎さん(1958年没)の戯曲です。
  長塚圭史さんが立ち上げた葛河思潮社という団体が、長塚さんの演出で
  2011年と2012年に上演し、今回が3度目です。

  実は私、2011年と2012年の両方で、メルマガ号外↓を発行しています!
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0118155108.html
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0924235942.html
  あらすじなどは以前の号外をお読みいただけたらと思います。
  2012年の公演では「再演舞台を観て語らう夕べ」↓を開催しました。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/1005224748.html

  上演時間が4時間(休憩2回込み)という大作を、5年間に3度も上演。
  主催者の強い意志が感じ取れます。(パンフレットをお読みください!)
  なんと、(私事ですが)3度ともメルマガ号外を出すレベルの感動…!
  涙流れ過ぎで、お化粧が完全に落ちてしまいました…ハンカチ必携!

  主人公である画家の久我五郎を演じるのは田中哲司さん。
  3度目の五郎役は、舞台上で自由に、楽しんで存在しているよう。
  どっしりとした安定感を保ちつつ足取り軽やかで、感情の変容も鮮やか。

  結核を患う妻、美緒役を演じるのは『浮標』初出演の原田夏希さん。
  今までで一番、役の実年齢に近いせいもあってか、優秀で活発な
  若い女性が死と向き合う様が、より悲壮で残酷で、美しく見えました。

  長塚さんはこのお芝居の舞台が「現代」であることを重視し、
  俳優はあくまでも今を生きている人として存在しています。
  演技もスタッフワークも円熟の域。再々演の恵みですね。

  五郎は病床の美緒に、万葉の歌をよく読み聞かせます。
  戯曲が書かれた約75年前と、2016年の現在、そして約1300年前が
  同時に重なって存在する重層性は、演劇ならではの特別な体験です。
  時空を超えるアトラクションと言ってもいいと思います。

  今回は若い俳優の健康的な肉体と、彼らが持つ長い未来の時間が、
  戦争と死というほぼ正反対のものと、見事に対比されていました。
  命、つまり生きるということを、全方位から描く傑作です。
  五郎が言うには、命は貪欲で、恐しく執念深い。
  そんな命が発する光を、自分の中に見つけられる演劇だと思います。
  あとは…そうだ、今回が今までで一番セクシーでした♪

  パンフレット(1200円)がとても充実しています。長塚さんの
  熱い思いのこもった、とても凝った構成の文章に泣き笑い。
  プロデューサーの伊藤達哉さんの、劇場空間についてのお考えに
  至極共感しました。井上ひさしさんの言葉↓に通じると思います。
  「ユートピアは劇場にしかない」
   http://shinobutakano.com/2015/12/16/953/
  パンフレットの最後に三好十郎さんの後書きあり。これが凄い!

  ※上演時間:約4時間(途中10分の休憩を2回含む)
   私は長いとは感じませんでした。むしろ長かったからこそ、
   登場人物たちと、つまり目の前にいる俳優たちと一緒に、
   大切に、『浮標』の時間をたっぷりと味わえたように思います。
   休憩時間は席を立ってリラックスすることをお勧めします(笑)。

 【記事など】

  【稽古場見学】葛河思潮社『浮標(ぶい)』の稽古場
   (ゴーチ・ブラザーズ新スタジオ)に伺いました
   http://shinobutakano.com/2016/07/21/2500/
   ※今までと今回の3回分の配役表あり。

  戯曲は青空文庫↓で公開されています。
   http://www.aozora.gr.jp/cards/001311/files/49776_36893.html

  「田中哲司・原田夏希の夫婦愛に満ちた2人の戦争『浮標』」
   https://www.favclip.com/article/detail/5660496208330752

  【Report】 舞台「浮標(ぶい)」が最終通しげいこ、
   役者陣の繊細な演技光る(2016)
   http://blog.livedoor.jp/andyhouse777/archives/66224758.html

  『浮標』が大好きな三人によるビフォアトークイベント・映像公開
   https://twitter.com/kuzukawa_info/status/759629942053187584

  山崎薫(崎は立つ崎)オフィシャルブログ「『浮標』初日!!」
   http://ameblo.jp/kaoru-yamazaki-we/entry-12187321717.html

 【神奈川公演のチケット情報】

   全席指定
   一般:6,500円 U-25:4,000円 高校生以下:2,000円

 【神奈川公演のお問い合わせ】

  ゴーチ・ブラザーズ
   03-6809-7125(平日10:00~18:00)

  ※他の公演については各劇場、主催者にお問い合わせください。
   http://www.kuzukawa-shichosha.jp/bui/kouen

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 ◆ 【編集後記】
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   http://shinobutakano.com/2016/06/25/2279/

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 ◎2015年5月に「ダルカラードポッドキャスト」に出演しました!
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0528091621.html
  約15年のご縁になる谷 賢一さんと我が家でおしゃべりしました。
  1時間ありますので、通勤・通学中などにお楽しみいただければ♪
  (音源が消えています。いずれ復活予定。)

 ◎wonderlandに私のインタビュー記事↓が掲載されました(2015年2月)。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0318152052.html
  2013年9月の東大生によるインタビュー↓もよかったらどうぞ。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1120155340.html

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葛河思潮社 第五回公演『浮標(ぶい)』
≪神奈川、愛知(豊橋)、兵庫、三重、福岡(北九州)、佐賀、東京≫
出演(戯曲配役順):田中哲司 原田夏希 佐藤直子 谷田歩 木下あかり 池谷のぶえ 山﨑薫 柳下大
長塚圭史 中別府葵 菅原永二 深貝大輔
作:三好十郎 演出:長塚圭史
術:二村周作
照明:小川幾雄 山崎哲也
音響:加藤温
衣裳:山田いずみ
ヘアメイク:河村陽子
歌唱指導:門司肇
演出助手:山田美紀
舞台監督:福澤諭志
宣伝美術:BLOCK BUSTER NO DESIGN
写真:篠山紀信
Webサイト:matium
広報:吉田プロモーション
動画:飯田裕幸(レステック)
文:清田隆之
票券:小島侑香里
制作助手:涌井恵美子
制作:藤井良一 三浦瞳
プロデューサー:伊藤達哉
企画・製作:葛河思潮社
全席指定 一般:6,500円 U-25:4,000円 高校生以下:2,000円
http://www.kuzukawa-shichosha.jp/bui/

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